5 / 6
4話 ド変態お姉ちゃんは妹のお友達と仲良くなれますか?(3)
しおりを挟む
「あ、私ちょっとトイレいってくるね~」
そう言い残して、天音ちゃんはそそくさとトイレへ向かった。
桃々菜ちゃんと2人になってしまった、、、
やばい、何か話さないと気まずい空気になっちゃう。
え、えーっと、、、
「ねーお姉さん?」
そんな思考を切り裂くように桃々菜ちゃんは話しかけてきた。
その顔には、ニヤリと不敵な笑みが浮かぶ。
でも、正直ありがたい、、、
「え、うん?どーしたの?」
「天音って少し無防備すぎません?」
「え!?う、うん。確かに無防備すぎかもね、、、」
「でもお姉さん、天音のいろんなエッチなところ眺めて鼻の下伸ばしてますよね?」
え、えっ!?
この短時間でばれてる!?
え、ってことは天音ちゃんにもばれてる!?
「ふふ、お姉さんの反応かわいい。大丈夫ですよ、天音にはばれてませんし、言いませんから!」
「え、いやいやだから元々そんな風に見てないよ~、、、」
「もー、そんなに隠さなくてもわかってるんですからね!」
どうやらもう無駄なようだ。
なんか年下におもちゃにされちゃってる、、、
「ねえ、お姉さんのこと美羽さんって呼んでもいいですか??」
え!?
耳元でささやかれたその言葉に私は動揺してしまった。
桃々菜ちゃんは相変わらず、にやにやとこちらを見ている。
答えを返そうとしたが、その時
「ただいま~、って!お姉ちゃん!桃々菜ちゃん!なに内緒の話してるのー!!」
天音ちゃんがかわいく、そう言いながら帰ってきた。
「えー!二人だけの秘密~!」
そう言って桃々菜ちゃんは私にウィンクをくれた。
正直かわいかった、天音ちゃんほどではないが。
「えーずるいー!」
「だーめ!」
その場はなんとも微笑ましい光景だった。
しかし、私の心中は気が気ではなかった。
と、とりあえず顔に出さないように気を付けよう、、、
結局、桃々菜ちゃんはほどなくして帰った。
勝手に交換されたLINEでは桃々菜ちゃんから早速
『よろしくお願いしますね、美羽さん!』
と、メッセージが送られてきた。
そう言い残して、天音ちゃんはそそくさとトイレへ向かった。
桃々菜ちゃんと2人になってしまった、、、
やばい、何か話さないと気まずい空気になっちゃう。
え、えーっと、、、
「ねーお姉さん?」
そんな思考を切り裂くように桃々菜ちゃんは話しかけてきた。
その顔には、ニヤリと不敵な笑みが浮かぶ。
でも、正直ありがたい、、、
「え、うん?どーしたの?」
「天音って少し無防備すぎません?」
「え!?う、うん。確かに無防備すぎかもね、、、」
「でもお姉さん、天音のいろんなエッチなところ眺めて鼻の下伸ばしてますよね?」
え、えっ!?
この短時間でばれてる!?
え、ってことは天音ちゃんにもばれてる!?
「ふふ、お姉さんの反応かわいい。大丈夫ですよ、天音にはばれてませんし、言いませんから!」
「え、いやいやだから元々そんな風に見てないよ~、、、」
「もー、そんなに隠さなくてもわかってるんですからね!」
どうやらもう無駄なようだ。
なんか年下におもちゃにされちゃってる、、、
「ねえ、お姉さんのこと美羽さんって呼んでもいいですか??」
え!?
耳元でささやかれたその言葉に私は動揺してしまった。
桃々菜ちゃんは相変わらず、にやにやとこちらを見ている。
答えを返そうとしたが、その時
「ただいま~、って!お姉ちゃん!桃々菜ちゃん!なに内緒の話してるのー!!」
天音ちゃんがかわいく、そう言いながら帰ってきた。
「えー!二人だけの秘密~!」
そう言って桃々菜ちゃんは私にウィンクをくれた。
正直かわいかった、天音ちゃんほどではないが。
「えーずるいー!」
「だーめ!」
その場はなんとも微笑ましい光景だった。
しかし、私の心中は気が気ではなかった。
と、とりあえず顔に出さないように気を付けよう、、、
結局、桃々菜ちゃんはほどなくして帰った。
勝手に交換されたLINEでは桃々菜ちゃんから早速
『よろしくお願いしますね、美羽さん!』
と、メッセージが送られてきた。
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説
【ママ友百合】ラテアートにハートをのせて
千鶴田ルト
恋愛
専業主婦の優菜は、娘の幼稚園の親子イベントで娘の友達と一緒にいた千春と出会う。
ちょっと変わったママ友不倫百合ほのぼのガールズラブ物語です。
ハッピーエンドになると思うのでご安心ください。

散華
null
恋愛
ーー私たちは、元々一つのものなのだ。
双葉美月は、自分の双子の妹である、美陽を溺愛していたのだが、
美陽は、もう春が終わるまでの命だと医者から宣告を受けていた。
美陽は、病院という監獄に入れられて、自分の体が弱っていくのを感じていても、
後ろ向きな美月と対象的に明るく日々を送っていた。
互いが互いを自らの半身と称し、自分自身よりも大事に思ってきた二人は、
美陽の病状が悪化したことで、ある決断をする。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる