異世界で魔法使いとなった俺はネットでお買い物して世界を救う

馬宿

文字の大きさ
上 下
9 / 98
転生から開拓へ

世界情勢は知っておかないといけないよね

しおりを挟む
ジェニファーは朝ごはんの準備をしてくれている。
今日も、ジェニファーは綺麗だ、昨日の夜も暴走してしまった・・
いやこれだけの女神の前で、暴走するなという方が酷だろう。

俺は、町の人や施設の子供達、村長達と交流をして、とある計画を立てている 
サプライズは大事だよね。

さて、先日新たに現れた本だ、銘もない。
本はこう綴ってある。

-----------
この本は、私の後に現れた守護者へあてた本だ、私が消えた時にこの本は私の元を離れ
元の場所に戻るだろう、私が死ねば私もエレンも消える、私が召喚した召喚獣達も消えてしまう。
しかし私が書いたもの、作った者は残っていく。私という存在を、残す事が出来る一つの手段である。

エレンを伴侶に選んだ時に、死というものを本気で考えた。いかに死なないか、エレンを巻き込まないか、歳をとった私にエレンは尽くしてくれた、エレンは夫に死別された女性だった・・・子供ができない女性で、女として失格の扱いを受けていた、そんなエレンが私の家の家政婦になってくれた。
私がつぎつぎ連れてくる孤児もみんな面倒見てくれた。
いつしかエレンと一緒にいる事が、私の幸せだった。

そして年甲斐もなく、エレンを伴侶に迎えた。
年をとった爺さんの私にエレンは尽くしてくれた。

エレンはもう若くないのに魔法を覚え、私の留守の間子供達を守ってくれる存在になった。
なんでも私の伴侶になった夜に神が現れて、能力をひとつくれたらしい。
エレンがもらった能力は学習力、エレンは瞬く間に魔法使いとなった。

私の命を、救ってくれた事も何度もあった。
私の留守に子供達を救ってくれた事もあった。

子供達はやがて大きくなり、子供達の子供が出来たりして村が出来ていった。
私が保護した子供達が、子孫を残し、村は町になり島が発展していくこととなった。 
エレンは学んだことを子供達に教え、学校を作り、この村を引っ張って行ってくれた
私は安心して守護者としての任務をこなせた。

だから私の後の守護者よ伴侶を得なさい そして大事にしなさい 
お互いに助け合って生きて行きなさい・・・

そして守護者は万能ではない、だから町の人間の教育をしっかり行いなさい。
前世界の新しい技術を持つ、この本を読んでいる守護者
自分が死んでも人々が自立できるように育ててほしい、私は長く生きた
だから見てきた、守護者に頼り切った国が、守護者が変わった後に無残に滅んでいく様を
だから、教育こそが我ら守護者に与えられた使命なのかもしれない。


----------------

もういろいろ覚えていることかもしれないがこの世界に付いて今の守護者に伝えよう
この世界には10人の守護者がいる

ジャン・クーマー 男
1000年前からの守護者
彼は屈強な戦士だ ありとあらゆる武器を扱う能力を持つ 鋼の体 馬の速さ 牛の力 鷹の目 梟の目 後は教えてもらっていない
彼は親友だ、それにいい男である。 島を出たら彼に相談するといい
伴侶はステファン・クーマー 綺麗な女性だ 
二人で国を興し クーマ王国の絶対神という立場で 息子達が王をしている
守護者の子供は能力を一つ与えられる

エメラルド・ラ・ジョコンタ 女
600年前からの守護者になっている
美しい女だが美少年好きだ
わかる能力は、洗脳の力を持つ、ほかの能力は予想するに財力だろう
16歳くらいの美少年を伴侶にしている、しかし伴侶交代を何度かしている女だ。
伴侶交代をされた伴侶は消滅してしまう、私の交代者がそのような者でないことを祈る。
イタリアという国からの転生者ということだ
ヴィネチアン共和国の女王である。

アレクセイ・ドミノフ 
1200年前からの守護者
とにかく酒が好きだ。
能力は、どの空間からも酒を取り出す、そして酔えば酔うほどにその戦闘力が増していく。
彼が率いるバーサクの兵は恐れを知らない、恐ろしい兵だ。
伴侶を持たない男だが、子供は沢山いる、伴侶の子でなければ普通の人間として生まれるのがこの男で証明された
戦いが好きで、一貫して統率力も高い、おそらく何かしらの能力が振り分けられているのであろう
北の大国 シバリアの王だ 

オダ・ノブナガ
500年前からの守護者だ。
鉄砲という飛び道具や組織戦略に強い民族を率いている。
その戦い方は独特で能力あるものは次々と登用する。
しかし、敵対する者には容赦しない男だ。
シチリアというエルフ族の女を伴侶とし、異種族でさえその勢力の一端をになう。
崇高な鬼族でさえも彼に従っている。
子供も多く、その軍団の力の下支えになっている。
エルフは子供を設けにくいので伴侶の子は少ない
しかし、側室という妾を沢山持ち、彼の子供は多い、その子供の子、つまり彼の孫はどの種族であっても
彼への忠誠を持つ、おそらく能力の一環だろう。
東の果ての国オワリ国の絶対的な王である。
日本という国からの転生者と聞く

フランシス・ロロ
400年前からの守護者
沈まない船、尽きない大砲、鉄砲という飛び道具を操る。死兵を操り、海を荒らしまわる男だ。
金さえ払えば味方にもなる男、
ミレーザという女を伴侶にしているが、ミレーザを見た者はいない。
なお彼の兵は皆男だ、女達や彼が守る島の住民は、皆こつ然と姿を消している。
伴侶のミレーザでさえ、私ですら一度も会っていない。

常日頃、彼の周りには肉体のない兵、『死兵』しかいない。
死兵は、恐ろしい兵だ、中には能力を使う死兵もいる、そして殺す事が出来ない、既に死んでいるから。
この島からは遠いので彼らの船が、ここに来ることはないだろうが、油断はしてはいけない。
ゴムツラという島を本拠地にしている、一応国の王という立場だろう。
フランスという国からの転生者と聞くがアメリカ大陸というところから来たという声もある

テクムセ
200年前からの守護者
鉄砲を操るショーニー国の王
彼は弱き民族を守る戦士だ、オワリとシバリアの間にある小国家を束ね抵抗をしている。
異種族も彼に従っている。
ショーニーは不毛の台地が広がるところで、民族はそれぞれ移動しながら生活している。
しかしテクムセが立ち上がれば、すべての民族が動き出す。 
精霊を愛し、さまざまな魔法を使う。 
テヨンという伴侶をもつ、子供も沢山いるが、ほとんどが戦死している。
死を恐れない戦い方は他の大国の兵に恐れられている。
アメリカという国からの転生者ときく

ガンズ・ベロニカ
2500年前からの守護者
全世界に散らばるベロニカ商会のTOPだ
魔王討伐に金銭面から支援する男で、商売の才能を持つ、おそらく能力の一種だろう。
ベロニカ共和国の代表をしており、全世界にギルドを設け、魔物討伐、悪魔討伐に報酬を出している
商人の国だが兵は強力だ、エルフ族、ドワーフ族、リザード族、海人族の4国家もベロニカの一員になっている。
種族を超えた兵は強力だろう、各国の武器なども取り入れている。
なぜか私を尊敬していてな、共通通貨にグラスなどという名前を付けおった。
まあこの国からも近い国だ、信用おける人物じゃて、相談してみることだ。
前世ではユダヤの民だったということだ。

イノケンティウス
1000年前からの守護者だ。
自らを神とするイノケ教団を作り、従わないものは滅ぼしている。
騎士団を結成し
フランソワという女性を伴侶にしている、このフランソワは恐ろしい魔力を持っている
魔女とも違う・・・魔族とも違う、恐ろしい魔力だ。
その子供たちが騎士団を率いて布教し従わない国を滅ぼすということをずっと行っている。
彼とフランソワの子供は、守護者の子としての能力の他に、フランソワの魔力を受け継いだ恐ろしい力を持つ、しかも毎年のように子を設けている、恐ろしい事だ。
騎士団の進行の速さは他に類を見ない、現在はベロニカ国境にまで進出している、一時期ベロニカとも交戦状態にあった、現在は停戦中である。
外交は高圧的である、
異種族を嫌い人間だけの国家だが、怪しいものだ
この世界に置いて、我々の勢力、魔王の勢力、悪魔の勢力と対等な力を持つ大きな勢力だ。

彼はイノケ教国の教皇という立場で、5人の不死の騎士がそれを守る、間違いなく能力を使った兵だ5人の騎士は感情を持たない。
フランシス・ロロの死兵に近いかもしれないが
殺しても次の日には復活する、より強くなって。私は一人の不死の騎士を10回以上殺した・・・
その不死の騎士は恐ろしく強くなってしまった、私の不徳の致すところだ
彼らは決して殺すな、動きを止めて、イノケンティウスを狙うのだ・・それが非常に難しい事なのは
分かっている、私がそれを行えればいいのだが、難しいだろう。

そして
魔王デスアーガ
彼の本名は誰も知らない
私が転生した時にはすでに存在していた、彼が守護者であるという確信はないがおそらくは神による
守護者だろう。
能力の一つは、彼に殺された物の配下は、魔人となり、彼の配下になる。
彼と闘う場合は、配下を持ってはいけない、他の誰かの配下であればその適用はないようだ。
しかし、彼は強い、悪魔すらも彼によって多く殺された。その悪魔の配下も彼の手駒になっている。
多くの守護者も、彼の手に落ちた、彼の手によって殺された守護者の国は、魔人があふれ混沌と化す。
恐ろしい光景だ。

そして守護者ではないがゴルゴンの勢力がある
魔物たちの国だ、大きな大陸を有するゴルゴンは邪悪なようだが、彼らは彼らの秩序がある。
ゴルゴンには人間も存在する、その人間達をゴルゴンの魔物は守り、人間達はゴルゴンの魔物を崇拝する。
我々にとっても敵ではない、人間を襲う魔物とゴルゴンの魔物は違うということは覚えておいてほしい。

------------------------------------------------

そして交代者よ、守護者は、守護者になりたての頃に一番死亡する。
この本を早く見つけてくれることを願う
私は常に、私が死んだら私の代りが来ると言っていたが、私は長く生き過ぎた・・誰もそれを信用していない、困ったものだ、私が死んだら交代者は苦労するだろう、すまない。

それと私の島には魔物が多いが、島の人間にできるだけ討伐させてほしい、位置的に他国の侵略を受けない場所にある私の島だが、平和に慣れると力が衰える、そのために魔物は残している。
もし交代者がこの島の運営に携わるようになっても魔物は全滅させず、村人に戦うことを教えなくてはならない。でないとすぐに他の国に攻め滅ぼされてしまうだろう。

ベロニカなどは、大陸の国は常に他国との争いが絶えないのでその必要はないだろう。
ここは島なので、ある程度の緊張を持つために人間を襲う魔物は必要である。
火山からは多くの魔力が湧きでるので、すべてを浄化するのは難しいだろうがな。

-----------------------

フランシス・ロロが魔王デスアーガによって殺された
デオジス海を守っていたロロの島ゴムズラに交代者が生まれるだろう、
守護者には力がある、魔物が守護者を食うと物凄く魔力が増加する、デスアーガは自分の配下の魔物や悪魔の強化を図っているのか・・・

ゴムズラにデスアーガの姿が確認できないらしい、
このチャンスに交代者を助けに行くため、ジャン・クーマーと共に向かう クーマーも精鋭を用意しているので大丈夫だろう。


-----------------------

デスアーガは待ち伏せしていた。 
まさか、こんなことが起こるとは、ジャン・クーマーが魔王デスアーガにより殺された。
ジャンの精鋭は魔人となってしまった、しかしジャンクーマーは自身を王とはせず息子につかせている、王国自体は大丈夫であろう、そう思いたい。

もし私の交代者よこの手帳を見たならば、戦力を蓄え、魔王デスアーガに対抗してほしい。
私が死んでも島民は変わるまい、私は誰も支配しない生き方をしている。島民もそれを理解してくれている。
配下を持ってデスアーガに負ければ魔人を増やしてしまう、もし交代者が国を持ったならば自身が戦わずに子や配下に戦わせるようか、配下ではなく仲間として魔王に立ち向かわないといけない。


----------------------------
ゴムツラ島にいたフランシス・ロロの交代者はまだ少女であった
私は彼女を保護した、少女は怯えている。まだ魔物の襲撃を受けていないようだ
彼女がどんな能力を秘めているのかまだわからない、彼女を私の島に連れて行こう。

---------------------------
彼女の名は、シンシアというらしい。

能力を教えてくれた、いつでもおいしいケーキを呼び出せる。このケーキというのは本当に甘くておいしい、エレンにも食べさせたい。

---------------------------
ジャンの精鋭で魔人化しなかった者と島からの脱出を図る
彼女のもう一つの能力がわかった、透明になれる力、これはすごい!これなら彼女だけでも逃がすことができるだろう。
---------------------------
フランシス・ロロの船を見つけた、沈まない船はロロが死んだときに消滅するからこの船は沈む船だ
水魔法でこの島を脱出しよう

シンシアの能力が分かった、動物と話す能力で鳥たちが魔物の位置を教えてくれる
願わくば魔王がそばにいないことを願う

--------------------------
 
船を出そうとしたらジャンの精鋭の魔人が現れた・・我々の場所を知られた、私は船に魔法を仕掛ける 船は気配を消して航海し、やがて私の島へと着くはずだ、時間はかかるだろう、食料を産みだせるシンシアがいれば、大丈夫だろうか・・・大丈夫と信じよう。
ジャンの精鋭で、残った女兵士クレアとミラを船に同乗してもらう、残った我らが、デスバイネを足止めする
残念だが私の力ではデスバイネには敵わない、しかし私はこの子と残った人間を見捨てることはできない

なに、一度死んだ身だ変わりはすぐに来るさ
エレン楽しい第2人生をありがとう 
エレンよ愛しておる、天国で共に生きよう

交代者よ後を頼む 

------------------------------

ここが手帳の最後だった。
この本はグラスさんの手帳であった・・・ 
守護者の名前は、前世の偉人の名前がちらほらある。
オダ・ノブナガってやっぱりあの人だろう・・・王になる守護者が多いが王になる事は配下を持つということ
デスアーガに負けると配下は魔人となり、配下でない領民は殺されるという事か・・・
俺が守護になってから、まで来ていたベロニカの交易船が来ていないそうだ
グラスさんがいないから来ないというより世界情勢が動いている、
どこの国にも属さないこの島に寄る余力がないのであろう、増しては守護者はペーペーだ

他の守護者を見る限る俺の数十倍の能力を持っているだろう、俺ってチートって思っていたのが恥ずかしいくらいだ・・・
死なない騎士なんて思いつきもしなかった
フランシス・ロロも配下を持たないというのは魔王対策だったのかもしれない 息子すら殺して死兵にするのは恐ろしいが・・
結局彼も魔王に殺されたという事か・・・

無事ならこの町に船が来て中には守護者がいるという事だろうか・・・

無事ならば・・・
しおりを挟む
感想 62

あなたにおすすめの小説

クラス転移で神様に?

空見 大
ファンタジー
空想の中で自由を謳歌していた少年、晴人は、ある日突然現実と夢の境界を越えたような事態に巻き込まれる。 目覚めると彼は真っ白な空間にいた。 動揺するクラスメイト達、状況を掴めない彼の前に現れたのは「神」を名乗る怪しげな存在。彼はいままさにこのクラス全員が異世界へと送り込まれていると告げる。 神は異世界で生き抜く力を身に付けるため、自分に合った能力を自らの手で選び取れと告げる。クラスメイトが興奮と恐怖の狭間で動き出す中、自分の能力欄に違和感を覚えた晴人は手が進むままに動かすと他の者にはない力が自分の能力獲得欄にある事に気がついた。 龍神、邪神、魔神、妖精神、鍛治神、盗神。 六つの神の称号を手に入れ有頂天になる晴人だったが、クラスメイト達が続々と異世界に向かう中ただ一人取り残される。 神と二人っきりでなんとも言えない感覚を味わっていると、突如として鳴り響いた警告音と共に異世界に転生するという不穏な言葉を耳にする。 気が付けばクラスメイト達が転移してくる10年前の世界に転生した彼は、名前をエルピスに変え異世界で生きていくことになる──これは、夢見る少年が家族と運命の為に戦う物語。

チートを極めた空間魔術師 ~空間魔法でチートライフ~

てばくん
ファンタジー
ひょんなことから神様の部屋へと呼び出された新海 勇人(しんかい はやと)。 そこで空間魔法のロマンに惹かれて雑魚職の空間魔術師となる。 転生間際に盗んだ神の本と、神からの経験値チートで魔力オバケになる。 そんな冴えない主人公のお話。 -お気に入り登録、感想お願いします!!全てモチベーションになります-

勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス

R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。 そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。 最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。 そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。 ※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第三章フェレスト王国エルフ編

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる

十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する

美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」 御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。 ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。 ✳︎不定期更新です。 21/12/17 1巻発売! 22/05/25 2巻発売! コミカライズ決定! 20/11/19 HOTランキング1位 ありがとうございます!

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います

霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。 得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。 しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。 傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。 基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。 が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

半分異世界

月野槐樹
ファンタジー
関東圏で学生が行方不明になる事件が次々にしていた。それは異世界召還によるものだった。 ネットでも「神隠しか」「異世界召還か」と噂が飛び交うのを見て、異世界に思いを馳せる少年、圭。 いつか異世界に行った時の為にとせっせと準備をして「異世界ガイドノート」なるものまで作成していた圭。従兄弟の瑛太はそんな圭の様子をちょっと心配しながらも充実した学生生活を送っていた。 そんなある日、ついに異世界の扉が彼らの前に開かれた。 「異世界ガイドノート」と一緒に旅する異世界

処理中です...