73 / 124
72話 恥ずかしかったけど後悔はしていない
しおりを挟む
「悠理~っ、エッチな写真撮らせて!」
部室の棚を掃除していると、葵先輩が背後から抱き着きいてきた。
鼻孔をくすぐる甘く爽やかな香りと背中に当たる柔らかな感触にドキッとしつつ、告げられたお願いの内容に呆れる。
「い、嫌です」
抱き着くと同時に胸を揉まれ始め、いまにも達してしまいそうな快感にどうにか抗いつつ断る。
「お願い! エッチな目的にしか使わないから!」
「なるほど、じゃあ大丈夫――じゃないですよ! 余計に嫌ですっ、恥ずかしいです!」
「え~っ、どうしてもダメ?」
密着したまま甘えるような声音で囁かれ、心が揺らぐ。
恥ずかしいけど、葵先輩が望んでくれるなら……。
「し、仕方ないですね、分かりましたよ」
「やった~っ、ありがと!」
というわけで、撮影会が始まった。
せっかくだからと姫歌先輩たちも加わり、下着姿になった私を四人がいろんな角度から撮影する。
女豹のポーズだったり、上目遣いだったり、小悪魔っぽい表情という難しいオーダーも受けた。
最初こそ抵抗があったものの、先輩たちの喜ぶ顔を見ていると私も嬉しくなり、段々と乗り気になっていく。
「いいね~っ、最高!」
「うふふ❤ コレクションが増えて嬉しいわ❤」
「ゆ、悠理、かわいい」
「これはいろいろと捗るわね!」
「どんなリクエストにも応じるので、遠慮せず言ってくださいね」
被写体である私が積極的になったこともあって、撮影会は一時間以上にも及んだ。
途中で雑誌を参考にポーズを決めたりもしたので、少なからずモデル気分を味わえて楽しかった。
なにより、先輩たちの無邪気で純粋な笑顔を見ることができたから、とても満足している。
無垢な表情でエッチな写真を見ている先輩たち……冷静に考えると、すごい光景だ。
部室の棚を掃除していると、葵先輩が背後から抱き着きいてきた。
鼻孔をくすぐる甘く爽やかな香りと背中に当たる柔らかな感触にドキッとしつつ、告げられたお願いの内容に呆れる。
「い、嫌です」
抱き着くと同時に胸を揉まれ始め、いまにも達してしまいそうな快感にどうにか抗いつつ断る。
「お願い! エッチな目的にしか使わないから!」
「なるほど、じゃあ大丈夫――じゃないですよ! 余計に嫌ですっ、恥ずかしいです!」
「え~っ、どうしてもダメ?」
密着したまま甘えるような声音で囁かれ、心が揺らぐ。
恥ずかしいけど、葵先輩が望んでくれるなら……。
「し、仕方ないですね、分かりましたよ」
「やった~っ、ありがと!」
というわけで、撮影会が始まった。
せっかくだからと姫歌先輩たちも加わり、下着姿になった私を四人がいろんな角度から撮影する。
女豹のポーズだったり、上目遣いだったり、小悪魔っぽい表情という難しいオーダーも受けた。
最初こそ抵抗があったものの、先輩たちの喜ぶ顔を見ていると私も嬉しくなり、段々と乗り気になっていく。
「いいね~っ、最高!」
「うふふ❤ コレクションが増えて嬉しいわ❤」
「ゆ、悠理、かわいい」
「これはいろいろと捗るわね!」
「どんなリクエストにも応じるので、遠慮せず言ってくださいね」
被写体である私が積極的になったこともあって、撮影会は一時間以上にも及んだ。
途中で雑誌を参考にポーズを決めたりもしたので、少なからずモデル気分を味わえて楽しかった。
なにより、先輩たちの無邪気で純粋な笑顔を見ることができたから、とても満足している。
無垢な表情でエッチな写真を見ている先輩たち……冷静に考えると、すごい光景だ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
331
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる