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矮人と巨人
PHASE-1362【向ける視線は地面】
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――さて、
「シャルナ」
「ここにいた連中は壊走。この拠点から逃げ出すように、森の中に向かっていく連中もいるよ」
「そうか」
「カクエンはともかく、土地勘のない連中がこの森で逃げ惑うとなると、間違いなく元々この森に生息している生物たちに狙われる事になるだろうね」
「縄張りを追い出された連中からのしっぺ返しが待ってるわけだな」
「そうなるね」
と、シャルナは淡々と返してくる。
でかい顔をしてこの場所を乗っ取った連中の力が弱まったと分かれば、元々この辺りを拠点として生息していた生物たちも戻ってくる。
脇目も振らず逃げる事に必死になった連中が森の中で迷ってしまえば、迷う中で迎える事になる運命は、最悪のものだというのは想像に難くない。
「逃げた連中の後始末はこの森の生物たちに任せよう」
こちらは少数で活動しているからな。利用できる力は利用させてもらう。
冷徹な判断ではあるけども、戦いを放棄して降伏を受け入れず、逃げる事を選択したのだから、そいつ等がその後どういった末路をたどろうとも知ったことじゃない。
アジャイルセンチピードを中心とした大型の捕食者たちが、弱肉強食が掟である自然界の厳しさを教えてくれることだろう。
「本来なら私が一人で全滅させたかったのですがね」
「大口を叩ける程度には、疲労回復はしたみたいだな」
「大口? 事実を述べただけですよ」
うむ。いつものコクリコだな。その強気、これからも頼らせてもらう。
「兄ちゃん!?」
左肩のミルモンが驚きの声を発しつつ地面を指さす。
従って地面を見れば、
「これ以上の展開は無意味と判断したのかな? それとも永続効果ってわけじゃないってことか? どちらにしてもようやく解放されたな」
こちらの中位魔法までを封じていた大魔法ラプス。
いままでこの拠点中央に展開されていた赤く輝く魔法陣が徐々に薄れていき――消滅。
術者として発動したのはハルダームだったようだけど、それなら大地を隆起させた魔法同様、死んだと同時に解除されるはず。
そこから考えると、術のトリガーはハルダームだけども、術の元となっているのは別の存在なんだろうな。
その存在が誰かなのは想像できるけど。
なにはともあれ、こちらが不利な状況から解放されたのは事実。
――念のために――、
「コクリコ、ここでの勝利の祝いに空に向かって――」
「ファイヤーボール」
最後まで言わずとも分かるとばかりに、コクリコが左手に持つワンドの先端にある貴石を赤色に輝かせ、空に向かって火球を放ってくれる。
「やはりこうでないと!」
得意魔法を使用する事が可能となった事にご満悦だった。
コクリコのファイヤーボールを勝利の祝砲として目にしつつ、
「さてさて――」
エイブラムスから飛び降りて歩く。
足を進めるのは、首がない巨大な体躯からなる亡骸。
側により、蹲踞の姿勢から両手を合わせる。
何度も目にしているからか、ミルモンは何も言わない。
ミルモンを一瞥した後に亡骸が手にするパルチザンへと目を向ける。
人間が使うには手に余りすぎる利器ではあるけども、魔法が封じられた武器となれば手に入れておきたい。
この槍を使用できるだけの存在が仲間になった時に渡すのも良いだろうし、こちらにはギムロンを筆頭に優秀なドワーフさん達もいれば、エルフさん達もいる。
そんな方々に任せれば、雷系の魔法を封じたまま、人間が扱えるサイズの別の武器に仕立てる事も可能かもしれない。
とりあえずは――、
「こいつに積んでおこう」
プレイギアから喚び出すのは、たびたび世話になる軍用トラックであるM939 5tトラック。
ここでパロンズ氏のマッドゴーレムにも手伝ってもらって、皆して戦利品であるパルチザン・プロトスをトラックの荷台へと乗せてからプレイギアへと戻す。
「がめついですね。まだ戦闘は終わっていないというのに」
「そう言うなよコクリコ。ここで回収しとかないと、次にここを通るとはかぎらないからな」
RPGなんかのダンジョンでも回収を後回しにしたら、ダンジョン攻略後、強制的にそのダンジョンから脱出。で、二度と入れないとかって仕様もあるからね。
「敵を全て倒した後に戻ればいいだけですよ」
と、コクリコは返してくるけども。
自信満々なその発言を耳にして俺は思ったことを素直に口に出してみる。
「フラグ立ったな」
――……と……。
そして、そういった事を考える時に限って、悪い事は現実になるというのもふざけたもの。
そんなご都合主義はいらないんだけどな。と、思う中で地響きが発生。
「中々に強いですな」
樽型ボディで安定感のあるパロンズ氏が踏ん張りながら俺の横に立つ。
実際、歩行が難しいほどに揺れている。
「でもこの辺だけみたいだよ」
「そうだね」
空に留まるシャルナに、俺の肩から離れたミルモンが続く。
二人して周囲を空から見れば、揺れているのはこの拠点だけであり、周囲の森の木々が揺れているということはないそうだった。
「局地的な揺れってことは、震源地は――ここってことか」
「ではこの場でただ事じゃない事が起こっているという事ですね!」
「嬉々として言わないように……」
首級を逃したからか、今度は自分がと意気込むコクリコ。
連戦をこなしているというのにこの元気さ。
ポーションの効能で傷だけでなく疲労も回復できるとはいえ、連戦によって精神の疲労は残っているはずなのに、そんな事などないとばかりに体力、気力ともに漲っているご様子。
その姿にタチアナとコルレオンは空笑い。
流石に場慣れしてきているタチアナであっても、これほどの連戦は経験がないだろうし、新人であるコルレオンはしんどいことだろう。
二人とは違いパロンズ氏はまだまだやれるとばかりに姿勢を真っ直ぐに伸ばし、気付けとばかりに酒瓶を手にすればグビリと呷る。
一口だけでも酒気が一帯に広がる度数の強さは、流石はドワーフが飲む酒といったところ。
「トール、どうする?」
「どうすると言われれば、この地響きの原因を調べないといけないだろうな。十中八九そこにヤヤラッタがいると思うし」
指揮官の命が奪われ、逃散により兵力が大きく削られてしまっている状況になっても出てこないということは、それ以上に重要な何かを行っている可能性がある。
「それで、空から見て変わったことは?」
「ないよ」
シャルナが返してくれば、ミルモンも同様の言葉で返してくる。
――てことは、
「局地的な地響きだからな~」
言いつつ俺が地面を見れば、皆もそれに続いて地面に目を向ける。
「シャルナ」
「ここにいた連中は壊走。この拠点から逃げ出すように、森の中に向かっていく連中もいるよ」
「そうか」
「カクエンはともかく、土地勘のない連中がこの森で逃げ惑うとなると、間違いなく元々この森に生息している生物たちに狙われる事になるだろうね」
「縄張りを追い出された連中からのしっぺ返しが待ってるわけだな」
「そうなるね」
と、シャルナは淡々と返してくる。
でかい顔をしてこの場所を乗っ取った連中の力が弱まったと分かれば、元々この辺りを拠点として生息していた生物たちも戻ってくる。
脇目も振らず逃げる事に必死になった連中が森の中で迷ってしまえば、迷う中で迎える事になる運命は、最悪のものだというのは想像に難くない。
「逃げた連中の後始末はこの森の生物たちに任せよう」
こちらは少数で活動しているからな。利用できる力は利用させてもらう。
冷徹な判断ではあるけども、戦いを放棄して降伏を受け入れず、逃げる事を選択したのだから、そいつ等がその後どういった末路をたどろうとも知ったことじゃない。
アジャイルセンチピードを中心とした大型の捕食者たちが、弱肉強食が掟である自然界の厳しさを教えてくれることだろう。
「本来なら私が一人で全滅させたかったのですがね」
「大口を叩ける程度には、疲労回復はしたみたいだな」
「大口? 事実を述べただけですよ」
うむ。いつものコクリコだな。その強気、これからも頼らせてもらう。
「兄ちゃん!?」
左肩のミルモンが驚きの声を発しつつ地面を指さす。
従って地面を見れば、
「これ以上の展開は無意味と判断したのかな? それとも永続効果ってわけじゃないってことか? どちらにしてもようやく解放されたな」
こちらの中位魔法までを封じていた大魔法ラプス。
いままでこの拠点中央に展開されていた赤く輝く魔法陣が徐々に薄れていき――消滅。
術者として発動したのはハルダームだったようだけど、それなら大地を隆起させた魔法同様、死んだと同時に解除されるはず。
そこから考えると、術のトリガーはハルダームだけども、術の元となっているのは別の存在なんだろうな。
その存在が誰かなのは想像できるけど。
なにはともあれ、こちらが不利な状況から解放されたのは事実。
――念のために――、
「コクリコ、ここでの勝利の祝いに空に向かって――」
「ファイヤーボール」
最後まで言わずとも分かるとばかりに、コクリコが左手に持つワンドの先端にある貴石を赤色に輝かせ、空に向かって火球を放ってくれる。
「やはりこうでないと!」
得意魔法を使用する事が可能となった事にご満悦だった。
コクリコのファイヤーボールを勝利の祝砲として目にしつつ、
「さてさて――」
エイブラムスから飛び降りて歩く。
足を進めるのは、首がない巨大な体躯からなる亡骸。
側により、蹲踞の姿勢から両手を合わせる。
何度も目にしているからか、ミルモンは何も言わない。
ミルモンを一瞥した後に亡骸が手にするパルチザンへと目を向ける。
人間が使うには手に余りすぎる利器ではあるけども、魔法が封じられた武器となれば手に入れておきたい。
この槍を使用できるだけの存在が仲間になった時に渡すのも良いだろうし、こちらにはギムロンを筆頭に優秀なドワーフさん達もいれば、エルフさん達もいる。
そんな方々に任せれば、雷系の魔法を封じたまま、人間が扱えるサイズの別の武器に仕立てる事も可能かもしれない。
とりあえずは――、
「こいつに積んでおこう」
プレイギアから喚び出すのは、たびたび世話になる軍用トラックであるM939 5tトラック。
ここでパロンズ氏のマッドゴーレムにも手伝ってもらって、皆して戦利品であるパルチザン・プロトスをトラックの荷台へと乗せてからプレイギアへと戻す。
「がめついですね。まだ戦闘は終わっていないというのに」
「そう言うなよコクリコ。ここで回収しとかないと、次にここを通るとはかぎらないからな」
RPGなんかのダンジョンでも回収を後回しにしたら、ダンジョン攻略後、強制的にそのダンジョンから脱出。で、二度と入れないとかって仕様もあるからね。
「敵を全て倒した後に戻ればいいだけですよ」
と、コクリコは返してくるけども。
自信満々なその発言を耳にして俺は思ったことを素直に口に出してみる。
「フラグ立ったな」
――……と……。
そして、そういった事を考える時に限って、悪い事は現実になるというのもふざけたもの。
そんなご都合主義はいらないんだけどな。と、思う中で地響きが発生。
「中々に強いですな」
樽型ボディで安定感のあるパロンズ氏が踏ん張りながら俺の横に立つ。
実際、歩行が難しいほどに揺れている。
「でもこの辺だけみたいだよ」
「そうだね」
空に留まるシャルナに、俺の肩から離れたミルモンが続く。
二人して周囲を空から見れば、揺れているのはこの拠点だけであり、周囲の森の木々が揺れているということはないそうだった。
「局地的な揺れってことは、震源地は――ここってことか」
「ではこの場でただ事じゃない事が起こっているという事ですね!」
「嬉々として言わないように……」
首級を逃したからか、今度は自分がと意気込むコクリコ。
連戦をこなしているというのにこの元気さ。
ポーションの効能で傷だけでなく疲労も回復できるとはいえ、連戦によって精神の疲労は残っているはずなのに、そんな事などないとばかりに体力、気力ともに漲っているご様子。
その姿にタチアナとコルレオンは空笑い。
流石に場慣れしてきているタチアナであっても、これほどの連戦は経験がないだろうし、新人であるコルレオンはしんどいことだろう。
二人とは違いパロンズ氏はまだまだやれるとばかりに姿勢を真っ直ぐに伸ばし、気付けとばかりに酒瓶を手にすればグビリと呷る。
一口だけでも酒気が一帯に広がる度数の強さは、流石はドワーフが飲む酒といったところ。
「トール、どうする?」
「どうすると言われれば、この地響きの原因を調べないといけないだろうな。十中八九そこにヤヤラッタがいると思うし」
指揮官の命が奪われ、逃散により兵力が大きく削られてしまっている状況になっても出てこないということは、それ以上に重要な何かを行っている可能性がある。
「それで、空から見て変わったことは?」
「ないよ」
シャルナが返してくれば、ミルモンも同様の言葉で返してくる。
――てことは、
「局地的な地響きだからな~」
言いつつ俺が地面を見れば、皆もそれに続いて地面に目を向ける。
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