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●終章 愛され将軍、分からせられる
●もっと私を知って下さい
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次第にガイの奥が押される感触に全身が甘く痺れ、意識が飛びそうになっていく。
大きな絶頂が近いことを感じていると――不意にエリクがガイの腰を掴んだ。
「ガイさま……そろそろ、一緒に達しましょう……私の上で乱れる貴方を、見せて下さい」
了承を得ずにエリクが腰を振り、ガイを下から突き上げてくる。
腰を強く掴まれた上に揺さぶられ、ガイの目の前が白い点滅を繰り返す。
「あっ、ぁ、エリ、ク、まだ、俺が……あぁっ……ッ」
「もう我慢できません……っ、イッて、ガイさま……一緒に――」
ああ、耐えないほうがいいのか。
理解した瞬間、ガイは堪えるのをやめる。
快楽の頂きに昇り詰めるのはあっという間だった。
ガイの最奥が大きく弾ける。
その瞬間、エリクの熱が広がっていく。
体内が絶頂に脈打つ度、ガイはエリクを強く感じ取る。
今までも感じていたが、今日は一際と強く感じてしまう。
エリクとひとつになれている。
エリクが体の奥に、心に、魂にまで刻まれていく。
ずっと独りだった。
誰も手を伸ばしてくれなかった。
――俺が、エリクを手放したくない。
少しずつ快楽の脈が落ち着きを取り戻していく中。
ガイは自ら顔を近づけ、エリクに唇を捧げる。
「愛してる、エリク……君のすべてが欲しい。これからもずっと……ン……」
言葉よりも先に、エリクがキスで喜びを告げる。
まだ繋がったままのガイの体が、エリクの答えに甘く疼いて歓喜した。
……ヌチ、ヌチ、と。
淫らな音が聞こえ出す。過敏な体が疼きを孕み、再びガイを追い詰め始める。
「は……ぁぁ、エリク、まだ二回目は、早い――」
「無理に決まってるじゃないですか……っ、二度とガイ様が離れようなんて考える気にならないよう、しっかり私に染まって頂かねば……っ」
一度出したというのに、エリクの昂りはガイの中で膨張したまま――むしろ大きさと硬さを増した感覚すらあり、ガイの心が青ざめる。
おもむろに繋がりを解き、ガイをひっくり返して上下を逆転させると、エリクは深々とガイを貫いた。
「あぁぁ……ッッ、エリク、また……あぁっ、ああ――」
喘ぎと絶頂のみ許され、溺れていくガイの耳元でエリクが囁く。
「もっと、もっと、私を知って下さい……私がどれだけガイ様を愛しているか……幸せなのか……どうか――」
大きな絶頂が近いことを感じていると――不意にエリクがガイの腰を掴んだ。
「ガイさま……そろそろ、一緒に達しましょう……私の上で乱れる貴方を、見せて下さい」
了承を得ずにエリクが腰を振り、ガイを下から突き上げてくる。
腰を強く掴まれた上に揺さぶられ、ガイの目の前が白い点滅を繰り返す。
「あっ、ぁ、エリ、ク、まだ、俺が……あぁっ……ッ」
「もう我慢できません……っ、イッて、ガイさま……一緒に――」
ああ、耐えないほうがいいのか。
理解した瞬間、ガイは堪えるのをやめる。
快楽の頂きに昇り詰めるのはあっという間だった。
ガイの最奥が大きく弾ける。
その瞬間、エリクの熱が広がっていく。
体内が絶頂に脈打つ度、ガイはエリクを強く感じ取る。
今までも感じていたが、今日は一際と強く感じてしまう。
エリクとひとつになれている。
エリクが体の奥に、心に、魂にまで刻まれていく。
ずっと独りだった。
誰も手を伸ばしてくれなかった。
――俺が、エリクを手放したくない。
少しずつ快楽の脈が落ち着きを取り戻していく中。
ガイは自ら顔を近づけ、エリクに唇を捧げる。
「愛してる、エリク……君のすべてが欲しい。これからもずっと……ン……」
言葉よりも先に、エリクがキスで喜びを告げる。
まだ繋がったままのガイの体が、エリクの答えに甘く疼いて歓喜した。
……ヌチ、ヌチ、と。
淫らな音が聞こえ出す。過敏な体が疼きを孕み、再びガイを追い詰め始める。
「は……ぁぁ、エリク、まだ二回目は、早い――」
「無理に決まってるじゃないですか……っ、二度とガイ様が離れようなんて考える気にならないよう、しっかり私に染まって頂かねば……っ」
一度出したというのに、エリクの昂りはガイの中で膨張したまま――むしろ大きさと硬さを増した感覚すらあり、ガイの心が青ざめる。
おもむろに繋がりを解き、ガイをひっくり返して上下を逆転させると、エリクは深々とガイを貫いた。
「あぁぁ……ッッ、エリク、また……あぁっ、ああ――」
喘ぎと絶頂のみ許され、溺れていくガイの耳元でエリクが囁く。
「もっと、もっと、私を知って下さい……私がどれだけガイ様を愛しているか……幸せなのか……どうか――」
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