AIと人間の争いの最中に転生！？

ミッション2.状況を把握し、整理しろ

人類幹部と自己紹介

起床し、集合予定の会議室へと向かう。
「おっ、君が新入りの？よろしくね！
僕はフェイって言うんだ。」
見た所幼い。所謂ショタというやつだろうか？軍服は白で、赤のラインが入っている。持っているのは…二丁拳銃？
「よろしくお願いします。」
「そういえばレストとレイはどこに…？」
「おじいちゃんならまだ起きてないよ。
お姉ちゃんは今部屋から出てくる頃じゃ
ないかな？」
おそらくおじいちゃんがレストのことで、
お姉ちゃんはレイのことだろう。
「そうか、ありがとう」
「あら？君達、もう起きていたのね？ちょっと待ってて、レスト叩き起こしてくるから」
そう言うのはレイだ。その後レイはレストの部屋に向かっていった。
「………おはよう」
「あ、おはよう！」
誰かは分からないがとりあえず挨拶する。
「おはようございます」
見た目は地味なタイプだが、レスト達と同じな強者のオーラが隠しきれていない。
白を基調とした軍服に緑のラインが入っている。
「まったく、もう少し寝させてくれても良いじゃろうに」
「ダメです。ジスに色々と説明する予定でしたよね？」
「改めておはようございます。レスト、フェイ、ソウア、そしてジス」
なるほど、地味な人の名前はソウアか。
……地味な人って失礼だな、後でどう印象付けるか考えないと。…ってあれ？もう1人は？
「もう1人はどこに？」
思わず口に出した。
「よく知ってるわね。こちら側につい最近来たばかりなのに。…もしかしてスパイ？」
レストが割に入る。
「レイ、落ち着けそれは後だ」
レイも落ち着いた。
「ただの脅しのつもりだったんですが….
とにかくレストはなんでも信用しやすいので、私たちが警戒心を強めないと…」
「ちなみにもう1人は今特殊任務を行なっています。もうしばらくは帰ってこないでしょう」
全員と顔合わせしたかったが、まあ仕方ない。
「それじゃあレストから順に自己紹介をします。リスト→私→フェイ→ソウア
の順です。」
リストが前に出てくる。
「儂はリストだ。使うのはショットガン。
能力は虎砲こほうと身体修復だ。」
続いてレイが前に出てくる。
「私はレイ。一応この5人のリーダー的立ち位置よ。使うのはサブマシンガン。能力
は水鷹みずたかと身体強化(中、常時発動)よ。」
続いてフェイが前に出る。
「僕はフェイ。使うのは二丁拳銃。
能力は火鮫ひざめと隠密(大、常時発動)だよ！」
最後にソウアが出てくる。
「わ…私はソウア…です。
能力は…樹兎じゅとと回復(大)…です」
続いてレイが話す。
「それじゃジスも自己紹介してね」
「俺はジスだ。使うのはピストル。
能力は模倣と身体強化(小、常時発動)です。」
『模倣』という単語を聞いた瞬間、会議室は静まり返った。