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本編
-27- 貞操具の破壊**
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排泄にも似た、でもそうじゃない、凄く、凄く変な感じだ。
他に何か言いようがない、変な感じ、としか。
痛くない、痛くはないけど、内側の壁が擦れるのがわかるし、お尻の穴がひくひくするしお腹もムズムズする。
「……っ思ったより、デカいな」
「え……」
「や、痛くないか?」
「うん、痛くないけど、変な感じ」
自分じゃ見れないから、アレックスが言うデカいがどれくらいの大きさかわからないし、この体勢だと触って確かめることもできない。
「そうか。じゃ、少しずつ出してくぞ。……それとも、このまま持ってるから、少し自分で力んでみるか?」
「え?」
「踏ん張ってみるかってこと」
「?」
「あー…だから、なんつーか、うんこするときみたいに自分で出してみるかってこと」
「っ?!」
自分で?なんで?!
自分で出すの?踏ん張って?その方が大変で恥ずかしくない?
え、どうなんだろう?こういうのって出してもらうものなんじゃなくて、普通自分で出すものなのかな?
わかんない、わかんないけど、自分で出してそれを見られてる方が僕的にはなんかもっと恥ずかしい!
「……アレックスが引っ張って」
「っわかった。……そんな顔すんな、揶揄ってるわけじゃないし、やるのが嫌なわけでもないからな?」
そんな顔ってどんな顔だろうって思ったけれど、羞恥で涙がでそうだったから、泣きそうになるなってことだろうな。
でもなんでそんなこと言ったんだろう?
そう思ったけれど、アレックスが言った意味が、すぐに分かった。
ぽこり、またぽこり。
まあるい玉がお尻の穴から出ていくのがわかる。
お尻の穴が、広げられて閉じる、また広げられて、閉じる。
そのたびにお腹のなかの壁が摩擦で痺れる。
「んん、……あー……」
ああ、そうか。前もだけれど、後ろもだ。
自分から排泄することはあっても、何かを引っ張られて出されることなんてない。
だから、お尻の穴が自分の意志とは関係なく広がったり閉じたりするのなんか初めてで変になるんだ。
間隔がだんだん狭まる。大きさが小さくなってるんだろうけれど、だからこそ頭ではわかっていても体がついていかなくて
僕のお尻の穴がひくひく痙攣しちゃう。
「ふううっ……」
耐えきれなくて、お腹とお尻がきゅうっと力が入るとアレックスの手が止まった。
「一回休むか……辛いだろ」
あとどれくらいだろう?
「あと何個?」
「あー…たぶん、あと4つか、5つくらい」
そう言いながら、アレックスが腰の間にあったクッションを抜いてくる。
抱えていた手をおろして、両足がベットにつくと少しだけほっとした。
や、まだ全然途中なんだけど。
でも、えー……そんなにお尻の穴に入ったままだったの?
違和感は確かにあったけど、今もあるけど。
でも、そんなに入ってるとは思ってなかったよ。
「そんなに入ってるの?」
「玉にもひとつひとつ術式が組まれてるから、なんかあんだろな。
こんなん体の中に入れるもんじゃねーから、ちょっと休んだらまた頑張るぞ」
「うん」
どんなのが埋まってるのかは、僕の位置からじゃよく見えない。眉根を寄せて不快感を露わにしたアレックスの顔はかなり厳しい表情だった。
でも、貞操具から視線を外して僕を見るその目は、凄く優しくなった。
ああ、そういえば、さっきであってすぐの時に、怒ってる怒ってないのやりとりがあったけど、あれ、本当に僕に対して怒ってなかったんだなと思う。
でも、本当にアレックスは大人だ。
こんな面倒なこと、僕のペース見ながらやってくれるんだもん。
いくつなんだろう?若く見えるけれど、領主様なんだよね?
「アレックスは何歳なの?」
「ん?あー、もう28だ。レンからしたら、もうおっさんだな」
「そんなことないよ?若く見えるけれど、領主様って言ってたから何歳かな?って思っただけ」
「そっか」
自嘲的に笑うから、アレックスにとって年齢は気になるところだったのかな?
でも28歳かあ。おっさんじゃないけれど、僕より9つも上だから大人だって思うのも仕方ないのかな。
アレックス、僕のこと上手にあやしてる気がするし。
恋愛対象には……なんないんだろうな。
そう思ったら、なんだか胸の奥がぎゅっと痛くなった。
まずい、このままだとアレックスを好きになっちゃう。
どうしようか、とアレックスを見ると、エメラルド色の目とかち合う。
ああ、綺麗だなあ。
「そろそろ続きいけそうか?」
「うー…頑張る」
「いい子だ」
アレックスがまたクッションを手にする。
それを横目に入れて、言われる前に、僕は自分の両足を開いて膝を抱え込んだ。
他に何か言いようがない、変な感じ、としか。
痛くない、痛くはないけど、内側の壁が擦れるのがわかるし、お尻の穴がひくひくするしお腹もムズムズする。
「……っ思ったより、デカいな」
「え……」
「や、痛くないか?」
「うん、痛くないけど、変な感じ」
自分じゃ見れないから、アレックスが言うデカいがどれくらいの大きさかわからないし、この体勢だと触って確かめることもできない。
「そうか。じゃ、少しずつ出してくぞ。……それとも、このまま持ってるから、少し自分で力んでみるか?」
「え?」
「踏ん張ってみるかってこと」
「?」
「あー…だから、なんつーか、うんこするときみたいに自分で出してみるかってこと」
「っ?!」
自分で?なんで?!
自分で出すの?踏ん張って?その方が大変で恥ずかしくない?
え、どうなんだろう?こういうのって出してもらうものなんじゃなくて、普通自分で出すものなのかな?
わかんない、わかんないけど、自分で出してそれを見られてる方が僕的にはなんかもっと恥ずかしい!
「……アレックスが引っ張って」
「っわかった。……そんな顔すんな、揶揄ってるわけじゃないし、やるのが嫌なわけでもないからな?」
そんな顔ってどんな顔だろうって思ったけれど、羞恥で涙がでそうだったから、泣きそうになるなってことだろうな。
でもなんでそんなこと言ったんだろう?
そう思ったけれど、アレックスが言った意味が、すぐに分かった。
ぽこり、またぽこり。
まあるい玉がお尻の穴から出ていくのがわかる。
お尻の穴が、広げられて閉じる、また広げられて、閉じる。
そのたびにお腹のなかの壁が摩擦で痺れる。
「んん、……あー……」
ああ、そうか。前もだけれど、後ろもだ。
自分から排泄することはあっても、何かを引っ張られて出されることなんてない。
だから、お尻の穴が自分の意志とは関係なく広がったり閉じたりするのなんか初めてで変になるんだ。
間隔がだんだん狭まる。大きさが小さくなってるんだろうけれど、だからこそ頭ではわかっていても体がついていかなくて
僕のお尻の穴がひくひく痙攣しちゃう。
「ふううっ……」
耐えきれなくて、お腹とお尻がきゅうっと力が入るとアレックスの手が止まった。
「一回休むか……辛いだろ」
あとどれくらいだろう?
「あと何個?」
「あー…たぶん、あと4つか、5つくらい」
そう言いながら、アレックスが腰の間にあったクッションを抜いてくる。
抱えていた手をおろして、両足がベットにつくと少しだけほっとした。
や、まだ全然途中なんだけど。
でも、えー……そんなにお尻の穴に入ったままだったの?
違和感は確かにあったけど、今もあるけど。
でも、そんなに入ってるとは思ってなかったよ。
「そんなに入ってるの?」
「玉にもひとつひとつ術式が組まれてるから、なんかあんだろな。
こんなん体の中に入れるもんじゃねーから、ちょっと休んだらまた頑張るぞ」
「うん」
どんなのが埋まってるのかは、僕の位置からじゃよく見えない。眉根を寄せて不快感を露わにしたアレックスの顔はかなり厳しい表情だった。
でも、貞操具から視線を外して僕を見るその目は、凄く優しくなった。
ああ、そういえば、さっきであってすぐの時に、怒ってる怒ってないのやりとりがあったけど、あれ、本当に僕に対して怒ってなかったんだなと思う。
でも、本当にアレックスは大人だ。
こんな面倒なこと、僕のペース見ながらやってくれるんだもん。
いくつなんだろう?若く見えるけれど、領主様なんだよね?
「アレックスは何歳なの?」
「ん?あー、もう28だ。レンからしたら、もうおっさんだな」
「そんなことないよ?若く見えるけれど、領主様って言ってたから何歳かな?って思っただけ」
「そっか」
自嘲的に笑うから、アレックスにとって年齢は気になるところだったのかな?
でも28歳かあ。おっさんじゃないけれど、僕より9つも上だから大人だって思うのも仕方ないのかな。
アレックス、僕のこと上手にあやしてる気がするし。
恋愛対象には……なんないんだろうな。
そう思ったら、なんだか胸の奥がぎゅっと痛くなった。
まずい、このままだとアレックスを好きになっちゃう。
どうしようか、とアレックスを見ると、エメラルド色の目とかち合う。
ああ、綺麗だなあ。
「そろそろ続きいけそうか?」
「うー…頑張る」
「いい子だ」
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それを横目に入れて、言われる前に、僕は自分の両足を開いて膝を抱え込んだ。
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