23 / 39
二章 ガチムチ占い師のお導き~お前が占い師なのかよっ!~
●体が望んでいること
しおりを挟む
まだ体の表面を愛撫されただけなのに、オレはアグードに翻弄されまくり、ぐったりと横たわってしまう。
もう好きにしてくれ……と心まで抗う気が失せたオレを、アグードは容赦してくれない。
いつの間に用意したのか、小さな容器に入った軟膏をたっぷりとすくい取り、オレの尻にクチュリと塗り込む。
チュク、チュク、と孔を指で解されていくと、それだけでオレの頭の中ごと乱れてワケが分からなくなる。
「やぁ……ッ、あっ、ソコ……んぁぁぁ……ッ」
「ルカ兄、ここ押されるの、好き? すごい嬉しそうにヒクヒクする」
「い、言うなぁ……あぁっ……ン……ぁ――」
最初は指一本ですらキツいと感じたのに、あっという間に慣れて二本、三本と呑み込んでしまう。
奥の方までしっかりと解されて、疼いてたまらなくなって、ようやくアグードが自分のものでオレに繋がり始める。
「……ぅ……っ……ッ……」
あまりに太くて硬くて、押し広げられていく感覚に息が詰まる。
それでもアグードはゆっくり抽挿を繰り返して、オレを奥のほうまで暴こうとしてくる。
もう間もなくアグードのものを根本まで呑み込みかけた時。
アグードはオレの下腹を――淫紋を撫でた。
「――……ッッ!」
強引に引き起こされた快感に、オレの体が思わず跳ねる。
目がチカチカしやがる……全身が脈打って、もっと気持ちよくなりたがってしまう。
これはイヤだ。オレがオレじゃなくなる。
ようやく全部繋がれて、恍惚の顔で見下ろしてくるアグードに、オレは小刻みに首を横に振ってみせた。
「……ぁ……や、めろ……ソコ、さわるなぁ……くぅ、ン……」
「でもルカ兄、ここを触ってあげないと、ずっと疼いて辛そうだから」
のしり、とオレに被さりながらルカが耳元で囁いてくる。
腰を揺らしてオレの奥を苛め、淫紋を親指の腹で撫でながら。
「アァァ……ッ、や、やめろってぇ……あぁっ、ぁ、ぁあ……ッ!」
「こんなにいっぱいイって、悦んでるのに……やめられない。ルカ兄、もっと俺でイって。どれだけ壊れても、ルカ兄はルカ兄だから――」
アグードが手加減してくれない。むしろオレが喘ぐほどにひどくなって、オレを絶え間なくイかせてくる。
声なんて抑えられるはずもなく、オレはアグードに啼かされまくってしまう。
夢中になってイきまくるけれど、絶頂の快楽が少し落ち着く瞬間がある。
そんな時、どうしてもオレの視界の脇にクウガ入ってしまう。
呪いを封じる魔法を念入りにかけられ、眠りについているクウガ。
コイツのせいで淫紋なんてものを刻まれて、アグードにエッチしてもらわないと耐えられない体になっちまって、腹立たしくてたまらない。
それなのに……。
クウガが視界に入ると――体が、飢える。
(な、なんで……こんなにイってるのに……気持ち良すぎて、頭がおかしくなりそうなのに……足りない、なんて……)
アグードに抱かれるのは嫌じゃないのに、イけばイくほど体の奥に重たい疼きが生まれてしまう。
オレが望んでいるのは――。
「はぁ……っ、ぁ……アグード……もっと……なあ、もっと――」
何かに気づきかけたけれど、オレは咄嗟にアグードにしがみついて視界を固く閉ざす。
そしてオレに強請られて興奮したアグードにイかされまくって、オレは抱き潰されて意識を失った。
体の奥深くに、飢えが積み重なっていくのを感じながら――。
もう好きにしてくれ……と心まで抗う気が失せたオレを、アグードは容赦してくれない。
いつの間に用意したのか、小さな容器に入った軟膏をたっぷりとすくい取り、オレの尻にクチュリと塗り込む。
チュク、チュク、と孔を指で解されていくと、それだけでオレの頭の中ごと乱れてワケが分からなくなる。
「やぁ……ッ、あっ、ソコ……んぁぁぁ……ッ」
「ルカ兄、ここ押されるの、好き? すごい嬉しそうにヒクヒクする」
「い、言うなぁ……あぁっ……ン……ぁ――」
最初は指一本ですらキツいと感じたのに、あっという間に慣れて二本、三本と呑み込んでしまう。
奥の方までしっかりと解されて、疼いてたまらなくなって、ようやくアグードが自分のものでオレに繋がり始める。
「……ぅ……っ……ッ……」
あまりに太くて硬くて、押し広げられていく感覚に息が詰まる。
それでもアグードはゆっくり抽挿を繰り返して、オレを奥のほうまで暴こうとしてくる。
もう間もなくアグードのものを根本まで呑み込みかけた時。
アグードはオレの下腹を――淫紋を撫でた。
「――……ッッ!」
強引に引き起こされた快感に、オレの体が思わず跳ねる。
目がチカチカしやがる……全身が脈打って、もっと気持ちよくなりたがってしまう。
これはイヤだ。オレがオレじゃなくなる。
ようやく全部繋がれて、恍惚の顔で見下ろしてくるアグードに、オレは小刻みに首を横に振ってみせた。
「……ぁ……や、めろ……ソコ、さわるなぁ……くぅ、ン……」
「でもルカ兄、ここを触ってあげないと、ずっと疼いて辛そうだから」
のしり、とオレに被さりながらルカが耳元で囁いてくる。
腰を揺らしてオレの奥を苛め、淫紋を親指の腹で撫でながら。
「アァァ……ッ、や、やめろってぇ……あぁっ、ぁ、ぁあ……ッ!」
「こんなにいっぱいイって、悦んでるのに……やめられない。ルカ兄、もっと俺でイって。どれだけ壊れても、ルカ兄はルカ兄だから――」
アグードが手加減してくれない。むしろオレが喘ぐほどにひどくなって、オレを絶え間なくイかせてくる。
声なんて抑えられるはずもなく、オレはアグードに啼かされまくってしまう。
夢中になってイきまくるけれど、絶頂の快楽が少し落ち着く瞬間がある。
そんな時、どうしてもオレの視界の脇にクウガ入ってしまう。
呪いを封じる魔法を念入りにかけられ、眠りについているクウガ。
コイツのせいで淫紋なんてものを刻まれて、アグードにエッチしてもらわないと耐えられない体になっちまって、腹立たしくてたまらない。
それなのに……。
クウガが視界に入ると――体が、飢える。
(な、なんで……こんなにイってるのに……気持ち良すぎて、頭がおかしくなりそうなのに……足りない、なんて……)
アグードに抱かれるのは嫌じゃないのに、イけばイくほど体の奥に重たい疼きが生まれてしまう。
オレが望んでいるのは――。
「はぁ……っ、ぁ……アグード……もっと……なあ、もっと――」
何かに気づきかけたけれど、オレは咄嗟にアグードにしがみついて視界を固く閉ざす。
そしてオレに強請られて興奮したアグードにイかされまくって、オレは抱き潰されて意識を失った。
体の奥深くに、飢えが積み重なっていくのを感じながら――。
0
お気に入りに追加
97
あなたにおすすめの小説
R18禁BLゲームの主人公(総攻め)の弟(非攻略対象)に成りました⁉
あおい夜
BL
昨日、自分の部屋で眠ったあと目を覚ましたらR18禁BLゲーム“極道は、非情で温かく”の主人公(総攻め)の弟(非攻略対象)に成っていた!
弟は兄に溺愛されている為、嫉妬の対象に成るはずが?
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
3人の弟に逆らえない
ポメ
BL
優秀な3つ子に調教される兄の話です。
主人公:高校2年生の瑠璃
長男の嵐は活発な性格で運動神経抜群のワイルド男子。
次男の健二は大人しい性格で勉学が得意の清楚系王子。
三男の翔斗は無口だが機械に強く、研究オタクっぽい。黒髪で少し地味だがメガネを取ると意外とかっこいい?
3人とも高身長でルックスが良いと学校ではモテまくっている。
しかし、同時に超がつくブラコンとも言われているとか?
そんな3つ子に溺愛される瑠璃の話。
調教・お仕置き・近親相姦が苦手な方はご注意くださいm(_ _)m
R18、最初から終わってるオレとヤンデレ兄弟
あおい夜
BL
注意!
エロです!
男同士のエロです!
主人公は『一応』転生者ですが、ヤバい時に記憶を思い出します。
容赦なく、エロです。
何故か完結してからもお気に入り登録してくれてる人が沢山いたので番外編も作りました。
良かったら読んで下さい。
受け付けの全裸お兄さんが店主に客の前で公開プレイされる大人の玩具専門店
ミクリ21 (新)
BL
大人の玩具専門店【ラブシモン】を営む執事服の店主レイザーと、受け付けの全裸お兄さんシモンが毎日公開プレイしている話。
ショタ18禁読み切り詰め合わせ
ichiko
BL
今まで書きためたショタ物の小説です。フェチ全開で欲望のままに書いているので閲覧注意です。スポーツユニフォーム姿の少年にあんな事やこんな事をみたいな内容が多いです。
淫紋付けたら逆襲!!巨根絶倫種付けでメス奴隷に堕とされる悪魔ちゃん♂
朝井染両
BL
お久しぶりです!
ご飯を二日食べずに寝ていたら、身体が生きようとしてエロ小説が書き終わりました。人間って不思議ですね。
こういう間抜けな受けが好きなんだと思います。可愛いね~ばかだね~可愛いね~と大切にしてあげたいですね。
合意のようで合意ではないのでお気をつけ下さい。幸せラブラブエンドなのでご安心下さい。
ご飯食べます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる