189 / 196
本編
-189- 髪紐と付与*
しおりを挟む
昨夜の宣言通り、朝食はフレンチトーストだった。
あ、フレンチトーストとはいわねーんだっけ、パンペルデュな、パンペルデュ。
新鮮なミルクと卵と蜂蜜をたっぷり使っただろうそれはすげー美味くて、また食べたいと思っちまった。
しっとりしてるのに、プリンのようなふるふるの弾力もあって、バターの香りと少しの塩気がこれまた絶妙なハーモニーを醸し出していた。
これ、本来は、貴族様の食べるもんじゃないらしい。
乾いちまったパンを美味しく食べる方法で、元々は賄い扱いの料理だったようだ。
甘くもなかったらしい。
そこに砂糖や蜂蜜やらをぶち込んで甘くしたもんが富裕層のカフェ店で流行って、貴族にも広がった。
流行りもんは全てお貴族様から広がるもんかと思っていたが、そうでも無いようだな。
ソフィアが言っていたように、オリバーも美味しそうに食べていた。
ただ、付け合せの温サラダはあまりお気に召さなかったようだ。
まあ、生よりは良いらしい。
人参もブロッコリーもちゃんと香りと甘みがあって美味いんだけどなあ。
さて、今日こそ作るぞ、と意気込んで、おはぎと共に自室にこもった。
何を作るかってのは、俺とオリバーのお揃いの髪紐だ。
忘れたわけじゃ無かったんだが、優先出来なかった、というのが正しい。
「俺のはさ、別になんも付与しなくても良いかなって思うんだよな。おはぎのがあるからさ、逆に邪魔になりそうで」
おはぎの加護は、強力な守りの付与がなされているお守りで、むかーしむかしの聖樹の化石から作られたもんらしく、今は俺の中にある。
不発なんてことはないだろう。
むしろ、下手に俺が髪紐に付与しちまうと、その発動の妨げになりそうだ。
「だから、付与はオリバーのだけにしようと思うんだけどどうだ?」
「アサヒのも!魔法で魔法、隠せる」
「魔法で魔法?あーなるほど、確かに」
確かにおはぎが言うように、おはぎの加護があるからといって、実際発動しちまった時のことを考えたら、その方がいざという時に誤魔化しが効く。
ってことは、俺のも付与した方が良いっつーことだ。
「一粒に一つはいるなら、全部別々の方が良いか」
「入るの、ちょっとだけ」
「ちょっとだけ……」
「ん」
ってことは、ソフィアのお守りみたいなもんは付与出来ねーってことか。
まあ、そうだよな、大きさぜんぜん違うし、石が石だ。
小さな石は左右3つずつつけるわけだから、合計6つ。
6つの魔法付与が出来るってことだ。
よく考えろ。
まず、毒の軽減ってのはオリバーに限って必要ない。
初めて食べるものや外で出されるものについては、好奇心が勝って鑑定がかかるからしい。
今のところこの世界の毒はすべて何らかの植物、またはその植物からの抽出物で出来ているから、うっかり口にしちまった、なんてことにはならねえはずだ。
魔物の場合もあるらしいが、植物の魔物だからオリバーにとっちゃ同じようなもんだ。
……ってそもそもオリバーが外に出る時に一人ってことはもうないはずで、俺と一緒に行動するわけだからそうそう奇襲なぞにあってどうこうなりはしないだろう。
何かあった時のためにも、日々特訓してんだ。
だが、どうこうなりはしないだろうが、傲りは良くないな。
なにかある確率でいや、寧ろ俺が一緒にいない時、家の中とかの方が危険かもしれない。
や、危険って、どんな危険ってなんだよ?
侵入者問題はアレックス様が魔法陣を強化してくれたわけだからそこは問題なくなったし。
実験で爆発……は、ないだろう、や、ありえるか?
オリバーは集中しちまうと、周りが見えない聞こえないっつーことはよくある。
タイラーもソフィアもそこんとこよく分かってるから、今まで見守ってきた。
まあ、その例外は、俺だ。
飯の時に来なければ俺が迎えに行くこともある。
まあ、オリバーが迎えに来ることも多いし、半々な気がする。
兎も角、俺、という存在が、色んな意味でオリバーを動かす鍵になってるようだ。
それはそれで嬉しいだけだから、面倒だとか重いだとかは一切感じない。
今までにないくらい特別で優しい奴だ。
そうそう、昨夜なんかさ、すげーの。
いつもに増して優しかった。
ゆっくり時間をかけるセックスは、嫌いじゃない。
寧ろ、オリバーに限ってだが、好きだ。
や、そんなんされたこと無かったから、新鮮っつーかなんつーか。
ゆっくりなのに、えっろいし、めちゃくちゃ気持ちよかったんだよな、これが。
ガンガンつかなくたって、気持ちいいセックスができるのをはじめて知った。
俺ばっか気持ちいいって訳でもなかったみてーだし、たまには、ああいうのも良いな。
すげー大切にされてるってダイレクトに感じるセックスだった。
『アサヒ』
「……悪い、おはぎ」
いつも真ん丸な目が、ジト目になって俺を見る。
よくオリバーに向ける視線だ。
や、今のは、俺が悪かった。
全く集中出来てなくて、昼間っからえっろいこと考えちまった。
……てか、コレ、おはぎに全部聞こえてんじゃねーか?
いやいや、それはいくらなんでも恥ずいだろ。
「ちゃんと考える」
『集中』
「おう」
あ、フレンチトーストとはいわねーんだっけ、パンペルデュな、パンペルデュ。
新鮮なミルクと卵と蜂蜜をたっぷり使っただろうそれはすげー美味くて、また食べたいと思っちまった。
しっとりしてるのに、プリンのようなふるふるの弾力もあって、バターの香りと少しの塩気がこれまた絶妙なハーモニーを醸し出していた。
これ、本来は、貴族様の食べるもんじゃないらしい。
乾いちまったパンを美味しく食べる方法で、元々は賄い扱いの料理だったようだ。
甘くもなかったらしい。
そこに砂糖や蜂蜜やらをぶち込んで甘くしたもんが富裕層のカフェ店で流行って、貴族にも広がった。
流行りもんは全てお貴族様から広がるもんかと思っていたが、そうでも無いようだな。
ソフィアが言っていたように、オリバーも美味しそうに食べていた。
ただ、付け合せの温サラダはあまりお気に召さなかったようだ。
まあ、生よりは良いらしい。
人参もブロッコリーもちゃんと香りと甘みがあって美味いんだけどなあ。
さて、今日こそ作るぞ、と意気込んで、おはぎと共に自室にこもった。
何を作るかってのは、俺とオリバーのお揃いの髪紐だ。
忘れたわけじゃ無かったんだが、優先出来なかった、というのが正しい。
「俺のはさ、別になんも付与しなくても良いかなって思うんだよな。おはぎのがあるからさ、逆に邪魔になりそうで」
おはぎの加護は、強力な守りの付与がなされているお守りで、むかーしむかしの聖樹の化石から作られたもんらしく、今は俺の中にある。
不発なんてことはないだろう。
むしろ、下手に俺が髪紐に付与しちまうと、その発動の妨げになりそうだ。
「だから、付与はオリバーのだけにしようと思うんだけどどうだ?」
「アサヒのも!魔法で魔法、隠せる」
「魔法で魔法?あーなるほど、確かに」
確かにおはぎが言うように、おはぎの加護があるからといって、実際発動しちまった時のことを考えたら、その方がいざという時に誤魔化しが効く。
ってことは、俺のも付与した方が良いっつーことだ。
「一粒に一つはいるなら、全部別々の方が良いか」
「入るの、ちょっとだけ」
「ちょっとだけ……」
「ん」
ってことは、ソフィアのお守りみたいなもんは付与出来ねーってことか。
まあ、そうだよな、大きさぜんぜん違うし、石が石だ。
小さな石は左右3つずつつけるわけだから、合計6つ。
6つの魔法付与が出来るってことだ。
よく考えろ。
まず、毒の軽減ってのはオリバーに限って必要ない。
初めて食べるものや外で出されるものについては、好奇心が勝って鑑定がかかるからしい。
今のところこの世界の毒はすべて何らかの植物、またはその植物からの抽出物で出来ているから、うっかり口にしちまった、なんてことにはならねえはずだ。
魔物の場合もあるらしいが、植物の魔物だからオリバーにとっちゃ同じようなもんだ。
……ってそもそもオリバーが外に出る時に一人ってことはもうないはずで、俺と一緒に行動するわけだからそうそう奇襲なぞにあってどうこうなりはしないだろう。
何かあった時のためにも、日々特訓してんだ。
だが、どうこうなりはしないだろうが、傲りは良くないな。
なにかある確率でいや、寧ろ俺が一緒にいない時、家の中とかの方が危険かもしれない。
や、危険って、どんな危険ってなんだよ?
侵入者問題はアレックス様が魔法陣を強化してくれたわけだからそこは問題なくなったし。
実験で爆発……は、ないだろう、や、ありえるか?
オリバーは集中しちまうと、周りが見えない聞こえないっつーことはよくある。
タイラーもソフィアもそこんとこよく分かってるから、今まで見守ってきた。
まあ、その例外は、俺だ。
飯の時に来なければ俺が迎えに行くこともある。
まあ、オリバーが迎えに来ることも多いし、半々な気がする。
兎も角、俺、という存在が、色んな意味でオリバーを動かす鍵になってるようだ。
それはそれで嬉しいだけだから、面倒だとか重いだとかは一切感じない。
今までにないくらい特別で優しい奴だ。
そうそう、昨夜なんかさ、すげーの。
いつもに増して優しかった。
ゆっくり時間をかけるセックスは、嫌いじゃない。
寧ろ、オリバーに限ってだが、好きだ。
や、そんなんされたこと無かったから、新鮮っつーかなんつーか。
ゆっくりなのに、えっろいし、めちゃくちゃ気持ちよかったんだよな、これが。
ガンガンつかなくたって、気持ちいいセックスができるのをはじめて知った。
俺ばっか気持ちいいって訳でもなかったみてーだし、たまには、ああいうのも良いな。
すげー大切にされてるってダイレクトに感じるセックスだった。
『アサヒ』
「……悪い、おはぎ」
いつも真ん丸な目が、ジト目になって俺を見る。
よくオリバーに向ける視線だ。
や、今のは、俺が悪かった。
全く集中出来てなくて、昼間っからえっろいこと考えちまった。
……てか、コレ、おはぎに全部聞こえてんじゃねーか?
いやいや、それはいくらなんでも恥ずいだろ。
「ちゃんと考える」
『集中』
「おう」
108
お気に入りに追加
1,010
あなたにおすすめの小説
総受けルート確定のBLゲーの主人公に転生してしまったんだけど、ここからソロエンドを迎えるにはどうすればいい?
寺一(テライチ)
BL
──妹よ。にいちゃんは、これから五人の男に抱かれるかもしれません。
ユズイはシスコン気味なことを除けばごくふつうの男子高校生。
ある日、熱をだした妹にかわって彼女が予約したゲームを店まで取りにいくことに。
その帰り道、ユズイは階段から足を踏みはずして命を落としてしまう。
そこに現れた女神さまは「あなたはこんなにはやく死ぬはずではなかった、お詫びに好きな条件で転生させてあげます」と言う。
それに「チート転生がしてみたい」と答えるユズイ。
女神さまは喜んで願いを叶えてくれた……ただしBLゲーの世界で。
BLゲーでのチート。それはとにかく攻略対象の好感度がバグレベルで上がっていくということ。
このままではなにもしなくても総受けルートが確定してしまう!
男にモテても仕方ないとユズイはソロエンドを目指すが、チートを望んだ代償は大きくて……!?
溺愛&執着されまくりの学園ラブコメです。
願いの守護獣 チートなもふもふに転生したからには全力でペットになりたい
戌葉
ファンタジー
気付くと、もふもふに生まれ変わって、誰もいない森の雪の上に寝ていた。
人恋しさに森を出て、途中で魔物に間違われたりもしたけど、馬に助けられ騎士に保護してもらえた。正体はオレ自身でも分からないし、チートな魔法もまだ上手く使いこなせないけど、全力で可愛く頑張るのでペットとして飼ってください!
チートな魔法のせいで狙われたり、自分でも分かっていなかった正体のおかげでとんでもないことに巻き込まれちゃったりするけど、オレが目指すのはぐーたらペット生活だ!!
※「1-7」で正体が判明します。「精霊の愛し子編」や番外編、「美食の守護獣」ではすでに正体が分かっていますので、お気を付けください。
番外編「美食の守護獣 ~チートなもふもふに転生したからには全力で食い倒れたい」
「冒険者編」と「精霊の愛し子編」の間の食い倒れツアーのお話です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/2227451/394680824
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる