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第一章 溜息は少女を殺す
溜息は少女を殺す(7)
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前を進むあたしの歩調が軽やかなその訳は、何といっても校内粒よりの美少女が揃いに揃った3ー4に行けるからです。特に、授業中のお姉様方の御姿を拝見できる機会なんて滅多にあるもんじゃありませんから。
教室の後ろのドアに嵌め込まれた小振りなガラス窓の傍に、忍者のごとく気配を消して忍び寄るあたしのすぐ隣に白兎さんの端正な顔が並びます。ええ、ええ、ちっともドキドキなんかしませんよ。だって白兎さん、男の人ですもん。仕方ないですよね。
が。
「……みゃあも見たい」
ぎゅむ。
それまで一言も発しなかった美弥さんまで狭い窓枠の中を覗き見ようとあたしと白兎さんの隙間に猫のように顔を捩じり込んできたのです。あたしのお手入れをサボり気味のいかにも庶民めいた頬と、美弥さんの白桃のような極上の頬がぴっとりと密着しています。大変です。
うぉう、すっべすべだぁ……。
良い匂いもします。
これ、絶対食べれる奴です間違いないです。あががが!
「こら、ペットの分際で出しゃばるんじゃない。美弥はどいてろ。な?」
「むー」
「むー!」
「いやいやいや! 何で祥子ちゃんまで怒ってるんだよ……? それより、ほらほら」
無理矢理引き剥がされたショックで男性への嫌悪感がマッハで加速しそうでしたが、安里寿さんの面影が色濃い白兎さんには何故だかそこまで怒ることができませんでした。はぁ……と溜息を吐きつつ、一しきりご紹介することにしましょう。
「まずは本校、『聖カジミェシュ女子の至宝』との呼び声高い、全ての美の頂点に君臨する絶対女王、そして誰が付けたかその二つ名は『静寂なる法の守護女神』――そう、あそこにおわすあの方こそが、我が校の生徒会長、石動エリカ様その人ですっ!」
ボリュームこそ控え目に、しかしながら何事にも揺るがない断固たる言葉を滔々と紡ぎ出し、あたしは教室のちょうど中央にお座りになっている憧れのエリカ様に向かって恐れ多くも貧相で粗末でちょこざいな人差し指を、ぴっ!と突き出したのですけれど。
「あー、悪ぃんだが」
白兎さんは苦々しい表情をさらに歪め、天井のありもしない染みを見つめながら言います。
「解説してもらってなんだが、覚えるのは最後の『石動エリカ』って名前だけで良いよな?」
「はぁ……。もう一度、はじめから言い直した方が良いです?」
「い、いや、結構。名前だけ分かれば問題ない」
問題大アリなんですけど!
あの方を一体どなただと思ってるんですか、この自称『名探偵』は。
って、今ご紹介したばかりでしたっけ。
「ふむ。確かに美少女だな」
「あのですね! そんな陳腐なフレーズ一つでエリカ様を軽々しく呼び習わすなんて――!」
「そうすると……ふうん、さしずめ次点は一番後ろの席に座るセミロングのお嬢様って訳だ」
「………………ほほう、少しは見る目があるようですね」
いくら無礼千万な弟子とはいえ、破門するのはもう少し先にしましょうか。
「そう! あの方こそが――!」
「祥子ちゃん、さっきみたいな調子で、説明が長くなりそうなら先に教えてくれると有難い」
「……副会長を務める香乃坂みしろ先輩です」
やっぱり破門する? YES/NO
即座にあたしの脳内にはそんな選択肢が浮かび上がりましたが、白兎さんは目を細め、今紹介したばかりのお二人の御姿を瞬きもせず見つめています。見惚れている……? 訳ではなさそうです。しばらくすると、白兎さんは何かを確信したかのように、ふむ、と頷きました。
「あの二人は除外しようか。どう考えても『溜息の主』じゃない」
「ど……どうしてそんなことが断言できるんですか!?」
「説明、して欲しいか? 祥子ちゃん?」
こくこく、と頷くと、再び石動先輩と香乃坂先輩の方に視線を向け、ほら、あれ、と白兎さんがあたしを呼び寄せました。
「今の見えたかい? 副会長が前の席の子からメモを受け取っただろ? あれ、生徒会長から送られてきた奴だ。ほら、読んでる……赤くなったな。そして返事を書いてる。じ・ゃ・あ・ほ・う・か・ご・せ・い・と・か・い・し・つ・で・ね。ふむ、生徒会長と副会長のいつものやりとり……ってだけじゃなさそうだ」
「え? まさか……ここから筆跡を読んだんですか!?」
「ん? ああ、慣れだよ、慣れ」
白兎さんはさも当然だとでも言いたげに軽く肩を竦めてみせただけで、じれったそうにあたしを振り返って尋ねました。
「生徒会長が書いたメモの方はさすがに遠くて読めなかったんだけどな、あの二人は間違いなく友達以上の関係、って奴だろう。ったく……いまいち信じられなかったが、祥子ちゃんのいうようなカンケイってのも、まんざら空想の産物って訳じゃなさそうだ。まいったな……」
白兎さんは深々と溜息を吐きました。
「――? 何をがっかりされているのか理解に苦しむんですけど……?」
「別にがっかりしている訳じゃない。改めて、女でいるのも大変だよな、って思っただけだ」
「??」
ますます意味が分かりません。
いやいや。それよりもです。
「どうしてお二人が友達以上の関係だなんて、決めつけられるんです?」
「強いて言えば、勘だ」
なあんだ、と溜息を吐くあたしに、白兎さんは追い打ちの言葉を投げます。
「もちろん、それだけじゃないけどな。状況証拠からの推理、って奴だよ」
手招きされるがままに、再びあたしも並んで小窓から覗き込みました。
「使ってるノートも筆記用具も、ペンケースもヘアピンだって、色こそ違うがデザインは全く一緒だろ? そこまで徹底して一致している子なんて他には誰もいないぜ。それに、あの先生はやたらオーバーアクションで、右へ左へと無駄な動きが多いけれど、副会長一人だけは釣られることなく視線が微動だにしてない。ずっと生徒会長を見つめたままで動いていない」
「だ――だからって!」
「極めつけは生徒会長の右手の小指と、副会長のうなじに貼られた絆創膏。あれには同じキャラクターがプリントされてるぜ? かたや噛み跡、かたやキスマークってところかも。な?」
悪魔のごとき耳元の囁きに思わずぞくりとして、熱いものに触れてしまったように慌てて窓から身を引き剥がすと、白兎さんは片眉を吊り上げ悪びれる様子もなくウインクしてみせます。
「ま、今のはただのおふざけの推理ごっこさ。そう――もしも祥子ちゃんが真実を知りたいんだったら、今日の放課後、生徒会室に行ってみればいいじゃないか」
い、行きたいです!
「い、行きませんよ!」
あたしの中の天使が見事なタックルで悪魔を一撃のもとに退けます。クリティカル・ヒット!
そして、鳩尾にモロに喰らってうんうん唸っている悪魔を助けるべきかどうするべきかと悩んでいるあたしに向かって、白兎さんはこう言ってのけたのです。
「さてと……目の保養もさせてもらったことだし、そろそろ『溜息の主』のところに戻るぞ」
教室の後ろのドアに嵌め込まれた小振りなガラス窓の傍に、忍者のごとく気配を消して忍び寄るあたしのすぐ隣に白兎さんの端正な顔が並びます。ええ、ええ、ちっともドキドキなんかしませんよ。だって白兎さん、男の人ですもん。仕方ないですよね。
が。
「……みゃあも見たい」
ぎゅむ。
それまで一言も発しなかった美弥さんまで狭い窓枠の中を覗き見ようとあたしと白兎さんの隙間に猫のように顔を捩じり込んできたのです。あたしのお手入れをサボり気味のいかにも庶民めいた頬と、美弥さんの白桃のような極上の頬がぴっとりと密着しています。大変です。
うぉう、すっべすべだぁ……。
良い匂いもします。
これ、絶対食べれる奴です間違いないです。あががが!
「こら、ペットの分際で出しゃばるんじゃない。美弥はどいてろ。な?」
「むー」
「むー!」
「いやいやいや! 何で祥子ちゃんまで怒ってるんだよ……? それより、ほらほら」
無理矢理引き剥がされたショックで男性への嫌悪感がマッハで加速しそうでしたが、安里寿さんの面影が色濃い白兎さんには何故だかそこまで怒ることができませんでした。はぁ……と溜息を吐きつつ、一しきりご紹介することにしましょう。
「まずは本校、『聖カジミェシュ女子の至宝』との呼び声高い、全ての美の頂点に君臨する絶対女王、そして誰が付けたかその二つ名は『静寂なる法の守護女神』――そう、あそこにおわすあの方こそが、我が校の生徒会長、石動エリカ様その人ですっ!」
ボリュームこそ控え目に、しかしながら何事にも揺るがない断固たる言葉を滔々と紡ぎ出し、あたしは教室のちょうど中央にお座りになっている憧れのエリカ様に向かって恐れ多くも貧相で粗末でちょこざいな人差し指を、ぴっ!と突き出したのですけれど。
「あー、悪ぃんだが」
白兎さんは苦々しい表情をさらに歪め、天井のありもしない染みを見つめながら言います。
「解説してもらってなんだが、覚えるのは最後の『石動エリカ』って名前だけで良いよな?」
「はぁ……。もう一度、はじめから言い直した方が良いです?」
「い、いや、結構。名前だけ分かれば問題ない」
問題大アリなんですけど!
あの方を一体どなただと思ってるんですか、この自称『名探偵』は。
って、今ご紹介したばかりでしたっけ。
「ふむ。確かに美少女だな」
「あのですね! そんな陳腐なフレーズ一つでエリカ様を軽々しく呼び習わすなんて――!」
「そうすると……ふうん、さしずめ次点は一番後ろの席に座るセミロングのお嬢様って訳だ」
「………………ほほう、少しは見る目があるようですね」
いくら無礼千万な弟子とはいえ、破門するのはもう少し先にしましょうか。
「そう! あの方こそが――!」
「祥子ちゃん、さっきみたいな調子で、説明が長くなりそうなら先に教えてくれると有難い」
「……副会長を務める香乃坂みしろ先輩です」
やっぱり破門する? YES/NO
即座にあたしの脳内にはそんな選択肢が浮かび上がりましたが、白兎さんは目を細め、今紹介したばかりのお二人の御姿を瞬きもせず見つめています。見惚れている……? 訳ではなさそうです。しばらくすると、白兎さんは何かを確信したかのように、ふむ、と頷きました。
「あの二人は除外しようか。どう考えても『溜息の主』じゃない」
「ど……どうしてそんなことが断言できるんですか!?」
「説明、して欲しいか? 祥子ちゃん?」
こくこく、と頷くと、再び石動先輩と香乃坂先輩の方に視線を向け、ほら、あれ、と白兎さんがあたしを呼び寄せました。
「今の見えたかい? 副会長が前の席の子からメモを受け取っただろ? あれ、生徒会長から送られてきた奴だ。ほら、読んでる……赤くなったな。そして返事を書いてる。じ・ゃ・あ・ほ・う・か・ご・せ・い・と・か・い・し・つ・で・ね。ふむ、生徒会長と副会長のいつものやりとり……ってだけじゃなさそうだ」
「え? まさか……ここから筆跡を読んだんですか!?」
「ん? ああ、慣れだよ、慣れ」
白兎さんはさも当然だとでも言いたげに軽く肩を竦めてみせただけで、じれったそうにあたしを振り返って尋ねました。
「生徒会長が書いたメモの方はさすがに遠くて読めなかったんだけどな、あの二人は間違いなく友達以上の関係、って奴だろう。ったく……いまいち信じられなかったが、祥子ちゃんのいうようなカンケイってのも、まんざら空想の産物って訳じゃなさそうだ。まいったな……」
白兎さんは深々と溜息を吐きました。
「――? 何をがっかりされているのか理解に苦しむんですけど……?」
「別にがっかりしている訳じゃない。改めて、女でいるのも大変だよな、って思っただけだ」
「??」
ますます意味が分かりません。
いやいや。それよりもです。
「どうしてお二人が友達以上の関係だなんて、決めつけられるんです?」
「強いて言えば、勘だ」
なあんだ、と溜息を吐くあたしに、白兎さんは追い打ちの言葉を投げます。
「もちろん、それだけじゃないけどな。状況証拠からの推理、って奴だよ」
手招きされるがままに、再びあたしも並んで小窓から覗き込みました。
「使ってるノートも筆記用具も、ペンケースもヘアピンだって、色こそ違うがデザインは全く一緒だろ? そこまで徹底して一致している子なんて他には誰もいないぜ。それに、あの先生はやたらオーバーアクションで、右へ左へと無駄な動きが多いけれど、副会長一人だけは釣られることなく視線が微動だにしてない。ずっと生徒会長を見つめたままで動いていない」
「だ――だからって!」
「極めつけは生徒会長の右手の小指と、副会長のうなじに貼られた絆創膏。あれには同じキャラクターがプリントされてるぜ? かたや噛み跡、かたやキスマークってところかも。な?」
悪魔のごとき耳元の囁きに思わずぞくりとして、熱いものに触れてしまったように慌てて窓から身を引き剥がすと、白兎さんは片眉を吊り上げ悪びれる様子もなくウインクしてみせます。
「ま、今のはただのおふざけの推理ごっこさ。そう――もしも祥子ちゃんが真実を知りたいんだったら、今日の放課後、生徒会室に行ってみればいいじゃないか」
い、行きたいです!
「い、行きませんよ!」
あたしの中の天使が見事なタックルで悪魔を一撃のもとに退けます。クリティカル・ヒット!
そして、鳩尾にモロに喰らってうんうん唸っている悪魔を助けるべきかどうするべきかと悩んでいるあたしに向かって、白兎さんはこう言ってのけたのです。
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