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ゴルゴン使節団
ミノタウロスは強そうだよね
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ミノス
神話の世界ではミノス王はゼウスの子・・
全知全能の神ゼウスと大地の女神エウロパの子供がミノス。
エウロパは木星の衛星にその名前が使われている他、ヨーロッパの語源にもなる女神だ。
ケンタウロスは話す
「ミノスはミノス王と魔女パシパエが治める町だが、二人は精神構造体で力に制限がある、あくまでミノスの象徴とされている。
実質はミノタウルス族が統治する町だ」
「ミノス王とパシパエか・・・精神構造体でもいろいろ聞く事は出来るのか?」
「期待しない方がいい、ミノス王とパシパエは100年周期で生まれ変わる、その度に記憶も力も無くなる、天界からゴルゴンに来た者には制約がかかるからな、現在は二人とも子供の姿だ・・・」
そうか・・・それは残念だミノタウロスはあの牛人間のことだろうな・・・
「ミノタウロスというのは上半身が牛の種族なのか?」
「うーん、上半身が牛のミノタウロスは戦士のみだ・・殆どが人型の種族になる、まあそれでも男は普通の人間より力はあるがな」
神話だと、ミノタウロスはパシパエが牛と交わり生まれたのがミノタウロス、ミノス王とパシパエの子供は人型になっているな・・・その辺は神話と同じなのかな
「うん?噂をすればお出迎えが来たようだな!」
町の方から100人くらいの集団が現れる、馬にまたがる一際大きな人影は上半身が牛で下半身が人間のミノタウロスだ!
他は人型で、精悍な顔つきで牛の角だけは生えている・・・
「その馬車はグラスからの使節団か?」
馬上のミノタウロスが馬車をとめる
「いかにも俺の馬車に乗っているのが使節団だ!」
「グラスの守護者が混じっていると聞く、お会いしたい」
「客人、ミノスの戦士が呼んでいるがどうする」
「ああ今、降りるよ」
「ミノスの戦士よ、客人を無事に輸送するのは我が使命、客人に害をなすなら、ケンタウルス族を敵にすると思え」
ケンタウロスはミノスの戦士の前でも堂々としている、素晴らしいな・・・
「ケンタウロスよ安心せよ、不意打ちをするなどミノタウロスが一番嫌う事、ただミノスは我等の町、ミノスに客人を迎えるのは我等なりのやり方がある。」
馬車を降り俺は馬上のミノタウロスに礼をする
「どうもグラスの守護者ツユキです」
馬上のミノタウロスは馬を下り膝をつく
「ようこそおいで下さった、ミノスの第2防衛師団長のミノモンタと申します、ミノスへの輸送を担当いたします、よろしゅうお願いいたします。
おい!準備をしろ!」
ミノモ・・・・やばい・・・前世界のあの人の顔が頭の中を駆け巡る、ここは笑ってはいけない所だ・・
もうこの人は俺の中ではミノさんだ。
ミノスの兵たちが山車を押してくる。
「ささ!お上り下さい」
これに乗るの?・・・ちょっと恥ずかしいな・・・
山車は3台
「さあ奥方様も」
シーナペインが案内される・・・
「私は金ちゃんの奥さんじゃないよ!ベロニカの使者として来ているんだよ!」
「失礼いたしました、ベロニカの山車はこちらです」
「一人は寂しいね、ジュリちゃんとムュイちゃん一緒にのってくれるかい?」
「はい!」
シーナペインとジュリとムュイは真ん中の山車にのる
「俺はオワリの使者である!」
トシイエが前にでる
「私は付き人です」
カエデもでた
「オワリの山車はこちらです」
後ろの山車に案内される
「失礼しました・・おまりに若いので間違いました奥方様お乗りください」
シャルロットを前の山車に案内する
「はい!」
シャルロットは否定もせずににこにこしながら乗り込んだ
サモンとハムラも俺に続いた
ミュイミュイも登ろうとしたら
「まて!お前はメデューサだろう!メデューサはゴルゴンの民だろうが!」
ミノモンタはミュイミュイをひょいと掴み上げた
「なんでだよ!俺はグラス高校在学中だぞ!」
ミュイミュイは暴れている
俊太は山車をまじまじ見ている
「すごい車輪だ!ここまできれいに車輪が出来ている、それにこれは・・ハバのゴム?衝撃を吸収している・・凄い技術だ!」
「シュン!早く来い!ミノスの方達が待っているだろう!それと。そのメデューサも我らと同行していますので是非一緒にお願いしたいのだが」
「そうですか・・・おいメデューサ!守護者に感謝しろ!」
「ふんだ!」
山車の中には女性が一人解説者として乗っている、まるでバスガイドだな、美人だし
「ようこそ!ミノスの山車ガイドのセルシオスと申します、皆さんのガイドをさせていただきます」
このバスガイドシステムはいいな・・・グラスも観光地として発展した、島の観光名所を巡る鉄道も出来ているわけだから・・ガイドを導入するのはいいことだろう。
「一際大きなミノモンタ様はミノスの戦士、ミノスの戦士は生まれた時から戦士になる定め、ミノスの兵が100人束になっても敵いません、敵対しないようにお願いしますね」
「ふーん!力比べはいいのか?」
「あら鬼人の方はすぐ力比べをしたがりますね、ミノモンタ様は対鬼人に20連勝中ですわよ・・ふふふふ」
ミノモンタ強いな・・・俺の頭の中でハムラと闘う、あのミノさんが描かれる・・笑いそうになるな・・・
「面白い!その連勝記録を止めてみたいな」
「それでは、後ほどお伝えいたします」
ハムラはすぐこれだ・・・・平和にな・・・
「貴方みたいに美しい方がミノモンタ様と同じ種族なのですか?」
サモンが聞く
「はい!我々ミノタウロス族は女に生まれれば女神の加護を受けて生まれます、男も力強く生まれます、稀に生まれる戦士様は男の中の男です」
セルシオスは顔を赤らめながら答える
山車は進んでいく
驚くほどに緩やかだ、
「父さん!すごい!やっぱり衝撃を吸収している素材が特別なんだよ、ハバのゴムとも違うみたいだ」
確かに乗り心地が素晴らしい、道も一枚岩のように舗装されている・・・まるでコンクリート・・・コンクリート?
「あら!お気づきですか?ミノスの道は全て粉石を固めて作っています、クレタ火山の灰が原料になっています」
グラスでも最近導入したばかりの技術だ・・・ゴルゴンの化学も侮れないな・・・
家の壁は皆白いな・・・漆喰か?
「家の壁はみなエビスから仕入れたブロウの殻を焼いて粉にして塗っています。水にも強くなります」
やはり漆喰か・・・
「このあたりは大きな木が育ちにくいので、このように石や貝の粉を利用して作っています、あの建物はマットーンを使用しています、粘る土を焼きあげると硬くなります、四角に整形して貝粉でつなぎ合わせます、水を全く通さなくなるので家の壁に利用されています」
よく出来ている、漆喰にレンガ・・・文化レベルは高いな。
「前方に見えてきたのがミノス院です、本日はミノス院でお食事の用意が出来ています。是非お楽しみください」
大きな建物だ。漆喰で化粧されたその建物はギリシアの神殿をイメージさせる
ガーゴイルの石像もリアルだ!リアルすぎる・・・
こっち見てるし・・・・
「ああ、石像はガーゴイルです、パシパエ様が作り出した院の護衛の像です、敵意がない皆さまには襲ってきませんので安心してください。
命を作り出すなんて・・・どんだけ魔力を使えば出来るのか・・・・力が無くなった子供の状態とは聞いていたが底がしれないな・・・
俺達は山車を降り、ミノス院に入り込んだ・・・
神話の世界ではミノス王はゼウスの子・・
全知全能の神ゼウスと大地の女神エウロパの子供がミノス。
エウロパは木星の衛星にその名前が使われている他、ヨーロッパの語源にもなる女神だ。
ケンタウロスは話す
「ミノスはミノス王と魔女パシパエが治める町だが、二人は精神構造体で力に制限がある、あくまでミノスの象徴とされている。
実質はミノタウルス族が統治する町だ」
「ミノス王とパシパエか・・・精神構造体でもいろいろ聞く事は出来るのか?」
「期待しない方がいい、ミノス王とパシパエは100年周期で生まれ変わる、その度に記憶も力も無くなる、天界からゴルゴンに来た者には制約がかかるからな、現在は二人とも子供の姿だ・・・」
そうか・・・それは残念だミノタウロスはあの牛人間のことだろうな・・・
「ミノタウロスというのは上半身が牛の種族なのか?」
「うーん、上半身が牛のミノタウロスは戦士のみだ・・殆どが人型の種族になる、まあそれでも男は普通の人間より力はあるがな」
神話だと、ミノタウロスはパシパエが牛と交わり生まれたのがミノタウロス、ミノス王とパシパエの子供は人型になっているな・・・その辺は神話と同じなのかな
「うん?噂をすればお出迎えが来たようだな!」
町の方から100人くらいの集団が現れる、馬にまたがる一際大きな人影は上半身が牛で下半身が人間のミノタウロスだ!
他は人型で、精悍な顔つきで牛の角だけは生えている・・・
「その馬車はグラスからの使節団か?」
馬上のミノタウロスが馬車をとめる
「いかにも俺の馬車に乗っているのが使節団だ!」
「グラスの守護者が混じっていると聞く、お会いしたい」
「客人、ミノスの戦士が呼んでいるがどうする」
「ああ今、降りるよ」
「ミノスの戦士よ、客人を無事に輸送するのは我が使命、客人に害をなすなら、ケンタウルス族を敵にすると思え」
ケンタウロスはミノスの戦士の前でも堂々としている、素晴らしいな・・・
「ケンタウロスよ安心せよ、不意打ちをするなどミノタウロスが一番嫌う事、ただミノスは我等の町、ミノスに客人を迎えるのは我等なりのやり方がある。」
馬車を降り俺は馬上のミノタウロスに礼をする
「どうもグラスの守護者ツユキです」
馬上のミノタウロスは馬を下り膝をつく
「ようこそおいで下さった、ミノスの第2防衛師団長のミノモンタと申します、ミノスへの輸送を担当いたします、よろしゅうお願いいたします。
おい!準備をしろ!」
ミノモ・・・・やばい・・・前世界のあの人の顔が頭の中を駆け巡る、ここは笑ってはいけない所だ・・
もうこの人は俺の中ではミノさんだ。
ミノスの兵たちが山車を押してくる。
「ささ!お上り下さい」
これに乗るの?・・・ちょっと恥ずかしいな・・・
山車は3台
「さあ奥方様も」
シーナペインが案内される・・・
「私は金ちゃんの奥さんじゃないよ!ベロニカの使者として来ているんだよ!」
「失礼いたしました、ベロニカの山車はこちらです」
「一人は寂しいね、ジュリちゃんとムュイちゃん一緒にのってくれるかい?」
「はい!」
シーナペインとジュリとムュイは真ん中の山車にのる
「俺はオワリの使者である!」
トシイエが前にでる
「私は付き人です」
カエデもでた
「オワリの山車はこちらです」
後ろの山車に案内される
「失礼しました・・おまりに若いので間違いました奥方様お乗りください」
シャルロットを前の山車に案内する
「はい!」
シャルロットは否定もせずににこにこしながら乗り込んだ
サモンとハムラも俺に続いた
ミュイミュイも登ろうとしたら
「まて!お前はメデューサだろう!メデューサはゴルゴンの民だろうが!」
ミノモンタはミュイミュイをひょいと掴み上げた
「なんでだよ!俺はグラス高校在学中だぞ!」
ミュイミュイは暴れている
俊太は山車をまじまじ見ている
「すごい車輪だ!ここまできれいに車輪が出来ている、それにこれは・・ハバのゴム?衝撃を吸収している・・凄い技術だ!」
「シュン!早く来い!ミノスの方達が待っているだろう!それと。そのメデューサも我らと同行していますので是非一緒にお願いしたいのだが」
「そうですか・・・おいメデューサ!守護者に感謝しろ!」
「ふんだ!」
山車の中には女性が一人解説者として乗っている、まるでバスガイドだな、美人だし
「ようこそ!ミノスの山車ガイドのセルシオスと申します、皆さんのガイドをさせていただきます」
このバスガイドシステムはいいな・・・グラスも観光地として発展した、島の観光名所を巡る鉄道も出来ているわけだから・・ガイドを導入するのはいいことだろう。
「一際大きなミノモンタ様はミノスの戦士、ミノスの戦士は生まれた時から戦士になる定め、ミノスの兵が100人束になっても敵いません、敵対しないようにお願いしますね」
「ふーん!力比べはいいのか?」
「あら鬼人の方はすぐ力比べをしたがりますね、ミノモンタ様は対鬼人に20連勝中ですわよ・・ふふふふ」
ミノモンタ強いな・・・俺の頭の中でハムラと闘う、あのミノさんが描かれる・・笑いそうになるな・・・
「面白い!その連勝記録を止めてみたいな」
「それでは、後ほどお伝えいたします」
ハムラはすぐこれだ・・・・平和にな・・・
「貴方みたいに美しい方がミノモンタ様と同じ種族なのですか?」
サモンが聞く
「はい!我々ミノタウロス族は女に生まれれば女神の加護を受けて生まれます、男も力強く生まれます、稀に生まれる戦士様は男の中の男です」
セルシオスは顔を赤らめながら答える
山車は進んでいく
驚くほどに緩やかだ、
「父さん!すごい!やっぱり衝撃を吸収している素材が特別なんだよ、ハバのゴムとも違うみたいだ」
確かに乗り心地が素晴らしい、道も一枚岩のように舗装されている・・・まるでコンクリート・・・コンクリート?
「あら!お気づきですか?ミノスの道は全て粉石を固めて作っています、クレタ火山の灰が原料になっています」
グラスでも最近導入したばかりの技術だ・・・ゴルゴンの化学も侮れないな・・・
家の壁は皆白いな・・・漆喰か?
「家の壁はみなエビスから仕入れたブロウの殻を焼いて粉にして塗っています。水にも強くなります」
やはり漆喰か・・・
「このあたりは大きな木が育ちにくいので、このように石や貝の粉を利用して作っています、あの建物はマットーンを使用しています、粘る土を焼きあげると硬くなります、四角に整形して貝粉でつなぎ合わせます、水を全く通さなくなるので家の壁に利用されています」
よく出来ている、漆喰にレンガ・・・文化レベルは高いな。
「前方に見えてきたのがミノス院です、本日はミノス院でお食事の用意が出来ています。是非お楽しみください」
大きな建物だ。漆喰で化粧されたその建物はギリシアの神殿をイメージさせる
ガーゴイルの石像もリアルだ!リアルすぎる・・・
こっち見てるし・・・・
「ああ、石像はガーゴイルです、パシパエ様が作り出した院の護衛の像です、敵意がない皆さまには襲ってきませんので安心してください。
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