1 / 2
第1章 紫月reaper
Prolog
しおりを挟む
雨は嫌いだ。それも、しとしとと降る様なやつは特にだ。何せ気分が暗くなる。
多分好きな人もいるだろう。僕だって幼稚園児の頃は、新しい傘やお気に入りの長靴が履けて喜んだ時もあったはずだ。でも、今は嫌いだ。多分これからも嫌いだと思う。
だが、今日この日この瞬間だけは僕の大嫌いな雨の日で良かったと未来永劫思い続けるだろう。
だってこんなにも彼女を夜露 紫月を儚いと思える時は来ないはずだから。
多分好きな人もいるだろう。僕だって幼稚園児の頃は、新しい傘やお気に入りの長靴が履けて喜んだ時もあったはずだ。でも、今は嫌いだ。多分これからも嫌いだと思う。
だが、今日この日この瞬間だけは僕の大嫌いな雨の日で良かったと未来永劫思い続けるだろう。
だってこんなにも彼女を夜露 紫月を儚いと思える時は来ないはずだから。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる