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本編
-15- 貞操具**
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あまりの羞恥に唇が震えて、視界が歪む。
後ろにいた男が、息を飲むのが分かった。
「ごめんなさい、少しいじめ過ぎました」
ちゅっとこめかみ近くにキスをされて、慰められる。
こんなことで絆されるから、もう、俺はこいつのことを好きになっているに違いない。
こんな変態好きになったら、あとが思いやられる。
けど、自尊心を砕かれても、侮辱されたとは思えなかった。
小便を見て笑う笑い声も、そこには一切見下げてくるような、さげすみは感じなかったからだ。
優しいんだか意地悪なんだかわからない。
根は優しいと……信じたい。
「……これ、このへんな輪っか取ってくれよ、抜きたい」
「わかりました。そこの壁に手をついて」
言われるままに両手をつくと、右手で器用にズボンの紐をほどき、足元へとおろしてしまう。
前どころか尻も足もむき出しだ。
「寒くないですか?」
「……っ、寒くない」
「なら、良かったです」
頷くだけで返そうとしたが、またさっきみたいなことになりそうで素直に口にした。
寒くはないが、抜くだけなんだから全部おろさなくたっていいだろ?とは思う。
貞操帯の先端は取れたまま、こいつが輪に指をかけると、繋いでいた鎖状の紐が緩んでいく。
一体どんなつくりをしているのか知らないが、こいつには取れるみたいだ。
ひとつ、ふたつ、と外されていくうちに、こいつの右手が少しかすめていくから、先端からタラタラと我慢汁が出てくる。
あー、くっそ、めちゃくちゃちんこが期待してるのが分かる。
睾丸の拘束もとかれて、やわやわと右手の中で揉んだ後、腹の方から下へとちんこを撫でられ、放された。
「んんんっ……あっ!」
下に撫でられても、ぴよんと元の上向きに戻る。すでに腹につきそうなくらい勃起しているのが分かる。
「ふふっ、可愛いですね。ほら、お腹につきそうですよ」
言いながら、指でちんこを押し下げては放す、押し下げては放す、を繰り返す。
そのたびに、俺のちんこは、ぺちんぺちんと、腹につきそうなほどに頭を上げる。
またこいつは!
わかってるから、遊んでないで扱いてくれよ!
楽しむように人差し指で裏筋の中心を触れるか触れないかのタッチで行き来するだけで、一向に扱いてくれない。
手を伸ばしたら、だめですよ、ちゃんと壁についてくださいって言うんだぜ?
さっきと意地悪の度合いは変わんねえよ!
「……触ってくれ、ちゃんと」
「ん?触ってますよ、ほら」
「……ああっ、そうじゃなくて!」
ちんこの穴を人差し指でくるくると弄られて、思わず声が上がる。
「扱いてくれよ……頼むから、イかせてくれ……、早くっ!」
腕を掴んで音を上げると、慰めるようにこめかみにキスが落ちる。
「すみません、望みの通りに。……両腕、壁についてください」
「ああっ!!」
あやまるなら最初から意地悪なことしなけりゃいいと思う。
掌でちんこの頭を覆うように撫でられて、そのまま握りこまれて下に扱かれる。
上に下にと絶妙な力加減で扱かれていく。
手コキでこんなに感じるのは初めてだ。
はじめはゆっくりと、だんだんとスピードが上がる。
俺のよがり声も、自然に上がっていく。
我慢汁は止まらず、だらだらと垂れ流れるし、滑りを良くして、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てる。
「気持ちがいいですか?」
耳元で、やわらかな低い声が聞こえる。
いい匂いもする……、このままどうにかなりそうだ。
「んんんっ……うん、…いいっ、いいよ、…気持ちいい、気持ちいい…ああっ」
ガクガクと膝が揺れて、つま先に力が入る。
崩れそうになるが、下っ腹を後ろからささえらえているから、かろうじて立っていられる。
「ひああ、…それ駄目っ、待っ……あああ」
握りこまれていた掌が90度回転し、指の腹が裏筋にあたる。
四本の指の腹で不規則に裏筋を上下に扱かれ、親指で裏筋の先端をぐりぐりと刺激される。
なんでこんなやり方知ってんだ?
普通なのか!?
俺はこんな扱き方されたこともしたこともない。
「いく……、もう、いくからっ……ああ、あああ……」
「はい、いいですよ。いっちゃうって言いながらいってくださいね」
「あああっ、あ、あああ、いく、いっちゃああああーーーっ!!」
ああ、本当に、こんなこと言ってくるこいつは変態だ。
けどそれ以上に、こんなにも興奮してる俺のほうがもっと変態だ。
後ろにいた男が、息を飲むのが分かった。
「ごめんなさい、少しいじめ過ぎました」
ちゅっとこめかみ近くにキスをされて、慰められる。
こんなことで絆されるから、もう、俺はこいつのことを好きになっているに違いない。
こんな変態好きになったら、あとが思いやられる。
けど、自尊心を砕かれても、侮辱されたとは思えなかった。
小便を見て笑う笑い声も、そこには一切見下げてくるような、さげすみは感じなかったからだ。
優しいんだか意地悪なんだかわからない。
根は優しいと……信じたい。
「……これ、このへんな輪っか取ってくれよ、抜きたい」
「わかりました。そこの壁に手をついて」
言われるままに両手をつくと、右手で器用にズボンの紐をほどき、足元へとおろしてしまう。
前どころか尻も足もむき出しだ。
「寒くないですか?」
「……っ、寒くない」
「なら、良かったです」
頷くだけで返そうとしたが、またさっきみたいなことになりそうで素直に口にした。
寒くはないが、抜くだけなんだから全部おろさなくたっていいだろ?とは思う。
貞操帯の先端は取れたまま、こいつが輪に指をかけると、繋いでいた鎖状の紐が緩んでいく。
一体どんなつくりをしているのか知らないが、こいつには取れるみたいだ。
ひとつ、ふたつ、と外されていくうちに、こいつの右手が少しかすめていくから、先端からタラタラと我慢汁が出てくる。
あー、くっそ、めちゃくちゃちんこが期待してるのが分かる。
睾丸の拘束もとかれて、やわやわと右手の中で揉んだ後、腹の方から下へとちんこを撫でられ、放された。
「んんんっ……あっ!」
下に撫でられても、ぴよんと元の上向きに戻る。すでに腹につきそうなくらい勃起しているのが分かる。
「ふふっ、可愛いですね。ほら、お腹につきそうですよ」
言いながら、指でちんこを押し下げては放す、押し下げては放す、を繰り返す。
そのたびに、俺のちんこは、ぺちんぺちんと、腹につきそうなほどに頭を上げる。
またこいつは!
わかってるから、遊んでないで扱いてくれよ!
楽しむように人差し指で裏筋の中心を触れるか触れないかのタッチで行き来するだけで、一向に扱いてくれない。
手を伸ばしたら、だめですよ、ちゃんと壁についてくださいって言うんだぜ?
さっきと意地悪の度合いは変わんねえよ!
「……触ってくれ、ちゃんと」
「ん?触ってますよ、ほら」
「……ああっ、そうじゃなくて!」
ちんこの穴を人差し指でくるくると弄られて、思わず声が上がる。
「扱いてくれよ……頼むから、イかせてくれ……、早くっ!」
腕を掴んで音を上げると、慰めるようにこめかみにキスが落ちる。
「すみません、望みの通りに。……両腕、壁についてください」
「ああっ!!」
あやまるなら最初から意地悪なことしなけりゃいいと思う。
掌でちんこの頭を覆うように撫でられて、そのまま握りこまれて下に扱かれる。
上に下にと絶妙な力加減で扱かれていく。
手コキでこんなに感じるのは初めてだ。
はじめはゆっくりと、だんだんとスピードが上がる。
俺のよがり声も、自然に上がっていく。
我慢汁は止まらず、だらだらと垂れ流れるし、滑りを良くして、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てる。
「気持ちがいいですか?」
耳元で、やわらかな低い声が聞こえる。
いい匂いもする……、このままどうにかなりそうだ。
「んんんっ……うん、…いいっ、いいよ、…気持ちいい、気持ちいい…ああっ」
ガクガクと膝が揺れて、つま先に力が入る。
崩れそうになるが、下っ腹を後ろからささえらえているから、かろうじて立っていられる。
「ひああ、…それ駄目っ、待っ……あああ」
握りこまれていた掌が90度回転し、指の腹が裏筋にあたる。
四本の指の腹で不規則に裏筋を上下に扱かれ、親指で裏筋の先端をぐりぐりと刺激される。
なんでこんなやり方知ってんだ?
普通なのか!?
俺はこんな扱き方されたこともしたこともない。
「いく……、もう、いくからっ……ああ、あああ……」
「はい、いいですよ。いっちゃうって言いながらいってくださいね」
「あああっ、あ、あああ、いく、いっちゃああああーーーっ!!」
ああ、本当に、こんなこと言ってくるこいつは変態だ。
けどそれ以上に、こんなにも興奮してる俺のほうがもっと変態だ。
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