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中年柔道家、再始動
おっさん、コンビニ弁当を買いに行く
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ふ~ 今日は早く仕事が終わった、娘の迎えがあるので早く帰らないといけない
手のあいた真壁を加えて3人で昨日の引越し先への搬入だ。
俺とカクさんと真壁でやれば早く終わる
真壁は元柔道家、推薦で大学までいったが、怪我で柔道を断念、そのまま大学も中退・・・
日本のスポーツ推薦システムも考えものだな・・・スポーツ推薦で進学した奴は
勉強が疎かで、そのスポーツが出来なくなれば学業についていけない学生の未来は暗い。
まあ、勉強を疎かにした真壁が悪いんだ、それは仕方ない。
家に帰ると誰もいない・・・・あ、息子の応援で帰りにどこかで食べてくるといってたな・・・
俺の飯どうするかな・・・コンビニでも行くか
テンローン♪
携帯のライン通知がなる。妻からだ
*****************************************
和ちゃんの祝勝会で遅くなるよ~*
ご飯どこかで食べてきてね*
*和は試合で勝ったみたいだな・・・
おめでとうと言っておいてくれ
自分で言いなさいよ*
*それもそうだな
カクさんの奥さんと美奈ちゃんも一緒だよ*
*****************************************
楽しそうな祝勝会の写真が添えられていた。
カクさんも、寂しい夜飯だな・・・・
テンローン♪
またラインだ
*****************************************
バイト終わった*
駅に迎え来てほしいな*
*ああ、ママと和成がいないから何処かで晩飯くうべ
うーん、あまりお腹減ってない*
*そっか・じゃ迎えに行くよ
*****************************************
今度は娘の紗奈からだ、コンビニでバイトしてるが毎回迎えに行く親には時給が出ないのも、親の宿命か・・・
まあいい社会勉強になるだろう・・来年は受験生か・・今のうちにバイトやら青春やら過ごしてくれればいい。
彼氏は作ってほしくないがな・・・
さて沙奈を迎えに行くか・・帰りにコンビニ寄ろう・・・
コンビニにバイトに行った娘を迎えに行って、帰りにコンビニに寄る・・おかしなもんだ・・・
駅の喫茶店で沙奈が待っていた・・お決まりの場所だ・・・
お決まりのように俺が会計を払って車に向かう。
沙奈「和成、勝ったみたいだね、あいつ進路どうすんだろ・・推薦来てたよね」
「和成が決めればいいよ、父さんは何処に行っても和成は和成だ」
沙奈「相変わらず、パパはその辺、気にしないよね」
「そおかあ?気にはなってるぞ・・・でも俺が決める事ではない」
沙奈「ふーん」
ピピ
車のカギを開ける
「帰りコンビニ寄るから」
沙奈「いいよ」
車を走らせる
「沙奈は来年受験だろ?どこ受けるんだ?」
沙奈「迷ってるんだ・・・専門学校と大学」
「そっか・・・イラストやりたいのか?」
沙奈「うん・・・専門学校の方がいいのか、芸大の方がいいのか」
「芸大って難しくないのか?」
沙奈「そ~なのよ、だから迷ってるんだ・・」
「難しいからって、簡単なそんもん学校か?」
沙奈「だって、落ちたら嫌じゃん・・」
「父さんは、逃げては欲しくないな・・・頑張ってみろよ」
沙奈「うーん、もう少し考える」
「ああ、よく考えろ、お前の進路だ」
娘も難しい時期だ・・・なにせ俺は中卒だからな・・・・
進路の事で、偉そうなこと言っても説得力がない。
コンビニが見えてきた、弁当でも買うか・・・・
手のあいた真壁を加えて3人で昨日の引越し先への搬入だ。
俺とカクさんと真壁でやれば早く終わる
真壁は元柔道家、推薦で大学までいったが、怪我で柔道を断念、そのまま大学も中退・・・
日本のスポーツ推薦システムも考えものだな・・・スポーツ推薦で進学した奴は
勉強が疎かで、そのスポーツが出来なくなれば学業についていけない学生の未来は暗い。
まあ、勉強を疎かにした真壁が悪いんだ、それは仕方ない。
家に帰ると誰もいない・・・・あ、息子の応援で帰りにどこかで食べてくるといってたな・・・
俺の飯どうするかな・・・コンビニでも行くか
テンローン♪
携帯のライン通知がなる。妻からだ
*****************************************
和ちゃんの祝勝会で遅くなるよ~*
ご飯どこかで食べてきてね*
*和は試合で勝ったみたいだな・・・
おめでとうと言っておいてくれ
自分で言いなさいよ*
*それもそうだな
カクさんの奥さんと美奈ちゃんも一緒だよ*
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楽しそうな祝勝会の写真が添えられていた。
カクさんも、寂しい夜飯だな・・・・
テンローン♪
またラインだ
*****************************************
バイト終わった*
駅に迎え来てほしいな*
*ああ、ママと和成がいないから何処かで晩飯くうべ
うーん、あまりお腹減ってない*
*そっか・じゃ迎えに行くよ
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今度は娘の紗奈からだ、コンビニでバイトしてるが毎回迎えに行く親には時給が出ないのも、親の宿命か・・・
まあいい社会勉強になるだろう・・来年は受験生か・・今のうちにバイトやら青春やら過ごしてくれればいい。
彼氏は作ってほしくないがな・・・
さて沙奈を迎えに行くか・・帰りにコンビニ寄ろう・・・
コンビニにバイトに行った娘を迎えに行って、帰りにコンビニに寄る・・おかしなもんだ・・・
駅の喫茶店で沙奈が待っていた・・お決まりの場所だ・・・
お決まりのように俺が会計を払って車に向かう。
沙奈「和成、勝ったみたいだね、あいつ進路どうすんだろ・・推薦来てたよね」
「和成が決めればいいよ、父さんは何処に行っても和成は和成だ」
沙奈「相変わらず、パパはその辺、気にしないよね」
「そおかあ?気にはなってるぞ・・・でも俺が決める事ではない」
沙奈「ふーん」
ピピ
車のカギを開ける
「帰りコンビニ寄るから」
沙奈「いいよ」
車を走らせる
「沙奈は来年受験だろ?どこ受けるんだ?」
沙奈「迷ってるんだ・・・専門学校と大学」
「そっか・・・イラストやりたいのか?」
沙奈「うん・・・専門学校の方がいいのか、芸大の方がいいのか」
「芸大って難しくないのか?」
沙奈「そ~なのよ、だから迷ってるんだ・・」
「難しいからって、簡単なそんもん学校か?」
沙奈「だって、落ちたら嫌じゃん・・」
「父さんは、逃げては欲しくないな・・・頑張ってみろよ」
沙奈「うーん、もう少し考える」
「ああ、よく考えろ、お前の進路だ」
娘も難しい時期だ・・・なにせ俺は中卒だからな・・・・
進路の事で、偉そうなこと言っても説得力がない。
コンビニが見えてきた、弁当でも買うか・・・・
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