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探検部の迷宮探検
魔法剣士もかっこいいよね
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地下8階、クワガタの階層だ
この回の雑魚キャラは人間と同じ大きさのクワガタ『ヘビースタッグ』である、強力な顎を持つ魔物だ。
しかし父さんはいとも簡単に攻略していく、父さん曰くクワガタ系は冷やすと動きが鈍くなる
何でも知っているな・・・・
父さんは冷気をクワガタに浴びせて、剣で叩き切る、これを繰り返していた。
金太郎
「冷気を扱えるものはいるか?」
ジュリ
「はい!少しですが・・」
金太郎
「じゃあ、冷気をクワガタに浴びせてみて」
ジュリは冷気を生み出し前方のクワガタに浴びせる
ヘビースタッグの動きが鈍くなる
金太郎
「あとは、殴り役で殴ってみて」
ユキナリと僕で仕留めに入る、固い・・・
ユキナリは鈍器なので、確実にダメージを与えている、シャルッロットさんは、
固い外殻を物ともせずに切り刻む、同じミスリル装備なのに、何が違うのか・・・
ラミーとレミーもその硬さに苦戦しているようだ。
金太郎
「うーん、まだ外殻を切り捨てる腕はないかな・・・」
父さんは再びクワガタ達を切り捨てた。
金太郎
「頭と胴体の付け根を、狙ってみろ」
ジュリの冷気が弱くなってきたので、父さんが再び冷気を放つ。
クワガタ達は再び動きが鈍くなった。
父さんに言われた通り付け根を狙う、今度は剣が入った。
しかし抜けない・・・・
シャルロット
「剣は切るものです、頭の中で切るというイメージを持って、剣を使ってみてください。」
いわれるまでもなく、そのつもりなのだが・・・・
切ると言うことは・・摩擦を起こして、寸断させる行為だから・・・
金太郎
「難しいこと考えてるだろ!シュンタ、剣をあてがうのではなく、剣の道筋をイメージするんだ
その道筋にあるものは、なんであろうと切り捨てる、そういったイメージだ
剣は物理的な考え以上に、己の魔力がその切れ味に影響する、剣技だって魔法のようなものだ」
うーん・・魔法か・・・魔法を使うような感覚で、剣を振るうのか・・・
僕が得意なのは光魔法、なら光のイメージで剣を振ってみよう。
すると、どうだろう・・・僕の持つミスリルの剣は薄暗く光り始めた。
その剣でクワガタ達を攻撃すると、クワガタ達に切り傷を与えるようになる。
だんだんと、要領をつかむと切り傷ではなく、切り捨てるところまで行った。
金太郎
「うーん・・・魔法剣か・・・ちょっと教えてるのと違うけど、まあいいか、それはそれで強力だ」
どうやら、父さんが伝えようとしている剣技と僕の剣は違うみたいだ、ちょっと悔しいが・・・
これでもいいらしい。
しばらくヘビースタッグを相手していたが、ヘビースタッグたちが近寄らなくなった。
ボスだ
「見事だ人間ども、我はガイアンスタッグ、この階層を守護するもの、差し向かいで勝負いたしたい」
シャルロット
「私が相手いたしましょう」
ガイアンスタッグも人型で、槍を持っている、槍の先は二股に分かれている、クワガタの様だ
「女か・・・容赦はしないぞ」
ガイアンスタッグとシャルロットは、激しく交差する。
「その剣筋・・ロロの剣筋、ロロは死んだと聞いていたが、おぬし何者」
「ロロの娘で、シャルロットと申します」
「そうか。ロロの娘は生きていたか、しかし手加なぞしないぞ」
「もとより、必要もありません」
シャルロットの剣はガイアンの槍をことごとく受け流す、懐に入り込み剣を振るう。
ガイアンの固い甲冑が切り捨てられる。
「流石は、ロロの娘だ、その剣技素晴らしいものがある」
ガイアンは再び槍を構える
シャルロットは鞘に剣をしまっている
「どうした?娘よなぜ剣をしまう?来ないのなら、遠慮なく嬲り殺すぞ!」
ガイアンは槍の矛先をシャルロットに浴びせる
シャキーン!
シャルロットの抜き身がガイアンの槍を襲った
ガイアンの槍は真っ二つに切れ、矛先は床に落ちる。
シャルロット
「練習台にさせていただきました。まだまだの様です、貴方の首が残っていますから。」
金太郎
「抜き身の練習か・・・確かに日本以外ではあまり使わないからな・・・」
ガイアンの手には、再び槍が現れた
「我の槍は、不滅ぞ、娘、覚悟せい!」
ガイアンは再び、シャルロットを襲う
シャルロット
「遊びも、ここまでに致します、貴方にも失礼に当たるでしょう」
複数回打ち合うが、実力は明らかにシャルロットのほうが上であった。
そしてガイアンが槍を大きく振り落としたとき、シャルロットは槍の柄に飛び乗り
ガイアンに近づき、ガイアンの首を跳ねた。
金太郎
「うん!頑張った ガイアンスタッグは高い槍術を使い、一騎打ちを仕掛けてくるが
自信があれば受ければいい、なければ協力して戦えばいい。そこそこ強いからな」
考えてみればこの迷宮は三〇〇階以上地下があると聞くがまだ地下8階なのである
普通の迷宮は地下20階も行けば終わりでオニガシマの迷宮も地下30階で最下層ということだ。
迷宮を育てる、という言葉を聞くが、この迷宮は恐ろしく育っている。
ということだろう
ガイアンスタッグのドロップ品は水流の槍
水魔法が使えるやりである
金太郎
「これは、いいのが出たね、これだけで今日はプラス収支だ」
これは、本で読んだことあるが、周りに水があればその水を操ることができる槍で
海人族が使う装備だ、値段も100万グラスはくだらないと聞くか・・・
船の操縦にも応用できて、大きな軍艦にはそのエンジンとしていくつか使われていると聞く。
父さんは上機嫌で地下9階に降りる
この回の雑魚キャラは人間と同じ大きさのクワガタ『ヘビースタッグ』である、強力な顎を持つ魔物だ。
しかし父さんはいとも簡単に攻略していく、父さん曰くクワガタ系は冷やすと動きが鈍くなる
何でも知っているな・・・・
父さんは冷気をクワガタに浴びせて、剣で叩き切る、これを繰り返していた。
金太郎
「冷気を扱えるものはいるか?」
ジュリ
「はい!少しですが・・」
金太郎
「じゃあ、冷気をクワガタに浴びせてみて」
ジュリは冷気を生み出し前方のクワガタに浴びせる
ヘビースタッグの動きが鈍くなる
金太郎
「あとは、殴り役で殴ってみて」
ユキナリと僕で仕留めに入る、固い・・・
ユキナリは鈍器なので、確実にダメージを与えている、シャルッロットさんは、
固い外殻を物ともせずに切り刻む、同じミスリル装備なのに、何が違うのか・・・
ラミーとレミーもその硬さに苦戦しているようだ。
金太郎
「うーん、まだ外殻を切り捨てる腕はないかな・・・」
父さんは再びクワガタ達を切り捨てた。
金太郎
「頭と胴体の付け根を、狙ってみろ」
ジュリの冷気が弱くなってきたので、父さんが再び冷気を放つ。
クワガタ達は再び動きが鈍くなった。
父さんに言われた通り付け根を狙う、今度は剣が入った。
しかし抜けない・・・・
シャルロット
「剣は切るものです、頭の中で切るというイメージを持って、剣を使ってみてください。」
いわれるまでもなく、そのつもりなのだが・・・・
切ると言うことは・・摩擦を起こして、寸断させる行為だから・・・
金太郎
「難しいこと考えてるだろ!シュンタ、剣をあてがうのではなく、剣の道筋をイメージするんだ
その道筋にあるものは、なんであろうと切り捨てる、そういったイメージだ
剣は物理的な考え以上に、己の魔力がその切れ味に影響する、剣技だって魔法のようなものだ」
うーん・・魔法か・・・魔法を使うような感覚で、剣を振るうのか・・・
僕が得意なのは光魔法、なら光のイメージで剣を振ってみよう。
すると、どうだろう・・・僕の持つミスリルの剣は薄暗く光り始めた。
その剣でクワガタ達を攻撃すると、クワガタ達に切り傷を与えるようになる。
だんだんと、要領をつかむと切り傷ではなく、切り捨てるところまで行った。
金太郎
「うーん・・・魔法剣か・・・ちょっと教えてるのと違うけど、まあいいか、それはそれで強力だ」
どうやら、父さんが伝えようとしている剣技と僕の剣は違うみたいだ、ちょっと悔しいが・・・
これでもいいらしい。
しばらくヘビースタッグを相手していたが、ヘビースタッグたちが近寄らなくなった。
ボスだ
「見事だ人間ども、我はガイアンスタッグ、この階層を守護するもの、差し向かいで勝負いたしたい」
シャルロット
「私が相手いたしましょう」
ガイアンスタッグも人型で、槍を持っている、槍の先は二股に分かれている、クワガタの様だ
「女か・・・容赦はしないぞ」
ガイアンスタッグとシャルロットは、激しく交差する。
「その剣筋・・ロロの剣筋、ロロは死んだと聞いていたが、おぬし何者」
「ロロの娘で、シャルロットと申します」
「そうか。ロロの娘は生きていたか、しかし手加なぞしないぞ」
「もとより、必要もありません」
シャルロットの剣はガイアンの槍をことごとく受け流す、懐に入り込み剣を振るう。
ガイアンの固い甲冑が切り捨てられる。
「流石は、ロロの娘だ、その剣技素晴らしいものがある」
ガイアンは再び槍を構える
シャルロットは鞘に剣をしまっている
「どうした?娘よなぜ剣をしまう?来ないのなら、遠慮なく嬲り殺すぞ!」
ガイアンは槍の矛先をシャルロットに浴びせる
シャキーン!
シャルロットの抜き身がガイアンの槍を襲った
ガイアンの槍は真っ二つに切れ、矛先は床に落ちる。
シャルロット
「練習台にさせていただきました。まだまだの様です、貴方の首が残っていますから。」
金太郎
「抜き身の練習か・・・確かに日本以外ではあまり使わないからな・・・」
ガイアンの手には、再び槍が現れた
「我の槍は、不滅ぞ、娘、覚悟せい!」
ガイアンは再び、シャルロットを襲う
シャルロット
「遊びも、ここまでに致します、貴方にも失礼に当たるでしょう」
複数回打ち合うが、実力は明らかにシャルロットのほうが上であった。
そしてガイアンが槍を大きく振り落としたとき、シャルロットは槍の柄に飛び乗り
ガイアンに近づき、ガイアンの首を跳ねた。
金太郎
「うん!頑張った ガイアンスタッグは高い槍術を使い、一騎打ちを仕掛けてくるが
自信があれば受ければいい、なければ協力して戦えばいい。そこそこ強いからな」
考えてみればこの迷宮は三〇〇階以上地下があると聞くがまだ地下8階なのである
普通の迷宮は地下20階も行けば終わりでオニガシマの迷宮も地下30階で最下層ということだ。
迷宮を育てる、という言葉を聞くが、この迷宮は恐ろしく育っている。
ということだろう
ガイアンスタッグのドロップ品は水流の槍
水魔法が使えるやりである
金太郎
「これは、いいのが出たね、これだけで今日はプラス収支だ」
これは、本で読んだことあるが、周りに水があればその水を操ることができる槍で
海人族が使う装備だ、値段も100万グラスはくだらないと聞くか・・・
船の操縦にも応用できて、大きな軍艦にはそのエンジンとしていくつか使われていると聞く。
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