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第4章 人材
74.帰省するみたいです
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季節は秋も深まった頃。外は落ち葉が舞い、肌寒い風が街の砂埃を運び始めた頃である。渡り鳥達は既にこの街を離れ南へと向かって行った。そのような物悲しさがある頃、とある建物の室内ではそれに反して汗だくの男たちが慌ただしく動き回わっている。ある者は数を数え、ある者は書類と比較し、そしてある者は現場の男たちを指揮し、ある者は品物を倉庫へと運んでいる。そこには夏様な活気があったが、労働者たちの目には戸惑いと焦り、悲しみを湛えていた。
「一体なんてことなんだい。どうやってこの数を捌けっていうんだい」
その様子を見ながら老婆が一人ため息交じりに呟く。彼女の背後では泣き叫ぶ声や、怒号が途絶えることはなかった。運ばれてくるモノは次々に男たちによって奥へと運ばれていく。もうすぐお昼であるが、既に運ばれたモノは20を超える。あと同じくらい運べは倉庫のキャパシティを超えるだろうことは責任者である彼女には容易に分かることだった。
「どうしろっていうんだい」
と彼女は自分の口元に刻まれた歴史を静かになぞり、もう一度呟くことしかできなかった。
今朝までは普通だった。彼女は今日届く荷物は少し数が多いとだけ聞かせれていた。今までの経験からその数は1つか2つ多いくらいであると思っていた。しかし実際に搬入が始まるとそれどころではなくなったのである。どこかの国同士が戦争をしているのはいつもの事である。今日と言う日もいつもと変わったことはところはなかったはずである。しかし、今日入荷はとどまることをしらず行われている。
「・・・すまんの・・・・。中間管理職は辛いのぉ・・・」
そう呟きながら老女はその現実を受け入れる事しかできなった。
店へ運ばれる品物の多さを目の当たりにした住人達も噂を始める。
「今度はどこで・・・・」
恐怖に引きつった顔をする者。
「可哀そうに・・・・」
眉を顰め嫌悪感を出す者。
「見るんじゃありません」
と言い、子供を抱っこし足早に去って行く母子。
そんな十人十色の反応を見せながら、その店に檻は運ばれていく。中に居るのは粗末なシャツとズボンに身を包んだ鎖に繋がれた足輪と手錠をした奴隷に堕ちる前の人たち。猿轡をされて唸っている者もいる。平和なイブの街がその場所だけ阿鼻叫喚の地獄絵図の様であった。
その翌日、パテオン連合国がチャタル国へと攻め込んだと言う情報が王国届いたのである。
パテオン連合国は大陸の北西に位置し、国土の1/4が島しょ部で1/4が海洋で構成され大陸に存在するのは国土の1/2で構成されている。それぞれの島々は独自の文化を形成しており、独立した国家が存在する。その国家の王たちが集まり、連合国を作り、対外活動を行っていた。
チャタル国はパテオン連合国の隣国であり、草原と森林が半々で構成されている。そのような地理であるため、多様な獣人が暮らしており、国とは言え、パテオン連合国と似たような政治・文化形態をとっている。草原や森で構成された国はともて肥沃であり、この大陸の農産物の30%を賄うことが出来ると言われている。
どうやら今回、チャタル国のその肥沃な大地に目を付け、パテオン連合国が攻め込んだようであった。急襲に近い形で攻め入ったためにチャタル国の国境に最も近い街を1つ落とせたがその後激しい抵抗にあい、奪い返されたようだ。森林や草原は獣人にとっては最もその力を発揮できる場所であるのだからそれは当然かもしれない。
戦争によって受けた被害を少しでも賄うために捕らえられた獣人を他国へと売却することになったのだ。しかしパテオン連合国の右に位置するドワーフの国、鍛冶で有名な場所であるガーボン国は技術の流出を防ぐために他者の流入を嫌い、その下、チャタル国の右隣りの聖国シャキールは奴隷禁止国。シャキールの隣は大森林であり、人は住んでおらず、その上には享楽の街として有名なフルティオ国が位置するがそこは常に奴隷は飽和状態、その隣の帝国で軍人経験のある獣人は売れたが一般人が残り、それがアヴァ国へ流れてきたということである。イブの街は国最南端であり、この下は商人イッチーの活動しているダス国となる。ダス国は冒険の街、荒くれものの街とも言われ、国に多くのダンジョンが存在することから冒険者たちが多く生活している。そのため商人も多く存在しているが、いかんせん治安が悪いのが特徴である。ここで売れ残った者たちはダス国のアダの街へ送られることになるだろう。そこでの奴隷の扱いは主人差があるものの酷く悪くなるのは目に見えていた。
こうしてイブの街の奴隷商支店長である彼女の元に戦争によって奴隷に堕とされた人々が運び込まれることになったのであった。
「・・・・どうするかの・・・・。なんとか多くの奴隷を引き取ってもらえるようにしなければ・・・・」
と老女はそう思い、今まで奴隷を買ってくれた人物に使いを出すことにしたのである。
ハジメの元にその連絡が来たのはそういった流れがあった3日後であった。その日彼はリナリーとコウの様子を見るついでに細々したものを買い求めたり、お世話になった人々に転居の挨拶をするためにイブの街をていた。
リナリーはある冒険者パーティに誘わているようで、参加するかどうか悩んでいた。コウは雑貨屋として様々なものを取り扱うようになっており、客層もまだ冒険者が多いものの住人の客もその数が増えているような感じである。コウはまだ未成年であるためポーション類の売り上げはハジメのものとなっているが、コウが仕入れたものはコウの収入としている。その収入で新たな品物を仕入れて売っている状況である。店名はまだ変えていないが、コウが成人したときには変えることにしている。またこの店自体をコウとリナリーの名義に変更しようと思っているが、2人にはまだ内緒にしていた。
「旦那様、商売は難しいですね」
とコウが言うので、
「まだコウが成人するまで1年あるんだから、これからだよ。沢山色んな経験をしたらいいんだよ」
と頭を撫でると「はい」と元気に頷いた。本当にしっかりと育ってくれたものだ。ハジメはそう思う。リナリーもその様子を見ていたのか頭を撫でで欲しそうであったので、
「人と一緒に冒険できるって素敵なことだよ。リナリーもコウも何かあったらいつでも俺の所にに戻ってきてもいいんだからね」
とそっと後押しをして同じように頭を撫でた。リナリーが冒険者活動を主にしてもジェフ一家が一緒に居るからコウの心配は最小限で良いのだから。それぞれの道を進んでくれる方がハジメにとっては嬉しいのだった。
その時扉が開いて
「ただいまー」
と嬉しそうにマーサが帰ってきた。
「あら、ハジメさんお帰りなさい」
と彼を見つけて嬉しそうに微笑む。お帰りなさい・・・こころが安らぐ。これを誰かに言って貰えるということはこの場所は2人だけでなくハジメにとっても買える場所なのだと感じて嬉しくなった。
「ただいま、マーサさん。様子を見にちょっと帰ってきました。マーサさんたちもお変わりないですか?」
とハジメが笑顔で言うと
「今日ね、ちょっとあったのよ。旦那には今晩言おうと思ったんだけど、ハジメさんは帰っちゃうのよね?だったらこっそり教えちゃいます」
と言う。リナリーとコウはきょとんとしていたが、
「2人には今晩ね」
とイタズラ娘っぽい顔をして言う。そしてハジメの耳に口を近づけた。ハジメは驚いた顔をしたあと、
「おめでとうございます」
と言い、笑顔になった。そして
「コウ、リナリー、これからはマーサさんもこの店を手伝ってくれるようになるよ。だから部屋も3階に移って貰おうか」
と言う。マーサはこれを機に冒険者ギルドを辞めることになった瞬間であった。そう、第2子を懐妊したのである。ハジメの元部屋を使って貰おうかと思ったがそれは「そこはハジメさんの帰ってくるところよ」辞され、陽と藍の部屋であった場所を家族の部屋とすることになった。
その時店の扉が開き1人の男性が入ってくる。その顔は疲れが全面に出ていた。
「あの、ハジメ様はいらっしゃいますか?」
とその男が問う。
「私がハジメですが・・・・」
と言うと、男はハジメに1歩近づき
「ハジメ様、お願いがございます。イヴァンカ様のところへご一緒していただきたいのです」
と言う。ハジメが、誰だったか考えていると思い当たる。
「あぁ、奴隷商の支店長さんですよね?」
と言うと男は「はい。どうかお願いします」
と答えた。リナリーとコウ、マーサたちの近況を聞いたし一通り挨拶もしたので、時間はある。
「えぇ、大丈夫ですよ。むしろこれからお伺いしようかと思っていたところですので」
と告げると男は安堵したような表情を浮かべ、ハジメを案内してくれると言うのである。ハジメは3人にまた来るねと告げ、その場を後にする。そしていつの間にかハジメの後ろに陽と藍が付いてきていた。
「あれ?留守番するんじゃないの?」
とハジメが2人に言うと、
「ここから先はご一緒したほうが良いと思いまして」
と陽が言い、藍はそれに頷いた。彼らが言うならそうなのだろう。そして10分程歩き奴隷商に着く。案内の男が振り向く。
「ハジメ様、そちらのお二人は?」
と不思議そうな顔をするので、「執事とメイド長です」と答えておいた。
彼は
「外にそんな方々居たかな」
とさらに不思議そうな顔をしたが、それ以上は詮索せずにいてくれた。そしてハジメは店内へと案内された。
「一体なんてことなんだい。どうやってこの数を捌けっていうんだい」
その様子を見ながら老婆が一人ため息交じりに呟く。彼女の背後では泣き叫ぶ声や、怒号が途絶えることはなかった。運ばれてくるモノは次々に男たちによって奥へと運ばれていく。もうすぐお昼であるが、既に運ばれたモノは20を超える。あと同じくらい運べは倉庫のキャパシティを超えるだろうことは責任者である彼女には容易に分かることだった。
「どうしろっていうんだい」
と彼女は自分の口元に刻まれた歴史を静かになぞり、もう一度呟くことしかできなかった。
今朝までは普通だった。彼女は今日届く荷物は少し数が多いとだけ聞かせれていた。今までの経験からその数は1つか2つ多いくらいであると思っていた。しかし実際に搬入が始まるとそれどころではなくなったのである。どこかの国同士が戦争をしているのはいつもの事である。今日と言う日もいつもと変わったことはところはなかったはずである。しかし、今日入荷はとどまることをしらず行われている。
「・・・すまんの・・・・。中間管理職は辛いのぉ・・・」
そう呟きながら老女はその現実を受け入れる事しかできなった。
店へ運ばれる品物の多さを目の当たりにした住人達も噂を始める。
「今度はどこで・・・・」
恐怖に引きつった顔をする者。
「可哀そうに・・・・」
眉を顰め嫌悪感を出す者。
「見るんじゃありません」
と言い、子供を抱っこし足早に去って行く母子。
そんな十人十色の反応を見せながら、その店に檻は運ばれていく。中に居るのは粗末なシャツとズボンに身を包んだ鎖に繋がれた足輪と手錠をした奴隷に堕ちる前の人たち。猿轡をされて唸っている者もいる。平和なイブの街がその場所だけ阿鼻叫喚の地獄絵図の様であった。
その翌日、パテオン連合国がチャタル国へと攻め込んだと言う情報が王国届いたのである。
パテオン連合国は大陸の北西に位置し、国土の1/4が島しょ部で1/4が海洋で構成され大陸に存在するのは国土の1/2で構成されている。それぞれの島々は独自の文化を形成しており、独立した国家が存在する。その国家の王たちが集まり、連合国を作り、対外活動を行っていた。
チャタル国はパテオン連合国の隣国であり、草原と森林が半々で構成されている。そのような地理であるため、多様な獣人が暮らしており、国とは言え、パテオン連合国と似たような政治・文化形態をとっている。草原や森で構成された国はともて肥沃であり、この大陸の農産物の30%を賄うことが出来ると言われている。
どうやら今回、チャタル国のその肥沃な大地に目を付け、パテオン連合国が攻め込んだようであった。急襲に近い形で攻め入ったためにチャタル国の国境に最も近い街を1つ落とせたがその後激しい抵抗にあい、奪い返されたようだ。森林や草原は獣人にとっては最もその力を発揮できる場所であるのだからそれは当然かもしれない。
戦争によって受けた被害を少しでも賄うために捕らえられた獣人を他国へと売却することになったのだ。しかしパテオン連合国の右に位置するドワーフの国、鍛冶で有名な場所であるガーボン国は技術の流出を防ぐために他者の流入を嫌い、その下、チャタル国の右隣りの聖国シャキールは奴隷禁止国。シャキールの隣は大森林であり、人は住んでおらず、その上には享楽の街として有名なフルティオ国が位置するがそこは常に奴隷は飽和状態、その隣の帝国で軍人経験のある獣人は売れたが一般人が残り、それがアヴァ国へ流れてきたということである。イブの街は国最南端であり、この下は商人イッチーの活動しているダス国となる。ダス国は冒険の街、荒くれものの街とも言われ、国に多くのダンジョンが存在することから冒険者たちが多く生活している。そのため商人も多く存在しているが、いかんせん治安が悪いのが特徴である。ここで売れ残った者たちはダス国のアダの街へ送られることになるだろう。そこでの奴隷の扱いは主人差があるものの酷く悪くなるのは目に見えていた。
こうしてイブの街の奴隷商支店長である彼女の元に戦争によって奴隷に堕とされた人々が運び込まれることになったのであった。
「・・・・どうするかの・・・・。なんとか多くの奴隷を引き取ってもらえるようにしなければ・・・・」
と老女はそう思い、今まで奴隷を買ってくれた人物に使いを出すことにしたのである。
ハジメの元にその連絡が来たのはそういった流れがあった3日後であった。その日彼はリナリーとコウの様子を見るついでに細々したものを買い求めたり、お世話になった人々に転居の挨拶をするためにイブの街をていた。
リナリーはある冒険者パーティに誘わているようで、参加するかどうか悩んでいた。コウは雑貨屋として様々なものを取り扱うようになっており、客層もまだ冒険者が多いものの住人の客もその数が増えているような感じである。コウはまだ未成年であるためポーション類の売り上げはハジメのものとなっているが、コウが仕入れたものはコウの収入としている。その収入で新たな品物を仕入れて売っている状況である。店名はまだ変えていないが、コウが成人したときには変えることにしている。またこの店自体をコウとリナリーの名義に変更しようと思っているが、2人にはまだ内緒にしていた。
「旦那様、商売は難しいですね」
とコウが言うので、
「まだコウが成人するまで1年あるんだから、これからだよ。沢山色んな経験をしたらいいんだよ」
と頭を撫でると「はい」と元気に頷いた。本当にしっかりと育ってくれたものだ。ハジメはそう思う。リナリーもその様子を見ていたのか頭を撫でで欲しそうであったので、
「人と一緒に冒険できるって素敵なことだよ。リナリーもコウも何かあったらいつでも俺の所にに戻ってきてもいいんだからね」
とそっと後押しをして同じように頭を撫でた。リナリーが冒険者活動を主にしてもジェフ一家が一緒に居るからコウの心配は最小限で良いのだから。それぞれの道を進んでくれる方がハジメにとっては嬉しいのだった。
その時扉が開いて
「ただいまー」
と嬉しそうにマーサが帰ってきた。
「あら、ハジメさんお帰りなさい」
と彼を見つけて嬉しそうに微笑む。お帰りなさい・・・こころが安らぐ。これを誰かに言って貰えるということはこの場所は2人だけでなくハジメにとっても買える場所なのだと感じて嬉しくなった。
「ただいま、マーサさん。様子を見にちょっと帰ってきました。マーサさんたちもお変わりないですか?」
とハジメが笑顔で言うと
「今日ね、ちょっとあったのよ。旦那には今晩言おうと思ったんだけど、ハジメさんは帰っちゃうのよね?だったらこっそり教えちゃいます」
と言う。リナリーとコウはきょとんとしていたが、
「2人には今晩ね」
とイタズラ娘っぽい顔をして言う。そしてハジメの耳に口を近づけた。ハジメは驚いた顔をしたあと、
「おめでとうございます」
と言い、笑顔になった。そして
「コウ、リナリー、これからはマーサさんもこの店を手伝ってくれるようになるよ。だから部屋も3階に移って貰おうか」
と言う。マーサはこれを機に冒険者ギルドを辞めることになった瞬間であった。そう、第2子を懐妊したのである。ハジメの元部屋を使って貰おうかと思ったがそれは「そこはハジメさんの帰ってくるところよ」辞され、陽と藍の部屋であった場所を家族の部屋とすることになった。
その時店の扉が開き1人の男性が入ってくる。その顔は疲れが全面に出ていた。
「あの、ハジメ様はいらっしゃいますか?」
とその男が問う。
「私がハジメですが・・・・」
と言うと、男はハジメに1歩近づき
「ハジメ様、お願いがございます。イヴァンカ様のところへご一緒していただきたいのです」
と言う。ハジメが、誰だったか考えていると思い当たる。
「あぁ、奴隷商の支店長さんですよね?」
と言うと男は「はい。どうかお願いします」
と答えた。リナリーとコウ、マーサたちの近況を聞いたし一通り挨拶もしたので、時間はある。
「えぇ、大丈夫ですよ。むしろこれからお伺いしようかと思っていたところですので」
と告げると男は安堵したような表情を浮かべ、ハジメを案内してくれると言うのである。ハジメは3人にまた来るねと告げ、その場を後にする。そしていつの間にかハジメの後ろに陽と藍が付いてきていた。
「あれ?留守番するんじゃないの?」
とハジメが2人に言うと、
「ここから先はご一緒したほうが良いと思いまして」
と陽が言い、藍はそれに頷いた。彼らが言うならそうなのだろう。そして10分程歩き奴隷商に着く。案内の男が振り向く。
「ハジメ様、そちらのお二人は?」
と不思議そうな顔をするので、「執事とメイド長です」と答えておいた。
彼は
「外にそんな方々居たかな」
とさらに不思議そうな顔をしたが、それ以上は詮索せずにいてくれた。そしてハジメは店内へと案内された。
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