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射精管理

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「そりゃ、お前。聞き分けのない飼い犬の躾をしないといけないだろ? 俺の了解無しで射精出来ないようにな」

 
  ヒロトの男根にはシリコン製貞操帯が嵌められており、既に少し起ち上がっている男根をキリキリと締め付けていた。


 外そうと自身の男根に手を伸ばすヒロトの手は時貞に遮られ、後ろ手にあっという間に手錠を使って拘束される。

 
「これは知り合いの刑事から貰った本物の手錠だ……。感想はどうだ? 意外と重いか?」

 
 ズッシリと重い手錠はヒロトの抵抗心を奪っていく。手錠を掛けられるというような人生を送ってこなかった者にとって、手錠を掛けられる行為はかなりのショックを受ける。呆然としたヒロトは時貞が自身の脚を大きく左右に開いても、抵抗する事はなくなっていた。

 
「この貞操帯はな、お前の射精管理に最適だ。ちゃんとトイレにも行けるからこのまま装着して生活もできるぞ」

 
 時貞はヒロトに付けた貞操帯を完全に装着させていく。細かい部品を設置し、付属の睾丸リングまで嵌めるのだ。貞操帯の南京錠は時貞の指紋認証で開くように設定されていた。貞操帯には不思議なプラグまで付いており、ヒロトは悲壮な表情で自分の下半身に取り付けられた貞操帯を見ている。

 
「ここはな電極を流せるようになっている。とんでもない刺激がお前を襲うぞ……」

 
  クククと喉の奥で笑う時貞は、竿が納められているシリコン部分の左右の小さいプラグを触る。ヒロトは「ひぃ!」と声を上げて腰を引いた。そして次に時貞が亀頭の天辺部分に少し開いたスペースを触る。そこは丁度ヒロトの尿道が顔を見せており、トイレに行くことは可能だとヒロトは理解した。

 
「慣れればココに尿道プラグで栓も出来る。どうだ? やってみるか?」

 
 ガクガク震えるヒロトはブンブンと激しく左右に頭を振る。それを見た時貞は、「今はまだしねえよ。そのうちな。俺は楽しみは取っとく方なんだ」と声を上げて笑い出した。


****


「あひぃーーーー! う、ぐぅ……。お、お願い……だ。イキたいんだ……!」
 
「尻マ○コでドライでイケばいいだろう? 恥ずかしがるな、よ!」

 
 ドチュンという音と共に時貞の肉棒はヒロトの中で暴れ出す。右に左に激しく腸内をかき回されるヒロトは、口を半開きにして「あぁーー」と無様に声を上げ続ける。


 尻を突き出した格好のヒロトの腰を両手で支えるようにして、時貞は怒濤の突きをヒロトにお見舞いしていた。パンパンと皮膚と皮膚が打つかる音と共に、ブチュブチュという粘着音が二人の結合部分から響き渡る。

 
  ヒロトは目の前が白くなっていくのに気が付いた。上から下へと拡がる白いカーテンは、ヒロトの視界を全て覆ったのだ。

 
「ひぃ! あふぁぁぁ! いぐぅ……」

 
 ヒロトはまたもドライで絶頂を味わうのだった。

 
「ドライでイケたのか? ククク、良い子だ……。褒美をやるよ」

 
 時貞はヒロトの南京錠を指紋認証で開ける。その瞬間に、ヒロトの男根から大量の白濁が噴射されていくのだ。


「あぁぁぁ! で、出てる……! で、でてるぅ!」


 強制的に射精を我慢させられていたヒロトの男根は、自由になった事を謳歌するように、大量の白濁を噴射していた。その射精感はヒロトにとてつもない快感を与えており、ヒロトは意図せずに涎を口から垂らす。「あぅあぅ……」と弱々しい声を上げて、ヒロトはドサッとベッドに倒れ込んだ。


 ベッドに沈んでいくヒロトは、薄れ行く意識の中で時貞を見た。すると時貞はニヤリと歯を出して笑っており、その表情にゾクリとしたヒロトは「……邪悪の化身の龍がわらってらあ……」と呟き、そのまま気を失ったのだ。
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