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お姫様には汚いモノは見せたくない
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ようやく二人の激しい交わりが収まったのは夜も更けてきた頃だった。裸のままの二人はキッチンで互いにフルーツを口に入れ合い、指を舐め合ってはキスをするのを繰り返す。
鈴子が桃のミネラルウォーターを飲むと、ジェイがキスで口内を吸い上げて奪うのだ。一向に飲めないと鈴子がジェイに抗議するが、「鈴子に触れたモノは全部俺に吸収したいんだ」と言い、鈴子に「変態すぎる」と笑われる。
「鈴子、お腹は空いてるのか?」
「うん……、少し」
ジェイは戸棚と冷蔵庫を見て「ナポリタン位しか作れないなあ」と呟いた。
「ジェイのナポリタン好きよ。食べたい」
「そうか……。分かった、作ってやるよ」
笑顔のジェイが料理をし出す。勿論、裸のままで……。
手際の良いジェイがナポリタンを作り上げ、皿に盛り付けてダイニングテーブルに運んだ。しかし、ジェイが用意したのは一皿だけ。不思議に思った鈴子だが、それでもジェイの向かいの席に座ろうとすると、既に着席しているジェイが「鈴子の席はココ」と太股を指さす。
「やぁ……。どうしてソコなの?」
「可愛い鈴子に俺がご飯を食べさせてやりたいんだよ」
赤くプックリと顔を膨らます鈴子だが、渋々と言うよりも少し嬉しそうにジェイの太股に座る。
フォークにパスタを少量絡めて鈴子の口元に運んでいくジェイは「アーン」と言うが、鈴子は恥ずかしそうにそっぽを向く。
「鈴子、アーンって言われたら口を開けるんだ。ほら、アーン」
真っ赤な顔の鈴子が少し口を開ける。するとジェイが「もっとだ」と催促するので鈴子は先ほどより大きく開けた。スルッとフォークが滑り込み、鈴子の口内にナポリタンの味が広がる。
「美味しい!」
鈴子の顔がパーッと明るくなり、「もっと」と催促し出すのだ。人が食べ物を咀嚼している様子は、人によっては淫猥だったりするのだが、鈴子の場合もそうであった。時々ペロッと唇を舐める様子が、ジェイの中の何かを刺激する。鈴子の咀嚼を見ているだけで、下半身がグッと硬くなってくるほどだった。
「あっ! やだ……」
ジェイが少し多めに鈴子の口に入れてしまったパスタが、ポトリと鈴子の大きな胸の上に落ちる。鈴子がソレを手で取ろうとするが、ジェイがそれより先に舌でペロリと舐め取る。
「ん~、上手いなあ。鈴子の胸が受け皿のナポリタンなんて最高だ」
ハハハと笑うジェイ。鈴子も冗談なのだろうと一緒に笑うが、一瞬ジェイの目が妖しく光り、皿のパスタを鈴子の胸の上に数本垂らすのだった。
「きゃー、何? あふぁぁぁ! ん……!」
鈴子の胸の上のパスタを吸い取り、肌に付いたケチャップを舐め取るジェイは、わざといやらしく舌を動かすのだった。
鈴子の胸の谷間にパスタを乗せて吸い付くジェイは、そのまま鈴子の胸の突起にも吸い付く。朝から何度も吸われていたソコは、既にプックリと立ち上がっており、ジェイに軽く吸われただけで、鈴子は「ひぃ……!」と声を上げる。
ジェイは鈴子を抱き上げて、ダイニングテーブルの上に載せて仰向けにし、皿のパスタを鈴子の下腹部の三角地帯に数本垂らしたのだ。
「悪い遊びが過ぎるけど……。鈴子の女体盛り」
ニヤッと笑いを笑うジェイに、鈴子は半場呆れながら「もう……」と呟いた。
鈴子の女体盛りはジェイによって綺麗に食べられる。外も中も……。結局は、また、激しい交わりを始めてしまい、鈴子は抱き潰されてしまうのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「顧客の人が何でも屋で、あの森本の事調べてくれたの。どうやら関東の地元に戻ったみたい。住所も手に入ってるけどどうする?」
奈菜がジェイの店に訪れて森本の情報を話し出す。ジェイは奈菜に頼んだ訳ではなかったが、奈菜にしてみれば、お気に入りの鈴子を傷つけた森本が許せなかったのだ。
奈菜をジッと見るジェイは「誰に頼んだんだ?」と訝しげに尋ねる。奈菜は「お店の顧客」と言うが、奈菜の勤務先はSMクラブなのだ。
「アノ店に出入りしている何でも屋だなんて、アイツしか思い浮かばん……。奈菜、アレは止めとけよ。余り関わるな」
「あら? 私を心配してくれるの、ジェイ。ありがとう! でも大丈夫よ。彼は今は獲物がいるみたいで、それに夢中だから!」
奈菜は妖しい手つきと口を窄めるジェスチャーをし、「コレ一回で調べてくれた」と笑顔を見せる。それを見て「オイオイ」と頭を抱えるジェイは、「もうするなよ……」と奈菜の頭をポンっと振れるのだった。
「森本の実家は裕福で、派遣会社を経営しているみたい。地方都市だけど、色々コネがあるらしくて羽振りも良いって」
「そうか……。だからあんな儲からない趣味丸出しのカフェの経営とかが出来るんだな」
「裏から手を回せば、いくらでも脅せるし、お金は引っ張れるけど?」
怪しい提案をする奈菜だが、ジェイは「金は要らない」と奈菜に告げるのだった。
「本当は鈴子に謝らしたいが、鈴子がそれを望んでいるかだな……」
「ジェイがボコボコにしちゃえば?」
「ハッ、それは俺の気が済むだけで、鈴子の気持ちはどうだって話だろ? 被害者は鈴子だからな。勿論、鈴子がそれを望むなら、病院送りでもなんでもするさ」
「何が病院送りなの?」
ジェイの背後から声がし、ジェイが振り返ると鈴子がキョトンとした顔で立っていたのだ。
「鈴子……。何でもない。どうしたんだ? お腹でも空いたのか?」
優しい笑顔を見せるジェイが鈴子に近づいて抱き寄せる。抱き寄せられた鈴子はホッとしたような顔をして、ジェイの腕の中でうっとりとしていた。
「お姫様には汚いモノは見せたくないってやつね……。でも、それでいいのかしら?」
奈菜はイチャつく二人を尻目に大きな溜め息を吐くのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
後日、奈菜のスマートフォンにメッセージがジェイから届き、「アイツの居場所を送ってくれ。念のために持っておく」と書かれており、奈菜は「そう来なくっちゃ!」とジェイに徹也の実家の住所を送るのだった。
ジェイはとある週末に日帰りで早朝から何処かに向かい、深夜に帰宅することがあった。その日は奈菜と純平が鈴子を見ることになったのだ。鈴子は終始不安そうで、落ち着かなく、家の中を行ったり来たりしていた。深夜にジェイが帰宅したときに大喜びで抱きつくが、ジェイの異変に鈴子は素早く気が付く。
「ジェイ……。どうして握りこぶしが捲れて血が出てるの?」
不思議そうにジェイの手を触る鈴子は、ジェイの顔を見上げる。
「粗大ゴミの始末をしてたんだ……。もう綺麗にしたから大丈夫だ。鈴子は心配するな」
笑顔のジェイを少し不安そうに見る鈴子だったが、ジェイの買ってきたお土産の「納豆せんべい」を発見し、嬉しそうに「お茶の用意する!」と離れていった。
「納豆せんべいはあかんやろ?」
「え? どうして? 奈菜は好きよ納豆」
純平と奈菜が言い合う中、ジェイは「フー」と大きく息を吐いた。それをみた純平がボソリと呟く。
「掃除って……、イテもうてへんよなあ? お前はちょっとヤバイところがあるから……」
ニヤリと笑うジェイは純平に指を一本立ててみせた。
「数発殴ったら『これで許してくれ』って封筒を渡された。中を見たら百万入ってたよ。これは鈴子の金だ。時期を見てアイツに渡す……」
ジェイは煙草に火を付ける。スーッと深く吸い込み吐き出す。それを数回続けてから口を開いた。
「金で解決すればいいと思ってる人間は多い。奴らは金を払ったら終わりだと自己完結するんだ。じゃあ、傷つけられた者の気持ちは何処に行くんだろうなあ……」
純平は黙ってジェイの肩を叩く。奈菜は下を向いて何も言わないでいた。その時に居住エリアから「お茶が入りましたよ」と鈴子の明るい声が聞こえてきたのだった。
鈴子が桃のミネラルウォーターを飲むと、ジェイがキスで口内を吸い上げて奪うのだ。一向に飲めないと鈴子がジェイに抗議するが、「鈴子に触れたモノは全部俺に吸収したいんだ」と言い、鈴子に「変態すぎる」と笑われる。
「鈴子、お腹は空いてるのか?」
「うん……、少し」
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「ジェイのナポリタン好きよ。食べたい」
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手際の良いジェイがナポリタンを作り上げ、皿に盛り付けてダイニングテーブルに運んだ。しかし、ジェイが用意したのは一皿だけ。不思議に思った鈴子だが、それでもジェイの向かいの席に座ろうとすると、既に着席しているジェイが「鈴子の席はココ」と太股を指さす。
「やぁ……。どうしてソコなの?」
「可愛い鈴子に俺がご飯を食べさせてやりたいんだよ」
赤くプックリと顔を膨らます鈴子だが、渋々と言うよりも少し嬉しそうにジェイの太股に座る。
フォークにパスタを少量絡めて鈴子の口元に運んでいくジェイは「アーン」と言うが、鈴子は恥ずかしそうにそっぽを向く。
「鈴子、アーンって言われたら口を開けるんだ。ほら、アーン」
真っ赤な顔の鈴子が少し口を開ける。するとジェイが「もっとだ」と催促するので鈴子は先ほどより大きく開けた。スルッとフォークが滑り込み、鈴子の口内にナポリタンの味が広がる。
「美味しい!」
鈴子の顔がパーッと明るくなり、「もっと」と催促し出すのだ。人が食べ物を咀嚼している様子は、人によっては淫猥だったりするのだが、鈴子の場合もそうであった。時々ペロッと唇を舐める様子が、ジェイの中の何かを刺激する。鈴子の咀嚼を見ているだけで、下半身がグッと硬くなってくるほどだった。
「あっ! やだ……」
ジェイが少し多めに鈴子の口に入れてしまったパスタが、ポトリと鈴子の大きな胸の上に落ちる。鈴子がソレを手で取ろうとするが、ジェイがそれより先に舌でペロリと舐め取る。
「ん~、上手いなあ。鈴子の胸が受け皿のナポリタンなんて最高だ」
ハハハと笑うジェイ。鈴子も冗談なのだろうと一緒に笑うが、一瞬ジェイの目が妖しく光り、皿のパスタを鈴子の胸の上に数本垂らすのだった。
「きゃー、何? あふぁぁぁ! ん……!」
鈴子の胸の上のパスタを吸い取り、肌に付いたケチャップを舐め取るジェイは、わざといやらしく舌を動かすのだった。
鈴子の胸の谷間にパスタを乗せて吸い付くジェイは、そのまま鈴子の胸の突起にも吸い付く。朝から何度も吸われていたソコは、既にプックリと立ち上がっており、ジェイに軽く吸われただけで、鈴子は「ひぃ……!」と声を上げる。
ジェイは鈴子を抱き上げて、ダイニングテーブルの上に載せて仰向けにし、皿のパスタを鈴子の下腹部の三角地帯に数本垂らしたのだ。
「悪い遊びが過ぎるけど……。鈴子の女体盛り」
ニヤッと笑いを笑うジェイに、鈴子は半場呆れながら「もう……」と呟いた。
鈴子の女体盛りはジェイによって綺麗に食べられる。外も中も……。結局は、また、激しい交わりを始めてしまい、鈴子は抱き潰されてしまうのだった。
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「顧客の人が何でも屋で、あの森本の事調べてくれたの。どうやら関東の地元に戻ったみたい。住所も手に入ってるけどどうする?」
奈菜がジェイの店に訪れて森本の情報を話し出す。ジェイは奈菜に頼んだ訳ではなかったが、奈菜にしてみれば、お気に入りの鈴子を傷つけた森本が許せなかったのだ。
奈菜をジッと見るジェイは「誰に頼んだんだ?」と訝しげに尋ねる。奈菜は「お店の顧客」と言うが、奈菜の勤務先はSMクラブなのだ。
「アノ店に出入りしている何でも屋だなんて、アイツしか思い浮かばん……。奈菜、アレは止めとけよ。余り関わるな」
「あら? 私を心配してくれるの、ジェイ。ありがとう! でも大丈夫よ。彼は今は獲物がいるみたいで、それに夢中だから!」
奈菜は妖しい手つきと口を窄めるジェスチャーをし、「コレ一回で調べてくれた」と笑顔を見せる。それを見て「オイオイ」と頭を抱えるジェイは、「もうするなよ……」と奈菜の頭をポンっと振れるのだった。
「森本の実家は裕福で、派遣会社を経営しているみたい。地方都市だけど、色々コネがあるらしくて羽振りも良いって」
「そうか……。だからあんな儲からない趣味丸出しのカフェの経営とかが出来るんだな」
「裏から手を回せば、いくらでも脅せるし、お金は引っ張れるけど?」
怪しい提案をする奈菜だが、ジェイは「金は要らない」と奈菜に告げるのだった。
「本当は鈴子に謝らしたいが、鈴子がそれを望んでいるかだな……」
「ジェイがボコボコにしちゃえば?」
「ハッ、それは俺の気が済むだけで、鈴子の気持ちはどうだって話だろ? 被害者は鈴子だからな。勿論、鈴子がそれを望むなら、病院送りでもなんでもするさ」
「何が病院送りなの?」
ジェイの背後から声がし、ジェイが振り返ると鈴子がキョトンとした顔で立っていたのだ。
「鈴子……。何でもない。どうしたんだ? お腹でも空いたのか?」
優しい笑顔を見せるジェイが鈴子に近づいて抱き寄せる。抱き寄せられた鈴子はホッとしたような顔をして、ジェイの腕の中でうっとりとしていた。
「お姫様には汚いモノは見せたくないってやつね……。でも、それでいいのかしら?」
奈菜はイチャつく二人を尻目に大きな溜め息を吐くのだった。
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後日、奈菜のスマートフォンにメッセージがジェイから届き、「アイツの居場所を送ってくれ。念のために持っておく」と書かれており、奈菜は「そう来なくっちゃ!」とジェイに徹也の実家の住所を送るのだった。
ジェイはとある週末に日帰りで早朝から何処かに向かい、深夜に帰宅することがあった。その日は奈菜と純平が鈴子を見ることになったのだ。鈴子は終始不安そうで、落ち着かなく、家の中を行ったり来たりしていた。深夜にジェイが帰宅したときに大喜びで抱きつくが、ジェイの異変に鈴子は素早く気が付く。
「ジェイ……。どうして握りこぶしが捲れて血が出てるの?」
不思議そうにジェイの手を触る鈴子は、ジェイの顔を見上げる。
「粗大ゴミの始末をしてたんだ……。もう綺麗にしたから大丈夫だ。鈴子は心配するな」
笑顔のジェイを少し不安そうに見る鈴子だったが、ジェイの買ってきたお土産の「納豆せんべい」を発見し、嬉しそうに「お茶の用意する!」と離れていった。
「納豆せんべいはあかんやろ?」
「え? どうして? 奈菜は好きよ納豆」
純平と奈菜が言い合う中、ジェイは「フー」と大きく息を吐いた。それをみた純平がボソリと呟く。
「掃除って……、イテもうてへんよなあ? お前はちょっとヤバイところがあるから……」
ニヤリと笑うジェイは純平に指を一本立ててみせた。
「数発殴ったら『これで許してくれ』って封筒を渡された。中を見たら百万入ってたよ。これは鈴子の金だ。時期を見てアイツに渡す……」
ジェイは煙草に火を付ける。スーッと深く吸い込み吐き出す。それを数回続けてから口を開いた。
「金で解決すればいいと思ってる人間は多い。奴らは金を払ったら終わりだと自己完結するんだ。じゃあ、傷つけられた者の気持ちは何処に行くんだろうなあ……」
純平は黙ってジェイの肩を叩く。奈菜は下を向いて何も言わないでいた。その時に居住エリアから「お茶が入りましたよ」と鈴子の明るい声が聞こえてきたのだった。
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