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97話 先輩たちに甘えてもらいたい②
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「ごめんごめん、ちょっとした冗談! おっぱいを吸わせてもらうのは、初エッチのときに取っておくよ~」
「そ、そうだったんですか、了解です」
胸を吸わせてほしいと言われるとは思ってなかったので、内心かなり焦っていた。
冗談だと聞いてホッと安堵しつつ、惜しむ気持ちもある。
「姫歌と同じように耳掃除してもらうのも魅力的だけど、せっかくだから違う内容の方が面白いよね~。ってことで、悠理のお尻を枕にして寝転びたい!」
「なるほど、分かりました。私のお尻でよければ、どうぞ枕にしてくださいっ」
なんて元気よく言い放ったものの、よくよく考えると恥ずかしいことを口走っている気がする。
照れ臭くなり、急いでうつ伏せになる。
「うふふ❤ この様子だと、悠理は葵の真意に気付いていないようね❤」
「ふ、普通に頭をお尻に乗せる、ぐらいの意味で、と、捉えてると思う」
「ふふっ、悠理の表情がどう変わるのか、想像するだけでゾクゾクするわ」
様子を見守る三人が、なにやら意味深なコメントを残した。
え、どういうこと?
お尻に頭を乗せて寝転ぶだけじゃないの?
心の中の疑問に答えるように、葵先輩が行動を開始した。
視界には映らないけど、足音でおおよその位置は分かる。
葵先輩は体の横ではなく、私の足をまたいで立っている。
「重かったら言ってね~」
そう告げられた直後、両脚に葵先輩が覆い被さった。
重さを感じないわけではないものの、頑張って我慢するほどではない。
「だ、大丈夫です」
太ももに押し付けられた胸の感触にドキドキしているのは内緒にしておく。
姫歌先輩たちが意味深なことを言ったのは、葵先輩ならこの体勢を取るだろうと読んでいたからだったんだ。
「それじゃ、思う存分甘えさせてもらうね!」
って、あれ?
胸の感触が伝わってくるってことは、葵先輩もうつ伏せに?
というかこの位置だと、お尻に当たるのは頭というより――
「ひぅっ!?」
結論を導き出すのと同時に、葵先輩の顔がお尻の割れ目のあたりに埋められた。
「服越しだけど、悠理のお尻の温もりや柔らかさをハッキリと感じられるよ~」
顔を押し当てた状態で話しているので、葵先輩の声は少しくぐもっている。声色はこの上なく楽しそう。
私としても嬉しいんだけど、体勢が体勢なだけに尋常じゃなく恥ずかしい。
葵先輩の鼻が当たっているのは、尾てい骨よりも数センチほど下に行ったところ。つまり……そういうことだ。
改めて、姫歌先輩たちの言葉を完全に理解した。
私に覆い被さって葵先輩がうつ伏せになれば、太ももに胸が当たる。それだけでなく、お尻に顔を埋めることになり、私にとって動揺を禁じ得ない状態になる。
***
お尻を揉んだり頬ずりしたりといった行為も挟みつつ、数分ほどしたところで葵先輩が立ち上がった。
次いで私も起き上がり、座布団の上に座り直す。
「ん~っ、すっごく癒された! 悠理ありがと~! ちゅっ」
葵先輩は満面の笑みを浮かべて私の前で中腰になり、お礼と共にキスをしてくれた。
続け様に流れるような動作で私の胸を揉んでから、アリス先輩と場所を交代する。
「そ、そうだったんですか、了解です」
胸を吸わせてほしいと言われるとは思ってなかったので、内心かなり焦っていた。
冗談だと聞いてホッと安堵しつつ、惜しむ気持ちもある。
「姫歌と同じように耳掃除してもらうのも魅力的だけど、せっかくだから違う内容の方が面白いよね~。ってことで、悠理のお尻を枕にして寝転びたい!」
「なるほど、分かりました。私のお尻でよければ、どうぞ枕にしてくださいっ」
なんて元気よく言い放ったものの、よくよく考えると恥ずかしいことを口走っている気がする。
照れ臭くなり、急いでうつ伏せになる。
「うふふ❤ この様子だと、悠理は葵の真意に気付いていないようね❤」
「ふ、普通に頭をお尻に乗せる、ぐらいの意味で、と、捉えてると思う」
「ふふっ、悠理の表情がどう変わるのか、想像するだけでゾクゾクするわ」
様子を見守る三人が、なにやら意味深なコメントを残した。
え、どういうこと?
お尻に頭を乗せて寝転ぶだけじゃないの?
心の中の疑問に答えるように、葵先輩が行動を開始した。
視界には映らないけど、足音でおおよその位置は分かる。
葵先輩は体の横ではなく、私の足をまたいで立っている。
「重かったら言ってね~」
そう告げられた直後、両脚に葵先輩が覆い被さった。
重さを感じないわけではないものの、頑張って我慢するほどではない。
「だ、大丈夫です」
太ももに押し付けられた胸の感触にドキドキしているのは内緒にしておく。
姫歌先輩たちが意味深なことを言ったのは、葵先輩ならこの体勢を取るだろうと読んでいたからだったんだ。
「それじゃ、思う存分甘えさせてもらうね!」
って、あれ?
胸の感触が伝わってくるってことは、葵先輩もうつ伏せに?
というかこの位置だと、お尻に当たるのは頭というより――
「ひぅっ!?」
結論を導き出すのと同時に、葵先輩の顔がお尻の割れ目のあたりに埋められた。
「服越しだけど、悠理のお尻の温もりや柔らかさをハッキリと感じられるよ~」
顔を押し当てた状態で話しているので、葵先輩の声は少しくぐもっている。声色はこの上なく楽しそう。
私としても嬉しいんだけど、体勢が体勢なだけに尋常じゃなく恥ずかしい。
葵先輩の鼻が当たっているのは、尾てい骨よりも数センチほど下に行ったところ。つまり……そういうことだ。
改めて、姫歌先輩たちの言葉を完全に理解した。
私に覆い被さって葵先輩がうつ伏せになれば、太ももに胸が当たる。それだけでなく、お尻に顔を埋めることになり、私にとって動揺を禁じ得ない状態になる。
***
お尻を揉んだり頬ずりしたりといった行為も挟みつつ、数分ほどしたところで葵先輩が立ち上がった。
次いで私も起き上がり、座布団の上に座り直す。
「ん~っ、すっごく癒された! 悠理ありがと~! ちゅっ」
葵先輩は満面の笑みを浮かべて私の前で中腰になり、お礼と共にキスをしてくれた。
続け様に流れるような動作で私の胸を揉んでから、アリス先輩と場所を交代する。
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