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第三章 忌み人は闇と踊る
忌み人は闇と踊る(11)
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県内随一の、いえ、関東圏でも他に例を見ない超大型の屋内型ショッピングモール、
それがここ『星ヶ丘ヒルズシティ』です。
平日の午後だというのに、南北へと緩やかな弓なりに縦断するメインストリートには大勢の人々が行き交い、ワンフロアごと一〇〇近く出店しているテナントでショッピングを楽しんでいる様子です。三層からなる超巨大ショッピングモールの、ほぼ中央部分に設けられた『光の広場』と名付けられた円形状の吹き抜け。その三階部分の手摺にもたれかかるようにしてぼんやりと――少なくとも傍目には――見下ろしているのがこのあたし、嬉野祥子でございます。
「――しょっと」
と、その円をなぞるように配置された、あたしの背後に置かれているユニークな色と形をした座り心地の悪そうなソファーに誰かが腰掛ける気配がして、あたしはそっと振り返りました。
「あ。蛭谷さんじゃないですかー。この前と恰好が違うから、戸惑っちゃいましたよ」
「ま、そりゃあな」
肩を竦めて自嘲気味な笑みを浮かべる今日の蛭谷さんは、足元に白いキャンバスシューズを履き、黒のスキニージーンズに白いカットソーを合わせ、その上から爽やかなスカイブルーのオックスフォードシャツを羽織っています。袖が七分で、しかも袖口が黒のリブになっているだなんて、ちょっと意外過ぎるほどこざっぱりとしていてとってもお洒落な印象。
っていうか――ですね。
「ぽくねぇ、って言いてぇんだろ? あぁ?」
「あ――あははは……。い、いえいえ、決してそういうつもりでは……」
「無理すんなって。てめぇのことはてめぇが良く分かってる。俺だってそう思ってるからな」
そうなんです。
もう、見るからに『あっち方面の方』って恰好なんだろうなーって想像してたんですけど。
「最初はこうじゃなかったさ。街をぶらつくにも、そりゃあもう見るからに『筋モン』だと分かるような恰好してたからな。ド派手な赤アロハにぶっとい金のチェーンをちらつかせて、龍の刺繍入りの土管みてぇなズボンに白のエナメル靴ときた。舐められたら終わり、ガキの頃からそんな不器用な生き方してきたからよ、それが当たり前だと思ってたんだな。だがよ――」
そこで蛭谷さんは思い出したかのように、くくっ、と笑いを押し殺します。
「――ある日だ。親父が逝っちまって、遺言どおり跡目も置かずに組は解散、突然のことさ。俺は仕方なく真っ当に生きられそうな連中を集めて、あのホテルで喰っていこうと考えた。……当時はよ、おんぼろで小汚ぇし、立ちんぼやらヤクの売人やらの御用達だったもんで、そりゃあ酷ぇ有様だった。真っ当に生きるどころか、片足突っ込んでるような宙ぶらりんな生活さ」
蛭谷さん自身は気付いていないのでしょう。
でも、吹き抜けの天井部分を飾る鮮やかなステンドグラスの中心で、慈愛の光を放つ聖女を眩しそうに見つめている瞳は少年のようでした。
「そうして一年が経った頃だ。俺たちの前に突然お嬢が現れたのさ。まだ中坊だったよ。その中坊のガキが、俺らを見るなりこう言いやがった。『あなたたち、いつまで極道のつもりなんですか!』ってな。ちっちゃな身体を精一杯震わせて、凄ぇ剣幕で怒鳴りつけてきたんだぜ?」
「うはっ」
「俺たちゃキレるどころか呆気に取られて、ついポカーンとしちまった。そしたら、にこって笑って言うのさ。『あたしはここの新しいオーナーです。このホテルもあなたたちも、今のままではまるで駄目。やるならてっぺん目指す、男ならそのくらいの意地見せなさい』ってな」
「あ……あははははは。何だか凄いですね」
「そうさ、ウチのお嬢は凄ぇんだ」
あたしが思わず笑い出しても、蛭谷さんは嫌な顔一つ見せず、むしろ嬉しそうに頷いたのでした。
「俺らはよ、どいつもこいつも親の愛情なんて無縁だった奴らばかりだろ? 誰かがぼやいてたよ、まるで母ちゃんみてぇだ、って嬉しそうにな。一回りも下のくせに、言うことがいちいちごもっともでぐうの音も出ねぇ。只の小理屈だったら文句も言えるが、素直に聞いちまう」
「ふふふ。なんだかその気持ち、分かる気がします」
「早速普段の生活と恰好から駄目出しさ。けどな? お嬢は口出すだけじゃなかった。この服だって、お嬢付き添いで見立ててくれた奴だ。それも一人一人にだぜ? それから寮代わりに借り上げてたアパートに訪ねてきちゃあ、掃除やら洗濯までやってた。真似できるモンじゃねえ」
「うんうん」
「ホテル再建も、お嬢の命令に従うんじゃなく、みんなで集まってみんなで会議して決めなきゃ駄目、って言い出したんだ。どうやったらお嬢の言う『てっぺん』が取れるのか、足りねえ頭突き合わせて糞真面目に議論したよ。時にはガチ喧嘩になっちまって、こっぴどく怒られたりしてな。そうやって三年かけて、やっと胸張って自慢ができる一流のホテルになったのさ」
蛭谷さんは感慨深そうに目を伏せ、長く息を吐くと、まっすぐな視線で前を見つめます。
「そうやってお嬢は、俺たち一人一人を真っ当な道に戻してくれたんだ。有難くってよ、畏れ多くて眩しすぎてよ……。とても『杏子さん』だなんて呼び捨てになんぞできねえ。だろ?」
もうあたしは確信していました。
「好き……なんですね、杏子のこと」
「お――おまっ! ば、馬鹿言ってんじゃ――!」
蛭谷さんは浅黒い肌を真っ赤に染め上げて、慌てて否定しようとしましたが、
「……いや、もう騙したり嘘吐いたりはしねえとお嬢に約束しちまったからな。俺はさ、お嬢が好き、大好きだ。お、おい、あれだぞ? ヤりてえとかそんな下品なのじゃねえからな?」
まるで悪戯が見つかったガキ大将です。
もじもじもごもごとして、何だか可愛く思えて。
「そういうんじゃねえんだ……分かるだろ? この人のためだったら命張っても良い、この人を幸せにできるんなら地獄に堕ちたって良い、そう思えるほど好きだっていう気持ちが。俺らみてぇなろくでなしは、どのみち死んだら地獄行きさ。けどよ? お嬢のためだったら、俺は何度地獄に堕ちたって構わねえ。きっと後悔なんてこれっぽっちもせずに笑っていられんだ」
じわり――何だか凄く心に沁みて。
かあっ――胸が熱くなってしまって。
「蛭谷……ざん……」
「お、おい、馬鹿! 何でてめぇが涙ぐんでんだよ!?」
「だってぇ……ぐすっ……」
「い、いいからこれで拭け! な?」
蛭谷さんの差し出した真っ白なハンカチは、陽だまりのような暖かい匂いがしました。辛抱強く無言で待ってくれた蛭谷さんは、返されたハンカチを受け取ると囁くように言います。
「落ち着いたか? ったく、あんま驚かせんなよ。こういうの……苦手なんだよ」
「だい……じょうぶです。すみません、ありがとうございました」
「良いって」
それから蛭谷さんは軽く手を振ってあたりを見回すと、幾人かと視線を合わせ頷きました。
「にしてもだ。あの野郎、最後の最後で『俺は行けない』とか抜かすたぁ一体どういう了見だ? 言い出しっぺのへぼ探偵が……。おめぇ、何かあいつから聞いてんのか、どうなんだ?」
「そ、それは――ですね……」
そうなんです。
今日、大事なこの日この場所に、あの人の姿は何処にも見つからないのでした。
四十九院白兎――人は彼を『行動する名探偵』と呼びます。
「ええっと……」
あたしは途端にしどろもどろになってぐずぐずと言い訳めいた台詞を並べ立てます。
「あ、相手が行動に移す前にこっちから先手を打たないと、何かされてからじゃ手遅れになっちゃいますし……ホテル休業日の今日じゃないと皆さんの休みの都合も合わなかったですし……。そ、それに白兎さん、か、代わりの助っ人を寄越すと言ってましたから。ね?」
「そりゃそうなんだがな」
蛭谷さんは不機嫌そうな顔をしながらも、相手があたしなので責めづらいのでしょう。
「つーか、その助っ人とやらは何処なんだよ? そろそろ時間だぞ? ホントに来んのか?」
「だ、大丈夫……だと思います。来ます、来るはず……です。あは……あはははははー……」
あたしには、蛭谷さんに隠しているどうしても言えない秘密がありました。
本当は知っているのです。
きっと白兎さんだって気付いていない。
それでもあたしは。
そう――だって今日は、木曜日。
それがここ『星ヶ丘ヒルズシティ』です。
平日の午後だというのに、南北へと緩やかな弓なりに縦断するメインストリートには大勢の人々が行き交い、ワンフロアごと一〇〇近く出店しているテナントでショッピングを楽しんでいる様子です。三層からなる超巨大ショッピングモールの、ほぼ中央部分に設けられた『光の広場』と名付けられた円形状の吹き抜け。その三階部分の手摺にもたれかかるようにしてぼんやりと――少なくとも傍目には――見下ろしているのがこのあたし、嬉野祥子でございます。
「――しょっと」
と、その円をなぞるように配置された、あたしの背後に置かれているユニークな色と形をした座り心地の悪そうなソファーに誰かが腰掛ける気配がして、あたしはそっと振り返りました。
「あ。蛭谷さんじゃないですかー。この前と恰好が違うから、戸惑っちゃいましたよ」
「ま、そりゃあな」
肩を竦めて自嘲気味な笑みを浮かべる今日の蛭谷さんは、足元に白いキャンバスシューズを履き、黒のスキニージーンズに白いカットソーを合わせ、その上から爽やかなスカイブルーのオックスフォードシャツを羽織っています。袖が七分で、しかも袖口が黒のリブになっているだなんて、ちょっと意外過ぎるほどこざっぱりとしていてとってもお洒落な印象。
っていうか――ですね。
「ぽくねぇ、って言いてぇんだろ? あぁ?」
「あ――あははは……。い、いえいえ、決してそういうつもりでは……」
「無理すんなって。てめぇのことはてめぇが良く分かってる。俺だってそう思ってるからな」
そうなんです。
もう、見るからに『あっち方面の方』って恰好なんだろうなーって想像してたんですけど。
「最初はこうじゃなかったさ。街をぶらつくにも、そりゃあもう見るからに『筋モン』だと分かるような恰好してたからな。ド派手な赤アロハにぶっとい金のチェーンをちらつかせて、龍の刺繍入りの土管みてぇなズボンに白のエナメル靴ときた。舐められたら終わり、ガキの頃からそんな不器用な生き方してきたからよ、それが当たり前だと思ってたんだな。だがよ――」
そこで蛭谷さんは思い出したかのように、くくっ、と笑いを押し殺します。
「――ある日だ。親父が逝っちまって、遺言どおり跡目も置かずに組は解散、突然のことさ。俺は仕方なく真っ当に生きられそうな連中を集めて、あのホテルで喰っていこうと考えた。……当時はよ、おんぼろで小汚ぇし、立ちんぼやらヤクの売人やらの御用達だったもんで、そりゃあ酷ぇ有様だった。真っ当に生きるどころか、片足突っ込んでるような宙ぶらりんな生活さ」
蛭谷さん自身は気付いていないのでしょう。
でも、吹き抜けの天井部分を飾る鮮やかなステンドグラスの中心で、慈愛の光を放つ聖女を眩しそうに見つめている瞳は少年のようでした。
「そうして一年が経った頃だ。俺たちの前に突然お嬢が現れたのさ。まだ中坊だったよ。その中坊のガキが、俺らを見るなりこう言いやがった。『あなたたち、いつまで極道のつもりなんですか!』ってな。ちっちゃな身体を精一杯震わせて、凄ぇ剣幕で怒鳴りつけてきたんだぜ?」
「うはっ」
「俺たちゃキレるどころか呆気に取られて、ついポカーンとしちまった。そしたら、にこって笑って言うのさ。『あたしはここの新しいオーナーです。このホテルもあなたたちも、今のままではまるで駄目。やるならてっぺん目指す、男ならそのくらいの意地見せなさい』ってな」
「あ……あははははは。何だか凄いですね」
「そうさ、ウチのお嬢は凄ぇんだ」
あたしが思わず笑い出しても、蛭谷さんは嫌な顔一つ見せず、むしろ嬉しそうに頷いたのでした。
「俺らはよ、どいつもこいつも親の愛情なんて無縁だった奴らばかりだろ? 誰かがぼやいてたよ、まるで母ちゃんみてぇだ、って嬉しそうにな。一回りも下のくせに、言うことがいちいちごもっともでぐうの音も出ねぇ。只の小理屈だったら文句も言えるが、素直に聞いちまう」
「ふふふ。なんだかその気持ち、分かる気がします」
「早速普段の生活と恰好から駄目出しさ。けどな? お嬢は口出すだけじゃなかった。この服だって、お嬢付き添いで見立ててくれた奴だ。それも一人一人にだぜ? それから寮代わりに借り上げてたアパートに訪ねてきちゃあ、掃除やら洗濯までやってた。真似できるモンじゃねえ」
「うんうん」
「ホテル再建も、お嬢の命令に従うんじゃなく、みんなで集まってみんなで会議して決めなきゃ駄目、って言い出したんだ。どうやったらお嬢の言う『てっぺん』が取れるのか、足りねえ頭突き合わせて糞真面目に議論したよ。時にはガチ喧嘩になっちまって、こっぴどく怒られたりしてな。そうやって三年かけて、やっと胸張って自慢ができる一流のホテルになったのさ」
蛭谷さんは感慨深そうに目を伏せ、長く息を吐くと、まっすぐな視線で前を見つめます。
「そうやってお嬢は、俺たち一人一人を真っ当な道に戻してくれたんだ。有難くってよ、畏れ多くて眩しすぎてよ……。とても『杏子さん』だなんて呼び捨てになんぞできねえ。だろ?」
もうあたしは確信していました。
「好き……なんですね、杏子のこと」
「お――おまっ! ば、馬鹿言ってんじゃ――!」
蛭谷さんは浅黒い肌を真っ赤に染め上げて、慌てて否定しようとしましたが、
「……いや、もう騙したり嘘吐いたりはしねえとお嬢に約束しちまったからな。俺はさ、お嬢が好き、大好きだ。お、おい、あれだぞ? ヤりてえとかそんな下品なのじゃねえからな?」
まるで悪戯が見つかったガキ大将です。
もじもじもごもごとして、何だか可愛く思えて。
「そういうんじゃねえんだ……分かるだろ? この人のためだったら命張っても良い、この人を幸せにできるんなら地獄に堕ちたって良い、そう思えるほど好きだっていう気持ちが。俺らみてぇなろくでなしは、どのみち死んだら地獄行きさ。けどよ? お嬢のためだったら、俺は何度地獄に堕ちたって構わねえ。きっと後悔なんてこれっぽっちもせずに笑っていられんだ」
じわり――何だか凄く心に沁みて。
かあっ――胸が熱くなってしまって。
「蛭谷……ざん……」
「お、おい、馬鹿! 何でてめぇが涙ぐんでんだよ!?」
「だってぇ……ぐすっ……」
「い、いいからこれで拭け! な?」
蛭谷さんの差し出した真っ白なハンカチは、陽だまりのような暖かい匂いがしました。辛抱強く無言で待ってくれた蛭谷さんは、返されたハンカチを受け取ると囁くように言います。
「落ち着いたか? ったく、あんま驚かせんなよ。こういうの……苦手なんだよ」
「だい……じょうぶです。すみません、ありがとうございました」
「良いって」
それから蛭谷さんは軽く手を振ってあたりを見回すと、幾人かと視線を合わせ頷きました。
「にしてもだ。あの野郎、最後の最後で『俺は行けない』とか抜かすたぁ一体どういう了見だ? 言い出しっぺのへぼ探偵が……。おめぇ、何かあいつから聞いてんのか、どうなんだ?」
「そ、それは――ですね……」
そうなんです。
今日、大事なこの日この場所に、あの人の姿は何処にも見つからないのでした。
四十九院白兎――人は彼を『行動する名探偵』と呼びます。
「ええっと……」
あたしは途端にしどろもどろになってぐずぐずと言い訳めいた台詞を並べ立てます。
「あ、相手が行動に移す前にこっちから先手を打たないと、何かされてからじゃ手遅れになっちゃいますし……ホテル休業日の今日じゃないと皆さんの休みの都合も合わなかったですし……。そ、それに白兎さん、か、代わりの助っ人を寄越すと言ってましたから。ね?」
「そりゃそうなんだがな」
蛭谷さんは不機嫌そうな顔をしながらも、相手があたしなので責めづらいのでしょう。
「つーか、その助っ人とやらは何処なんだよ? そろそろ時間だぞ? ホントに来んのか?」
「だ、大丈夫……だと思います。来ます、来るはず……です。あは……あはははははー……」
あたしには、蛭谷さんに隠しているどうしても言えない秘密がありました。
本当は知っているのです。
きっと白兎さんだって気付いていない。
それでもあたしは。
そう――だって今日は、木曜日。
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