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エピローグ
平和
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「……ぬ……馬鹿犬!」
「うっ……」
「良かった! 目を覚ましたのね」
「ここは……」
「アリルアンヌ大国城内の私の部屋よ」
「そうか、もどってきたのか……あれから何日たった」
「およそ二日よ」
「二日……」
寝ぼけ眼をこすり額に手を置く。
「ねぇ、ちょっとそのあざ何?」
「え」
アルピノアに言われて腕を見た。そこには奇妙な竜と天使の羽のようなデザインが書かれたタトゥーのようなものがあった。
(そうか、これが……)
先ほどの見ていた夢のような感覚を思い出す。
自分はようやく成功したのだと実感した。
扉がノックした音が聞こえた。
扉を開けて二人の美女が入室してくる。一人は銀髪の王女、一人は赤髪の騎士。
「リーシア王女様にアカネさん?」
「リーシアで結構ですわリュウセイ」
「アカネでいいですよ、リュウセイさん」
「お、おう」
なにやら、態度が異様に緩和された感じであり、ちょっと驚く。
「世界を支配しようとしていた反逆の皇子を倒してくださり私を救ってくださりありがとうございましたわ」
「え? 世界支配? 自身の思想のためじゃなかったっけ」
「なんの話よ、馬鹿犬」
そこで気付いた。自分で世界を書き換えたことで内容が変化したのだと。
「いや、なんでもないよ」
「あの、リュウセイさん」
「ん?」
ふと、アカネが耳元に口を寄せてこう言った。
「実は私、転生前の記憶を取り戻せました。どうやら、私は転生前は孤独な少女だったようで身寄りがない孤児で孤児院にいたみたいでした。事故死したようでした。おかげで、記憶を取り戻せて、すっきりしました。事故のショックでこっちでは記憶失ってたみたいでした」
「そうなんだ」
軽めに言ってる彼女だがそれは結構思い話なような気がした。
にしても、彼女は自分のせいで王女の両親を殺したことになってしまったと悔やんでいたがその変動思ってるのか。そもそも、王女も同表いるのだろうか。そう思いいたってるとまた、扉が開かれた。
入室して来たのは銀髪の美女と美男。
(だれだ?)
すると、王女様が輝く笑顔を見せ「お父様! お母様!」と言って抱きついた。
「はぁ!?」
「ちょっと、驚いた声上げてどうしたの?」
「あ、いや、なんでもない」
思わず目をぱちくりとさせその光景を見た。
二人はこちらに感謝の言葉を述べる。アルピノアに耳打ちして二人が死んだんじゃなかったと言ったら
「失礼なこと言ってるんじゃないわよ馬鹿犬」と叱責された。竜生は遠まわしに昔のことを語ると前国王陛下はあの時にアカネさんがかけつけたことで助かったって話だったでしょ? わすれたの?」と言う。
つまりこの内容も竜生が平和を望んだことで過去さえも書き換えてしまったということあのだろう。
(神様の力って乱用するもんじゃないけどもこれはこれでいいか)
と微笑ましく笑顔を向けた。
すると、前国王陛下、つまりは今はリーシアが王女なのでそういう扱いなのだろう彼は言う。
「娘と結婚する気はないかね、竜生君」
「…………は?」
「お、お父様!」
竜生の思考はストップした。それ以前にリーシアも顔を真っ赤にしてなんかこちらをちらちらとみている。
「君の様な勇敢な男ならばぜひうちの娘を支えてやってほしい。次期国王として良き夫として」
「あ、あの……」
ちらっとアルピノアを見れば彼女は憤慨したように顔をそむけた。
竜生は困り顔できりっと顔を変えて答える。
「うれしい申し出ですが、今はもう少しこの世界のことを知りたいことがあるので結婚はもうすこし後を考えています。なので」
「そうか、残念だ」
リーシアも少しさびしげな顔を浮かべた。
「あ、でも、できればこの国で働きどころをもらえればと思います。世界を知ってくためにもまずは働きどころはほしいです。俺ってまだ囚人の扱いなんでしょうか?」
「ぶ、あはははは。そうだったそうだった。君は囚人となってるのだったな。その心配はいらぬよ。そうだろうリーシア」
「え、ええ。もう、リュウセイは囚人じゃないわ。ウチの使用人兼騎士としていてもらえると助かりますわ」
「私からもリュウセイがいると助かります」
王女殿下に便乗したアカネもこちらの手を握って申し出をした。
「ちょっと、アカネ!」
「あ、失礼しました」
すばやくその手を離しアカネは顔を赤くしてそそくさとこちらと距離をあけた。
そうして、前国王陛下や前王妃は部屋から立ち去り、そのあとにアカネと王女も退散した。
最後に残されたのは竜生とアルピノアのみ。
「ずいぶんと、好かれたようね」
「あー、いやーあはは」
一気に好感度を上昇させてしまったようであり、この寝てる二日間で急激な進歩は世界だけでなく自分自身もだったようだ。
「転生して数週間だってのにいろんなことが起きたな。転生前の人生よりか豊富な経験だったわ」
「なによりじゃないの、マスかいてた人生よりも豊富な経験できて」
「さらっと下ネタ言わないでくれ」
「ねぇ、私ね戦争が終わってから妙な引っかかりを感じてるの」
そっと、こちらのあざのついた手首を触るアルピノア。
「か、仮にだけど、あの戦争で馬鹿犬は何かを得た。そして、この世界を平和に書き換え死んだ人を生き帰らせ、戦いのない世界に変えたんだとか……。ねぇ、あってる?」
「あはは、なんだそれ? なんでそう思うんだよ」
「私の中に二つの記憶があるの。皇子が世界支配をもくろんで戦争を仕掛けた記憶と皇子が思想のために多くの人を殺して戦争をしかけてきた記憶。前者ではさほどの被害はないんだけど後者では多くの被害が出て死者もいっぱいいた。その中には前国王陛下に全王妃もいたわ」
「…………」
「本当はなにかをしたんじゃない?」
「何もしてないよ。それよか、平和にやっとなったんだ。これからはこの世界で二度目のエンジョイライフをしていこうぜ。アルピノアだってそれを望んでたんだろ」
「……竜生」
竜生は気付かなかった。彼女が初めて自分の名をしっかりと呼んだことに。
「何にしてもよかったんじゃないか。戦争も終わり何も心配はいらないんだ。碑文だって心配はない」
「碑文って何?」
「碑文は碑文だろ?」
「碑文なんて知らないわよ」
「え? 地下に碑石とかあるじゃん」
「地下には監房しかないわよ。今は使われていない」
「え」
あることに思い至る。これもまた世界書き換えによる現象。
碑文と言う存在はなくなった。
「昔の人が残した筆跡ならあるけど。いずれ、他世界から平和の竜神がやってくるってやつよ」
「平和の竜神か……」
おもわず笑う。この世界にもう完全完璧に心配なことはなくなってしまったのだろうな。平和は一番いい。
「りゅう……馬鹿犬?」
「ああ、平気だ。そうだ、今日は街を回らないか。怪我なんて大したことないしさっそくこの世界を歩き回ってみたいな」
「そ、それは王女に聞かないとわからないわよ」
「なら、聞きに行くか」
「あ、ちょっと待って。わすれものよ」
「わすれもの? そんなものないは――」
唇にやわらかい感触が触れ、鼻孔を花のような香りが突き抜けた。
すぐ前には顔を赤くしたアルピノアの顔があった。
「ぴ、ピノ!?」
「さぁ、いくわよ!」
「お、おい、ちょっと待てよ!」
そうして、竜生たちは部屋を出ていく。
この短い戦争は一人の青年の手によって終わりを迎え、青年は3人の美女と永遠の平和な生活を城で送り続けたのだった。
「うっ……」
「良かった! 目を覚ましたのね」
「ここは……」
「アリルアンヌ大国城内の私の部屋よ」
「そうか、もどってきたのか……あれから何日たった」
「およそ二日よ」
「二日……」
寝ぼけ眼をこすり額に手を置く。
「ねぇ、ちょっとそのあざ何?」
「え」
アルピノアに言われて腕を見た。そこには奇妙な竜と天使の羽のようなデザインが書かれたタトゥーのようなものがあった。
(そうか、これが……)
先ほどの見ていた夢のような感覚を思い出す。
自分はようやく成功したのだと実感した。
扉がノックした音が聞こえた。
扉を開けて二人の美女が入室してくる。一人は銀髪の王女、一人は赤髪の騎士。
「リーシア王女様にアカネさん?」
「リーシアで結構ですわリュウセイ」
「アカネでいいですよ、リュウセイさん」
「お、おう」
なにやら、態度が異様に緩和された感じであり、ちょっと驚く。
「世界を支配しようとしていた反逆の皇子を倒してくださり私を救ってくださりありがとうございましたわ」
「え? 世界支配? 自身の思想のためじゃなかったっけ」
「なんの話よ、馬鹿犬」
そこで気付いた。自分で世界を書き換えたことで内容が変化したのだと。
「いや、なんでもないよ」
「あの、リュウセイさん」
「ん?」
ふと、アカネが耳元に口を寄せてこう言った。
「実は私、転生前の記憶を取り戻せました。どうやら、私は転生前は孤独な少女だったようで身寄りがない孤児で孤児院にいたみたいでした。事故死したようでした。おかげで、記憶を取り戻せて、すっきりしました。事故のショックでこっちでは記憶失ってたみたいでした」
「そうなんだ」
軽めに言ってる彼女だがそれは結構思い話なような気がした。
にしても、彼女は自分のせいで王女の両親を殺したことになってしまったと悔やんでいたがその変動思ってるのか。そもそも、王女も同表いるのだろうか。そう思いいたってるとまた、扉が開かれた。
入室して来たのは銀髪の美女と美男。
(だれだ?)
すると、王女様が輝く笑顔を見せ「お父様! お母様!」と言って抱きついた。
「はぁ!?」
「ちょっと、驚いた声上げてどうしたの?」
「あ、いや、なんでもない」
思わず目をぱちくりとさせその光景を見た。
二人はこちらに感謝の言葉を述べる。アルピノアに耳打ちして二人が死んだんじゃなかったと言ったら
「失礼なこと言ってるんじゃないわよ馬鹿犬」と叱責された。竜生は遠まわしに昔のことを語ると前国王陛下はあの時にアカネさんがかけつけたことで助かったって話だったでしょ? わすれたの?」と言う。
つまりこの内容も竜生が平和を望んだことで過去さえも書き換えてしまったということあのだろう。
(神様の力って乱用するもんじゃないけどもこれはこれでいいか)
と微笑ましく笑顔を向けた。
すると、前国王陛下、つまりは今はリーシアが王女なのでそういう扱いなのだろう彼は言う。
「娘と結婚する気はないかね、竜生君」
「…………は?」
「お、お父様!」
竜生の思考はストップした。それ以前にリーシアも顔を真っ赤にしてなんかこちらをちらちらとみている。
「君の様な勇敢な男ならばぜひうちの娘を支えてやってほしい。次期国王として良き夫として」
「あ、あの……」
ちらっとアルピノアを見れば彼女は憤慨したように顔をそむけた。
竜生は困り顔できりっと顔を変えて答える。
「うれしい申し出ですが、今はもう少しこの世界のことを知りたいことがあるので結婚はもうすこし後を考えています。なので」
「そうか、残念だ」
リーシアも少しさびしげな顔を浮かべた。
「あ、でも、できればこの国で働きどころをもらえればと思います。世界を知ってくためにもまずは働きどころはほしいです。俺ってまだ囚人の扱いなんでしょうか?」
「ぶ、あはははは。そうだったそうだった。君は囚人となってるのだったな。その心配はいらぬよ。そうだろうリーシア」
「え、ええ。もう、リュウセイは囚人じゃないわ。ウチの使用人兼騎士としていてもらえると助かりますわ」
「私からもリュウセイがいると助かります」
王女殿下に便乗したアカネもこちらの手を握って申し出をした。
「ちょっと、アカネ!」
「あ、失礼しました」
すばやくその手を離しアカネは顔を赤くしてそそくさとこちらと距離をあけた。
そうして、前国王陛下や前王妃は部屋から立ち去り、そのあとにアカネと王女も退散した。
最後に残されたのは竜生とアルピノアのみ。
「ずいぶんと、好かれたようね」
「あー、いやーあはは」
一気に好感度を上昇させてしまったようであり、この寝てる二日間で急激な進歩は世界だけでなく自分自身もだったようだ。
「転生して数週間だってのにいろんなことが起きたな。転生前の人生よりか豊富な経験だったわ」
「なによりじゃないの、マスかいてた人生よりも豊富な経験できて」
「さらっと下ネタ言わないでくれ」
「ねぇ、私ね戦争が終わってから妙な引っかかりを感じてるの」
そっと、こちらのあざのついた手首を触るアルピノア。
「か、仮にだけど、あの戦争で馬鹿犬は何かを得た。そして、この世界を平和に書き換え死んだ人を生き帰らせ、戦いのない世界に変えたんだとか……。ねぇ、あってる?」
「あはは、なんだそれ? なんでそう思うんだよ」
「私の中に二つの記憶があるの。皇子が世界支配をもくろんで戦争を仕掛けた記憶と皇子が思想のために多くの人を殺して戦争をしかけてきた記憶。前者ではさほどの被害はないんだけど後者では多くの被害が出て死者もいっぱいいた。その中には前国王陛下に全王妃もいたわ」
「…………」
「本当はなにかをしたんじゃない?」
「何もしてないよ。それよか、平和にやっとなったんだ。これからはこの世界で二度目のエンジョイライフをしていこうぜ。アルピノアだってそれを望んでたんだろ」
「……竜生」
竜生は気付かなかった。彼女が初めて自分の名をしっかりと呼んだことに。
「何にしてもよかったんじゃないか。戦争も終わり何も心配はいらないんだ。碑文だって心配はない」
「碑文って何?」
「碑文は碑文だろ?」
「碑文なんて知らないわよ」
「え? 地下に碑石とかあるじゃん」
「地下には監房しかないわよ。今は使われていない」
「え」
あることに思い至る。これもまた世界書き換えによる現象。
碑文と言う存在はなくなった。
「昔の人が残した筆跡ならあるけど。いずれ、他世界から平和の竜神がやってくるってやつよ」
「平和の竜神か……」
おもわず笑う。この世界にもう完全完璧に心配なことはなくなってしまったのだろうな。平和は一番いい。
「りゅう……馬鹿犬?」
「ああ、平気だ。そうだ、今日は街を回らないか。怪我なんて大したことないしさっそくこの世界を歩き回ってみたいな」
「そ、それは王女に聞かないとわからないわよ」
「なら、聞きに行くか」
「あ、ちょっと待って。わすれものよ」
「わすれもの? そんなものないは――」
唇にやわらかい感触が触れ、鼻孔を花のような香りが突き抜けた。
すぐ前には顔を赤くしたアルピノアの顔があった。
「ぴ、ピノ!?」
「さぁ、いくわよ!」
「お、おい、ちょっと待てよ!」
そうして、竜生たちは部屋を出ていく。
この短い戦争は一人の青年の手によって終わりを迎え、青年は3人の美女と永遠の平和な生活を城で送り続けたのだった。
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