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本編
-44- 少しだけ オリバー視点**
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「お前が俺を欲したのは、水、木、土の三属性で、薬草鑑定と調合、それと交渉スキル…だったっけ?
けど、俺は、一緒にいてほしい、あなたとならって言われて、こうやってたくさんキスされたら、もっとって、思っちまうんだよ。
大切にされてるのは、わかるし、…嬉しいけど、けど、俺はそれだけじゃなくて、それだけじゃなくてーーー」
ああ、なんて熱い告白なのでしょう。
まだ3日間としか経っていないこの間に、彼は私のことをそこまで思ってくれていたなんて。
鬱陶しいほどに私が彼に執着していることは、彼も気が付いていたはずです。
少しうれしそうな、可愛らしい顔でそれを許してくれていたのも分かりました。
私自身がこんなふうに甘えを見せることは今までしてきませんでしたが、アサヒが許してくれていることに安心していたのです。
こんなに不安にさせていたなんて思いもよりませんでした。
抱きしめると、彼の瑞々しい苺のような甘い香りが強く広がり、私の欲を掻き立てます。
「不安にさせてしまってごめんなさい。
大丈夫ですよ、ちゃんと、あなたを抱きたいとは思ってます」
そう言葉にしても、アサヒは不安そうな顔で私を見つめてきます。
しかたなく、私は彼の右手を取り、自分の股間へと導きました。
「あ……」
彼が驚いて、その後すぐに可愛らしく頬を染めました。
「ね?こんな状態です。
あなたよりずっと、固い。
こんなにもあなたに欲情しているんですよ、アサヒ」
本当は、こんな状態の身体をまだ知らせたくなかったのですが。
でも、アサヒを不安にさせているならば、それすらを受け入れてくれるなら。
私の欲望を直接アサヒに見せるのは、とても勇気のいることなんです。
「じゃあ何でしねえの?すげー不安になっちまっただろーが」
口をとがらせて、目元を潤ませたまま、そんなことを言ってくる。
もう、不安は消えたようで、ほっとしました。
尖らせた唇に口づけを落とすと、より顔を赤らめる、本当に可愛らしい。
「初日にあんなことをしてしまったから、だからこそちゃんと順序良くと思っていたんですが…不安にさせてしまってごめんなさい」
「そりゃだって……、あれは、俺が、気持ちよかったからいいの。
で?今日は?やるの?やんねーの?」
「やりません」
やりたいですが、できない、というのが正しい言い方かもしれません。
「明日にしましょう?ね?明日、必ず」
「なんで?」
「ナイトポーションがないんです」
「ナイトポーション……?そんなんなくたってなんとでも」
「駄目ですよ」
あの気色悪い魔道具を取りましたし、産道をきちんと開くまでには、最初はそれなりに時間をかけないとならないはずです。
別に産道が開かなくても、出来なくはないですよ、確かに。
普通に男性の恋人同士であったって、そこを使いますからね。
アサヒの言うように、なくたってなんとでもなりますし、やりようはいくらでもあります。
ですが、そちらへ、産道を導いてから、私を奥に迎えて欲しい。
苦痛なく、気持ちいい時間を与えてあげたいですし、私の精を受け止めて欲しい。
「駄目です。…でも、そうですね。なら、少しだけ」
「少し?」
「そう。一緒に、気持ちよくなりませんか?」
「…なる」
本来、アサヒの負担にならないくらいまで、と思っていた言葉を伝えると可愛らしくも正直な答えが返ってきました。
「じゃあこっちへ…下、脱いで」
素直に素足と彼自身を私の目にさらす姿が、本当にそそります。
パジャマの裾からしっかりと立ち上がった性器の先端が顔を見せ、てらりと光りました。
少し、緊張した様子で私を見てくる彼が、本当に可愛らしくて。
こんなに他人を思うことがなかったのす。
彼は、私が望んでいたそのものですね。
「上もぬぎましょうね」
そういってアサヒのボタンをゆっくりと外しにかかると、彼も私のパジャマへと手を伸ばし、ボタンを外してくれました。
触ってもいない彼自身の先端がより上を向いて、期待に喜んでいるようです。
まだ、駄目ですよ、先に口づけを。
「んっ……」
唇を柔らかく食むと、可愛らしい声をあげるアサヒを見上げると、彼の感じ入るような瞳を捉えてしまいました。
ああ、耐えるのが難しい。
噛みつくように思わず口づけると、私の名前を呼んでくれました。
腰を引き寄せ、熱くなって待ちわびていた彼自身に指を絡ませ、少し硬くなった胸の先端を摘まむ。
気持ちよさそうに呼吸を繰り返し、胸を震わせて、すり寄ってくれます。
先端から露をこぼし、一層香りが強くなる。
彼が私のズボンに手をかけたのを目にし、待ちきれなくて焦るようにずり下ろしました。
あらわになった私の男根を、すぐさま彼の手が上手に扱きにかかります。
ああ、慣れている様子に、少し…いいえ、大分、過去に嫉妬を覚えます。
「ああ、ああっ……、気持ちいい、ふ……、ん、んん」
こんな醜い嫉妬を、見せたくはありませんが。
喘ぐ途中の口をふさぎ、深く深く口づけていく。
最中に、こんなことをしたことはありません。
何度もキスを繰り返し、舌を味わう。
すごく気持ちが良いですね、身体だけでなく、心が、気持ちが良い。
「はー……っ、アサヒ……、そんな風にしたら、もう…いきそうです」
「んん、んんんっ、いい、いいよ、いって、いっていいからっ……んああっ、俺も、もう、いくっ……」
「ああ、本当に可愛らしい……、一緒にいきましょうか」
筋裏を合わせ、手だけじゃなくて腰を強く打ち付けました。
タン、と一度彼の臀部と私の太腿とがぶつかり合う音が耳に届くのを合図に、強く、激しく。
欲望のままに速度を上げると、厭らしい音と、可愛らしい声が重なり、挿入していないにも関わらず、強い快感が私を襲ってくるのです。
「ああっ、それ、それっ、やばい……っ気持ちいい、気持ちいい……あ?あああ、ふうう、変、変になるからああ……っ!」
「私もっ……とっくに変になってます……っ、もっと、もっと声を聴かせてください、アサヒ」
「ああ、ああっ、オリバーっ、ふうう……、好き……っ、好き……ああっ」
今まで最中に好きだと言われて、こんなにうれしかったことはありません。
「っ私も……愛しています、アサヒ」
「あああーっ!」
「っ!」
彼が絶頂を迎えるとともに、私も絶頂を迎えました。
ああ、なんて幸せなのでしょう。
けど、俺は、一緒にいてほしい、あなたとならって言われて、こうやってたくさんキスされたら、もっとって、思っちまうんだよ。
大切にされてるのは、わかるし、…嬉しいけど、けど、俺はそれだけじゃなくて、それだけじゃなくてーーー」
ああ、なんて熱い告白なのでしょう。
まだ3日間としか経っていないこの間に、彼は私のことをそこまで思ってくれていたなんて。
鬱陶しいほどに私が彼に執着していることは、彼も気が付いていたはずです。
少しうれしそうな、可愛らしい顔でそれを許してくれていたのも分かりました。
私自身がこんなふうに甘えを見せることは今までしてきませんでしたが、アサヒが許してくれていることに安心していたのです。
こんなに不安にさせていたなんて思いもよりませんでした。
抱きしめると、彼の瑞々しい苺のような甘い香りが強く広がり、私の欲を掻き立てます。
「不安にさせてしまってごめんなさい。
大丈夫ですよ、ちゃんと、あなたを抱きたいとは思ってます」
そう言葉にしても、アサヒは不安そうな顔で私を見つめてきます。
しかたなく、私は彼の右手を取り、自分の股間へと導きました。
「あ……」
彼が驚いて、その後すぐに可愛らしく頬を染めました。
「ね?こんな状態です。
あなたよりずっと、固い。
こんなにもあなたに欲情しているんですよ、アサヒ」
本当は、こんな状態の身体をまだ知らせたくなかったのですが。
でも、アサヒを不安にさせているならば、それすらを受け入れてくれるなら。
私の欲望を直接アサヒに見せるのは、とても勇気のいることなんです。
「じゃあ何でしねえの?すげー不安になっちまっただろーが」
口をとがらせて、目元を潤ませたまま、そんなことを言ってくる。
もう、不安は消えたようで、ほっとしました。
尖らせた唇に口づけを落とすと、より顔を赤らめる、本当に可愛らしい。
「初日にあんなことをしてしまったから、だからこそちゃんと順序良くと思っていたんですが…不安にさせてしまってごめんなさい」
「そりゃだって……、あれは、俺が、気持ちよかったからいいの。
で?今日は?やるの?やんねーの?」
「やりません」
やりたいですが、できない、というのが正しい言い方かもしれません。
「明日にしましょう?ね?明日、必ず」
「なんで?」
「ナイトポーションがないんです」
「ナイトポーション……?そんなんなくたってなんとでも」
「駄目ですよ」
あの気色悪い魔道具を取りましたし、産道をきちんと開くまでには、最初はそれなりに時間をかけないとならないはずです。
別に産道が開かなくても、出来なくはないですよ、確かに。
普通に男性の恋人同士であったって、そこを使いますからね。
アサヒの言うように、なくたってなんとでもなりますし、やりようはいくらでもあります。
ですが、そちらへ、産道を導いてから、私を奥に迎えて欲しい。
苦痛なく、気持ちいい時間を与えてあげたいですし、私の精を受け止めて欲しい。
「駄目です。…でも、そうですね。なら、少しだけ」
「少し?」
「そう。一緒に、気持ちよくなりませんか?」
「…なる」
本来、アサヒの負担にならないくらいまで、と思っていた言葉を伝えると可愛らしくも正直な答えが返ってきました。
「じゃあこっちへ…下、脱いで」
素直に素足と彼自身を私の目にさらす姿が、本当にそそります。
パジャマの裾からしっかりと立ち上がった性器の先端が顔を見せ、てらりと光りました。
少し、緊張した様子で私を見てくる彼が、本当に可愛らしくて。
こんなに他人を思うことがなかったのす。
彼は、私が望んでいたそのものですね。
「上もぬぎましょうね」
そういってアサヒのボタンをゆっくりと外しにかかると、彼も私のパジャマへと手を伸ばし、ボタンを外してくれました。
触ってもいない彼自身の先端がより上を向いて、期待に喜んでいるようです。
まだ、駄目ですよ、先に口づけを。
「んっ……」
唇を柔らかく食むと、可愛らしい声をあげるアサヒを見上げると、彼の感じ入るような瞳を捉えてしまいました。
ああ、耐えるのが難しい。
噛みつくように思わず口づけると、私の名前を呼んでくれました。
腰を引き寄せ、熱くなって待ちわびていた彼自身に指を絡ませ、少し硬くなった胸の先端を摘まむ。
気持ちよさそうに呼吸を繰り返し、胸を震わせて、すり寄ってくれます。
先端から露をこぼし、一層香りが強くなる。
彼が私のズボンに手をかけたのを目にし、待ちきれなくて焦るようにずり下ろしました。
あらわになった私の男根を、すぐさま彼の手が上手に扱きにかかります。
ああ、慣れている様子に、少し…いいえ、大分、過去に嫉妬を覚えます。
「ああ、ああっ……、気持ちいい、ふ……、ん、んん」
こんな醜い嫉妬を、見せたくはありませんが。
喘ぐ途中の口をふさぎ、深く深く口づけていく。
最中に、こんなことをしたことはありません。
何度もキスを繰り返し、舌を味わう。
すごく気持ちが良いですね、身体だけでなく、心が、気持ちが良い。
「はー……っ、アサヒ……、そんな風にしたら、もう…いきそうです」
「んん、んんんっ、いい、いいよ、いって、いっていいからっ……んああっ、俺も、もう、いくっ……」
「ああ、本当に可愛らしい……、一緒にいきましょうか」
筋裏を合わせ、手だけじゃなくて腰を強く打ち付けました。
タン、と一度彼の臀部と私の太腿とがぶつかり合う音が耳に届くのを合図に、強く、激しく。
欲望のままに速度を上げると、厭らしい音と、可愛らしい声が重なり、挿入していないにも関わらず、強い快感が私を襲ってくるのです。
「ああっ、それ、それっ、やばい……っ気持ちいい、気持ちいい……あ?あああ、ふうう、変、変になるからああ……っ!」
「私もっ……とっくに変になってます……っ、もっと、もっと声を聴かせてください、アサヒ」
「ああ、ああっ、オリバーっ、ふうう……、好き……っ、好き……ああっ」
今まで最中に好きだと言われて、こんなにうれしかったことはありません。
「っ私も……愛しています、アサヒ」
「あああーっ!」
「っ!」
彼が絶頂を迎えるとともに、私も絶頂を迎えました。
ああ、なんて幸せなのでしょう。
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