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Ⅱ -2 新婚旅行 -2
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しおりを挟む「女王陛下が?」
「そうです、是非エディ様にお会いしたいと言っていて。賑やかな奴らですが宜しければ会っていただけませんか」
話をもちかけられたのは次の日の朝食だった。
皇帝と2人で朝寝坊しそうになった所を容赦なくテオに起こされて今に至る。
2人とも服を着ていなかったから少し焦ったのたが、テオは慣れているらしい。
それもそれで恥ずかしがったが。
ここ2日間、ユーテリア王国の女王であるリィア女王は政務で外出されていたしい。
わざわざ会いたいと仰ってくれたのだから合わない訳にはいかないだろう。
「是非お会いしたいです」
「それは良かった。従者に案内させます」
その後、フルーツ中心の朝食を終え、もう一度身支度をしてから作日の案内人さんに連れられてテオと共に女王の元へ向かう。
今まで過ごしていた建物の離れた一画。
華やかな大きな扉の中に入ると女の人が沢山いた。
綺麗に日に焼かれた肌の美しい女の人が、セクシーな服…まあ、この国では当たり前なのだろう。を着た人達が話をしたり水に足をつけたり思い思いに過ごしている。
よく見るとほんの少し男の人もいるみたいだ。
自分と同じ隠者だろうか。
「エディ妃殿下ようこそいらっしゃいました、どうぞこちらへ!」
ぼーっと周りを観察しているととりわけ華やかな美しい女の人が奥の部屋から出てくる。
派手なはずの衣装やアクセサリーに着られることなく、まるで彼女の体の一部のように彼女の魅力を引き出している。
「初めまして、リィア女王陛下。お招きありがとうございます」
頭を下げて挨拶をし、彼女が出て来た部屋へと案内される。
小高い丘の上にあるその部屋は宮殿を見渡せ、下の方にある街がよく見える。そして一番はキラキラと輝く広い海だ。
大きな大理石の東屋には既に何人か人がいて、いくつもクッションが置かれた長椅子でくつろいでいる。
「皆、こちらエディ妃殿下よ。…エディ妃殿下、こちらは私と同じ、妃達です」
「初めまして」「ようこそ」とくつろいでいたやはり美しい女性達が快く丁寧に挨拶をしてくれる。
やはり噂に聞くハーレムなのだろうか。
そらにしても皆仲が良さそうで楽しそうだ。
「この国は暑いでしょう?今日は氷菓子を用意させましたの。召し上がって」
氷の菓子?と不思議に思っていると綺麗なガラス細工の器に削られた氷と果物、乳に砂糖や卵を加えて混ぜた冷たいお菓子の乗ったものを頂く。
「とても美味しいです」
「嬉しいわ。ここの国での氷は貴重品でね、ここにいる者しか口に出来ませんの」
「ハーレムの中でも妃の称号を持つもの達のみここに入れます」
「そうなんですね…。皆様仲がとても宜しそうで羨ましいです」
氷菓子を口に運びながら素直にそうい言うとリィア女王が楽しそうに笑う。
「そうね、陛下を巡って喧嘩は、あまりありませんね。みんな兄弟姉妹のような関係です」
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