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本編
44 ※キュン
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え、どうやってフラグ折ればいいの?
誰か教えてぇぇーー!!
体が思うように動かないよぉ!!
嫌だ!ビッチになりたくない!先生怖い!
どうせなら、どうせなら……
バンッ!!!
「リリィ!!」
その時、
何かが破壊された音と、聞きなれた声が私の名前を呼んだ。
「あっ、お兄様?!」
「なっ?!リリィ?!なんて格好に!!………殺す。」
今の状況がよく分かりませんが、お兄様が助けに来てくれたみたいです。
ガシャン!ダンッ!バタッ!
「ぐえっ!」
先生の声を最後に音が止みました。
「お、お兄様?」
お兄様は近づいてきて、私の手を拘束していたものを外してくれました。
「リリィ……ちょっとごめんね。」
そう言って私を持ち上げました。
きゃあ!お姫様抱っこです!目がふさがっているのが残念です。
そのまま歩いていき、目隠しを外されたのはお兄様の寮の部屋でした。
お兄様の顔は、いつもは柔らかく笑ってくれるのに今は表情が一切ありません。
怒った顔より怖いです。
「あの、お兄様…。」
「リリィ。あいつに体を触られたんだよね。その首のも。」
「…え、あ、はい。」
こ、怖いよぉ。怒ったお母様並に怖いです。
「一緒にお風呂入ろうか。」
「はい。一緒にお風呂に………って、えっ?!!」
「行くよ。」
そう言って素早く服を脱がされ、浴室に連れていかれた。
いくら兄妹でも私は立派な公爵令嬢であって、こんな、こんなっ///
お兄様は服を着たままで浴室に入ってきました。1人だけ裸なんて恥ずかしいです。
だからといって脱いでほしいわけではなく…。
ジャァーー
「きゃ!お兄様?!自分で洗えます!」
「自分じゃ洗えないでしょ。リリィは今、魔力切れ起こしてるよ。」
「…魔力切れ?なんで?」
「リリィを拘束してたあれは、はめられた人が魔法を使わないように魔力を奪う魔道具なんだと思う。」
えぇっ、そんな道具が…。
試しに手を動かそうとするけど全然力がはいらなかった。
「…動かない。なんで……、ひゃぁ?!」
そうこうしているうちにお兄様は石けんを泡立ててその泡で私の体を洗い始めました。
全然いやらしい触り方ではないのに、さっきクラウス先生に触られたから体がまた熱をもってきた。
「んぅ!はぁ、お、お兄様!ひゃん!」
指が胸の先端をかするたびに高い声がでる。
お兄様が際どいところまで洗いはじめ、もうイキそうになったところで、泡をシャワーで流された。
「…ふぇ?」
「クスっ。リリィ、期待した?」
ふぁ!恥ずかしい!!
どんどんと顔が赤くなるのがわかる。
「……続きは…ベッドでね?」
あ、今実の兄妹にキュンてきた……。
誰か教えてぇぇーー!!
体が思うように動かないよぉ!!
嫌だ!ビッチになりたくない!先生怖い!
どうせなら、どうせなら……
バンッ!!!
「リリィ!!」
その時、
何かが破壊された音と、聞きなれた声が私の名前を呼んだ。
「あっ、お兄様?!」
「なっ?!リリィ?!なんて格好に!!………殺す。」
今の状況がよく分かりませんが、お兄様が助けに来てくれたみたいです。
ガシャン!ダンッ!バタッ!
「ぐえっ!」
先生の声を最後に音が止みました。
「お、お兄様?」
お兄様は近づいてきて、私の手を拘束していたものを外してくれました。
「リリィ……ちょっとごめんね。」
そう言って私を持ち上げました。
きゃあ!お姫様抱っこです!目がふさがっているのが残念です。
そのまま歩いていき、目隠しを外されたのはお兄様の寮の部屋でした。
お兄様の顔は、いつもは柔らかく笑ってくれるのに今は表情が一切ありません。
怒った顔より怖いです。
「あの、お兄様…。」
「リリィ。あいつに体を触られたんだよね。その首のも。」
「…え、あ、はい。」
こ、怖いよぉ。怒ったお母様並に怖いです。
「一緒にお風呂入ろうか。」
「はい。一緒にお風呂に………って、えっ?!!」
「行くよ。」
そう言って素早く服を脱がされ、浴室に連れていかれた。
いくら兄妹でも私は立派な公爵令嬢であって、こんな、こんなっ///
お兄様は服を着たままで浴室に入ってきました。1人だけ裸なんて恥ずかしいです。
だからといって脱いでほしいわけではなく…。
ジャァーー
「きゃ!お兄様?!自分で洗えます!」
「自分じゃ洗えないでしょ。リリィは今、魔力切れ起こしてるよ。」
「…魔力切れ?なんで?」
「リリィを拘束してたあれは、はめられた人が魔法を使わないように魔力を奪う魔道具なんだと思う。」
えぇっ、そんな道具が…。
試しに手を動かそうとするけど全然力がはいらなかった。
「…動かない。なんで……、ひゃぁ?!」
そうこうしているうちにお兄様は石けんを泡立ててその泡で私の体を洗い始めました。
全然いやらしい触り方ではないのに、さっきクラウス先生に触られたから体がまた熱をもってきた。
「んぅ!はぁ、お、お兄様!ひゃん!」
指が胸の先端をかするたびに高い声がでる。
お兄様が際どいところまで洗いはじめ、もうイキそうになったところで、泡をシャワーで流された。
「…ふぇ?」
「クスっ。リリィ、期待した?」
ふぁ!恥ずかしい!!
どんどんと顔が赤くなるのがわかる。
「……続きは…ベッドでね?」
あ、今実の兄妹にキュンてきた……。
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