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恩田、WINWIN計画を発案する。
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夕食の時にアマンダとザックが俺の報告を聞いて、
「ほえー、あのジルと話して、倉庫も借りれたって? そりゃすごいな」
「オンダ、あんた色んな意味ですごいよ。あたしゃ感心したわ」
とやたらと褒められた。
「私の国の情報交換が魅力的だっただけなので、正確には自分の力じゃないんですけどね」
『ポポッ』
「おいジロー、いま俺を笑っただろ」
『……ポゥ?』
早速戻ってから製作した移動型の縄巻き止まり木の上で、首を傾げるジロー。
コイツが実は俺と大差ない年齢だと分かってから、無邪気さを偽装しているのではないかと若干疑いをかけているのだが、ブルーイーグルとしては実際子供なんだし、可愛いから許す。
このボリューム感の体を二本の細い足で支えているのが不思議に思えるが、羽ぶくれしているだけで、実際の中身(?)は意外に小さい。水浴びさせて判明したが、通常時が直径一メートルぐらいの楕円形サイズとすれば、水に濡れると三割ぐらい小さくなる。
まあそれでも大きいのは大きいんだけども。身震いして少しするとすぐ大きさ戻るし。
まあ半年後どうするかの問題はあるが、ひとまず倉庫問題は片付いた。
ただ先に倉庫代も前払いしたので、現在は金欠だ。
サッペンスでモリーソースを買い、服やランプなども買ったので、だいぶ心もとなくなっていた俺の財布はさらに厳しいものになった。
「急いで商品をさばいて稼がないと。今の状態ではアパート一つ借りれませんしね。アマンダさんやザックさんには申しわけないのですが、あと少々ご厄介になれると助かります」
俺は頭を下げる。
「おいおい、慌てなくてもいいって。俺たちは全然嫌じゃないし。なあ?」
「そうだよ。あたしたちの髪も救ってくれたし、バウムクーヘンやカレーなんかもご馳走してもらってるしねえ」
髪もカレーも俺のお陰じゃなく、ネームセンスが以下略な社長たちのお陰なんだけど。でもよそ者である俺は、彼らの優しさにすがるしか道はないのだ。早く自立できるよう頑張らねば。
「あの、バザーは月に一回しかやらないんですよね?」
「みんな普段は自分たちの店もあるからね。せっかくの休みなのに一日つぶれちまうだろう? そんなに頻繁にはできないさ」
それは確かに。働きづめってのはストレスになるもんな。
だがそうなると、俺は商品をどこで売ればいいのかという話になる。
倉庫は激安で借りられたが、この辺の相場を聞いてみると、店とアパートを借りるとなれば保証金も含めて合計で百万ガル以上はかかる。
それでも日本から考えたらすごく安いのだが、今の俺にはそれすらも高い目標だ。
サッペンスにもモリーの店に仕入れに行ったり、トランクの商品を持ち帰るためにまた荷馬車を借りねばならない。これも二万以上かかる。
のほほんと月に一度のバザーなどを待ってはいられないのである。
やっぱりワゴンを借りて道端で売らせてもらうしかないか、などと考えていると、アマンダがポンと手を叩いた。
「オンダ、いい考えがあるよ! 昼間、私の店を使えばいいじゃないか!」
「え?」
アマンダの長年経営しているビストロは、夕方五時から夜の一時ごろまでの営業で、軽食と酒を出している店だ。
家から五分ほどの距離なので一度見に行ったことがあるが、小さめな丸テーブルが五つとカウンターがある小ぢんまりした店だ。
食事の仕込みなどは午後からアマンダがするが、夜の営業自体は、混雑でヘルプ要請が来なければ、五十歳ぐらいのアゴヒゲの渋いジェフというバーテンダーが、今は一人で切り盛りしているらしい。
彼はアマンダの従兄で、結婚して仕事のあるサッペンスに住んでいたそうだが、奥さんが病気で亡くなって、もうのんびり暮らしたいと五年前にホラールに戻ってきたそうだ。
娘さんもいるらしいが、彼女は仕事があるのでサッペンスにとどまっているとのこと。
「本人もお酒飲みながら人と話すのが楽しいらしくてね。貯金もあるし、酒さえ好きに飲ませてくれたら、月五万ガルで働いてくれるっていうもんだから頼んでるんだよ」
アマンダ自身もお酒が弱くなって来たし、立ちっぱなしの仕事の影響で時々腰や膝も痛くなってたから、今は楽をさせてもらっているらしい。
「うちの店は夕方からの営業だし、あたしも午後に仕込みとか、足りなくなった酒の注文はするけど、店を開けてるわけじゃないし。だから、午前中から午後の三時ぐらいまでオンダが店で商品を売ればいいじゃないか」
「ですが、そこまでしていただく訳には……」
「あっはっは。私だって商売人だよ。見返りは求めるさ」
先日食べたカレーを店で出したいので、PONカレーを場所代として提供してくれという。
「ほら、この辺じゃ食べられる店がないしさ、これからPONカレーを売るにしたって、みんなどんなものか分からなきゃ買わないだろ? あれもっと広まるべきだと思うんだよね。くせになる味わいだからさ」
「そんなことでいいんですか? こちらにはメリットしかないですけど」
実際に俺のトランクの中身は原価ゼロ状態なのである。毎日二箱や三箱提供したところで全く困らないし、むしろ味を広めてくれる方が嬉しいぐらいなのだ。
「いや、うちも最近料理がマンネリになって来てたし、周囲が出してないってのもいいんだよね。お酒だけじゃなく食事でも客を呼べるからさ」
「なるほど……」
んん、それならばまだあるじゃないか。俺が広めて欲しいものが。
「それなら、モリーソースを使った串焼きってのもついでにどうですか? 前はサーモンのバター焼きにかけただけですけど、焼く時に使うとまた香ばしさが良くてですね」
俺は肉屋野菜を串に刺して肉を焼き、タレとしてモリーソースを使う方法を説明した。大人しく話を聞いていたザックは、そりゃあ酒に合いそうだなあ、といそいそと立ち上がった。
冷蔵庫にあった牛肉とピーマンをカットして串に刺すと網に載せ、料理用のハケでモリーソースを塗りながら、焦げ過ぎないように注意して焼く。
「ちょっと、この香りたまんないね。夕食済んだのに食べたくなっちまうよ」
出来上がった串焼きを皿に盛り、ザックが戻ってきたのでみんなで味見する。
「あつつっ、ほら、香ばしくて美味しいでしょう?」
「いやあ最高だな! ワインにも合う」
「確かに店で焼いたら人気出そうだね。焼き立てが絶対美味しいよこれは」
アマンダは店の新たな食の提供に売り上げ増加、俺は商品の売り場に販売促進。
ちょっと俺の方が恩恵にあずかりすぎだが、WINWINな計画である。
『ポッ』
ジローも匂いが気になるようで、俺に声を上げた。
「ジルさんもたまにはいいっていってたし、お前も一切れだけな」
櫛から肉を外し、一切れだけ手に載せて冷ますとジローに食べさせた。
「うまいか?」
『ポポーッ』
「そうかそうか」
バサバサと羽を広げるジローに目を細めた俺は、アマンダたちに笑みを見せた。
「これからサッペンスで新しい調味料開発もしようと考えてますし、アマンダさんの店も私の商売も、これからいっそう繁盛させないとですね」
「そうだよねそうだよね」
「俺は髪も繁盛して欲しいな。はっはっは」
『ポッポッポ』
みんなで談笑しつつ、夜は更けていくのであった。
「ほえー、あのジルと話して、倉庫も借りれたって? そりゃすごいな」
「オンダ、あんた色んな意味ですごいよ。あたしゃ感心したわ」
とやたらと褒められた。
「私の国の情報交換が魅力的だっただけなので、正確には自分の力じゃないんですけどね」
『ポポッ』
「おいジロー、いま俺を笑っただろ」
『……ポゥ?』
早速戻ってから製作した移動型の縄巻き止まり木の上で、首を傾げるジロー。
コイツが実は俺と大差ない年齢だと分かってから、無邪気さを偽装しているのではないかと若干疑いをかけているのだが、ブルーイーグルとしては実際子供なんだし、可愛いから許す。
このボリューム感の体を二本の細い足で支えているのが不思議に思えるが、羽ぶくれしているだけで、実際の中身(?)は意外に小さい。水浴びさせて判明したが、通常時が直径一メートルぐらいの楕円形サイズとすれば、水に濡れると三割ぐらい小さくなる。
まあそれでも大きいのは大きいんだけども。身震いして少しするとすぐ大きさ戻るし。
まあ半年後どうするかの問題はあるが、ひとまず倉庫問題は片付いた。
ただ先に倉庫代も前払いしたので、現在は金欠だ。
サッペンスでモリーソースを買い、服やランプなども買ったので、だいぶ心もとなくなっていた俺の財布はさらに厳しいものになった。
「急いで商品をさばいて稼がないと。今の状態ではアパート一つ借りれませんしね。アマンダさんやザックさんには申しわけないのですが、あと少々ご厄介になれると助かります」
俺は頭を下げる。
「おいおい、慌てなくてもいいって。俺たちは全然嫌じゃないし。なあ?」
「そうだよ。あたしたちの髪も救ってくれたし、バウムクーヘンやカレーなんかもご馳走してもらってるしねえ」
髪もカレーも俺のお陰じゃなく、ネームセンスが以下略な社長たちのお陰なんだけど。でもよそ者である俺は、彼らの優しさにすがるしか道はないのだ。早く自立できるよう頑張らねば。
「あの、バザーは月に一回しかやらないんですよね?」
「みんな普段は自分たちの店もあるからね。せっかくの休みなのに一日つぶれちまうだろう? そんなに頻繁にはできないさ」
それは確かに。働きづめってのはストレスになるもんな。
だがそうなると、俺は商品をどこで売ればいいのかという話になる。
倉庫は激安で借りられたが、この辺の相場を聞いてみると、店とアパートを借りるとなれば保証金も含めて合計で百万ガル以上はかかる。
それでも日本から考えたらすごく安いのだが、今の俺にはそれすらも高い目標だ。
サッペンスにもモリーの店に仕入れに行ったり、トランクの商品を持ち帰るためにまた荷馬車を借りねばならない。これも二万以上かかる。
のほほんと月に一度のバザーなどを待ってはいられないのである。
やっぱりワゴンを借りて道端で売らせてもらうしかないか、などと考えていると、アマンダがポンと手を叩いた。
「オンダ、いい考えがあるよ! 昼間、私の店を使えばいいじゃないか!」
「え?」
アマンダの長年経営しているビストロは、夕方五時から夜の一時ごろまでの営業で、軽食と酒を出している店だ。
家から五分ほどの距離なので一度見に行ったことがあるが、小さめな丸テーブルが五つとカウンターがある小ぢんまりした店だ。
食事の仕込みなどは午後からアマンダがするが、夜の営業自体は、混雑でヘルプ要請が来なければ、五十歳ぐらいのアゴヒゲの渋いジェフというバーテンダーが、今は一人で切り盛りしているらしい。
彼はアマンダの従兄で、結婚して仕事のあるサッペンスに住んでいたそうだが、奥さんが病気で亡くなって、もうのんびり暮らしたいと五年前にホラールに戻ってきたそうだ。
娘さんもいるらしいが、彼女は仕事があるのでサッペンスにとどまっているとのこと。
「本人もお酒飲みながら人と話すのが楽しいらしくてね。貯金もあるし、酒さえ好きに飲ませてくれたら、月五万ガルで働いてくれるっていうもんだから頼んでるんだよ」
アマンダ自身もお酒が弱くなって来たし、立ちっぱなしの仕事の影響で時々腰や膝も痛くなってたから、今は楽をさせてもらっているらしい。
「うちの店は夕方からの営業だし、あたしも午後に仕込みとか、足りなくなった酒の注文はするけど、店を開けてるわけじゃないし。だから、午前中から午後の三時ぐらいまでオンダが店で商品を売ればいいじゃないか」
「ですが、そこまでしていただく訳には……」
「あっはっは。私だって商売人だよ。見返りは求めるさ」
先日食べたカレーを店で出したいので、PONカレーを場所代として提供してくれという。
「ほら、この辺じゃ食べられる店がないしさ、これからPONカレーを売るにしたって、みんなどんなものか分からなきゃ買わないだろ? あれもっと広まるべきだと思うんだよね。くせになる味わいだからさ」
「そんなことでいいんですか? こちらにはメリットしかないですけど」
実際に俺のトランクの中身は原価ゼロ状態なのである。毎日二箱や三箱提供したところで全く困らないし、むしろ味を広めてくれる方が嬉しいぐらいなのだ。
「いや、うちも最近料理がマンネリになって来てたし、周囲が出してないってのもいいんだよね。お酒だけじゃなく食事でも客を呼べるからさ」
「なるほど……」
んん、それならばまだあるじゃないか。俺が広めて欲しいものが。
「それなら、モリーソースを使った串焼きってのもついでにどうですか? 前はサーモンのバター焼きにかけただけですけど、焼く時に使うとまた香ばしさが良くてですね」
俺は肉屋野菜を串に刺して肉を焼き、タレとしてモリーソースを使う方法を説明した。大人しく話を聞いていたザックは、そりゃあ酒に合いそうだなあ、といそいそと立ち上がった。
冷蔵庫にあった牛肉とピーマンをカットして串に刺すと網に載せ、料理用のハケでモリーソースを塗りながら、焦げ過ぎないように注意して焼く。
「ちょっと、この香りたまんないね。夕食済んだのに食べたくなっちまうよ」
出来上がった串焼きを皿に盛り、ザックが戻ってきたのでみんなで味見する。
「あつつっ、ほら、香ばしくて美味しいでしょう?」
「いやあ最高だな! ワインにも合う」
「確かに店で焼いたら人気出そうだね。焼き立てが絶対美味しいよこれは」
アマンダは店の新たな食の提供に売り上げ増加、俺は商品の売り場に販売促進。
ちょっと俺の方が恩恵にあずかりすぎだが、WINWINな計画である。
『ポッ』
ジローも匂いが気になるようで、俺に声を上げた。
「ジルさんもたまにはいいっていってたし、お前も一切れだけな」
櫛から肉を外し、一切れだけ手に載せて冷ますとジローに食べさせた。
「うまいか?」
『ポポーッ』
「そうかそうか」
バサバサと羽を広げるジローに目を細めた俺は、アマンダたちに笑みを見せた。
「これからサッペンスで新しい調味料開発もしようと考えてますし、アマンダさんの店も私の商売も、これからいっそう繁盛させないとですね」
「そうだよねそうだよね」
「俺は髪も繁盛して欲しいな。はっはっは」
『ポッポッポ』
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