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戻るぜリンダーベルへ。
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ローリーの町での食堂の営業も大繁盛のうちに、何故か仲間が一人(一匹)増えたが無事に終了した。
ローリーの商業ギルドのギルマス、フェイさん(男性)も40過ぎてるんですよ~と言う割りに10代にしか見えなかったり、冒険者ギルドのギルマス、カートさん(男性)も50過ぎてるのに20代にしか見えないけしからん人達だったが優しくて感じのいい人だった。
ただ、ハルカが想像していた『エルフはみんなメチャメチャ綺麗で長生き』という刷り込みされた想像とはちょっと違っていた。
確かに綺麗な人もいるが、そうでもない人もいる。
ただ『時の流れがとっても緩やか』なのだ。血統がアンチエイジングである意味とても羨ましい。
今のハルカは実際若いのでそれほどでもないが、年を取ってばーさまになった時に羨ましくなるだろうと思う。
ただ、現時点でもうちにいる人外が時をだまくらかしてるので珍しくはない。
しかし、エルフさん達は、びっくりするぐらいよく食べる。
細いお姉さんでも普通に焼き肉丼にラーメンとか食べる。その上スイーツまで頼む。おいちゃんおばちゃん達(見た目は20代30代)はさらに倍である。
なんでも新陳代謝が良すぎるせいで燃費が悪いようだ。お陰で太る事もないとのことで、ちょっとこれだけは羨ましかった。
移動も含めてほぼ1か月近くサウザーリンの町をあちこち回ったら、ハルカ達は流石にホームシックというか、リンダーベルに戻りたくなったので、現在馬車でかぽかぽと戻り中である。
「早く戻って家を建てるぞー!」
ハルカはみんなに貯金も貯まったので帰ったら家を建てる事を宣言した。
「それはいい。
そんならハルカ、是非とも大スクリーンをつけたドラマ部屋を作ってくれ。俺様の貯金も使っていいから。いいソファも入れて疲れないようにすれば一気見とか出来るぞっ!」
プルがハルカにきらきらした目でお願いをする。
「……僕のお金も使っていい……」
「プルちゃんもテンちゃんも貯金ないとDVDも好きなオヤツも買えないから持ってなさい。シアタールームは作ってあげるから」
白い布だとやはりよれたりするので、そこはネット通販でちゃんと買うべきだね、せっかくのマイホームだし、とハルカはセレブ気分を味わった。
きっとあっちの世界で仕事しててもこちらほどは稼げなかっただろうし、マイホームはほぼ夢の世界だったので、若くして死んだ自分へのご褒美だと思う事にした。
いや、今はこちらの世界で生きてるんだけども。
いっぺん死んでるから、こちらの生活はオマケみたいなもんであるとハルカはこの頃考えるようになった。
(オマケなら、マイホーム位作ってもいいよね?一応き、起業家(笑)だし?
お金使わずにまたぽっくり死んだら稼いだ意味がないもんね)
この若さでぽっくりとか考えるのもなんだが、何しろ1度若くして死んでるし、2度目も長生き出来るとは限らない。魔物とかいる世界だしね。
その上また転生者になるかも解らない。なら悔いのないよう楽しめばいいのだ、と開き直る。
「プルちゃんもテンちゃんも個室も作ってあげるからね。トラちゃんも!」
「「『それは別にいらない』」」
「なんで即答?」
「一人で寝るより皆で寝たい」
プルが言うとテンちゃんもトラちゃんも頷く。
「寝たい時は一緒でもいいし、一人で寝たい時もあるでしょ。それに自分達の荷物も増えてきたから、この機会にマイルームというのもあった方がいいよ」
《ワシにもあるか?マイルームとやらは》
「ラウールは野外とかで寝る方が好きなんじゃないの?建物の中より」
《虫とか魔物とか鬱陶しいから屋内がいい。それにファミリーっぽくないじゃろが。まあマイルームなくても別にハルカの部屋で眠るからいいけーー》
「「ハルカ、作ってあげて(ろ)!」」
クラインとテンが食い気味にハルカにお願いしてきた。
「いや、屋内は窮屈かと思ってただけだからいいんだけどね。
うーん、思ってたより大きな家になるかもなぁ」
どのくらいかかるのかなぁ、まず戻ってから大工さんに見積り立ててもらうか、などとハルカがぶつぶつ言ってると、ミリアンがしなだれかかってきた。
「ねえハルカ~♪」
「……え、何よ?」
「アタシぃ、持ちなれないお金入ったしー、先々の事も考えると独り立ちしようと思ってたんだけどね、ハルカん家にマイルーム作って貰うのが一番かなぁって。お金は当然出すから。
お ね が い?」
「……いや、でも恋人とか出来たら一人暮らしの方がいいんじゃないのかしら?
ほら、そのー、イチャイチャしたりとか?」
「今は仕事が楽しいから男とかどうでもいいわ。万が一何年かして結婚とかで出る羽目になっても部屋は好きに使っていいし。それに毎日ハルカのご飯食べられるし」
「本音はそこか。
でもいいよ。一部屋増えても大して変わらないし私もミリアンと一緒に住めるの嬉しいし」
「ハルカー大好き~♪」
「私も大好きだよ~お風呂も大きいの作って一緒に入ろうね~♪」
「いいけどチチは揉まさないわよ~♪」
「……ちぇっ」
ろくでもないことを言いながら抱き合うハルカとミリアンを見ながら、クラインはちょいちょいとハルカをつついた。
「ん?何?クラインはチチ揉んだらダメよ?」
「チチはいいからっ!
……俺にも一部屋欲しいなと」
「え?なんで」
「旅に出るとか討伐行く時に荷物置いてある部屋があると便利だし。
遅くなった時に家に帰るの面倒だしご飯食べられるし」
「クラインもご飯なのねポイントは。
でも家が出来たら今借りてる家も出られるよ?
クラインそこで暮らせばいいんじゃないの?」
「俺だけぼっちは……寂しいじゃないか。勿論金は出すから。
飯も大人数で食べる方がより美味いし……その、俺の部屋も……」
珍しくしおらしいクラインにハルカは苦笑し、
「分かった分かった!みんなの寝泊まり出来る部屋を作るわ。ったくどんだけ大豪邸作らせる気よ。
いや、高級老人介護施設かしらね?何しろ平均年齢が400歳越えるものねぇ……」
《ジジイ扱いするな!まだぴちぴちの中年期だぞワシは!》
「中年期はぴちぴちとは言わんがなぁ~」
「……プルの意見に賛成。2000歳はじー様。
僕らまだ500歳と300歳のひよっこ。正真正銘ぴっちぴち………」
《ぐぬぬぬぬぬぬ》
「大人げないからやめろ年寄り軍団。100年越えてりゃ人間界ではあり得ないほど長生きなんだよ。
既にお前らは歴史的建造物とか絵画とかそのレベルなんだよ長生きっぷりが」
「……クラインが生き物扱いをしてくれないよハルカ……」
テンがメソメソ泣く振りをしてハルカにしがみつく。
「クライン、種族で寿命みたいなもんが違うんだから苛めない。むしろ長く生きてるから色々知ってるし、知恵袋みたいで助かってるじゃない」
よしよし、とテンの頭を撫でながらハルカはクラインをたしなめる。
「……ハルカ……」
テンがうるうるした目で見上げ、
「それなら僕とけっ、ぶふぉっっ」
いきなりプルがテンに飛び蹴りをかましてきた。
わき腹強打され吹っ飛ぶテン。
「なっ、プルちゃんも何してんのよいきなりっ!」
「クライン……オメェさんの怨み、晴らしてやったぜ?」
聞いたことある台詞を吐きながらプルがニヒルな笑みを湛えた。
「ありがとー、仕事人さーん」
やや棒読みながらもクラインも応える。
「だからなんでここでそれなの」
「理由は、テンが解ってるぜ?」
プルがニヒルモードのままテンを見た。
「……つい理性のストッパーが外れましたごめんなさい……」
「分かりゃいいんだよ分かりゃ、なぁクラインの?」
「そうだな、プルの。理性のたがは外れちゃいけねぇや。でえじょうぶだ、お前さんはやり直せる」
「……お役人さま……」
テンの肩を叩きながら頷くクラインを見ると小芝居は続いてるようなので、ハルカはミリアンとラウールに振り返った。
「あのドラマバカ達は放置でいいわ。晩御飯でも作りましょ。ラウール、馬車を適当なとこで止めてくれるようトラちゃんに伝えてくれる?ついでにヤシチたちにもご飯あげてくれるよう伝えて」
最初は1号2号とか呼んでた馬さん達だったのだが、いつのまにかドラマヲタク達からヤシチ、スケサン、カクサン、ハチベエと名付けられてしまっていた。
《あいわかった》
ラウールは立ち上がると身軽に出ていった。
「ミリアンはご飯の手伝いね」
「了解~」
ハルカはアイテムボックスから食材を出しつつ、早く戻って家を建てる楽しみでミリアンとあれこれ間取りについて話しながら、リンダーベルへ帰るのを楽しみにしていた。
すっかり王国主催の武道大会だの舞踏会だのは記憶の彼方であった。
ローリーの商業ギルドのギルマス、フェイさん(男性)も40過ぎてるんですよ~と言う割りに10代にしか見えなかったり、冒険者ギルドのギルマス、カートさん(男性)も50過ぎてるのに20代にしか見えないけしからん人達だったが優しくて感じのいい人だった。
ただ、ハルカが想像していた『エルフはみんなメチャメチャ綺麗で長生き』という刷り込みされた想像とはちょっと違っていた。
確かに綺麗な人もいるが、そうでもない人もいる。
ただ『時の流れがとっても緩やか』なのだ。血統がアンチエイジングである意味とても羨ましい。
今のハルカは実際若いのでそれほどでもないが、年を取ってばーさまになった時に羨ましくなるだろうと思う。
ただ、現時点でもうちにいる人外が時をだまくらかしてるので珍しくはない。
しかし、エルフさん達は、びっくりするぐらいよく食べる。
細いお姉さんでも普通に焼き肉丼にラーメンとか食べる。その上スイーツまで頼む。おいちゃんおばちゃん達(見た目は20代30代)はさらに倍である。
なんでも新陳代謝が良すぎるせいで燃費が悪いようだ。お陰で太る事もないとのことで、ちょっとこれだけは羨ましかった。
移動も含めてほぼ1か月近くサウザーリンの町をあちこち回ったら、ハルカ達は流石にホームシックというか、リンダーベルに戻りたくなったので、現在馬車でかぽかぽと戻り中である。
「早く戻って家を建てるぞー!」
ハルカはみんなに貯金も貯まったので帰ったら家を建てる事を宣言した。
「それはいい。
そんならハルカ、是非とも大スクリーンをつけたドラマ部屋を作ってくれ。俺様の貯金も使っていいから。いいソファも入れて疲れないようにすれば一気見とか出来るぞっ!」
プルがハルカにきらきらした目でお願いをする。
「……僕のお金も使っていい……」
「プルちゃんもテンちゃんも貯金ないとDVDも好きなオヤツも買えないから持ってなさい。シアタールームは作ってあげるから」
白い布だとやはりよれたりするので、そこはネット通販でちゃんと買うべきだね、せっかくのマイホームだし、とハルカはセレブ気分を味わった。
きっとあっちの世界で仕事しててもこちらほどは稼げなかっただろうし、マイホームはほぼ夢の世界だったので、若くして死んだ自分へのご褒美だと思う事にした。
いや、今はこちらの世界で生きてるんだけども。
いっぺん死んでるから、こちらの生活はオマケみたいなもんであるとハルカはこの頃考えるようになった。
(オマケなら、マイホーム位作ってもいいよね?一応き、起業家(笑)だし?
お金使わずにまたぽっくり死んだら稼いだ意味がないもんね)
この若さでぽっくりとか考えるのもなんだが、何しろ1度若くして死んでるし、2度目も長生き出来るとは限らない。魔物とかいる世界だしね。
その上また転生者になるかも解らない。なら悔いのないよう楽しめばいいのだ、と開き直る。
「プルちゃんもテンちゃんも個室も作ってあげるからね。トラちゃんも!」
「「『それは別にいらない』」」
「なんで即答?」
「一人で寝るより皆で寝たい」
プルが言うとテンちゃんもトラちゃんも頷く。
「寝たい時は一緒でもいいし、一人で寝たい時もあるでしょ。それに自分達の荷物も増えてきたから、この機会にマイルームというのもあった方がいいよ」
《ワシにもあるか?マイルームとやらは》
「ラウールは野外とかで寝る方が好きなんじゃないの?建物の中より」
《虫とか魔物とか鬱陶しいから屋内がいい。それにファミリーっぽくないじゃろが。まあマイルームなくても別にハルカの部屋で眠るからいいけーー》
「「ハルカ、作ってあげて(ろ)!」」
クラインとテンが食い気味にハルカにお願いしてきた。
「いや、屋内は窮屈かと思ってただけだからいいんだけどね。
うーん、思ってたより大きな家になるかもなぁ」
どのくらいかかるのかなぁ、まず戻ってから大工さんに見積り立ててもらうか、などとハルカがぶつぶつ言ってると、ミリアンがしなだれかかってきた。
「ねえハルカ~♪」
「……え、何よ?」
「アタシぃ、持ちなれないお金入ったしー、先々の事も考えると独り立ちしようと思ってたんだけどね、ハルカん家にマイルーム作って貰うのが一番かなぁって。お金は当然出すから。
お ね が い?」
「……いや、でも恋人とか出来たら一人暮らしの方がいいんじゃないのかしら?
ほら、そのー、イチャイチャしたりとか?」
「今は仕事が楽しいから男とかどうでもいいわ。万が一何年かして結婚とかで出る羽目になっても部屋は好きに使っていいし。それに毎日ハルカのご飯食べられるし」
「本音はそこか。
でもいいよ。一部屋増えても大して変わらないし私もミリアンと一緒に住めるの嬉しいし」
「ハルカー大好き~♪」
「私も大好きだよ~お風呂も大きいの作って一緒に入ろうね~♪」
「いいけどチチは揉まさないわよ~♪」
「……ちぇっ」
ろくでもないことを言いながら抱き合うハルカとミリアンを見ながら、クラインはちょいちょいとハルカをつついた。
「ん?何?クラインはチチ揉んだらダメよ?」
「チチはいいからっ!
……俺にも一部屋欲しいなと」
「え?なんで」
「旅に出るとか討伐行く時に荷物置いてある部屋があると便利だし。
遅くなった時に家に帰るの面倒だしご飯食べられるし」
「クラインもご飯なのねポイントは。
でも家が出来たら今借りてる家も出られるよ?
クラインそこで暮らせばいいんじゃないの?」
「俺だけぼっちは……寂しいじゃないか。勿論金は出すから。
飯も大人数で食べる方がより美味いし……その、俺の部屋も……」
珍しくしおらしいクラインにハルカは苦笑し、
「分かった分かった!みんなの寝泊まり出来る部屋を作るわ。ったくどんだけ大豪邸作らせる気よ。
いや、高級老人介護施設かしらね?何しろ平均年齢が400歳越えるものねぇ……」
《ジジイ扱いするな!まだぴちぴちの中年期だぞワシは!》
「中年期はぴちぴちとは言わんがなぁ~」
「……プルの意見に賛成。2000歳はじー様。
僕らまだ500歳と300歳のひよっこ。正真正銘ぴっちぴち………」
《ぐぬぬぬぬぬぬ》
「大人げないからやめろ年寄り軍団。100年越えてりゃ人間界ではあり得ないほど長生きなんだよ。
既にお前らは歴史的建造物とか絵画とかそのレベルなんだよ長生きっぷりが」
「……クラインが生き物扱いをしてくれないよハルカ……」
テンがメソメソ泣く振りをしてハルカにしがみつく。
「クライン、種族で寿命みたいなもんが違うんだから苛めない。むしろ長く生きてるから色々知ってるし、知恵袋みたいで助かってるじゃない」
よしよし、とテンの頭を撫でながらハルカはクラインをたしなめる。
「……ハルカ……」
テンがうるうるした目で見上げ、
「それなら僕とけっ、ぶふぉっっ」
いきなりプルがテンに飛び蹴りをかましてきた。
わき腹強打され吹っ飛ぶテン。
「なっ、プルちゃんも何してんのよいきなりっ!」
「クライン……オメェさんの怨み、晴らしてやったぜ?」
聞いたことある台詞を吐きながらプルがニヒルな笑みを湛えた。
「ありがとー、仕事人さーん」
やや棒読みながらもクラインも応える。
「だからなんでここでそれなの」
「理由は、テンが解ってるぜ?」
プルがニヒルモードのままテンを見た。
「……つい理性のストッパーが外れましたごめんなさい……」
「分かりゃいいんだよ分かりゃ、なぁクラインの?」
「そうだな、プルの。理性のたがは外れちゃいけねぇや。でえじょうぶだ、お前さんはやり直せる」
「……お役人さま……」
テンの肩を叩きながら頷くクラインを見ると小芝居は続いてるようなので、ハルカはミリアンとラウールに振り返った。
「あのドラマバカ達は放置でいいわ。晩御飯でも作りましょ。ラウール、馬車を適当なとこで止めてくれるようトラちゃんに伝えてくれる?ついでにヤシチたちにもご飯あげてくれるよう伝えて」
最初は1号2号とか呼んでた馬さん達だったのだが、いつのまにかドラマヲタク達からヤシチ、スケサン、カクサン、ハチベエと名付けられてしまっていた。
《あいわかった》
ラウールは立ち上がると身軽に出ていった。
「ミリアンはご飯の手伝いね」
「了解~」
ハルカはアイテムボックスから食材を出しつつ、早く戻って家を建てる楽しみでミリアンとあれこれ間取りについて話しながら、リンダーベルへ帰るのを楽しみにしていた。
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