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これで終わりにしたくない
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早く挿れたくてはち切れそうになっていた俺のものを、隆幸さんの中へ押し込む。先端が熱に包まれた瞬間、
「ぁ……ッ、ぅ……」
さすがに苦しいらしく、隆幸さんが顔をしかめながら食いしばる。俺の中でイッた時に見せる顔と少し似ているが、どうにも必死に堪えようとする姿が愛らしく見えてならない。こんなにこの人を可愛く見てしまうのは初めてだった。
ちょっとずつ掘り深めていくと、隆幸さんは何度も息を詰めてシーツを握る。力み過ぎは負担になるだけだ。俺は隆幸さんに顔を近づけ、乱れた髪を撫でる。
「なるべく深呼吸するようにして。そのほうが負担が少なくなるから」
俺の声に小さく頷きながら、隆幸さんは言われた通りに息を深く吸おうとしてくる。圧迫感で思い通りに息が出来なくて、それでもなんとかしようとしてくれて……いじらしさで口元が緩んでしまう。そして俺も初めての時はこんな感じだったなあと思い出して、ますます隆幸さんが愛おしくなる。
……あの時も隆幸さんが優しく声をかけながら繋がってくれたな。
股間は欲情のままに中を暴きたくてたまらないが、それは隆幸さんの負担にしかならない。自分を抑えながら少しずつ繋がっていく行為は、思っていた以上に加減が難しかった。
隆幸さんの呼吸に合わせて進んでいたが、うっかり力が強く加わって「くゥ……ッ」と高く掠れた声が隆幸さんから零れる。悪いと思う反面、艶めかしい反応でいいな、と思ってもっと啼かせたくなる自分が顔を出しかける。
我慢しろ、俺――啼かせるのはまだ早い。
この一回で終わりにしたくない。これからも隆幸さんの可愛い姿を見たいし、俺に夢中でたまらなさそうな顔も見たい。まだ奥まで繋がっていないのに、もう先々を考えてしまうほどに俺はこのポジションに……というか隆幸さんにハマっていた。
「ぁ……ぁあッ、んっ……は、はいっ、たぁ……」
どうにか根元まで俺のものを埋めると、隆幸さんは息を切らせながら、嬉しげに口端を引き上げていた。その満足そうな様子に俺の理性がぷつ、と途絶えた。
「隆幸さん……っ、好き……ハッ……ぁ……」
腰を密着させながら奥を揺らしていくと、隆幸さんが「ンン……ッ」と高い声を漏らして身じろぐ。苦しそうというよりは、戸惑いのほうが大きいらしい。眉間にシワを寄せながらも口元が緩んでいる。
次第に腰の動きを大きくして隆幸さんの中を何度も前後していけば、
「アッ、ぅン……ふぁ、ンッ、あ、ァ……ッ」
隆幸さんは甘く喘ぎながら俺に抱きつき、たまらなさそうに背中を掻き、爪を立てた。
――びたん。何か腹に当たった気がして視線を下げる。
二人の間にあったのは、久しぶりに見る隆幸さんの元気にそそり立ったものだった。
「ぁ……ッ、ぅ……」
さすがに苦しいらしく、隆幸さんが顔をしかめながら食いしばる。俺の中でイッた時に見せる顔と少し似ているが、どうにも必死に堪えようとする姿が愛らしく見えてならない。こんなにこの人を可愛く見てしまうのは初めてだった。
ちょっとずつ掘り深めていくと、隆幸さんは何度も息を詰めてシーツを握る。力み過ぎは負担になるだけだ。俺は隆幸さんに顔を近づけ、乱れた髪を撫でる。
「なるべく深呼吸するようにして。そのほうが負担が少なくなるから」
俺の声に小さく頷きながら、隆幸さんは言われた通りに息を深く吸おうとしてくる。圧迫感で思い通りに息が出来なくて、それでもなんとかしようとしてくれて……いじらしさで口元が緩んでしまう。そして俺も初めての時はこんな感じだったなあと思い出して、ますます隆幸さんが愛おしくなる。
……あの時も隆幸さんが優しく声をかけながら繋がってくれたな。
股間は欲情のままに中を暴きたくてたまらないが、それは隆幸さんの負担にしかならない。自分を抑えながら少しずつ繋がっていく行為は、思っていた以上に加減が難しかった。
隆幸さんの呼吸に合わせて進んでいたが、うっかり力が強く加わって「くゥ……ッ」と高く掠れた声が隆幸さんから零れる。悪いと思う反面、艶めかしい反応でいいな、と思ってもっと啼かせたくなる自分が顔を出しかける。
我慢しろ、俺――啼かせるのはまだ早い。
この一回で終わりにしたくない。これからも隆幸さんの可愛い姿を見たいし、俺に夢中でたまらなさそうな顔も見たい。まだ奥まで繋がっていないのに、もう先々を考えてしまうほどに俺はこのポジションに……というか隆幸さんにハマっていた。
「ぁ……ぁあッ、んっ……は、はいっ、たぁ……」
どうにか根元まで俺のものを埋めると、隆幸さんは息を切らせながら、嬉しげに口端を引き上げていた。その満足そうな様子に俺の理性がぷつ、と途絶えた。
「隆幸さん……っ、好き……ハッ……ぁ……」
腰を密着させながら奥を揺らしていくと、隆幸さんが「ンン……ッ」と高い声を漏らして身じろぐ。苦しそうというよりは、戸惑いのほうが大きいらしい。眉間にシワを寄せながらも口元が緩んでいる。
次第に腰の動きを大きくして隆幸さんの中を何度も前後していけば、
「アッ、ぅン……ふぁ、ンッ、あ、ァ……ッ」
隆幸さんは甘く喘ぎながら俺に抱きつき、たまらなさそうに背中を掻き、爪を立てた。
――びたん。何か腹に当たった気がして視線を下げる。
二人の間にあったのは、久しぶりに見る隆幸さんの元気にそそり立ったものだった。
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