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96話 先輩たちに甘えてもらいたい①
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私は常日頃から、先輩たちのお世話になっている。
先輩たちがいない生活なんて考えられないし、言ってしまえば私が生きていられるのも先輩たちのおかげだ。
「というわけで、たまには私に甘えてください!」
リビングにみんなが集まっているタイミングで、声を大にして告げる。
先輩たちの視線が、一斉にこちらを向く。
「どういうわけかは分からないけど、わたしたちはいつも充分に甘えさせてもらっているわ❤」
「そうだよ~っ、むしろ悠理の方こそあーしたちに甘えなよ!」
「ゆ、悠理に甘えてもらえるなら、アリスたちも、う、嬉しい」
「あたしたちは悠理の恋人であると同時に先輩でもあるんだから、好きなだけ甘えなさい」
先輩たちが優しすぎて涙が溢れそうになるけど、泣いてる場合じゃない。
「ありがとうございます、また今度思いっきり甘えさせてもらいます。でも、今日は私にたくさん甘えてほしいんです」
「うふふ❤ そこまで言われたら、断るのも失礼ねぇ❤」
姫歌先輩を皮切りに、全員から賛成の声が上がる。
寝室でもある和室へと場所を移して座布団に腰を下ろし、まずは姫歌先輩の要望を聞く。
「それじゃあ、わたしは耳掃除をお願いしようかしら❤ もちろん膝枕で❤」
「お~っ、定番にして王道だね!」
「も、盲点、だった」
「部室ではできないことだし、さすがと言わざるを得ないわね」
発せられた内容に、葵先輩たちが反応する。
私はすぐさま立ち上がり、二階に行って棚から耳かきを取り出す。いまさらだけど、棚ぐらいは和室に置いてもよかったかもしれない。
「お待たせしました。さっそく始めましょう」
和室に戻って座布団に正座し、合図代わりに太ももをポンポンと叩く。
「あらあら❤ 今日の悠理は本当に積極的ね❤」
言いもって、姫歌先輩が私の方を向いて太ももに頭を預けた。
今日はホットパンツを穿いているので、サラサラの髪や滑らかな肌の感触が太ももに直接伝わってくる。
「痛かったら言ってくださいね」
「ええ、分かったわ❤」
大きく息をして気持ちを整え、耳かきの先端を姫歌先輩の耳にゆっくりと挿入する。
「ぁんっ❤」
いつもながら、この人の息遣いはエッチすぎる。
「気持ちいいですか?」
耳かきを慎重に動かしながら、確認のために問う。
「気持ちいいわ❤ 悠理がわたしの中を、んっ❤ 優しく、あはぁんっ❤ いじってくれて、あぁっ❤ 天にも昇る気持ちよ❤」
これは耳掃除、これは耳掃除、これは耳掃除、これは耳掃除……。
「姫歌、すごく気持ちよさそうだね~」
「み、見てるだけでも、ドキドキしてきた」
「あの様子だと、いつイってもおかしくないわね」
あれ? 私って耳掃除してるだけだよね?
姫歌先輩の反応があまりにもエッチで、私たちの様子を眺める先輩たちの言動もそっち寄りだから、卑猥なことをしているんじゃないかと錯覚しそうだ。
「悠理の太もも、柔らかくてすべすべ❤ 思わず頬ずりしたくなるわ❤」
「そう言ってもらえるのは嬉しいですけど、絶対に動かないでくださいね」
会話を交えつつ手を動かし続け、どうにか無事に終えることができた。
姫歌先輩は太ももにチュッと口付けしてから、ゆっくりと体を起こす。
「ありがとう❤ すごく気持ちよかったわ❤」
「喜んでもらえてよかったですっ」
満足してもらえたのが嬉しくて、私の声も自然と弾む。
「あ、そうだ❤ 抱きしめてもらってもいいかしら❤」
「はい、もちろんです」
私は正座したまま両手を広げ、姫歌先輩を受け入れる。
「大好きよ❤ これからも末永くよろしくね❤」
「――んむっ」
私も大好きだと答えるよりも早く、唇が塞がれた。
湿り気を帯びた温かな唇の感触を味わいつつ、背中に回した手に力を込めて強く抱きしめる。
キスを終えた後、姫歌先輩は満足気な笑顔を浮かべて葵先輩と場所を交代した。
さぁ、次はどんなお願いが待っているのだろうか。
「悠理~、どんなお願いでもいいの?」
「はい、遠慮せず言ってください」
「じゃあ、悠理のおっぱい吸いたい!」
「……え?」
先輩たちがいない生活なんて考えられないし、言ってしまえば私が生きていられるのも先輩たちのおかげだ。
「というわけで、たまには私に甘えてください!」
リビングにみんなが集まっているタイミングで、声を大にして告げる。
先輩たちの視線が、一斉にこちらを向く。
「どういうわけかは分からないけど、わたしたちはいつも充分に甘えさせてもらっているわ❤」
「そうだよ~っ、むしろ悠理の方こそあーしたちに甘えなよ!」
「ゆ、悠理に甘えてもらえるなら、アリスたちも、う、嬉しい」
「あたしたちは悠理の恋人であると同時に先輩でもあるんだから、好きなだけ甘えなさい」
先輩たちが優しすぎて涙が溢れそうになるけど、泣いてる場合じゃない。
「ありがとうございます、また今度思いっきり甘えさせてもらいます。でも、今日は私にたくさん甘えてほしいんです」
「うふふ❤ そこまで言われたら、断るのも失礼ねぇ❤」
姫歌先輩を皮切りに、全員から賛成の声が上がる。
寝室でもある和室へと場所を移して座布団に腰を下ろし、まずは姫歌先輩の要望を聞く。
「それじゃあ、わたしは耳掃除をお願いしようかしら❤ もちろん膝枕で❤」
「お~っ、定番にして王道だね!」
「も、盲点、だった」
「部室ではできないことだし、さすがと言わざるを得ないわね」
発せられた内容に、葵先輩たちが反応する。
私はすぐさま立ち上がり、二階に行って棚から耳かきを取り出す。いまさらだけど、棚ぐらいは和室に置いてもよかったかもしれない。
「お待たせしました。さっそく始めましょう」
和室に戻って座布団に正座し、合図代わりに太ももをポンポンと叩く。
「あらあら❤ 今日の悠理は本当に積極的ね❤」
言いもって、姫歌先輩が私の方を向いて太ももに頭を預けた。
今日はホットパンツを穿いているので、サラサラの髪や滑らかな肌の感触が太ももに直接伝わってくる。
「痛かったら言ってくださいね」
「ええ、分かったわ❤」
大きく息をして気持ちを整え、耳かきの先端を姫歌先輩の耳にゆっくりと挿入する。
「ぁんっ❤」
いつもながら、この人の息遣いはエッチすぎる。
「気持ちいいですか?」
耳かきを慎重に動かしながら、確認のために問う。
「気持ちいいわ❤ 悠理がわたしの中を、んっ❤ 優しく、あはぁんっ❤ いじってくれて、あぁっ❤ 天にも昇る気持ちよ❤」
これは耳掃除、これは耳掃除、これは耳掃除、これは耳掃除……。
「姫歌、すごく気持ちよさそうだね~」
「み、見てるだけでも、ドキドキしてきた」
「あの様子だと、いつイってもおかしくないわね」
あれ? 私って耳掃除してるだけだよね?
姫歌先輩の反応があまりにもエッチで、私たちの様子を眺める先輩たちの言動もそっち寄りだから、卑猥なことをしているんじゃないかと錯覚しそうだ。
「悠理の太もも、柔らかくてすべすべ❤ 思わず頬ずりしたくなるわ❤」
「そう言ってもらえるのは嬉しいですけど、絶対に動かないでくださいね」
会話を交えつつ手を動かし続け、どうにか無事に終えることができた。
姫歌先輩は太ももにチュッと口付けしてから、ゆっくりと体を起こす。
「ありがとう❤ すごく気持ちよかったわ❤」
「喜んでもらえてよかったですっ」
満足してもらえたのが嬉しくて、私の声も自然と弾む。
「あ、そうだ❤ 抱きしめてもらってもいいかしら❤」
「はい、もちろんです」
私は正座したまま両手を広げ、姫歌先輩を受け入れる。
「大好きよ❤ これからも末永くよろしくね❤」
「――んむっ」
私も大好きだと答えるよりも早く、唇が塞がれた。
湿り気を帯びた温かな唇の感触を味わいつつ、背中に回した手に力を込めて強く抱きしめる。
キスを終えた後、姫歌先輩は満足気な笑顔を浮かべて葵先輩と場所を交代した。
さぁ、次はどんなお願いが待っているのだろうか。
「悠理~、どんなお願いでもいいの?」
「はい、遠慮せず言ってください」
「じゃあ、悠理のおっぱい吸いたい!」
「……え?」
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