3 / 25
3話 予想以上の快感
しおりを挟む
昔から胸の成長だけは早く、からかわれることも多かった。
ただ、コンプレックスであると同時に、わたしにとって自慢の部位でもある。
イラストの参考にできるし、我ながら触り心地も申し分ない。
問題があるとすれば、『つぐみさんに触られたい』という欲求が自分一人ではどうにもできないこと。
好きな人ができて、告白して、受け入れてもらえた。
いくら妄想しても、イラストに描き出してみても、当然ながら望んだ満足感は得られない。
というわけで、行動に移すことにした。
放課後にそれとなく連絡して、部活が終わった後に校舎裏で待ち合わせ。
先に到着したわたしは、自分でも分かるほどそわそわした様子で恋人の来訪を待つ。
ほどなくして、つぐみさんが体育館の方から息を荒くして駆け寄ってくれた。
「お、お待たせっ。ごめんね、寒い中待たせちゃって」
かけられた言葉の節々から、つぐみさんの優しさが感じ取れる。
胸の奥がじんわりと温かくなり、自然と表情が緩む。
「いま来たばかりですから、全然待ってないですよ。わたしの方こそ、寒いのに呼び出して申し訳ないです」
「わたしは思いっきり体を動かした後だから、むしろ暑いぐらいだよ! って、わたし、もしかして汗臭い?」
焦った様子を見せるつぐみさんに、大丈夫だと微笑みかける。
むしろ興奮する、という本音はさすがに隠しておくべきだろう。
長く引き留めるのも悪いので、早々に本題へ移す。
「つぐみさん、お願いします。わたしのおっぱいを触ってくださいっ」
目と目を合わせ、真摯な態度で懇願する。
「はぇ? お、おっぱい?」
予想すらできない突飛な要求に、唖然とするつぐみさん。
ポカンとした表情も、尋常じゃなくかわいい。
加えて、可憐な声によって紡がれる『おっぱい』という言葉の破壊力たるや、理性を保てている自分の精神力を褒めたくなるほどだ。
年中発情期と言っても過言ではない性欲の強さに対する自己嫌悪が、防波堤として正気を維持させてくれているのかもしれない。
「大好きな人に触ってほしくて、胸が爆発しそうなんです。だから、ぜひお願いします」
「ばっ、爆発!? わ、分かったよ、わたしに任せて!」
つぐみさんはバッグを足元に置き、握り拳を作ってグンッとわたしに近付く。
罪悪感がないと言えば嘘になるけど、せっかくのチャンスを逃がすわけにもいかない。
コートを脱いでブレザーのボタンを外し、ブラウスと下着に包まれた乳房を差し出す。
すると、正面からそっと手のひらが押し付けられる。
「う、わぁ……や、柔らかい。マシュマロみたいにふわふわで、お餅みたいな弾力もあって……気持ちいい」
無邪気な子どものように瞳を輝かせ、一心不乱に手を動かしている。
パン生地をこねるように指を動かしたり、下から持ち上げてみたり。
慈しむような優しい手つきは、力加減で言えば若干のもどかしさを感じる。
だから物足りないかと言えば、答えは否。手のひらが擦れるたび、指が食い込むたびに、これまで味わったことのない強烈な快感がわたしを襲う。
それになにより、つぐみさんが気持ちいいと言ってくれたのがなによりも嬉しい。
変な声が出そうになるのを必死に堪え、少しでもこの時間が続いてほしいと願いながら平静を装う。
「美夢ちゃん、痛くない?」
「へ、平気です、もっと強くしてくれてもいいですよ」
十センチほどの身長差によって実現される、つぐみさんの上目遣い。
反則級の魅力に心を射抜かれながらも、微笑みを返す。
とはいえ、事態はわりと切迫している。言葉とは裏腹に、体は限界が近い。
嬌声を押し殺し表情を取り繕うことはできても、生理的な反応を意図的にコントロールするのは不可能だ。
つぐみさんに悟られないのは、不幸中の幸いと言える。
先端の興奮状態はブラとブラウスがどうにか隠してくれているし、下着の染みは角度的に視認できない。
あたかもちょっとしたスキンシップのように振る舞っているけど、身も蓋もない言い方をすれば、先ほどから断続的に達してしまっている。
このままだと、間もなく大きな絶頂を迎えるのは想像に難くない。
「なんだろう、不思議な気分……こうして美夢ちゃんの体に触ってると、すごくドキドキする」
わたしの胸を揉みしだきながら、つぐみさんが頬を赤らめる。
無自覚なのは明白だけど、その言葉は恋愛感情を表すものだった。
一方通行の想いではないと改めて実感できた喜びは、全身に広がる快感をさらに助長させる。
さすがにもう、耐えられそうにない。
お礼を言って帰宅を促そうとした瞬間――
「あったかくて、いい匂い」
つぐみさんが胸の谷間に顔を埋め、軽く頬ずりをする。
敏感になっていたところに肌の温もりが制服越しに伝わり、温かな吐息を間近に感じた。
例えるなら、表面張力を用いて限界まで水を注いだコップに、うっかり氷の塊を落としたようなもの。
「――っ、はぁぅっ、んっ、くぅっ」
全身全霊を尽くして、どうにか大きな喘ぎ声を上げることだけは阻止できた。
自分一人では到達し得ない領域に達し、満足した肉体は何度か痙攣を重ねた後、ガクッと膝から崩れ落ちる。
「ご、ごめんなさい、ちょっと立ち眩みしちゃいました」
心配させてしまう前に、言い訳をしてごまかす。
腰に上手く力が入らないけど、どうにか歩くぐらいはできそうだ。
「ほ、本当に大丈夫? 家まで送ろうか?」
ありがたい申し出だけど、寮生である彼女を不用意に連れ回すのは忍びない。
それに、体調不良でないことは確かだ。むしろ健康だからこそ起きた現象とさえ言える。
「ありがとうございます。少し休めば回復しますから、気にしないでください」
「でも……」
丁重にお断りしようとしたものの、容易に受け入れてはもらえない。
逆の立場だったらと考えると、その心中は痛いほど分かる。
こうなったら、仕方がない。
「つぐみさん、本当のことを打ち明けます」
覚悟を決めて、わたしは今回の件における動機と真意、そして味わった快感に至るまで包み隠さず説明した。
すべてを聞いた後、つぐみさんは納得してくれたものの、耳まで真っ赤になってしまう。
「さすがに誰かに知られると恥ずかしいので、このことは内緒にしてもらえますか?」
「うん、分かった。二人だけの秘密だねっ」
二人だけの秘密。つぐみさんが何気なく発した言葉は、とてつもなく甘美な響きに聞こえる。
過敏になりすぎているだけなのかもしれないけど、恋人っぽくて素敵だと感じた。
ただ、コンプレックスであると同時に、わたしにとって自慢の部位でもある。
イラストの参考にできるし、我ながら触り心地も申し分ない。
問題があるとすれば、『つぐみさんに触られたい』という欲求が自分一人ではどうにもできないこと。
好きな人ができて、告白して、受け入れてもらえた。
いくら妄想しても、イラストに描き出してみても、当然ながら望んだ満足感は得られない。
というわけで、行動に移すことにした。
放課後にそれとなく連絡して、部活が終わった後に校舎裏で待ち合わせ。
先に到着したわたしは、自分でも分かるほどそわそわした様子で恋人の来訪を待つ。
ほどなくして、つぐみさんが体育館の方から息を荒くして駆け寄ってくれた。
「お、お待たせっ。ごめんね、寒い中待たせちゃって」
かけられた言葉の節々から、つぐみさんの優しさが感じ取れる。
胸の奥がじんわりと温かくなり、自然と表情が緩む。
「いま来たばかりですから、全然待ってないですよ。わたしの方こそ、寒いのに呼び出して申し訳ないです」
「わたしは思いっきり体を動かした後だから、むしろ暑いぐらいだよ! って、わたし、もしかして汗臭い?」
焦った様子を見せるつぐみさんに、大丈夫だと微笑みかける。
むしろ興奮する、という本音はさすがに隠しておくべきだろう。
長く引き留めるのも悪いので、早々に本題へ移す。
「つぐみさん、お願いします。わたしのおっぱいを触ってくださいっ」
目と目を合わせ、真摯な態度で懇願する。
「はぇ? お、おっぱい?」
予想すらできない突飛な要求に、唖然とするつぐみさん。
ポカンとした表情も、尋常じゃなくかわいい。
加えて、可憐な声によって紡がれる『おっぱい』という言葉の破壊力たるや、理性を保てている自分の精神力を褒めたくなるほどだ。
年中発情期と言っても過言ではない性欲の強さに対する自己嫌悪が、防波堤として正気を維持させてくれているのかもしれない。
「大好きな人に触ってほしくて、胸が爆発しそうなんです。だから、ぜひお願いします」
「ばっ、爆発!? わ、分かったよ、わたしに任せて!」
つぐみさんはバッグを足元に置き、握り拳を作ってグンッとわたしに近付く。
罪悪感がないと言えば嘘になるけど、せっかくのチャンスを逃がすわけにもいかない。
コートを脱いでブレザーのボタンを外し、ブラウスと下着に包まれた乳房を差し出す。
すると、正面からそっと手のひらが押し付けられる。
「う、わぁ……や、柔らかい。マシュマロみたいにふわふわで、お餅みたいな弾力もあって……気持ちいい」
無邪気な子どものように瞳を輝かせ、一心不乱に手を動かしている。
パン生地をこねるように指を動かしたり、下から持ち上げてみたり。
慈しむような優しい手つきは、力加減で言えば若干のもどかしさを感じる。
だから物足りないかと言えば、答えは否。手のひらが擦れるたび、指が食い込むたびに、これまで味わったことのない強烈な快感がわたしを襲う。
それになにより、つぐみさんが気持ちいいと言ってくれたのがなによりも嬉しい。
変な声が出そうになるのを必死に堪え、少しでもこの時間が続いてほしいと願いながら平静を装う。
「美夢ちゃん、痛くない?」
「へ、平気です、もっと強くしてくれてもいいですよ」
十センチほどの身長差によって実現される、つぐみさんの上目遣い。
反則級の魅力に心を射抜かれながらも、微笑みを返す。
とはいえ、事態はわりと切迫している。言葉とは裏腹に、体は限界が近い。
嬌声を押し殺し表情を取り繕うことはできても、生理的な反応を意図的にコントロールするのは不可能だ。
つぐみさんに悟られないのは、不幸中の幸いと言える。
先端の興奮状態はブラとブラウスがどうにか隠してくれているし、下着の染みは角度的に視認できない。
あたかもちょっとしたスキンシップのように振る舞っているけど、身も蓋もない言い方をすれば、先ほどから断続的に達してしまっている。
このままだと、間もなく大きな絶頂を迎えるのは想像に難くない。
「なんだろう、不思議な気分……こうして美夢ちゃんの体に触ってると、すごくドキドキする」
わたしの胸を揉みしだきながら、つぐみさんが頬を赤らめる。
無自覚なのは明白だけど、その言葉は恋愛感情を表すものだった。
一方通行の想いではないと改めて実感できた喜びは、全身に広がる快感をさらに助長させる。
さすがにもう、耐えられそうにない。
お礼を言って帰宅を促そうとした瞬間――
「あったかくて、いい匂い」
つぐみさんが胸の谷間に顔を埋め、軽く頬ずりをする。
敏感になっていたところに肌の温もりが制服越しに伝わり、温かな吐息を間近に感じた。
例えるなら、表面張力を用いて限界まで水を注いだコップに、うっかり氷の塊を落としたようなもの。
「――っ、はぁぅっ、んっ、くぅっ」
全身全霊を尽くして、どうにか大きな喘ぎ声を上げることだけは阻止できた。
自分一人では到達し得ない領域に達し、満足した肉体は何度か痙攣を重ねた後、ガクッと膝から崩れ落ちる。
「ご、ごめんなさい、ちょっと立ち眩みしちゃいました」
心配させてしまう前に、言い訳をしてごまかす。
腰に上手く力が入らないけど、どうにか歩くぐらいはできそうだ。
「ほ、本当に大丈夫? 家まで送ろうか?」
ありがたい申し出だけど、寮生である彼女を不用意に連れ回すのは忍びない。
それに、体調不良でないことは確かだ。むしろ健康だからこそ起きた現象とさえ言える。
「ありがとうございます。少し休めば回復しますから、気にしないでください」
「でも……」
丁重にお断りしようとしたものの、容易に受け入れてはもらえない。
逆の立場だったらと考えると、その心中は痛いほど分かる。
こうなったら、仕方がない。
「つぐみさん、本当のことを打ち明けます」
覚悟を決めて、わたしは今回の件における動機と真意、そして味わった快感に至るまで包み隠さず説明した。
すべてを聞いた後、つぐみさんは納得してくれたものの、耳まで真っ赤になってしまう。
「さすがに誰かに知られると恥ずかしいので、このことは内緒にしてもらえますか?」
「うん、分かった。二人だけの秘密だねっ」
二人だけの秘密。つぐみさんが何気なく発した言葉は、とてつもなく甘美な響きに聞こえる。
過敏になりすぎているだけなのかもしれないけど、恋人っぽくて素敵だと感じた。
0
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説
足を踏み出して
示彩 豊
青春
高校生活の終わりが見え始めた頃、円佳は進路を決められずにいた。友人の朱理は「卒業したい」と口にしながらも、自分を「人を傷つけるナイフ」と例え、操られることを望むような危うさを見せる。
一方で、カオルは地元での就職を決め、るんと舞は東京の大学を目指している。それぞれが未来に向かって進む中、円佳だけが立ち止まり、自分の進む道を見出せずにいた。
そんな中、文化祭の準備が始まる。るんは演劇に挑戦しようとしており、カオルも何かしらの役割を考えている。しかし、円佳はまだ決められずにいた。秋の陽射しが差し込む教室で、彼女は焦りと迷いを抱えながら、友人たちの言葉を受け止める。
それぞれの選択が、少しずつ未来を形作っていく。
身体だけの関係です‐原田巴について‐
みのりすい
恋愛
原田巴は高校一年生。(ボクっ子)
彼女には昔から尊敬している10歳年上の従姉がいた。
ある日巴は酒に酔ったお姉ちゃんに身体を奪われる。
その日から、仲の良かった二人の秒針は狂っていく。
毎日19時ごろ更新予定
「身体だけの関係です 三崎早月について」と同一世界観です。また、1~2話はそちらにも投稿しています。今回分けることにしましたため重複しています。ご迷惑をおかけします。
良ければそちらもお読みください。
身体だけの関係です‐三崎早月について‐
https://www.alphapolis.co.jp/novel/711270795/500699060

雪と桜のその間
楠富 つかさ
青春
地方都市、空の宮市に位置する中高一貫の女子校『星花女子学園』で繰り広げられる恋模様。
主人公、佐伯雪絵は美術部の部長を務める高校3年生。恋をするにはもう遅い、そんなことを考えつつ来る文化祭や受験に向けて日々を過ごしていた。そんな彼女に、思いを寄せる後輩の姿が……?
真面目な先輩と無邪気な後輩が織りなす美術部ガールズラブストーリー、開幕です!
第12回恋愛小説大賞にエントリーしました。
全力でおせっかいさせていただきます。―私はツンで美形な先輩の食事係―
入海月子
青春
佐伯優は高校1年生。カメラが趣味。ある日、高校の屋上で出会った超美形の先輩、久住遥斗にモデルになってもらうかわりに、彼の昼食を用意する約束をした。
遥斗はなぜか学校に住みついていて、衣食は女生徒からもらったものでまかなっていた。その報酬とは遥斗に抱いてもらえるというもの。
本当なの?遥斗が気になって仕方ない優は――。
優が薄幸の遥斗を笑顔にしようと頑張る話です。
百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話
釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
トキノクサリ
ぼを
青春
セカイ系の小説です。
「天気の子」や「君の名は。」が好きな方は、とても楽しめると思います。
高校生の少女と少年の試練と恋愛の物語です。
表現は少しきつめです。
プロローグ(約5,000字)に物語の世界観が表現されていますので、まずはプロローグだけ読めば、お気に入り登録して読み続けるべき小説なのか、読む価値のない小説なのか、判断いただけると思います。
ちなみに…物語を最後まで読んだあとに、2つの付記を読むと、物語に対する見方がいっきに変わると思いますよ…。
滲んだドクロ
上野たすく
青春
エブリスタ様にて「友へ」の題名で投稿させていただいているお話です。
こちらはBLとして描いてはいませんが、後に同じキャラクターで投稿させていただく予定のお話はBLになります。
【主な登場人物】
佐伯 英治 (さえき えいじ) 広告代理店の社員
加藤 雄介 (かとう ゆうすけ) バーの店員
幸島 庸輔 (こうじま ようすけ) 作家
【あらすじ】
佐伯は作家の夢を諦め、仕事に追われる毎日を送っていた。そんなとき、偶然、大学時代の知り合いである加藤に会う。彼は、夢を叶えた幸島のことを、希望だったと言い、佐伯は、自分たちの思っても見ない共通点を知る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる