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ギルドを立ち上げてみよう
PHASE-30【壁上から王都を見てみよう】
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「先生、助けてください」
単刀直入に頼めば、
「喜んで」
二つ返事ですよ。
あまりにもすんなりだから、逆に不安になったけど、プレイギアに映し出されたパラメータを見れば――――、
武力34
知力100
統率98
そして――、そして――、待ってましたよこの数字!
忠誠100
100ですよ! 流石はゲーム内で親密をマックスにして、忠誠もマックスにしただけあったよ。
「それで、ご用件は」
俺に向ける笑顔。
その笑顔だけで、女性の心を容易に鷲づかみ出来そうですね。羨ましいです。
――――王都の絶望的な人手不足と、人間サイドの惰弱さを伝えた。
如何にして人を集めて王都を立て直しつつ、力を付けていくか。その為に同じ志を持った人々を集わせた組織であるギルドを結成する。
王側の家臣団の一部を刺激することは避けるってのが条件に入る。
理由は、内部からの侵略と思われたくないから――――。
「王側など、どうとでもなるでしょう。それよりも、ぎるどとは? 食客のようなものでしょうか?」
「ええ、食客と考えてください」
俺に返しつつ、軽快に壁上へと続く階段を一人で上がっていく。
どうとでもなる発言は心強い。言ってる人物に説得力があるから、とくにそう思える。
ギルドって横文字に弱いところは、ゲーム内に横文字が存在しないからだな。
先生は階段を上がる間も、いろんな箇所に目を向けていた。
櫓に、壁上で立哨する兵士たちを近くで眺め、「ふむふむ」と頷きつつ、壁上に立つと、王都から外を見るのではなく、内側を見渡している。
「ふむふむ――――」
ちなみに【ふむふむ】は、ゲーム内の先生の口癖である。
「どうです?」
追いついて、率直に意見を聞いてみる。
「いや~終わってますね。いっそ主が国主になられては?」
「それはちょっと……」
漢室の復興を考えていた人の発言ではないな。
それくらいこの世界は退廃しているということなのだろうか。
――――問題点が一目で分かるほど沢山あるそうだ。
城壁の修理の遅延。それどころか作業を行っているようにも見えない。
せめて瓦礫の中から、使えそうな煉瓦なんかで応急的にもいいから穴埋めをすればいいのに、それをしていない。
住民が農耕を行おうとする気概がない。
ないのは心身が恐怖に支配されているから。
そして、恐怖を払拭してくれるだけの武に長けた者がいない。
この辺りはベルも同じようなことを言っていたな。
加えて、初対面である自分を目にしても、なんの行動もせずに、壁上までのぼらせた兵士の警戒感のなさ。
一つが機能しなくなれば、そこから詰まっていき、結果、全てが機能しなくなる。
「ふむふむ」
と、腕組みして考え事だ。
で、空を眺めて動きが止まる――――。
その後、俺へと顔を向けて口を開く。
「兎にも角にも、人材。この一言ですね。都、以外からも人を集めねばなりません。その為には大仰な事を実行しないといけませんね」
「大仰?」
「そうですね~。例えば大きな戦を行い、敵に対して完全なる勝利を得る。それこそ主が有する奇跡の御業で」
御業って言われてもな~。
現状、この王都で戦える数は三百程度。
戦えるといってもすぐに逃げ出す弱卒ばかり。そんな兵達で、この広大な王都を守り戦うのは無謀。
でもって、防戦となっても、この城壁では敵の出入りは自由だ。
「よくもまあ、陥落しなかったもんです」
こんな状態でなぜ耐えたのか……。
「人が狩を楽しむように、相手もそれを楽しんでいたのでしょう。それが分かっていたから、王側もそれを利用していたのです」
「利用?」
ベルやゲッコーさんとは違う見識を聞けるようだ。
「なぜ王たちは、民を避難させないのでしょうか。主の説明では、王城には新たに門が造られ守りを堅牢にしているそうですが」
「そうです。城に避難させるべきですよね」
「そうしないのは、民を盾として全体を守っていたのです」
「どういうことです!」
これにベルが怒気を混じらせて問う。
――――民を外へと繋がる城壁付近へと住まわせ、侵攻があれば攫われる。
相手からしたら王都への攻めは、余裕から遊戯に変わり果てていたと先生は推論。
人を狩って、楽しめば立ち去る。
これを繰り返させて、今まで王都は耐えてきた。
はたして、それが耐えているのか? とも反論したくもなるけども。
先生の推論で、ベルがますます怒りを滲ませる。
しかし先生は、追い詰められた状況では仕方が無い苦肉の策で、大抵の権力者は民を盾にすると語る。
最小限の被害ですむなら尚更、実行するそうだ。
「ま、私も嫌いですがね。民が苦しむということは、それだけ王や臣下が凡庸なのです。いや――、反乱を起こさせなかったことから、非凡とも考えられますね。ともあれ、その苦しみに耐えたことで、逆転の一手が指せるわけです」
俺を指差しての発言。
俺が逆転の一手か。俺が転生する前に王都が陥落してたら、いま王都で生活をしている人達は生きていなかったかもしれないもんな。
そう考えるなら、今までの犠牲は無駄ではなかった。
ここは戦略家でもある先生。発言は冷たさも混じるが、戦いとなる場で、全てを救える者は存在しない。と言えば、ベルも軍人。目を閉じて、小さく頷いていた。
「実りもあります。相手方の指揮官の思考も少しは理解できました。最も得なければならない拠点を前にして、遊戯に走る。余裕の表れでしょうが、要所は素早く奪うべきです。いつでも奪えると過信したのでしょう。過信は当人の膂力からでしょうね。力で正面から攻めてくる戦巧者のようですが、政略、知略は乏しいようです。いずれまみえる時は、そこが急所になるでしょう」
自分の掌を食指で突いて、急所を突くジェスチャーを行いつつ、喋々と話してくださった。
「さて、そうなった時のために――――」
――――先生はここ最近の、俺たちの戦果を聞いてきた。
なので、ベルとゲッコーさんの活躍を伝える。
あり得ない活躍と力だと思うんだけども、あまり驚くことはなかった。
この世界に召喚されている時点で、不思議な力もあり得ると理解しているようだ。
「いけますね。民たちに、主の奇跡を御業を見せましょう。早速ですが、大戦を始めてやりましょう」
俺は当然だが、知力がすこぶる高いベルとゲッコーさんも、俺と同じで疑問符を浮かべた。
なんだろうか、大戦とは? そもそもこちらには大軍なんていないし、過信している敵が大軍で攻めてくるの?
単刀直入に頼めば、
「喜んで」
二つ返事ですよ。
あまりにもすんなりだから、逆に不安になったけど、プレイギアに映し出されたパラメータを見れば――――、
武力34
知力100
統率98
そして――、そして――、待ってましたよこの数字!
忠誠100
100ですよ! 流石はゲーム内で親密をマックスにして、忠誠もマックスにしただけあったよ。
「それで、ご用件は」
俺に向ける笑顔。
その笑顔だけで、女性の心を容易に鷲づかみ出来そうですね。羨ましいです。
――――王都の絶望的な人手不足と、人間サイドの惰弱さを伝えた。
如何にして人を集めて王都を立て直しつつ、力を付けていくか。その為に同じ志を持った人々を集わせた組織であるギルドを結成する。
王側の家臣団の一部を刺激することは避けるってのが条件に入る。
理由は、内部からの侵略と思われたくないから――――。
「王側など、どうとでもなるでしょう。それよりも、ぎるどとは? 食客のようなものでしょうか?」
「ええ、食客と考えてください」
俺に返しつつ、軽快に壁上へと続く階段を一人で上がっていく。
どうとでもなる発言は心強い。言ってる人物に説得力があるから、とくにそう思える。
ギルドって横文字に弱いところは、ゲーム内に横文字が存在しないからだな。
先生は階段を上がる間も、いろんな箇所に目を向けていた。
櫓に、壁上で立哨する兵士たちを近くで眺め、「ふむふむ」と頷きつつ、壁上に立つと、王都から外を見るのではなく、内側を見渡している。
「ふむふむ――――」
ちなみに【ふむふむ】は、ゲーム内の先生の口癖である。
「どうです?」
追いついて、率直に意見を聞いてみる。
「いや~終わってますね。いっそ主が国主になられては?」
「それはちょっと……」
漢室の復興を考えていた人の発言ではないな。
それくらいこの世界は退廃しているということなのだろうか。
――――問題点が一目で分かるほど沢山あるそうだ。
城壁の修理の遅延。それどころか作業を行っているようにも見えない。
せめて瓦礫の中から、使えそうな煉瓦なんかで応急的にもいいから穴埋めをすればいいのに、それをしていない。
住民が農耕を行おうとする気概がない。
ないのは心身が恐怖に支配されているから。
そして、恐怖を払拭してくれるだけの武に長けた者がいない。
この辺りはベルも同じようなことを言っていたな。
加えて、初対面である自分を目にしても、なんの行動もせずに、壁上までのぼらせた兵士の警戒感のなさ。
一つが機能しなくなれば、そこから詰まっていき、結果、全てが機能しなくなる。
「ふむふむ」
と、腕組みして考え事だ。
で、空を眺めて動きが止まる――――。
その後、俺へと顔を向けて口を開く。
「兎にも角にも、人材。この一言ですね。都、以外からも人を集めねばなりません。その為には大仰な事を実行しないといけませんね」
「大仰?」
「そうですね~。例えば大きな戦を行い、敵に対して完全なる勝利を得る。それこそ主が有する奇跡の御業で」
御業って言われてもな~。
現状、この王都で戦える数は三百程度。
戦えるといってもすぐに逃げ出す弱卒ばかり。そんな兵達で、この広大な王都を守り戦うのは無謀。
でもって、防戦となっても、この城壁では敵の出入りは自由だ。
「よくもまあ、陥落しなかったもんです」
こんな状態でなぜ耐えたのか……。
「人が狩を楽しむように、相手もそれを楽しんでいたのでしょう。それが分かっていたから、王側もそれを利用していたのです」
「利用?」
ベルやゲッコーさんとは違う見識を聞けるようだ。
「なぜ王たちは、民を避難させないのでしょうか。主の説明では、王城には新たに門が造られ守りを堅牢にしているそうですが」
「そうです。城に避難させるべきですよね」
「そうしないのは、民を盾として全体を守っていたのです」
「どういうことです!」
これにベルが怒気を混じらせて問う。
――――民を外へと繋がる城壁付近へと住まわせ、侵攻があれば攫われる。
相手からしたら王都への攻めは、余裕から遊戯に変わり果てていたと先生は推論。
人を狩って、楽しめば立ち去る。
これを繰り返させて、今まで王都は耐えてきた。
はたして、それが耐えているのか? とも反論したくもなるけども。
先生の推論で、ベルがますます怒りを滲ませる。
しかし先生は、追い詰められた状況では仕方が無い苦肉の策で、大抵の権力者は民を盾にすると語る。
最小限の被害ですむなら尚更、実行するそうだ。
「ま、私も嫌いですがね。民が苦しむということは、それだけ王や臣下が凡庸なのです。いや――、反乱を起こさせなかったことから、非凡とも考えられますね。ともあれ、その苦しみに耐えたことで、逆転の一手が指せるわけです」
俺を指差しての発言。
俺が逆転の一手か。俺が転生する前に王都が陥落してたら、いま王都で生活をしている人達は生きていなかったかもしれないもんな。
そう考えるなら、今までの犠牲は無駄ではなかった。
ここは戦略家でもある先生。発言は冷たさも混じるが、戦いとなる場で、全てを救える者は存在しない。と言えば、ベルも軍人。目を閉じて、小さく頷いていた。
「実りもあります。相手方の指揮官の思考も少しは理解できました。最も得なければならない拠点を前にして、遊戯に走る。余裕の表れでしょうが、要所は素早く奪うべきです。いつでも奪えると過信したのでしょう。過信は当人の膂力からでしょうね。力で正面から攻めてくる戦巧者のようですが、政略、知略は乏しいようです。いずれまみえる時は、そこが急所になるでしょう」
自分の掌を食指で突いて、急所を突くジェスチャーを行いつつ、喋々と話してくださった。
「さて、そうなった時のために――――」
――――先生はここ最近の、俺たちの戦果を聞いてきた。
なので、ベルとゲッコーさんの活躍を伝える。
あり得ない活躍と力だと思うんだけども、あまり驚くことはなかった。
この世界に召喚されている時点で、不思議な力もあり得ると理解しているようだ。
「いけますね。民たちに、主の奇跡を御業を見せましょう。早速ですが、大戦を始めてやりましょう」
俺は当然だが、知力がすこぶる高いベルとゲッコーさんも、俺と同じで疑問符を浮かべた。
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