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【再び世界の中心で奥様への愛を叫ぶ】
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【メイド・ルーシーの回想】
私のお仕えしている大事なリーシャお嬢様が、とうとうご成婚である。
なかなか感慨深いものがある。
5歳の時から遊び相手兼メイド補佐として母の勤めていたルーベンブルグ家に入った私は、意外と冷めた子供だった。
母が褒め称える『お嬢様』というのも、大袈裟な、と話し半分で聞くマセガキだったのだが、いざ実際にお会いしたら、私の理想を現実にしたような、絵本のお姫様そのものの2つ下のリーシャお嬢様に一目惚れした。大袈裟でもなんでもなく、今まで見たこともないほど美しいお嬢様だった。
艶やかな黒髪、涼しげな切れ長の眼差し、黒曜石のような輝く黒い瞳、小ぶりな可愛らしい鼻に真っ白い陶器のような肌。
私が一生お護りしお仕えする方はこの人しかいない!と心に誓ってから早十五年。
お嬢様のために護身術も習い、予測防御とスピード特化で『赤い流れ星』の異名まで取った私でも、予測出来なかった事が3つある。
お嬢様が腐女子であった事と、私もかなりの腐女子であった事、リーシャお嬢様がダーク・シャインベック様に恋をした事である。
まあ、正直なところ最初は何も、よりによってあんな酷い顔の方を選ばなくてもいいではないかと思いはした。
王族ですら囲い込もうとした気配すらあるあの傾国の美貌をお持ちのリーシャお嬢様を、王国の騎士団で第三部隊隊長を務めているとは言え、あんな彫りも深くて二重の鼻の高い、薄いライトブラウンの瞳のかなり歳上のオッサンに無駄遣いしなくても良いではないか。
しかし、調べてみるとお人柄は街の評判もかなり高いし、爵位と顔にさえ目をつぶれば超優良物件であった。
むしろ歳もかなり上の方が、あの腐女子な上に時々思考回路が読めなくなるトリッキーなリーシャお嬢様を、大人の包容力で包んでくれるのではないか。
そして一番大事なのは、リーシャお嬢様が、ダーク様を中身も外見も奇跡のイケメンだと思い、自分が幸せにしてみせる、と引きこもり生活を脱却し外に目を向けるきっかけをくれた事である。
昔からお嬢様の好みは少々おかし………個性的だったので、顔の方はもうしょうがない。
そう納得してからは、積極的に応援する側へ回った。
実際お話をするようになってからは、確かにお人柄の練れた善良で真面目な殿方だと分かるようになった。
同タイミングで、国でも有数のイケメンであるルイ・ボーゲン公爵子息がリーシャお嬢様にアタックをかけてきた。
確かに御二人が並んだ姿は一枚の絵画のようではあったが、人間的には心底クズだった。婚約をごり押しされずに済んで本当に良かったと思う。
やはり、お嬢様は作家業で人柄を見抜く術が長けているのだろう。流石である。
だが、ようやく婚約から結婚の日取り確定へと具体的に話が進んだにも関わらず、リーシャお嬢様はダーク様へ差し入れをするかデートするか以外は、ただひたすら原稿を書いてるだけで、色気皆無である。
基本的にご自宅の環境からも質素に慣れており、無駄な出費と言うものを極力嫌うお嬢様には、悩殺系の夜着や勝負下着というエロ方面への考えが及ばない。贅沢品だと思っているからだ。
このままでは、ご愛用のヨレヨレパンツやシオシオ寝間着で初夜を迎えかねない。
私はフラン様に相談し、強引に組み込んだ買い物当日、無理やり若者に人気のランジェリーショップへお嬢様を連れていき、半ば強制的にエロい下着を山のように購入して頂いた。
なんか遠い目をして魂が抜けかけていたようだが、いつかきっと私達の思いに感謝をする日が来て下さる筈である。
結婚式のリーシャお嬢……奥様はそれはそれはお綺麗で、月の女神か太陽の愛し子かといった、溢れる美のオーラをこれでもかと撒き散らし、ダーク様………いや旦那様や大旦那様が号泣されていたのも致し方なしと思われるほどで、ルーベンブルグ家のご家族もフラン様も私もハンカチがびしょ濡れになるほど涙が零れた。
私は、リーシャ奥様に付いて引き続きシャインベック家で働ける事になっていたが、なかなか会えなくなるご家族としてはかなりお辛かっただろうと思う。
「リーシャ、ツラくなったらいつでも帰っておいで」
などと結婚式当日とは思えない不穏な発言を放ったルーベンブルグ家の旦那様が奥様に怒られていたが、それだけリーシャ奥様をご家族が愛しておられると言う事である。
私もこれからは今まで以上にお力になる所存である。
人妻で人気作家で、この先お子様まで生まれたら、リーシャ奥様は体がいくつあっても足りない。
私は独り身を貫き、ずっとリーシャ奥様のお側にいると決めている。
ぶっちゃけ、結婚などしてリーシャ奥様のお世話をする時間が削られるのはイヤなのである。
必ずしも女性は結婚しないといけない訳でもないのだし、働いており生活力もある。自分の人生好きなように生きられるのである。
ーーーーーーーーー
自分で出来るからと言うのを聞き流し、風呂で隅々まで洗い上げ、保湿クリームをしっかり塗る。髪もしっかり乾かした。
案の定、いつものへたったパンツを風呂場へ無意識に持ち込んでいたリーシャ様からパンツを奪い取り、ハサミでざっくざくに切り刻んだ。
まだ使えるのに、などとふざけた事を言ってるリーシャ様をタオル一枚で寝室に放り込み、黒のベビードールを突っ込んで閉じ込めた。
マッパかベビードールかお好きに、と着用せざるを得ないようなニ択を突きつけリーシャ様には強制的にお色気モードへ入って頂く事にした。
円満な夫婦関係は円満な夫婦生活からとも言う。
いくら美貌の無駄遣いをしたがるリーシャ様とは言え、旦那様が襲いたくなるような下着は大事である。
長いことお世話になる予定のお屋敷で円満な関係を陰から支援するのはメイドの務めでもある。
うまいこと旦那様が戻られたので、中で奥様がお待ちです、とわざと聞こえるようにお伝えした。
グッドラック、リーシャ様。
◇ ◇ ◇
翌朝、というか既に昼近かったが、お姫様抱っこで食事に現れたリーシャ様を見ると、昨夜は円満な関係を営めたのではないかと安心した。
旦那様がそれは幸せそうに膝の上に座らせてご飯を食べさせるのに対して、穴があったら入りたいといった真っ赤な顔のリーシャ様の対比はなかなか見所があった。
二日後には、新婚旅行で海沿いの町で釣り三昧だそうだ。旅先でも新妻の色気を忘れさせてはならない。
どうせ今回の事でリーシャ様は下着まで全部自分で用意すると言うだろうから逆らわず、出発直前に全部の下着を例の新品のセクシーランジェリーに取り替えておこう。
だてに長くお仕えしてる訳ではないのだ。行動パターンなど読みきっている。
食後、旦那様が私をお呼びになり、
「ルーシー、これからもリーシャの面倒は、くれぐれも、くれぐれもよろしく頼む」
と力強く握手をされた。
お互いにリーシャ様を想う者同士、通じるものがあった。
後で秘密のノートには、
「旦那様はベビードールがお好みの模様」
と控えておいた。
ご旅行から帰られた際には、更に好みを把握せねばならない。
私の幸せは、やはりリーシャ様と共にある。
私のお仕えしている大事なリーシャお嬢様が、とうとうご成婚である。
なかなか感慨深いものがある。
5歳の時から遊び相手兼メイド補佐として母の勤めていたルーベンブルグ家に入った私は、意外と冷めた子供だった。
母が褒め称える『お嬢様』というのも、大袈裟な、と話し半分で聞くマセガキだったのだが、いざ実際にお会いしたら、私の理想を現実にしたような、絵本のお姫様そのものの2つ下のリーシャお嬢様に一目惚れした。大袈裟でもなんでもなく、今まで見たこともないほど美しいお嬢様だった。
艶やかな黒髪、涼しげな切れ長の眼差し、黒曜石のような輝く黒い瞳、小ぶりな可愛らしい鼻に真っ白い陶器のような肌。
私が一生お護りしお仕えする方はこの人しかいない!と心に誓ってから早十五年。
お嬢様のために護身術も習い、予測防御とスピード特化で『赤い流れ星』の異名まで取った私でも、予測出来なかった事が3つある。
お嬢様が腐女子であった事と、私もかなりの腐女子であった事、リーシャお嬢様がダーク・シャインベック様に恋をした事である。
まあ、正直なところ最初は何も、よりによってあんな酷い顔の方を選ばなくてもいいではないかと思いはした。
王族ですら囲い込もうとした気配すらあるあの傾国の美貌をお持ちのリーシャお嬢様を、王国の騎士団で第三部隊隊長を務めているとは言え、あんな彫りも深くて二重の鼻の高い、薄いライトブラウンの瞳のかなり歳上のオッサンに無駄遣いしなくても良いではないか。
しかし、調べてみるとお人柄は街の評判もかなり高いし、爵位と顔にさえ目をつぶれば超優良物件であった。
むしろ歳もかなり上の方が、あの腐女子な上に時々思考回路が読めなくなるトリッキーなリーシャお嬢様を、大人の包容力で包んでくれるのではないか。
そして一番大事なのは、リーシャお嬢様が、ダーク様を中身も外見も奇跡のイケメンだと思い、自分が幸せにしてみせる、と引きこもり生活を脱却し外に目を向けるきっかけをくれた事である。
昔からお嬢様の好みは少々おかし………個性的だったので、顔の方はもうしょうがない。
そう納得してからは、積極的に応援する側へ回った。
実際お話をするようになってからは、確かにお人柄の練れた善良で真面目な殿方だと分かるようになった。
同タイミングで、国でも有数のイケメンであるルイ・ボーゲン公爵子息がリーシャお嬢様にアタックをかけてきた。
確かに御二人が並んだ姿は一枚の絵画のようではあったが、人間的には心底クズだった。婚約をごり押しされずに済んで本当に良かったと思う。
やはり、お嬢様は作家業で人柄を見抜く術が長けているのだろう。流石である。
だが、ようやく婚約から結婚の日取り確定へと具体的に話が進んだにも関わらず、リーシャお嬢様はダーク様へ差し入れをするかデートするか以外は、ただひたすら原稿を書いてるだけで、色気皆無である。
基本的にご自宅の環境からも質素に慣れており、無駄な出費と言うものを極力嫌うお嬢様には、悩殺系の夜着や勝負下着というエロ方面への考えが及ばない。贅沢品だと思っているからだ。
このままでは、ご愛用のヨレヨレパンツやシオシオ寝間着で初夜を迎えかねない。
私はフラン様に相談し、強引に組み込んだ買い物当日、無理やり若者に人気のランジェリーショップへお嬢様を連れていき、半ば強制的にエロい下着を山のように購入して頂いた。
なんか遠い目をして魂が抜けかけていたようだが、いつかきっと私達の思いに感謝をする日が来て下さる筈である。
結婚式のリーシャお嬢……奥様はそれはそれはお綺麗で、月の女神か太陽の愛し子かといった、溢れる美のオーラをこれでもかと撒き散らし、ダーク様………いや旦那様や大旦那様が号泣されていたのも致し方なしと思われるほどで、ルーベンブルグ家のご家族もフラン様も私もハンカチがびしょ濡れになるほど涙が零れた。
私は、リーシャ奥様に付いて引き続きシャインベック家で働ける事になっていたが、なかなか会えなくなるご家族としてはかなりお辛かっただろうと思う。
「リーシャ、ツラくなったらいつでも帰っておいで」
などと結婚式当日とは思えない不穏な発言を放ったルーベンブルグ家の旦那様が奥様に怒られていたが、それだけリーシャ奥様をご家族が愛しておられると言う事である。
私もこれからは今まで以上にお力になる所存である。
人妻で人気作家で、この先お子様まで生まれたら、リーシャ奥様は体がいくつあっても足りない。
私は独り身を貫き、ずっとリーシャ奥様のお側にいると決めている。
ぶっちゃけ、結婚などしてリーシャ奥様のお世話をする時間が削られるのはイヤなのである。
必ずしも女性は結婚しないといけない訳でもないのだし、働いており生活力もある。自分の人生好きなように生きられるのである。
ーーーーーーーーー
自分で出来るからと言うのを聞き流し、風呂で隅々まで洗い上げ、保湿クリームをしっかり塗る。髪もしっかり乾かした。
案の定、いつものへたったパンツを風呂場へ無意識に持ち込んでいたリーシャ様からパンツを奪い取り、ハサミでざっくざくに切り刻んだ。
まだ使えるのに、などとふざけた事を言ってるリーシャ様をタオル一枚で寝室に放り込み、黒のベビードールを突っ込んで閉じ込めた。
マッパかベビードールかお好きに、と着用せざるを得ないようなニ択を突きつけリーシャ様には強制的にお色気モードへ入って頂く事にした。
円満な夫婦関係は円満な夫婦生活からとも言う。
いくら美貌の無駄遣いをしたがるリーシャ様とは言え、旦那様が襲いたくなるような下着は大事である。
長いことお世話になる予定のお屋敷で円満な関係を陰から支援するのはメイドの務めでもある。
うまいこと旦那様が戻られたので、中で奥様がお待ちです、とわざと聞こえるようにお伝えした。
グッドラック、リーシャ様。
◇ ◇ ◇
翌朝、というか既に昼近かったが、お姫様抱っこで食事に現れたリーシャ様を見ると、昨夜は円満な関係を営めたのではないかと安心した。
旦那様がそれは幸せそうに膝の上に座らせてご飯を食べさせるのに対して、穴があったら入りたいといった真っ赤な顔のリーシャ様の対比はなかなか見所があった。
二日後には、新婚旅行で海沿いの町で釣り三昧だそうだ。旅先でも新妻の色気を忘れさせてはならない。
どうせ今回の事でリーシャ様は下着まで全部自分で用意すると言うだろうから逆らわず、出発直前に全部の下着を例の新品のセクシーランジェリーに取り替えておこう。
だてに長くお仕えしてる訳ではないのだ。行動パターンなど読みきっている。
食後、旦那様が私をお呼びになり、
「ルーシー、これからもリーシャの面倒は、くれぐれも、くれぐれもよろしく頼む」
と力強く握手をされた。
お互いにリーシャ様を想う者同士、通じるものがあった。
後で秘密のノートには、
「旦那様はベビードールがお好みの模様」
と控えておいた。
ご旅行から帰られた際には、更に好みを把握せねばならない。
私の幸せは、やはりリーシャ様と共にある。
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