花瓶に触れた

プロローグ

只今深夜３時半を回ったところ
空が少しだが明るくなってきている

紗奈｢なんでこんな時間に起きたんだろ…｣

ぱっと袖を見るとまだ私服のままだった
寝落ちしたらしい

紗奈｢…お風呂入ろ｣

そしてベットから立ち上がりドアの方向へ行こうとしたら落ちてあったおもちゃを足で蹴ってしまった

紗奈｢これ…私が小さい頃遊んでたおもちゃじゃん…!なんでこんなとこに…うわ｣

懐かしいと思いながら取ってみると案の定おもちゃの色は剥がれ、とても可愛いとは言えない物になっていた

紗奈｢これは捨てるしかないかな…｣

ゴミ箱に捨てるとお風呂に入る準備をして私は部屋から出た。