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ノーウェルカムな出会い
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「……どうです? 男性の足なら最寄り駅からも十分掛からないし、今時、風呂トイレ別のアパートも少ないですよ? 六畳和室とキッチンも四・五畳あります。正直、ご予算内で紹介できる物件では一番良いと思ってます。……まあ、古さはありますけど、でもそんなの全く感じさせないでしょう? ちゃんと大家さんがしっかりリフォームして下さいましたから」
ペラペラと話す不動産屋のお兄さんの話に適当に相槌を打ちながら、俺はじっくりと部屋を見て回っていた。
確かに、予備校から二つ隣の駅で徒歩十分。アパートの二階の角部屋で風呂トイレ別の一DK。
室内の壁紙はアイボリーの柔らかな色合いに塗られた砂壁で統一されており、畳も真新しく、キッチンは厚みのありそうなクッションフロアだ。料理したり冷蔵庫を使用したりなど、頻繁に出入りしても階下へ足音が響くことはなさそうだ。
外観こそ築二十年以上だからお世辞にも綺麗とは言い難いが、ステンレスのような珍しい造りの風呂も焚き直しが出来る仕様になっているのは、風呂大好きな俺にはすごくありがたい。
ハッキリ言って浪人生の一人暮らしには贅沢過ぎるスペックのアパートだ。
しかも区の外れとは言え、セレブの響き漂う渋谷区である。これが家賃五万である。
志望していた大学に落ちた時、親に浪人は一年限りと言われ、生活費もギリギリの援助しかしてもらえないので、当然ながら家賃も安いところを探していた。
まあ落ちた俺が悪いのだし、そこまで裕福な家ではないのに、予想外の予備校代と俺の家賃や生活費まで出すのは厳しいよなあ、とは思うので感謝している。だから死ぬ気で勉強するつもりだ。
来年は受かるつもりだが、ダメだったら地元には戻らず東京で就職する予定だ。
T県にある俺の実家は、関東枠とは言いつつも周りは田んぼばかりのド田舎で、都心に出るのも二時間は楽にかかるし、仕事も東京ほど多くはない。のんびりした土地柄は嫌いじゃないんだけど。
ただ浪人生活で一年ずっとカツカツの暮らしだと心が荒むし、精神的にも良くない。
必要な参考書を買ったり、突発的な支出などもあるだろう。たまには息抜きもしたいので、そのお金は夜に居酒屋などでバイトして稼ぐつもりである。
だから、予算は少ないが風呂がないアパートだけは選べなかった。
なぜなら昼間は予備校、夜にはバイトを入れると銭湯に行くのも難しいからだ。
そもそも普通の銭湯自体が都内は驚くほど少ないのである。
俺は少々肉付きが良く汗っかきだから、マメにシャワーに入らないとたちまち悪臭を放つやべえ人になってしまうのだ。
都内でこの予算で風呂付はちょっと……とあちこちの不動産屋で断られたが、これだけは諦める訳には行かなかった。俺が風呂に入れないと周囲の人間の迷惑にもなる。
じゃあ、という感じで最後に紹介されたのが事故物件である。
事故物件の意味ぐらいは田舎者の俺でも流石に知っている。
住人が病気や自殺や事件などで亡くなっている住居のことだ。
俺は霊感が強い訳でも何でもないと思うが、怖い関係は正直苦手だ。
廃墟探索など今まで考えたことすらないし、事故物件での怪奇現象などの動画やホラー映画もまったく見たくない。
ビビりと言われても構わない。わざわざ嫌な思いをする必要性がない上に、決して幽霊とかを信じていると言うことではないが、何かあったら困るじゃないか、何かが。
だがそれしか条件に合う物件がないのであれば、文句を言える筋合いはない。事故物件でも何でもどんと来い。綺麗になってるんだし、実際に霊なんて会ったこともないしな。
そう、要は何事も気の持ちようってことだ。
──しかし強い意思(仮)も初っ端から挫折しそうにはなった。
一軒目は駅から五分の築三年の綺麗なワンルームで、ユニットバスではあったが家賃も四万と破格の物件だったが、部屋に入った時からぞわりとうなじの毛が逆立つような気がした。
いやいや気のせいだ。精神を病んだOLが首を吊った、などとうっかり事前に聞いてしまったからちょっとビビっただけだ。
前向きに捉えよう、不幸なことだがその女性が亡くなったお陰で俺が安く住めるのだ。
気を取り直してクローゼットを開けると、中の天井近くの壁にお札のような文字を書いた紙が貼ってあった。そして何故か風もないのに一瞬それがふわっと不自然に揺れた。
無理無理無理無理絶対無理。気のせいで乗り越えられる問題じゃないと思う。
恥ずかしいが膝ががくがくしそうになるのをこらえて早々に逃げ出した。
二軒目は一戸建てで、一階が大家の自宅、二階が二部屋貸せるように改築された建物だった。
ここも室内はきちんとリフォームされた一K、ユニットバス付。四万二千円。
部屋は問題なかった、というか何も感じなかった。
ここなら問題ないだろうと決めようと思ったが、大家さんの方から断られた。
何故だと不動産屋に尋ねたら、前に亡くなったのも浪人生で、二浪したのを苦にしてアルコールと睡眠薬を飲んだのが死因とかで縁起が悪いかららしい。勝手に入居した俺が落ちて死ぬ前提で話をされても困るが、まあ自分にとっても縁起でもない部屋なのは確かなので諦めた。
で三軒目がこの広々とした一DKだったのだ。
現時点で背筋がゾワゾワもしないし、どこにも不穏な空気はない。ごく普通だ。
前の住人の女性は心臓発作か何かの突然死だったみたいだが、無断欠勤をしたことがない人が連絡もないと言うことで、不審に思って様子を見に来た同僚が見つけたため発見も早く、アパート自体には実害はほぼなかったらしい。
「ここに決めます」
俺は即答した。
探せばもう少し安い事故物件もあったかも知れないが、うなじや背筋がゾワゾワだけで済まない体験をする可能性だってあるし、とてもここ以上の物件があるとは思えなかった。
何も感じないのだから大丈夫。ここが事故物件なのは一先ず忘れよう。
俺は何よりも予備校生活と夜のバイト生活がつつがなく送れることが最優先なのだから。
そして三月下旬。
俺は親父の軽トラに乗る程度の少ない荷物を運び、アパートへの引っ越しを無事済ませた。
事故物件だと言うことは両親には伝えてあるが、二人ともそういうのは全く気にしない。いやむしろ好んで煎餅食べながらテレビの心霊特番とか見るようなタイプだ。
手伝いに来た親父は、
「安いのも助かるし、万が一幽霊が出たら出たで、滅多にない経験だからある意味ラッキーだよなあ。その時は絶対にスマホとかで撮って送ってくれ」
などとふざけたことを言って帰って行った。
滅多にない経験ってのは、したい場合とそうでない場合があんだよ。本当に出たら動画で撮るゆとりなんかある訳ねえだろうがクソ親父が。
……それにしても天気も良いし、寒さもさほどではない。まだ暗くなるまでには時間もある。
冷蔵庫と電子レンジが電気屋から届くのは明日だし、今日は近所の商店街とか回って見るかな。
これから一年間は俺の城……いや、大学に受かったり仕事をすることになった場合も住みたいよな。他じゃまずこんな家賃で住めないだろうし。他の部屋は八万以上するそうだから。
何も問題がなければ長期でお世話になりたいもんだ。
うん、考えてみりゃ俺とこのアパートとの運命的な出会いとも言えるよな。
ポジティブに考えれば気分も上がる。
(今日ぐらいはちょっと豪華な弁当でも買っちゃうかな)
家で手伝いはしていたので最低限の自炊ぐらいは出来るが、それも家電が届いてからの話だ。
散財するのは良くないが、まあ引っ越し当日ぐらいはいいだろ。
財布とスマホを入れたお気にのショルダーバッグを肩にたすき掛けにすると、軽い足取りでキッチンを仕切るスライドドアを開く。
「……っ」
人間、恐怖が唐突に訪れると声なんて出ない。
固まった俺の目の前には、半透明でも良く分かる赤いビキニパンツを履いた、褐色の肌のマッチョ男の幽霊がぼーっと突っ立っていた。
ペラペラと話す不動産屋のお兄さんの話に適当に相槌を打ちながら、俺はじっくりと部屋を見て回っていた。
確かに、予備校から二つ隣の駅で徒歩十分。アパートの二階の角部屋で風呂トイレ別の一DK。
室内の壁紙はアイボリーの柔らかな色合いに塗られた砂壁で統一されており、畳も真新しく、キッチンは厚みのありそうなクッションフロアだ。料理したり冷蔵庫を使用したりなど、頻繁に出入りしても階下へ足音が響くことはなさそうだ。
外観こそ築二十年以上だからお世辞にも綺麗とは言い難いが、ステンレスのような珍しい造りの風呂も焚き直しが出来る仕様になっているのは、風呂大好きな俺にはすごくありがたい。
ハッキリ言って浪人生の一人暮らしには贅沢過ぎるスペックのアパートだ。
しかも区の外れとは言え、セレブの響き漂う渋谷区である。これが家賃五万である。
志望していた大学に落ちた時、親に浪人は一年限りと言われ、生活費もギリギリの援助しかしてもらえないので、当然ながら家賃も安いところを探していた。
まあ落ちた俺が悪いのだし、そこまで裕福な家ではないのに、予想外の予備校代と俺の家賃や生活費まで出すのは厳しいよなあ、とは思うので感謝している。だから死ぬ気で勉強するつもりだ。
来年は受かるつもりだが、ダメだったら地元には戻らず東京で就職する予定だ。
T県にある俺の実家は、関東枠とは言いつつも周りは田んぼばかりのド田舎で、都心に出るのも二時間は楽にかかるし、仕事も東京ほど多くはない。のんびりした土地柄は嫌いじゃないんだけど。
ただ浪人生活で一年ずっとカツカツの暮らしだと心が荒むし、精神的にも良くない。
必要な参考書を買ったり、突発的な支出などもあるだろう。たまには息抜きもしたいので、そのお金は夜に居酒屋などでバイトして稼ぐつもりである。
だから、予算は少ないが風呂がないアパートだけは選べなかった。
なぜなら昼間は予備校、夜にはバイトを入れると銭湯に行くのも難しいからだ。
そもそも普通の銭湯自体が都内は驚くほど少ないのである。
俺は少々肉付きが良く汗っかきだから、マメにシャワーに入らないとたちまち悪臭を放つやべえ人になってしまうのだ。
都内でこの予算で風呂付はちょっと……とあちこちの不動産屋で断られたが、これだけは諦める訳には行かなかった。俺が風呂に入れないと周囲の人間の迷惑にもなる。
じゃあ、という感じで最後に紹介されたのが事故物件である。
事故物件の意味ぐらいは田舎者の俺でも流石に知っている。
住人が病気や自殺や事件などで亡くなっている住居のことだ。
俺は霊感が強い訳でも何でもないと思うが、怖い関係は正直苦手だ。
廃墟探索など今まで考えたことすらないし、事故物件での怪奇現象などの動画やホラー映画もまったく見たくない。
ビビりと言われても構わない。わざわざ嫌な思いをする必要性がない上に、決して幽霊とかを信じていると言うことではないが、何かあったら困るじゃないか、何かが。
だがそれしか条件に合う物件がないのであれば、文句を言える筋合いはない。事故物件でも何でもどんと来い。綺麗になってるんだし、実際に霊なんて会ったこともないしな。
そう、要は何事も気の持ちようってことだ。
──しかし強い意思(仮)も初っ端から挫折しそうにはなった。
一軒目は駅から五分の築三年の綺麗なワンルームで、ユニットバスではあったが家賃も四万と破格の物件だったが、部屋に入った時からぞわりとうなじの毛が逆立つような気がした。
いやいや気のせいだ。精神を病んだOLが首を吊った、などとうっかり事前に聞いてしまったからちょっとビビっただけだ。
前向きに捉えよう、不幸なことだがその女性が亡くなったお陰で俺が安く住めるのだ。
気を取り直してクローゼットを開けると、中の天井近くの壁にお札のような文字を書いた紙が貼ってあった。そして何故か風もないのに一瞬それがふわっと不自然に揺れた。
無理無理無理無理絶対無理。気のせいで乗り越えられる問題じゃないと思う。
恥ずかしいが膝ががくがくしそうになるのをこらえて早々に逃げ出した。
二軒目は一戸建てで、一階が大家の自宅、二階が二部屋貸せるように改築された建物だった。
ここも室内はきちんとリフォームされた一K、ユニットバス付。四万二千円。
部屋は問題なかった、というか何も感じなかった。
ここなら問題ないだろうと決めようと思ったが、大家さんの方から断られた。
何故だと不動産屋に尋ねたら、前に亡くなったのも浪人生で、二浪したのを苦にしてアルコールと睡眠薬を飲んだのが死因とかで縁起が悪いかららしい。勝手に入居した俺が落ちて死ぬ前提で話をされても困るが、まあ自分にとっても縁起でもない部屋なのは確かなので諦めた。
で三軒目がこの広々とした一DKだったのだ。
現時点で背筋がゾワゾワもしないし、どこにも不穏な空気はない。ごく普通だ。
前の住人の女性は心臓発作か何かの突然死だったみたいだが、無断欠勤をしたことがない人が連絡もないと言うことで、不審に思って様子を見に来た同僚が見つけたため発見も早く、アパート自体には実害はほぼなかったらしい。
「ここに決めます」
俺は即答した。
探せばもう少し安い事故物件もあったかも知れないが、うなじや背筋がゾワゾワだけで済まない体験をする可能性だってあるし、とてもここ以上の物件があるとは思えなかった。
何も感じないのだから大丈夫。ここが事故物件なのは一先ず忘れよう。
俺は何よりも予備校生活と夜のバイト生活がつつがなく送れることが最優先なのだから。
そして三月下旬。
俺は親父の軽トラに乗る程度の少ない荷物を運び、アパートへの引っ越しを無事済ませた。
事故物件だと言うことは両親には伝えてあるが、二人ともそういうのは全く気にしない。いやむしろ好んで煎餅食べながらテレビの心霊特番とか見るようなタイプだ。
手伝いに来た親父は、
「安いのも助かるし、万が一幽霊が出たら出たで、滅多にない経験だからある意味ラッキーだよなあ。その時は絶対にスマホとかで撮って送ってくれ」
などとふざけたことを言って帰って行った。
滅多にない経験ってのは、したい場合とそうでない場合があんだよ。本当に出たら動画で撮るゆとりなんかある訳ねえだろうがクソ親父が。
……それにしても天気も良いし、寒さもさほどではない。まだ暗くなるまでには時間もある。
冷蔵庫と電子レンジが電気屋から届くのは明日だし、今日は近所の商店街とか回って見るかな。
これから一年間は俺の城……いや、大学に受かったり仕事をすることになった場合も住みたいよな。他じゃまずこんな家賃で住めないだろうし。他の部屋は八万以上するそうだから。
何も問題がなければ長期でお世話になりたいもんだ。
うん、考えてみりゃ俺とこのアパートとの運命的な出会いとも言えるよな。
ポジティブに考えれば気分も上がる。
(今日ぐらいはちょっと豪華な弁当でも買っちゃうかな)
家で手伝いはしていたので最低限の自炊ぐらいは出来るが、それも家電が届いてからの話だ。
散財するのは良くないが、まあ引っ越し当日ぐらいはいいだろ。
財布とスマホを入れたお気にのショルダーバッグを肩にたすき掛けにすると、軽い足取りでキッチンを仕切るスライドドアを開く。
「……っ」
人間、恐怖が唐突に訪れると声なんて出ない。
固まった俺の目の前には、半透明でも良く分かる赤いビキニパンツを履いた、褐色の肌のマッチョ男の幽霊がぼーっと突っ立っていた。
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