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最終章〜縁の糸の結び直し〜
完結後のあとがき【完結後のネタバレ有り】
しおりを挟むこの度は「淑女の顔も二度目まで」を最後までお読み頂きありがとうございました。
沢山の読者様に読んでいただき、感想も沢山頂きエールも頂き、感謝してもし足りないくらい感激でいっぱいでおります。
ありがとうございますm(_ _)m
途中ネタバレ防止や本業の忙しさもあり返信停止してしまい申し訳ございません。
おかげさまで無事定植も終え、ネタバレも気にしなくて良くなったのでぼちぼち返信を開始したいと思います。
(今更かもしれませんがお待ちくださいね)
吹き矢は持ちかけましたが吹かずにいれて安心しています。ご協力ありがとうございます!
最終回、子どもたちの行き先に賛否あるかなぁと思っています。
どうしようかな、とずっと悩んで迷っていましたが、エクスの最初からの願いを叶える事、初恋を捧げた事により純粋に母となった事を考えたら、ミリでも結ばれる可能性のある「他人」にはできませんでした。
また彼の当初の名前が偶然にも「エクス・カリバー」でしたので「エクスカリバー」が「アーサー」のもとへ行くのは自然だな、という事で落ち着きました。
結ばれる可能性をご希望の方は来世でアーサー(とマクルド)と取り合いを想像して頂けたら……。
二人でまずマクルドを排除しそうな予感(;•̀ω•́)
マキナは最終話近くまで迷いました。
「子どもに罪は無いは果たして正解か?」が大きなテーマの一つでしたので。
一度「敵」となった子を再び愛せるか? 受け入れられるのか? 命懸けで産めるのか? と考えた時、リリミアの答えは「No」でした。
記憶が無ければ産んだでしょう。
当初の予定ではリリミア終末期にメイドとして……でしたが、エクスが動きまくったのでマキナだけはなぁ、となり今の形になりました。
彼女の愛も貢献されているので。
デウスはそのまま。「お兄ちゃん」になれたのが嬉しいみたいです。
ガラハドたちの生まれ変わりは待機状態(ガラハドの転生希望がティンダディル王太子の子だったので先約があった)になっています。時期が来れば「王太子」となれる器で生まれ変わります。
彼は一夫二妻制どうにかしそうだけどどうだろ?
記憶は無いのでどうなるかは未知数です。
ランスロットの子ライネルとエレインは楽園で当分母と一緒にいそう。そのうちどこかで生まれ変わると思います。
マリウスの子ライネルとエレインは生まれ変わってそのまま。
ガウエンの子アヴェインはメイリアと恋人の子として生まれ変わっています。(その子をガウエン父が助けた)
このお話の登場人物はお気付きの方も多いかと思いますが、円卓の騎士たちと関係者の捩りで付けています。
以下↓↓
ランスロット→ランスロット
ヴィアレット・ギネモード→ギネヴィア、モードレッド
ガウエン・ソール→ガウェイン
スタン・フェイル→トリスタン
エール・トラム→べディヴィエール
アーサー→アーサー
シヴァル→パーシヴァル
ガラハド→ギャラハッド
マリウス→マリウス
ライネル→ライオネル
エレイン→エレイン
アヴェイン→アグラヴェイン
ルフェイ→モーガン・ルフェイ
モルガナ→モーガン・ルフェイ
ケイティ→ケイ
カメロン→キャメロット
ティンダディル→ティンタジェル
ブリトニア→ブリタニア
マクルドとリリミア、デウス、エクス、マキナと名付けて、他のキャラの名前をどうしようか考えていた時いつか使いたいな、と思っていたランスロット、それに繋がる円卓の騎士たちを思い出しまして。
それを捩りで拝借しました。
マクルドたちにも円卓の関係が無いといけないのでカリバーと名字にしたら……偶然にも、な感じです。
ヌケサク作者は途中まで気付きませんでした(汗)
創作の面白いところですね。
メイ・クインは男爵令嬢だから芋です。
知人が男爵令嬢の総称を芋と言ってまして、それを仮名としたら気に入ってそのまま使用しました。
ちなみに生まれ変わった子どもたちの名前は
ヘルック・デウス→幸福(オランダ語)
エルピス・エクスクロス→希望(古代ギリシャ語)
アヴニール・マキナ→未来(フランス語)
(アヴニールのミドルネームは出てませんが付けてます。ミドルネームはティンダディルで名乗る時に使う感じです)
最終章サブタイトルは最初と最後で同じでした。
様々にご意見頂いたこの作品ですが、マクルドは作者も驚きの成長の無さでした。
三歩進んだら忘れるというか。
やきもきさせてしまったかと思います。
ハッ◯ーセットもびっくりですね。
彼の最期の方のエールは、要介護おじいちゃんにするみたいな接し方だったんじゃないかな、と思わず想像してしまいました。
リリミアも賛否ありますが、変わってしまったのは仕方ないかな、と思っています。
ずっと黙々と男に従う女性に疑問があるので。
このお話は作者の中での色々な疑問を織り込んでいますので、馴染めない方もいらっしゃるかと思います。
高位貴族のイケメンに執着溺愛されて果たして本当に幸せなのか?
ヤンデレ執愛は女性にとって嬉しいものなのか?
口では「愛している」と言って、それを信用して良いのか?
被害者側に時戻りの記憶があって人生を変える話は多けれど、加害者側にもあったら?
等々……
書いてはみたもの、中々に難しいテーマで作者の力不足を痛感しております。
もっとライトなお話を書きたいですね(切実)
ちなみにこれらを否定しているわけではありません。私もこれに当てはまる作品をこれからも書くと思います。
しかし読者の皆様の様々な考察や推察などは、作者も気付かない心情などを気付かされ、大いに励みになりました。
いつもありがとうございます(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
長々となりましたが、このお話はこれにて終わりと致します。
今後の作品にも「○○の魔女」は出てくると思いますのでその際にはまた思い出して頂けると嬉しいです。
竜人~を思い出して頂いた皆様ありがとうございます!
ちなみに天上で繋がっているだけで同じ異世界ではありません。
作者の今後の予定ですが、カクヨムさんで参加してみたいコンテストがあるのでこちらに注力したいと思います。
中編での投稿ですが、アルファさんには長編で、と考えているのでそちらの結果が出てからかな、と思っております。
そちらの作品が終わればまた新作を投稿できたら、と思いますのでよろしければその時ご縁があればまたお会いしましょう(๑•ㅂ•)و✧
寒暖の差が大きくなってきました。
お身体気を付けて体調管理はしっかりとなさってくださいね。
それでは(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
凛蓮月
応援ありがとうございます!
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