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結婚式【1】
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「とうとうか………」
「………ああ、やっとだな………」
快晴の空を眺めながら、クラインとプルが糸目で呟いた。
本日は、クラインとハルカの結婚式の日である。
「お前らの新居、間に合って良かったな。………まあ、お隣さんになるのか?」
「ありがとう。そうだな。お隣さんというより、お前らの住んでるところが別棟みたいなもんだな。飯も都合つけば大体一緒だし、寝室と子供部屋のために作ったようなもんだからな。
ところで、プル、お前有休だとか以前言ってたが、古巣に帰るのはいつになるんだ?」
「ああ、それ聞いちゃう?
俺様な、出張扱いにしてもらったんだよ、女神と交渉して。
月に一度スイーツとご飯持ってけば無期限延長なの。だから当分お世話になろっかなーって。何十年単位で食いだめしないと、またハルカみたいなのがいつ来るか分からねえだろ?
ま、ちゃんと食った分の仕事はするからさ」
「そうか。いや、ハルカが気にしてたからな。『帰っちゃうのいつなのかなー、私がポックリするまでトラちゃんと家に居てくれないかなー』って」
「………」
「………何だ、もしかしてちょっと嬉しかったりするのか」
「ばっ、馬鹿、ちげーわ。
ハルカは料理以外は結構頼りないから俺とトラの手助けが必要なんだろ。全く人使いが荒いんだよっ!俺様がお人好しだからって甘えやがって」
「そうか。まあ人じゃないけどな。
………俺も一緒に居られて嬉しいが。親友だし。ん?いや、お義父さんでもいいんだが」
「だからお義父さんは止めれ。ーー仕方ないから親友の方でいい」
「そうか。まあ、家にいるみんなも出来る限り一緒に居て欲しいんだ。
………ハルカがな、家族だからって言うんだ」
「みんなそう思ってるって」
「日本で17の時からずっと一人だったから、みんなでご飯食べて、働いて、楽しく過ごせるのが本当に嬉しいんだハルカは」
「………………」
「大家族ってのに憧れてたみたいだし、別に人だろうと人外だろうと出会ったからには縁があるから、居られなくなるまでは一緒に過ごすって決めてるんだと。
もし子供が出来たら、変な道に行かないように見守って欲しいし、自分が死んだ後もそのまま今の家に居られるように、名義を長く住んでくれそうな子に書き換えるつもりだと言ってたから安心しろ」
「やめろよな、このくそ暑いのに結婚式の前に目から汗が出るじゃねえか」
「これからもよろしくな。子供の面倒も思いっきり頼むが」
「おい。………ハルカみたいな能天気な奴で頼むよ。うちのファミリーに驚かないような呑気なタイプ」
「ハルカが育てたらみんなそうなりそうだろ」
「だなあ。………ま、これからもよろしくな。そろそろ支度しないと間に合わなくなるぞ」
「ああ。後でな」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
クラインとハルカの結婚式は、盛大に、そして厳かに行われた。
………厳かなのは、始めのうちだけだった。
ウェディングドレスを着たハルカの美しさに感動を噛み締めるクラインと誓いのキスを交わし、国王や王妃、皇太子達、緊張するハルカのファミリー達の見守る中で無事夫婦となった二人だったが、披露宴ではドレスの上に白いフリルのエプロンを身に付け(白は汚れが目立つからイヤだーと言うハルカが、クラインの切望に押し負けた)、料理人に早変わりし、ビュッフェ形式で様々な料理を振る舞い、出席者が舌鼓を打った。
「ボスマダーイのムニエルたまらんぞおい」
「カリカリした表面にバターと塩味、アクセントでかかったショーユが何とも言えんな」
「おいおい、見たか?あっちのテーブルはローストクロロニアンがあったぞ。隣にはオーガキングのサイコロステーキだ」
「本当か!死ぬまで食えることはないと思ってたのに。至福だ………死ぬほど食う。
ワシは今日のために昨日から水しか飲んでないのだ」
「ぷち丼コーナーにあるミソカツ丼もいいが、ボスマダーイ茶漬けがな、もう何杯でも食えるほど美味いぞ。
表面が炙られてるんだが、半生でな。コリコリした歯応えと飯にヒタヒタにかかった冷やし出汁の相性が最高なんだって!」
「バカだな。テマリズシっていう一口サイズの刺身がご飯に巻かれたボールみたいなのが売り出し予定の新商品だそうでな、これが沢山種類があって、ワサビがピリッと効いててやみつきだよ」
「うま………うま………」
もう披露宴に来たのか食べ放題のバイキングに来たのか分からなくなっている輩ばかりである。
国王夫妻と皇太子夫妻、王子も例外ではなく、息子や弟、伯父への祝いの言葉より、何かを頬張っている事の方が多かった。
「ハルカさーん!ご結婚おめでとう!」
ガルバン帝国のキース皇帝と妹のマチルダちゃんが7色ゼリーを盛り付けていたハルカのところにやって来た。
「来てくれたのね、ありがとう!」
財務大臣のシュルツも随行員として付いてきているが、皇帝やその妹やらが公式訪問すると手続きも面倒くさいし時間もかかるので、VIPではなくハルカの友人の貴族、という扱いになっている。
いわゆる極秘の「お忍び」である。
お忍びというにはキース皇帝は花嫁よりもド派手な黄色のタキシードに、薔薇の模様が入った赤と緑のカラーシャツで注目の的だった。
ハルカは祝い事の席なので、小声で「本当に忍ぶ気があるのか」と突っ込みを入れるに止めた。
マチルダも(ごめんなさいねうちの兄が)と言う顔で八の字眉毛になっていたが、気にするなとハルカはアイコンタクトしておいた。
シュルツは、『皇帝と行くマーミヤ商会主催結婚式美味いもの巡り』(根本的にゴール地点が違う気がする)というトーナメント戦を八百長もせず勝ち上がってきたのだと自信満々にハルカに告げ、
「お祝いにガルバン陶器を受付に渡しておきました。ご夫婦でお使い戴ければ幸いです」
などと殊勝に頭を下げたが、既に口元には食べ物のカスがついていた。
クラインは、やや顔をひきつらせながら
「ごゆっくりお過ごし下さい」
と笑いかけたが、キース皇帝が背後から
「うむ。町でもお祭り騒ぎがあるのだろうと観光目的で5日間の日程を組んで来ているぞ」
と返され、
「………そうですか、本当にゆっくりなんですね。それはそれは」
さっさと帰ればいいのにと舌打ちでもしかねない顔になったので、ハルカが
「クライン、スマイルよスマイル」
と囁く事で和やかな場を取り繕えた。
ハルカのファミリーは、結婚式こそ参加したが、偉いひとが多いと食べ物の味が分からなくなるからと言い、町の祭りの方で改めてお祝いすると帰っていった。
冒険者でハルカに淡い恋心を抱いていたグラン・ゾーンと、従者で同じく冒険者のジルベルトも招待されていたが、傷心が癒えてないグランはお祝いカードとプレゼントを贈るだけで参加には至らず、ジルベルトも結果的に参加は出来なかった。
そして、料理人もとい花嫁が精根尽き果てそうになった頃、ようやく披露宴もどきも終わった。
明日からは3日間の成婚イベントが町で開催される。
「………ああ、やっとだな………」
快晴の空を眺めながら、クラインとプルが糸目で呟いた。
本日は、クラインとハルカの結婚式の日である。
「お前らの新居、間に合って良かったな。………まあ、お隣さんになるのか?」
「ありがとう。そうだな。お隣さんというより、お前らの住んでるところが別棟みたいなもんだな。飯も都合つけば大体一緒だし、寝室と子供部屋のために作ったようなもんだからな。
ところで、プル、お前有休だとか以前言ってたが、古巣に帰るのはいつになるんだ?」
「ああ、それ聞いちゃう?
俺様な、出張扱いにしてもらったんだよ、女神と交渉して。
月に一度スイーツとご飯持ってけば無期限延長なの。だから当分お世話になろっかなーって。何十年単位で食いだめしないと、またハルカみたいなのがいつ来るか分からねえだろ?
ま、ちゃんと食った分の仕事はするからさ」
「そうか。いや、ハルカが気にしてたからな。『帰っちゃうのいつなのかなー、私がポックリするまでトラちゃんと家に居てくれないかなー』って」
「………」
「………何だ、もしかしてちょっと嬉しかったりするのか」
「ばっ、馬鹿、ちげーわ。
ハルカは料理以外は結構頼りないから俺とトラの手助けが必要なんだろ。全く人使いが荒いんだよっ!俺様がお人好しだからって甘えやがって」
「そうか。まあ人じゃないけどな。
………俺も一緒に居られて嬉しいが。親友だし。ん?いや、お義父さんでもいいんだが」
「だからお義父さんは止めれ。ーー仕方ないから親友の方でいい」
「そうか。まあ、家にいるみんなも出来る限り一緒に居て欲しいんだ。
………ハルカがな、家族だからって言うんだ」
「みんなそう思ってるって」
「日本で17の時からずっと一人だったから、みんなでご飯食べて、働いて、楽しく過ごせるのが本当に嬉しいんだハルカは」
「………………」
「大家族ってのに憧れてたみたいだし、別に人だろうと人外だろうと出会ったからには縁があるから、居られなくなるまでは一緒に過ごすって決めてるんだと。
もし子供が出来たら、変な道に行かないように見守って欲しいし、自分が死んだ後もそのまま今の家に居られるように、名義を長く住んでくれそうな子に書き換えるつもりだと言ってたから安心しろ」
「やめろよな、このくそ暑いのに結婚式の前に目から汗が出るじゃねえか」
「これからもよろしくな。子供の面倒も思いっきり頼むが」
「おい。………ハルカみたいな能天気な奴で頼むよ。うちのファミリーに驚かないような呑気なタイプ」
「ハルカが育てたらみんなそうなりそうだろ」
「だなあ。………ま、これからもよろしくな。そろそろ支度しないと間に合わなくなるぞ」
「ああ。後でな」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
クラインとハルカの結婚式は、盛大に、そして厳かに行われた。
………厳かなのは、始めのうちだけだった。
ウェディングドレスを着たハルカの美しさに感動を噛み締めるクラインと誓いのキスを交わし、国王や王妃、皇太子達、緊張するハルカのファミリー達の見守る中で無事夫婦となった二人だったが、披露宴ではドレスの上に白いフリルのエプロンを身に付け(白は汚れが目立つからイヤだーと言うハルカが、クラインの切望に押し負けた)、料理人に早変わりし、ビュッフェ形式で様々な料理を振る舞い、出席者が舌鼓を打った。
「ボスマダーイのムニエルたまらんぞおい」
「カリカリした表面にバターと塩味、アクセントでかかったショーユが何とも言えんな」
「おいおい、見たか?あっちのテーブルはローストクロロニアンがあったぞ。隣にはオーガキングのサイコロステーキだ」
「本当か!死ぬまで食えることはないと思ってたのに。至福だ………死ぬほど食う。
ワシは今日のために昨日から水しか飲んでないのだ」
「ぷち丼コーナーにあるミソカツ丼もいいが、ボスマダーイ茶漬けがな、もう何杯でも食えるほど美味いぞ。
表面が炙られてるんだが、半生でな。コリコリした歯応えと飯にヒタヒタにかかった冷やし出汁の相性が最高なんだって!」
「バカだな。テマリズシっていう一口サイズの刺身がご飯に巻かれたボールみたいなのが売り出し予定の新商品だそうでな、これが沢山種類があって、ワサビがピリッと効いててやみつきだよ」
「うま………うま………」
もう披露宴に来たのか食べ放題のバイキングに来たのか分からなくなっている輩ばかりである。
国王夫妻と皇太子夫妻、王子も例外ではなく、息子や弟、伯父への祝いの言葉より、何かを頬張っている事の方が多かった。
「ハルカさーん!ご結婚おめでとう!」
ガルバン帝国のキース皇帝と妹のマチルダちゃんが7色ゼリーを盛り付けていたハルカのところにやって来た。
「来てくれたのね、ありがとう!」
財務大臣のシュルツも随行員として付いてきているが、皇帝やその妹やらが公式訪問すると手続きも面倒くさいし時間もかかるので、VIPではなくハルカの友人の貴族、という扱いになっている。
いわゆる極秘の「お忍び」である。
お忍びというにはキース皇帝は花嫁よりもド派手な黄色のタキシードに、薔薇の模様が入った赤と緑のカラーシャツで注目の的だった。
ハルカは祝い事の席なので、小声で「本当に忍ぶ気があるのか」と突っ込みを入れるに止めた。
マチルダも(ごめんなさいねうちの兄が)と言う顔で八の字眉毛になっていたが、気にするなとハルカはアイコンタクトしておいた。
シュルツは、『皇帝と行くマーミヤ商会主催結婚式美味いもの巡り』(根本的にゴール地点が違う気がする)というトーナメント戦を八百長もせず勝ち上がってきたのだと自信満々にハルカに告げ、
「お祝いにガルバン陶器を受付に渡しておきました。ご夫婦でお使い戴ければ幸いです」
などと殊勝に頭を下げたが、既に口元には食べ物のカスがついていた。
クラインは、やや顔をひきつらせながら
「ごゆっくりお過ごし下さい」
と笑いかけたが、キース皇帝が背後から
「うむ。町でもお祭り騒ぎがあるのだろうと観光目的で5日間の日程を組んで来ているぞ」
と返され、
「………そうですか、本当にゆっくりなんですね。それはそれは」
さっさと帰ればいいのにと舌打ちでもしかねない顔になったので、ハルカが
「クライン、スマイルよスマイル」
と囁く事で和やかな場を取り繕えた。
ハルカのファミリーは、結婚式こそ参加したが、偉いひとが多いと食べ物の味が分からなくなるからと言い、町の祭りの方で改めてお祝いすると帰っていった。
冒険者でハルカに淡い恋心を抱いていたグラン・ゾーンと、従者で同じく冒険者のジルベルトも招待されていたが、傷心が癒えてないグランはお祝いカードとプレゼントを贈るだけで参加には至らず、ジルベルトも結果的に参加は出来なかった。
そして、料理人もとい花嫁が精根尽き果てそうになった頃、ようやく披露宴もどきも終わった。
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