青春ダイアリー

江多 煙

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7月15日(水曜日)

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七月十五日(水曜日)
今日は水曜日ということで理系の文化祭の話し合いのある日だった。放課後、いつも通り生徒会室へ向かうと少し前と打って変わって理系のメンツがわちゃわちゃと文化祭について各クラスの進捗を話し合っていた。五組はずっと佐桑がキレてた。何一つ前と変わっておらず、何なら悪化しているらしい。六組は打って変わって楽しそうだった。青すげえ。井坂が魔王の役で稲田が執事の役だったりと青のやりたい放題なのだが、話自体はしっかりと纏まっており、進んでいる。六組の劇では王子が六人出るらしいのだが、その内の一人を青が演じるらしい。ちゃっかりやることやってんなコイツ。俺なんて木だぞ。七組の森永のクラスでは劇にメイドの女の子が出るらしいのだが、女子が誰もやりたがらず、結局、クラス委員の橋本がやることになって森永がかなり萎えていた。どんまい。
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