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ゴルゴン使節団
スカラベが凄すぎだよね
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砦の防衛に設置するのはM134通称ミニガンと呼ばれるガトリングガン。
ミニガンなんて可愛い名称があるが、可愛くはない1分間に4000発の弾丸を発射する、ベトナム戦争時に開発されたガトリングガンで生身の人間が受ければ痛みを感じる事もなくミンチになる恐ろしい兵器だ。
城壁の上に設置する、『金太郎丸』の防衛兵のガクザン・ヘルア、キンビの三人にM134の操作を任せる、船に取り付けて何度か練習は行っていたので操作に問題はないが、実践で使用するのは初めてだ。
主に羽アリへの対処だが、同志討ちだけは避けてほしい物だ。
ただ20万発の弾丸が用意されているが、せいぜい1時間で使い切るだろう、銃身や銃弾の予備は無い。
最初にくらわす予定の粉塵爆発素材としてオガクズや小麦粉などが用意されたが、避難所での戦いのように火薬や霧状のガソリンの予備は無い、さほど高威力の粉塵爆発は起こせない、M134が羽アリ対策に効果を表す事を祈る。
後はこれだけ大勢の兵が守る砦だ、そう簡単には落ちないだろう。
そしてこの砦に来てから3日目の夜に大地の揺らぎと共にアリ達が襲来してきた。
まずは餌となる牛を10頭アリに向かわせる、牛はまたたく間にアリの餌食となった、アリ達は牛を解体して運ぶ、牛には無数の発信機が仕込んであるというのに
発信機は軍事用無線ビーコンである数は10個ほど持っていたが初めての使用だ、旨く行くといいが
羽アリ達が砦に群がる、用意した粉塵爆発素材を空中に漂わす、この辺か?今だ!
火の魔法で点火する、火の連鎖は空中に大きな炎の塊を作り爆風が砦に迫るシーナや俺で結界をはる、やはり威力は以前ほどない、しかし羽アリ100匹以上は地上に落したり、消し去ったりしたはずだ。
羽アリは尚も砦を襲う、ガクザンが操るM134が火を噴いた
途切れ無い弾丸は羽アリ達を尽く撃ち落とす。
地上では、落ちたアリとミノタウロス族との戦いが始まる、城壁の上では三つ目族の弓兵や魔法攻撃隊などが支援攻撃を行う。
流石に砦は違う、守る為に作られた城だ・・アリ達を効率よく撃退する、メデューサ達の石化攻撃も非常に有効だ、石化攻撃には魔力を多く使うが90人以上いるメデューサは交代交代でアリ達を石化させ休む。
1時間もするとM134の弾が切れたようだ、ガクザン達も城壁を降り戦いに参加しようとしている
20万発の弾丸は羽アリの半分近くを落としたようだ、まずまずの成果だろう。
M134の弾切れと共に飛び立つペガサス騎士たちエルディンガーが不敵な笑みを受け場ながら劇を飛ばす
「お前ら!空の支配者は我等ペガサス騎士の物だ!羽アリなぞぶち殺しちまいな!」
「おお!」
ペガサス騎士の士気は高い
俺達もそろそろ出番だな!
イロハの方をみる
「さあ!ビートルちゃん!アリ達を食べて下さい!」
カサカサカサカサカサ
イロハの周りの闇から現れる無数のスカラベは城門をくぐりアリ達に襲い掛かる
「うぉ!」
城の前線で戦っていた者たちは突然の虫の大群に驚愕した。
スカラベ達は手前のアリからかじる、1匹だとアリにとっては脅威ですらないだろうが、1匹のアリに数匹噛みつき、その数はどんどん増えて行く、しまいには1匹に数千匹喰いつく、その顎はアリの硬い外骨格をも食い破り体の中を喰い尽くす、アリはスカラベを噛み殺そうとするが、小さすぎて噛み切れず、噛みついても硬くてなかなか噛み切る事が出来ない。
「オメエらも休むな!」
討伐隊の先陣としてミノモンタが門の外に出る、スカラベをはがそうともがくアリをその戦斧で一刀両断にする粉砕されたアリは光りと消え、スカラベ達は次の獲物に群がる
ワウ!
オルトロスが二頭の大犬に姿を変えてアリのど真ん中に飛び出す!闇の瘴気を口から吐き、アリ達は溶けて消え去る
ポチもケルベロスと姿を変えて、黒い炎を一直線上に吐きだす、その炎の道にアリ達の残骸すら残らない。
明らかにアリの数は多い、避難所で戦った時の倍以上だろう・・・しかしスカラベが加わったこちらの戦力は大きい。
「イロハあっちの方角だ!」
俺はイロハにビーコンが示す方角を教える、イロハはビートル(スカラベキング)に方角を伝える、スカラベ達はその方角のアリ達をむさぼり食う、
「なんというか・・・圧倒的ですね」
シャルが俺の横でその光景を見ている
「いやアリの数が多いそのうちスカラベがカバーできない死角も出てくる、一匹でも多くのアリを殺しておかないと、砦に流れるアリも多くなるしな、俺達もスカラベに負けずにアリを駆逐しよう」
しかし、神をも喰い殺すスカラベ・・・本当にすさまじかった、中にはこちらの攻撃の巻き添えで命を落とすスカラベもいるが、他のスカラベが死んだスカラベを食べると分裂して新たなスカラベが生まれる、それどころか徐々に数を増やしているように思える、完魔を食べても分裂しないという事だが、どうだろう・・少しずつ増えている・・・
「ビートルが言っているのですが、このアリは体の中に本体になる小さなアリがいるそうです、それを食べるとスカラベも増殖するらしいです」
さらに恐ろしい光景はソドム兵が戦死した時に起きた、油断したソドム兵がアリの一撃により首を切られ即死した、すると
「キンタロウさん・・ビートルが・・・その死体を喰えばさらにスカラベは増えるといっています・・・おぞましいのですが」
これの答えには困った・・・ソドムのガラン少将に言う
「なに?死体を喰わせろだ?何とおぞましい・・・しかし・・・死してなおスカラベとなって戦えるのか・・・分かった!許可する」
イロハはビートルに伝える、スカラベ達が一斉に死体に群がる、その数が数倍に膨れ上がった・・・これがスカラベの恐怖か・・・
増えたスカラベはまたアリを襲う、もしこのスカラベがこちらの敵だったとしたら恐ろしい事だ・・・迷宮にスカラベの階層があるという噂があるが、無敵じゃないのか・・・確か250階層付近と聞くが・・・
パオーン!グチャ!グチャ!
ガーナちゃんも暴れている、ガーナちゃんはスカラベごとアリを踏みつぶす、踏みつぶされたスカラベは死んだスカラベもいるが、すぐに生きたスカラベの糧となり、新たなスカラベを産む
「こんな楽なもんだったのか」
ハムラが呟く
俺もそう思う・・・ここまでスカラベの威力が高いとは、地上に関してはスカラベに任せれば何もすることはない状態までスカラベが増え地上の討伐隊300近くを守る
今のところこちらの被害は、ソドム兵3人ペガサス騎士1人ミノタウロス兵5人
それもまだスカラベが少なかった最初の方でスカラベが増えてきた今は地上部隊で死にそうになる者はいない
地上から羽アリと闘うペガサス騎士の支援もしやすい、その日は予定した距離の倍以上進む事が出来、朝を迎えた。
ミニガンなんて可愛い名称があるが、可愛くはない1分間に4000発の弾丸を発射する、ベトナム戦争時に開発されたガトリングガンで生身の人間が受ければ痛みを感じる事もなくミンチになる恐ろしい兵器だ。
城壁の上に設置する、『金太郎丸』の防衛兵のガクザン・ヘルア、キンビの三人にM134の操作を任せる、船に取り付けて何度か練習は行っていたので操作に問題はないが、実践で使用するのは初めてだ。
主に羽アリへの対処だが、同志討ちだけは避けてほしい物だ。
ただ20万発の弾丸が用意されているが、せいぜい1時間で使い切るだろう、銃身や銃弾の予備は無い。
最初にくらわす予定の粉塵爆発素材としてオガクズや小麦粉などが用意されたが、避難所での戦いのように火薬や霧状のガソリンの予備は無い、さほど高威力の粉塵爆発は起こせない、M134が羽アリ対策に効果を表す事を祈る。
後はこれだけ大勢の兵が守る砦だ、そう簡単には落ちないだろう。
そしてこの砦に来てから3日目の夜に大地の揺らぎと共にアリ達が襲来してきた。
まずは餌となる牛を10頭アリに向かわせる、牛はまたたく間にアリの餌食となった、アリ達は牛を解体して運ぶ、牛には無数の発信機が仕込んであるというのに
発信機は軍事用無線ビーコンである数は10個ほど持っていたが初めての使用だ、旨く行くといいが
羽アリ達が砦に群がる、用意した粉塵爆発素材を空中に漂わす、この辺か?今だ!
火の魔法で点火する、火の連鎖は空中に大きな炎の塊を作り爆風が砦に迫るシーナや俺で結界をはる、やはり威力は以前ほどない、しかし羽アリ100匹以上は地上に落したり、消し去ったりしたはずだ。
羽アリは尚も砦を襲う、ガクザンが操るM134が火を噴いた
途切れ無い弾丸は羽アリ達を尽く撃ち落とす。
地上では、落ちたアリとミノタウロス族との戦いが始まる、城壁の上では三つ目族の弓兵や魔法攻撃隊などが支援攻撃を行う。
流石に砦は違う、守る為に作られた城だ・・アリ達を効率よく撃退する、メデューサ達の石化攻撃も非常に有効だ、石化攻撃には魔力を多く使うが90人以上いるメデューサは交代交代でアリ達を石化させ休む。
1時間もするとM134の弾が切れたようだ、ガクザン達も城壁を降り戦いに参加しようとしている
20万発の弾丸は羽アリの半分近くを落としたようだ、まずまずの成果だろう。
M134の弾切れと共に飛び立つペガサス騎士たちエルディンガーが不敵な笑みを受け場ながら劇を飛ばす
「お前ら!空の支配者は我等ペガサス騎士の物だ!羽アリなぞぶち殺しちまいな!」
「おお!」
ペガサス騎士の士気は高い
俺達もそろそろ出番だな!
イロハの方をみる
「さあ!ビートルちゃん!アリ達を食べて下さい!」
カサカサカサカサカサ
イロハの周りの闇から現れる無数のスカラベは城門をくぐりアリ達に襲い掛かる
「うぉ!」
城の前線で戦っていた者たちは突然の虫の大群に驚愕した。
スカラベ達は手前のアリからかじる、1匹だとアリにとっては脅威ですらないだろうが、1匹のアリに数匹噛みつき、その数はどんどん増えて行く、しまいには1匹に数千匹喰いつく、その顎はアリの硬い外骨格をも食い破り体の中を喰い尽くす、アリはスカラベを噛み殺そうとするが、小さすぎて噛み切れず、噛みついても硬くてなかなか噛み切る事が出来ない。
「オメエらも休むな!」
討伐隊の先陣としてミノモンタが門の外に出る、スカラベをはがそうともがくアリをその戦斧で一刀両断にする粉砕されたアリは光りと消え、スカラベ達は次の獲物に群がる
ワウ!
オルトロスが二頭の大犬に姿を変えてアリのど真ん中に飛び出す!闇の瘴気を口から吐き、アリ達は溶けて消え去る
ポチもケルベロスと姿を変えて、黒い炎を一直線上に吐きだす、その炎の道にアリ達の残骸すら残らない。
明らかにアリの数は多い、避難所で戦った時の倍以上だろう・・・しかしスカラベが加わったこちらの戦力は大きい。
「イロハあっちの方角だ!」
俺はイロハにビーコンが示す方角を教える、イロハはビートル(スカラベキング)に方角を伝える、スカラベ達はその方角のアリ達をむさぼり食う、
「なんというか・・・圧倒的ですね」
シャルが俺の横でその光景を見ている
「いやアリの数が多いそのうちスカラベがカバーできない死角も出てくる、一匹でも多くのアリを殺しておかないと、砦に流れるアリも多くなるしな、俺達もスカラベに負けずにアリを駆逐しよう」
しかし、神をも喰い殺すスカラベ・・・本当にすさまじかった、中にはこちらの攻撃の巻き添えで命を落とすスカラベもいるが、他のスカラベが死んだスカラベを食べると分裂して新たなスカラベが生まれる、それどころか徐々に数を増やしているように思える、完魔を食べても分裂しないという事だが、どうだろう・・少しずつ増えている・・・
「ビートルが言っているのですが、このアリは体の中に本体になる小さなアリがいるそうです、それを食べるとスカラベも増殖するらしいです」
さらに恐ろしい光景はソドム兵が戦死した時に起きた、油断したソドム兵がアリの一撃により首を切られ即死した、すると
「キンタロウさん・・ビートルが・・・その死体を喰えばさらにスカラベは増えるといっています・・・おぞましいのですが」
これの答えには困った・・・ソドムのガラン少将に言う
「なに?死体を喰わせろだ?何とおぞましい・・・しかし・・・死してなおスカラベとなって戦えるのか・・・分かった!許可する」
イロハはビートルに伝える、スカラベ達が一斉に死体に群がる、その数が数倍に膨れ上がった・・・これがスカラベの恐怖か・・・
増えたスカラベはまたアリを襲う、もしこのスカラベがこちらの敵だったとしたら恐ろしい事だ・・・迷宮にスカラベの階層があるという噂があるが、無敵じゃないのか・・・確か250階層付近と聞くが・・・
パオーン!グチャ!グチャ!
ガーナちゃんも暴れている、ガーナちゃんはスカラベごとアリを踏みつぶす、踏みつぶされたスカラベは死んだスカラベもいるが、すぐに生きたスカラベの糧となり、新たなスカラベを産む
「こんな楽なもんだったのか」
ハムラが呟く
俺もそう思う・・・ここまでスカラベの威力が高いとは、地上に関してはスカラベに任せれば何もすることはない状態までスカラベが増え地上の討伐隊300近くを守る
今のところこちらの被害は、ソドム兵3人ペガサス騎士1人ミノタウロス兵5人
それもまだスカラベが少なかった最初の方でスカラベが増えてきた今は地上部隊で死にそうになる者はいない
地上から羽アリと闘うペガサス騎士の支援もしやすい、その日は予定した距離の倍以上進む事が出来、朝を迎えた。
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