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VS魔王
○異常な状況での交わり
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夢の中で、魔王とインキュバスが隣でいたしている状況で、エルジュに抱かれる――明らかに普通じゃない状況。こんなことを悠長にやっていられないと思うのに、グリオスはエルジュに求められるままその手を受け入れていく。
ずっと無駄に丁寧で勘弁して欲しいと思っていた愛撫も、ありったけの好意を隠さずにぶつけてくる眼差しも、キスの合間に告げてくる「愛してる」も、今のグリオスには悦びにしかならなかった。
弛緩した体を撫で回され、奥深くに燻る疼きは酷くなっていく。
口のまぐわいだけで視界が点滅し、後孔の奥は甘く達し、早くエルジュが欲しいと訴えてくる。
「ん、む……っ……ン……ッッ……んー……んン……っ」
自らも激しく舌を絡め、少しでもエルジュを感じようと貪欲に求めていく。
グリオスが衣服のこすれ合いすらもどかしいく感じていると、まるで糸が解けるようにパラリと互いの服が剥がれ落ち、火照った肌が密着する。
ずっと欲しかった温もりに思わず体を押し付け、エルジュの背に腕を回し、べったりとくっついていると、
「そのまま抱き合ってくれるなら、ぜひそうしてくれ。俺には都合がいい……もう俺でなければ満たされないと、身をもって知ることになるからなあ」
インキュバスが嘲笑を滲ませながらグリオスたちに話しかけてくる。だが、エルジュは一切の動揺を見せずに鼻で笑う。
「ただキモチいいだけなら、もっと前にグリオスは魔物に堕ちてるから。それだけじゃないから、あれだけ魔物にキモチ良くされてもオレと一緒に居るんでしょ? だってグリオスが欲しいのはオレなんだもの」
言いながらエルジュの指がグリオスの後孔を弄り出す。現実ならば挿入するための潤いがなければ、指一本ですらキツくて入らない場所。
しかし早くまぐわいたいと夢の中で望み続けたせいか、にゅるり、と中は潤いに満ちていた。
ぐにゅっ、ぐにゅっ、と大きく指を動かされながら奥を拡げられると、もう甘い疼きに耐え切れず、グリオスは体を震わせながらエルジュに訴えてしまう。
「エルジュ……っ、はや、く……お前が欲しい……ずっと繋がりたくて……我慢できない……ぁ……」
「分かってるって。オレも我慢できないし。だって、ちゃんと本気で愛せるんだもの」
ずっと昂っていたものをグリオスの孔へこすりつけながら、エルジュは腰を揺らして間もなく辿る未来を連想させてくる。
それだけのことで中はヒクヒクッと歓喜に脈打ち、より一層の飢えをグリオスに与えてきた。
ずっと無駄に丁寧で勘弁して欲しいと思っていた愛撫も、ありったけの好意を隠さずにぶつけてくる眼差しも、キスの合間に告げてくる「愛してる」も、今のグリオスには悦びにしかならなかった。
弛緩した体を撫で回され、奥深くに燻る疼きは酷くなっていく。
口のまぐわいだけで視界が点滅し、後孔の奥は甘く達し、早くエルジュが欲しいと訴えてくる。
「ん、む……っ……ン……ッッ……んー……んン……っ」
自らも激しく舌を絡め、少しでもエルジュを感じようと貪欲に求めていく。
グリオスが衣服のこすれ合いすらもどかしいく感じていると、まるで糸が解けるようにパラリと互いの服が剥がれ落ち、火照った肌が密着する。
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言いながらエルジュの指がグリオスの後孔を弄り出す。現実ならば挿入するための潤いがなければ、指一本ですらキツくて入らない場所。
しかし早くまぐわいたいと夢の中で望み続けたせいか、にゅるり、と中は潤いに満ちていた。
ぐにゅっ、ぐにゅっ、と大きく指を動かされながら奥を拡げられると、もう甘い疼きに耐え切れず、グリオスは体を震わせながらエルジュに訴えてしまう。
「エルジュ……っ、はや、く……お前が欲しい……ずっと繋がりたくて……我慢できない……ぁ……」
「分かってるって。オレも我慢できないし。だって、ちゃんと本気で愛せるんだもの」
ずっと昂っていたものをグリオスの孔へこすりつけながら、エルジュは腰を揺らして間もなく辿る未来を連想させてくる。
それだけのことで中はヒクヒクッと歓喜に脈打ち、より一層の飢えをグリオスに与えてきた。
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