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一章 細マッチョエルフの受難~転生しても腐れ縁?ありえねぇ……~
●淫紋のせい
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待て。始めたのはオレのほうだけど、なんでアグードのヤツ、こんなに積極的なんだ?
イったのにキスも手の愛撫も止めないアグードの背を、オレは必死に叩いた。
ちょっとやめてくれ! あっ、こら、出したばかりは辛いって……ヤバい。気持ち良すぎて止まらなくなる……っ。
寝ぼけてるのか? 起きてるのか?
どっちにしてもタチが悪くないか、コレ? あぁっ、またイく――。
執拗に攻められて、弄られて、もう力が入らなくてオレがグッタリしたところで、やっとグイードの唇が離れる。
ボーッとした目――いや、うっとりしてるのか?――でオレをしばらく見下ろした後、グイードはハッとなって目を見張った。
「……ルカ、兄? なんで……」
「えっと……正気に、戻ったか……?」
オレが尋ねると、アグードは表情ごと全身を強張らせる。
「……夢、じゃなくて……現実、なのか?」
「あ、ああ……その、悪い――」
「俺……ルカ兄のこと……っ……」
ポタポタと熱い雫がオレの顔に落ちてくる。グイードの涙にオレまで目を見開いてしまう。
「なんで泣くんだよ?」
「ごめん……っ……だって、夢だと思ったから……ルカ兄が、自分の体を触らせて誘ってくるなんて、夢じゃなかったらあり得ないって……」
「……悪い、夢じゃなくて。ちょっと厄介なことが起きて、な」
オレは服をめくってグイードに下腹を見せてやる。
水浴びの時よりも強く光るハートの模様を目の当たりにした途端、グイードから息を呑む音がした。
「これは、淫紋……っ! まさかルカ兄、呪われたのか?!」
「いん、もん……?」
「淫らになる呪いだ。どれだけでもまぐわいたくなる呪い……いつの間に……」
「さっきクウガが魔物に乗っ取られた時、オレまで呪いやがったんだ」
話している内に、体の疼きがまたひどくなっていく。
もうバレたんだから、ガマンなんてできない。
オレは目を潤ませながらアグードを見上げ、訴える。
「頼む、オレ……体、辛くて……楽にして、くれないか?」
「それは……俺が、ルカ兄を抱いても……?」
抱く――はっきり言われると恥ずかしい。思わずオレは目を逸らし、顔を熱くしながら小さく頷いた。
「……お前しか、いないから……頼む……めちゃくちゃに――んむ……っ」
オレの頼みを最後まで聞かず、アグードはオレに深いキスをする。
さっきよりも熱くてねっとりとしたキス。
手も迷いなくオレの肌を滑って、体中に溜まった疼きを散らして快感に変えてくれる。
そうしてアグードの手が下腹部の模様に触れた瞬間、「んンン……ッ」とこもった声が、オレから大きく漏れてしまう。
模様、触られるとダメだ。良すぎて声が抑えられない。
こんなところをクウガに見られたら、オレ――。
「んんんン――……ッッッ!」
オレらがいたしている所をクウガに見られる絵を想像したら、それだけで腰の奥が甘く弾けた。
イったのにキスも手の愛撫も止めないアグードの背を、オレは必死に叩いた。
ちょっとやめてくれ! あっ、こら、出したばかりは辛いって……ヤバい。気持ち良すぎて止まらなくなる……っ。
寝ぼけてるのか? 起きてるのか?
どっちにしてもタチが悪くないか、コレ? あぁっ、またイく――。
執拗に攻められて、弄られて、もう力が入らなくてオレがグッタリしたところで、やっとグイードの唇が離れる。
ボーッとした目――いや、うっとりしてるのか?――でオレをしばらく見下ろした後、グイードはハッとなって目を見張った。
「……ルカ、兄? なんで……」
「えっと……正気に、戻ったか……?」
オレが尋ねると、アグードは表情ごと全身を強張らせる。
「……夢、じゃなくて……現実、なのか?」
「あ、ああ……その、悪い――」
「俺……ルカ兄のこと……っ……」
ポタポタと熱い雫がオレの顔に落ちてくる。グイードの涙にオレまで目を見開いてしまう。
「なんで泣くんだよ?」
「ごめん……っ……だって、夢だと思ったから……ルカ兄が、自分の体を触らせて誘ってくるなんて、夢じゃなかったらあり得ないって……」
「……悪い、夢じゃなくて。ちょっと厄介なことが起きて、な」
オレは服をめくってグイードに下腹を見せてやる。
水浴びの時よりも強く光るハートの模様を目の当たりにした途端、グイードから息を呑む音がした。
「これは、淫紋……っ! まさかルカ兄、呪われたのか?!」
「いん、もん……?」
「淫らになる呪いだ。どれだけでもまぐわいたくなる呪い……いつの間に……」
「さっきクウガが魔物に乗っ取られた時、オレまで呪いやがったんだ」
話している内に、体の疼きがまたひどくなっていく。
もうバレたんだから、ガマンなんてできない。
オレは目を潤ませながらアグードを見上げ、訴える。
「頼む、オレ……体、辛くて……楽にして、くれないか?」
「それは……俺が、ルカ兄を抱いても……?」
抱く――はっきり言われると恥ずかしい。思わずオレは目を逸らし、顔を熱くしながら小さく頷いた。
「……お前しか、いないから……頼む……めちゃくちゃに――んむ……っ」
オレの頼みを最後まで聞かず、アグードはオレに深いキスをする。
さっきよりも熱くてねっとりとしたキス。
手も迷いなくオレの肌を滑って、体中に溜まった疼きを散らして快感に変えてくれる。
そうしてアグードの手が下腹部の模様に触れた瞬間、「んンン……ッ」とこもった声が、オレから大きく漏れてしまう。
模様、触られるとダメだ。良すぎて声が抑えられない。
こんなところをクウガに見られたら、オレ――。
「んんんン――……ッッッ!」
オレらがいたしている所をクウガに見られる絵を想像したら、それだけで腰の奥が甘く弾けた。
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