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40話 大胆なカップル
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「この学校って、カップルが多いですよね」
女子校だから、当然ながら女の子同士のカップルだ。
百合を眺めるのも好きな私にとって、眼福としか言えない。
校内に限らず周辺地域、そして全国的に百合の輪が広がることを切に願う。
「そうね❤ わたしたちのクラスには、授業中にキスする子たちもいるわ❤」
「上手いこと先生の目を盗んでるよね~」
「こ、この前は、み、見付かってた、けど」
「スリルも楽しめて一石二鳥ってところかしら」
「だ、大胆ですね」
さすが二年生、私のような若輩者とはレベルが違う。
なんて、一つしか違わないんだけど。
「うふふ❤ 先輩四人と同時に付き合ってる一年生と比べれば、おとなしい方かもしれないわねぇ❤」
そう言いもって、姫歌先輩が私の方を見る。
言われてみれば、確かにその通りかもしれない。
「キスもエッチもまだだけど、あーしたち四人ともイかされちゃってるしね~」
よくよく考えるととんでもない話だ。
葵先輩の明るい口調のおかげで、卑猥さが少しだけ和らいでいる。
「ゆ、悠理は、部活中に、ぱ、パンツを脱ぐことも、あるもん。だ、大胆さなら、誰にも負けないよ」
「いや、それはアリス先輩の要望に応えてるだけです」
まるで個人的な趣味でノーパンになっているかのような口ぶりだったので、反射的にツッコんでしまった。
加えて言うなら、現在進行形で私の股間に顔を埋めているアリス先輩こそ大胆という言葉がよく似合う。
「あたしとしては、もっと大胆かつ過激になってほしいぐらいよ。あいさつ代わりに顔面パンチなんてどうかしら。想像するだけでゾクゾクしちゃうわ」
相変わらず凄まじい発想をする人だ。
いくら真里亜先輩が物欲しげな視線を向けてきたって、愛する人の顔を殴るなんて言語道断。
「先輩たちに比べたら、私なんてまだまだですよ」
姫歌先輩も葵先輩もアリス先輩も真里亜先輩も、私にとって大胆さの見本市と言っても過言ではない。
女子校だから、当然ながら女の子同士のカップルだ。
百合を眺めるのも好きな私にとって、眼福としか言えない。
校内に限らず周辺地域、そして全国的に百合の輪が広がることを切に願う。
「そうね❤ わたしたちのクラスには、授業中にキスする子たちもいるわ❤」
「上手いこと先生の目を盗んでるよね~」
「こ、この前は、み、見付かってた、けど」
「スリルも楽しめて一石二鳥ってところかしら」
「だ、大胆ですね」
さすが二年生、私のような若輩者とはレベルが違う。
なんて、一つしか違わないんだけど。
「うふふ❤ 先輩四人と同時に付き合ってる一年生と比べれば、おとなしい方かもしれないわねぇ❤」
そう言いもって、姫歌先輩が私の方を見る。
言われてみれば、確かにその通りかもしれない。
「キスもエッチもまだだけど、あーしたち四人ともイかされちゃってるしね~」
よくよく考えるととんでもない話だ。
葵先輩の明るい口調のおかげで、卑猥さが少しだけ和らいでいる。
「ゆ、悠理は、部活中に、ぱ、パンツを脱ぐことも、あるもん。だ、大胆さなら、誰にも負けないよ」
「いや、それはアリス先輩の要望に応えてるだけです」
まるで個人的な趣味でノーパンになっているかのような口ぶりだったので、反射的にツッコんでしまった。
加えて言うなら、現在進行形で私の股間に顔を埋めているアリス先輩こそ大胆という言葉がよく似合う。
「あたしとしては、もっと大胆かつ過激になってほしいぐらいよ。あいさつ代わりに顔面パンチなんてどうかしら。想像するだけでゾクゾクしちゃうわ」
相変わらず凄まじい発想をする人だ。
いくら真里亜先輩が物欲しげな視線を向けてきたって、愛する人の顔を殴るなんて言語道断。
「先輩たちに比べたら、私なんてまだまだですよ」
姫歌先輩も葵先輩もアリス先輩も真里亜先輩も、私にとって大胆さの見本市と言っても過言ではない。
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