35 / 441
本編
-35- 胴慾を隠す アレックス視点**
しおりを挟む
「……っん」
レンの様子を注視しながら、ゆっくりと引き出していく。
時折眉を顰めて唇を震わせ、耐えるように鼻から小さく息を漏らしている。
必要なこととはいえ、神聖なものを壊しているような背徳感にかられる。
やっぱ、うつ伏せにしないで正解だったようだ。
けっして可愛い顔が見えるからじゃないからな?…可愛いのは否定しないが。
1つ、2つ…ああ、やっぱ思っていたとおり、少しずつ玉の大きさは小さくなっていく。
これなら、残りの負担も少なくすむだろう。
そう思っていると、3つ目がでたところでレンの様子に変化があった。
双丘の狭間にある小さくて可愛い尻の穴がぱくぱくと開閉を繰り返している。
まるで向かい入れてるかのようなその律動に思わず手が止まる。
このまま手を離したら、逆に引き込みそうだ。
意志とは別なんだろうし、やりたくてやってるわけじゃなさそうだ。
現に、レンの双眼は、酷く戸惑いの色を浮かべている。
「…っ続けて大丈夫か?もうちょっとだから頑張れ」
「うん……っんーーー!!」
小さく頷くレンを確認してから、再度手を進めると、予想に反してずるっとひも状の細い連環が出てきた。
玉が出てくる様子もない、なんだこれ、こんなん腹の中に入ってて本当に何ともないのか?
びっしりと術式が施してあり、青白く発光する気色悪い紐は、引っ張っれど引っ張れど顔を出す。
マジでグロい魔道具だ。
表面の刺激が強いのか、レンが辛そうな、それでも何か感じるところがあるのか、先とは違う可愛い声があがる。
紐は……まだ続く。
「っ?なんだこれ……まだ出てくるのか?」
「ふううう……、アレックス?まだ?もう、やだ……っあっ!」
ようやくといったような、引っ掛かりがあった。
レンも、中でなにか感じ取ったんだろう。小さく声をあげると同時、綺麗なつま先を丸めた。
吐精するときの様な可愛いその様子に、思わず息が詰まる。
あー、すげー可愛い。
……わかってる、レンが辛いときになに阿保なこと思い出してるんだってわかってる。
けど、しかたないだろ?
『アレックス?まだ?もう、やだ』とか、可愛い顔で言われてみろ?くるもんもあるんだ。
表に出さないだけ、及第点…、や、合格点だろ。
「っ…あとひとつみたいだな、出してくぞ」
ゆっくりと引っ張ると、かなり抵抗感がある。
大丈夫か?これ……、レンは?と白く艶やかな尻から視線をはずし再び様子を伺う。
痛がったりはしてないが、ずいぶんと戸惑った表情を載せている。
ふ、と花の芳香を含む甘い蜂蜜の匂いが広がった。
手元に視線を向ければ、てらりと蜜をこぼしている。
あー、すげーな、こんなになんのか。
『神器の穴は、居心地もその濡れ具合も、女の穴よりずっと素晴らしい』
クソみたいな感想を聞いてはいたが……そうか。
女の穴ってのが俺にはどれほどのもんだかは知らない。
だが、あのクソみたいな感想に共感している低劣な俺がいる。
白く滑らかな肌を滑って、あふれ出てくる透明な蜜が、夕日に照らされて黄金色に光って見える。
ああ、蜜に群がる蜂ってのは、こんな気分なのだろうか。
口づけたい衝動を抑えて、手元に集中する。
「ま、待って!アレックス、汚い、汚いから!」
急にレンから焦ったような声が聞こえてきてその手を止める。
?どうしたんだ、汚くはないだろ?
「汚くないだろ?」
「うそつかないでよ、汚いよ!」
?うーん…なんだ、可愛いが、すげー泣きそうな顔だ。
レンにとっては、射精したもんより蜜のほうが汚いのか?
そういや、汚しちゃったとかいって謝ってきたな。
基準がわからんが、すごい抗いようだ。
別に暴れてるわけじゃないし、今も体勢はちゃんと膝の裏に手を回してちゃんと足を抱えてはいるが、
このまま進めるわけにはいかなくなった。
俺がしっかり否定すれば、わかってくれるだろうか?
汚くないし、むしろ、綺麗でそそる。
口づけ、残らず味わいたいほどに、ぶっとんだ考えをさせられるくらいに綺麗で、、、魅力的だ。
そんな変態じみたことは口が裂けても言えないが。
「汚くない」
レンの大きくて黒い瞳をしっかりととらえて言葉にすると、みるみると顔がゆがんでいく。
おいおい、マジでどうした?
「だってっ……うんち流れてる……っふ……、汚いから、、、」
そうきたか。
こうなることも知らされていないのか。
「あー…これは、うんこじゃない」
「うそ、だってお尻から出てる」
知らされていないようだ。
「尻から出ててもうんこじゃない。ペリエの実食ったんだろ?だからだ」
「え……?うんちじゃないの?」
きょとんとした表情がまた可愛い。
てか、うんち、か。
そんな言い方するやつ周りにいなかったな、やっぱ可愛い。
「違う。俺もそこまで詳しく知らないけど、ペリエの実を食べた神器様ってのは1時間もすれば尻の穴が産道にもなる。
腹の中に膜が出来て、その産道の入り口は閉じたり開いたりするらしい。
だから、これは…うんちじゃなくてその膜から出てる、ゼリーみたいなもんだ」
俺がうんち言っても全くもって可愛くないな。
当たり前だが。
だが、まぁ、うんちうんこ言い直すのもあれだ。
それに、レンが言った言葉をちゃんと否定するならば、ここは合わせたほうが効果的だろう。
「そ、うなの?うんちじゃない?」
「うんちじゃないし、汚くない。臭くないだろ?」
むしろ、すげーそそる良い匂いなんだが、そんなことは言えない。
「あ……そっか、うん、臭くない」
「な?だから汚くない」
よし、納得したみたいだ。
まだ戸惑いはあるものの、それは自分の体の変化に対する戸惑いに思えた。
「じゃ、続けるぞ」
「最後の、すごくおっきい気がする」
たしかに、レンが言うように抵抗感があるし、デカそうだ。
けど、だからこそ体ん中に入れたままってわけにはいかない。
大きさが大きいからっていう理由だけじゃない。
通常、術式や魔法の付与っていうのは、質の良さと大きさに比例する。
デカいものなら多くの量の術式が施せるし、質が良けりゃ強いもんが付与できる。
ここは、とにかく安心させて、出来る限り早めに取り除かないとだめだろ。
「…っ、でかくても抜くぞ。それとも痛いのか?」
「ううん、痛くない」
「今なら産道が開いてるから、多少でかくとも抜けるはずだ。大丈夫だから、力抜け」
出来る限り優しく言い聞かせるように、慎重に言葉に乗せる。
ふだん、こんなに気を配ったためしなんてない。
「わかった。アレックスを信じる」
あーやばい。語源が阿呆みたいに欠落してるが、やばい、の一言だ。
全面的に信頼を寄せる瞳でそう応えられて、舞い上がり歓喜する。
脳内で、俺に向かって数人の小さな天使が、良かったね良かったねと、拍手を送っている。
あーくっそ、マジで可愛い。
これがレンの通常運転なんだろうが、こんなあけすけで大丈夫なのか?
や、もう、それひっくるめて、可愛い、に尽きるんだが。
「っ…そうしてくれ」
俺は、現実に戻れと己を叱咤し、なんとか返事をした。
レンの様子を注視しながら、ゆっくりと引き出していく。
時折眉を顰めて唇を震わせ、耐えるように鼻から小さく息を漏らしている。
必要なこととはいえ、神聖なものを壊しているような背徳感にかられる。
やっぱ、うつ伏せにしないで正解だったようだ。
けっして可愛い顔が見えるからじゃないからな?…可愛いのは否定しないが。
1つ、2つ…ああ、やっぱ思っていたとおり、少しずつ玉の大きさは小さくなっていく。
これなら、残りの負担も少なくすむだろう。
そう思っていると、3つ目がでたところでレンの様子に変化があった。
双丘の狭間にある小さくて可愛い尻の穴がぱくぱくと開閉を繰り返している。
まるで向かい入れてるかのようなその律動に思わず手が止まる。
このまま手を離したら、逆に引き込みそうだ。
意志とは別なんだろうし、やりたくてやってるわけじゃなさそうだ。
現に、レンの双眼は、酷く戸惑いの色を浮かべている。
「…っ続けて大丈夫か?もうちょっとだから頑張れ」
「うん……っんーーー!!」
小さく頷くレンを確認してから、再度手を進めると、予想に反してずるっとひも状の細い連環が出てきた。
玉が出てくる様子もない、なんだこれ、こんなん腹の中に入ってて本当に何ともないのか?
びっしりと術式が施してあり、青白く発光する気色悪い紐は、引っ張っれど引っ張れど顔を出す。
マジでグロい魔道具だ。
表面の刺激が強いのか、レンが辛そうな、それでも何か感じるところがあるのか、先とは違う可愛い声があがる。
紐は……まだ続く。
「っ?なんだこれ……まだ出てくるのか?」
「ふううう……、アレックス?まだ?もう、やだ……っあっ!」
ようやくといったような、引っ掛かりがあった。
レンも、中でなにか感じ取ったんだろう。小さく声をあげると同時、綺麗なつま先を丸めた。
吐精するときの様な可愛いその様子に、思わず息が詰まる。
あー、すげー可愛い。
……わかってる、レンが辛いときになに阿保なこと思い出してるんだってわかってる。
けど、しかたないだろ?
『アレックス?まだ?もう、やだ』とか、可愛い顔で言われてみろ?くるもんもあるんだ。
表に出さないだけ、及第点…、や、合格点だろ。
「っ…あとひとつみたいだな、出してくぞ」
ゆっくりと引っ張ると、かなり抵抗感がある。
大丈夫か?これ……、レンは?と白く艶やかな尻から視線をはずし再び様子を伺う。
痛がったりはしてないが、ずいぶんと戸惑った表情を載せている。
ふ、と花の芳香を含む甘い蜂蜜の匂いが広がった。
手元に視線を向ければ、てらりと蜜をこぼしている。
あー、すげーな、こんなになんのか。
『神器の穴は、居心地もその濡れ具合も、女の穴よりずっと素晴らしい』
クソみたいな感想を聞いてはいたが……そうか。
女の穴ってのが俺にはどれほどのもんだかは知らない。
だが、あのクソみたいな感想に共感している低劣な俺がいる。
白く滑らかな肌を滑って、あふれ出てくる透明な蜜が、夕日に照らされて黄金色に光って見える。
ああ、蜜に群がる蜂ってのは、こんな気分なのだろうか。
口づけたい衝動を抑えて、手元に集中する。
「ま、待って!アレックス、汚い、汚いから!」
急にレンから焦ったような声が聞こえてきてその手を止める。
?どうしたんだ、汚くはないだろ?
「汚くないだろ?」
「うそつかないでよ、汚いよ!」
?うーん…なんだ、可愛いが、すげー泣きそうな顔だ。
レンにとっては、射精したもんより蜜のほうが汚いのか?
そういや、汚しちゃったとかいって謝ってきたな。
基準がわからんが、すごい抗いようだ。
別に暴れてるわけじゃないし、今も体勢はちゃんと膝の裏に手を回してちゃんと足を抱えてはいるが、
このまま進めるわけにはいかなくなった。
俺がしっかり否定すれば、わかってくれるだろうか?
汚くないし、むしろ、綺麗でそそる。
口づけ、残らず味わいたいほどに、ぶっとんだ考えをさせられるくらいに綺麗で、、、魅力的だ。
そんな変態じみたことは口が裂けても言えないが。
「汚くない」
レンの大きくて黒い瞳をしっかりととらえて言葉にすると、みるみると顔がゆがんでいく。
おいおい、マジでどうした?
「だってっ……うんち流れてる……っふ……、汚いから、、、」
そうきたか。
こうなることも知らされていないのか。
「あー…これは、うんこじゃない」
「うそ、だってお尻から出てる」
知らされていないようだ。
「尻から出ててもうんこじゃない。ペリエの実食ったんだろ?だからだ」
「え……?うんちじゃないの?」
きょとんとした表情がまた可愛い。
てか、うんち、か。
そんな言い方するやつ周りにいなかったな、やっぱ可愛い。
「違う。俺もそこまで詳しく知らないけど、ペリエの実を食べた神器様ってのは1時間もすれば尻の穴が産道にもなる。
腹の中に膜が出来て、その産道の入り口は閉じたり開いたりするらしい。
だから、これは…うんちじゃなくてその膜から出てる、ゼリーみたいなもんだ」
俺がうんち言っても全くもって可愛くないな。
当たり前だが。
だが、まぁ、うんちうんこ言い直すのもあれだ。
それに、レンが言った言葉をちゃんと否定するならば、ここは合わせたほうが効果的だろう。
「そ、うなの?うんちじゃない?」
「うんちじゃないし、汚くない。臭くないだろ?」
むしろ、すげーそそる良い匂いなんだが、そんなことは言えない。
「あ……そっか、うん、臭くない」
「な?だから汚くない」
よし、納得したみたいだ。
まだ戸惑いはあるものの、それは自分の体の変化に対する戸惑いに思えた。
「じゃ、続けるぞ」
「最後の、すごくおっきい気がする」
たしかに、レンが言うように抵抗感があるし、デカそうだ。
けど、だからこそ体ん中に入れたままってわけにはいかない。
大きさが大きいからっていう理由だけじゃない。
通常、術式や魔法の付与っていうのは、質の良さと大きさに比例する。
デカいものなら多くの量の術式が施せるし、質が良けりゃ強いもんが付与できる。
ここは、とにかく安心させて、出来る限り早めに取り除かないとだめだろ。
「…っ、でかくても抜くぞ。それとも痛いのか?」
「ううん、痛くない」
「今なら産道が開いてるから、多少でかくとも抜けるはずだ。大丈夫だから、力抜け」
出来る限り優しく言い聞かせるように、慎重に言葉に乗せる。
ふだん、こんなに気を配ったためしなんてない。
「わかった。アレックスを信じる」
あーやばい。語源が阿呆みたいに欠落してるが、やばい、の一言だ。
全面的に信頼を寄せる瞳でそう応えられて、舞い上がり歓喜する。
脳内で、俺に向かって数人の小さな天使が、良かったね良かったねと、拍手を送っている。
あーくっそ、マジで可愛い。
これがレンの通常運転なんだろうが、こんなあけすけで大丈夫なのか?
や、もう、それひっくるめて、可愛い、に尽きるんだが。
「っ…そうしてくれ」
俺は、現実に戻れと己を叱咤し、なんとか返事をした。
24
お気に入りに追加
1,079
あなたにおすすめの小説
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
僕の兄は◯◯です。
山猫
BL
容姿端麗、才色兼備で周囲に愛される兄と、両親に出来損ない扱いされ、疫病除けだと存在を消された弟。
兄の監視役兼影のお守りとして両親に無理やり決定づけられた有名男子校でも、異性同性関係なく堕としていく兄を遠目から見守って(鼻ほじりながら)いた弟に、急な転機が。
「僕の弟を知らないか?」
「はい?」
これは王道BL街道を爆走中の兄を躱しつつ、時には巻き込まれ、時にはシリアス(?)になる弟の観察ストーリーである。
文章力ゼロの思いつきで更新しまくっているので、誤字脱字多し。広い心で閲覧推奨。
ちゃんとした小説を望まれる方は辞めた方が良いかも。
ちょっとした笑い、息抜きにBLを好む方向けです!
ーーーーーーーー✂︎
この作品は以前、エブリスタで連載していたものです。エブリスタの投稿システムに慣れることが出来ず、此方に移行しました。
今後、こちらで更新再開致しますのでエブリスタで見たことあるよ!って方は、今後ともよろしくお願い致します。
だからその声で抱きしめて〖完結〗
華周夏
BL
音大にて、朱鷺(トキ)は知らない男性と憧れの美人ピアノ講師の情事を目撃してしまい、その男に口止めされるが朱鷺の記憶からはその一連の事は抜け落ちる。朱鷺は強いストレスがかかると、その記憶だけを部分的に失ってしまう解離に近い性質をもっていた。そしてある日、教会で歌っているとき、その男と知らずに再会する。それぞれの過去の傷と闇、記憶が絡まった心の傷が絡みあうラブストーリー。
《深谷朱鷺》コンプレックスだらけの音大生。声楽を専攻している。珍しいカウンターテナーの歌声を持つ。巻くほどの自分の癖っ毛が嫌い。瞳は茶色で大きい。
《瀬川雅之》女たらしと、親友の鷹に言われる。眼鏡の黒髪イケメン。常に2、3人の人をキープ。新進気鋭の人気ピアニスト。鷹とは家がお隣さん。鷹と共に音楽一家。父は国際的ピアニスト。母は父の無名時代のパトロンの娘。
《芦崎鷹》瀬川の親友。幼い頃から天才バイオリニストとして有名指揮者の父と演奏旅行にまわる。朱鷺と知り合い、弟のように可愛がる。母は声楽家。
ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。
貧乏Ωの憧れの人
ゆあ
BL
妊娠・出産に特化したΩの男性である大学1年の幸太には耐えられないほどの発情期が周期的に訪れる。そんな彼を救ってくれたのは生物的にも社会的にも恵まれたαである拓也だった。定期的に体の関係をもつようになった2人だが、なんと幸太は妊娠してしまう。中絶するには番の同意書と10万円が必要だが、貧乏学生であり、拓也の番になる気がない彼にはどちらの選択もハードルが高すぎて……。すれ違い拗らせオメガバースBL。
エブリスタにて紹介して頂いた時に書いて貰ったもの
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる