364 / 377
最終部:タワー・オブ・バベル
その385 到達
しおりを挟む
<バベルの塔:99階>
――お父さんとお母さんは消えた。
お母さんは元々死んでいたし、お父さんもアンデッドだ。こういう時が来ることも頭ではわかっていたけど、ぽっかりと胸に穴が開いたような虚無感が去来する。
だけど――
「わんわん!」
「きゅきゅん!」
「きゅふん」
「がう!」
「ルーナ、落ち着いたか?」
私にはまだ、大事な人達が居る。ここでふさぎ込んでいる暇は無い。ひとしきり泣いた私は、顔を上げてレイドさんへ話す。
「……うん。ありがとうレイドさん。時間がないのに……」
「気にすることは無いさ。両親の最後、立ちあえて良かったな」
そう言って笑うレイドさんに、私は泣き笑いの顔で頷く。そう、どこか知らないところでいつの間にか消えてしまうより、死んだはずのお母さんと話すことができ、お父さんを看取ることができたのは、恐らく幸せなのだ。
涙を拭いて立ち上がると、それまで黙っていたアイリが私の元へ来て肩を支えてくれた。
「お疲れ様、ルーナ。というかそれしか言えなくてごめんね……」
「ありがとう、アイリ。そう言ってくれるだけでも嬉しいよ」
「……済まないな、父さんのせいで……」
ノゾムも申し訳なさそうに口を開くので、私は首を振って答える。
「いいわよ。あなた達だって今から育ての親と対峙するんだもの」
「僕達のことは気にしなくていいよ、ありがたいけどね。父さんは必ず後悔させて止める。それが子供として親にしてやれることだろう?」
好きだったであろうフレーレを殺されたユウリは銃の調子と、ナイフを確かめながら目の前を過ぎていく。続いて女神姉妹もそれについていきながら喋る。
『ルーナ、君には色々と借りを作ったからね。おかげで殆ど力を使わずにここまでこれた……ラストバトルは、ボク達に任せてくれていい。両親の魂もなるべくいい方向にしてあげるよ』
『ズィクタトリアを取り込んだ神裂がどれくらい力を使えるかわからないけど、妹ちゃんと一緒なら力負けはしないはずだしね。……さて、いよいよかしら?』
アルモニアさんが槍をトン、と地面に立てると、風景が歪みいつもの何もない空間へと変貌を遂げた。中央に一本柱があり、そこに扉がある。
「わん……!」
「がう」
シルバとレジナが近づいて鼻を鳴らすが、特に罠はないようで、尻尾を振って私達を呼ぶ。扉に近づくと、ノゾムがポツリと呟いた。
「……エレベーターか」
「えれべーたー?」
私が首を傾げて尋ねると、ユウリは扉の横にあるボタンを操作しながら答えてくれた。
「これは階段よりも速く上に行ける、僕達の世界にあった人を運ぶ箱さ。罠っぽいけど、これを使うしか方法は無さそうだし、行くしかないね」
「へえ……」
話を聞いてもピンとこないので、生返事をしていると『チン』という音と共に扉が開いた。確かに箱っぽいな、と思っていると、レイドさんが最初に乗り込む。
「大丈夫そうだな。さ、行こう」
全員が頷き、えれべーたーへ乗り込むと、扉は自動的に閉じ、直後に浮遊感を感じる。
「な、何かふわふわするわね……」
「きゅきゅーん」
抱っこをせがむシロップを抱き上げると、同じくせがんでいたラズベをアイリが抱っこする。扉が開けばいよいよ最後……フレーレ、みんな、もうすぐよ……!
◆ ◇ ◆
ルーナ達がエレベーターへ乗り込んだ後、フードを被った三人組がエレベーターの前で会話をしていた。
「……こいつを操作していたか?」
「そうですね。その上の矢印を押すのでしょう」
「相互行き来する乗り物、ってところかしら? ルーナ達が到着した後、箱が戻ってくる仕掛け?」
「恐らく。しかし、これではタイムラグができてしまいますな……」
「汚ねぇ野郎だから、追撃が無いようにそれを狙っているのかもしれねぇな。まあいい、ルーナが倒していればそれはそれだ。まだ生きていたらたたき斬る。それでいいだろ?」
「あなたはまだ若い。刺し違えようだなんて考えたらダメよ? 待っている人もいるんでしょう」
「……気にすんな、今更だ」
三人の人物は、そんな話をしながらエレベーターが戻ってくるのを待つのだった。
◆ ◇ ◆
――どれくらい経っただろうか? 狭い箱の中で動いているのかわからない不安の中で、みんな無言でその時を待っていた。
私はそういえばと、剣と鎧、そしてサークレットを触りぽつりと呟いた。
「……そういえば、リリーにバス、カームさんは返ってこなかったわね……」
<……うむ。わらわもここへ至るまでそれなりに時間がかかった。カームかリリーはそろそろ戻ってくる可能性は高いが、バステトは間に合わないかもしれんのう……>
『大丈夫。さっきも言ったけど、ボク達で何とかするよ。全力で行けばすぐさ』
<ぴー。大丈夫かしら……>
<まあ、主がそう言ってるなら信じるしかないだろう? こう、サッと呼び戻したりはできないのかい?>
アネモネさんがエクソリアさんに尋ねると、首を振って肩を竦める。
『ここじゃ無理だね。だから――』
ガクン……
「お……?」
エクソリアさんが話を続けようとしたところで、箱が一瞬揺れ、またも『チン』という音がして扉が開いた。ここじゃ無理、って言ってたような気がするけど、別の場所ならできるのだろうか?
問いただしてみたいと思ったけど、扉が開いた瞬間、その思考は中断させられた。
踏み入れた部屋はとても眩しく、広かった。赤い絨毯が敷き詰められ、天井には照明は見たこともない、貴族が好きそうな豪華なものだった。窓の外は暗く、月明かりが差し込んでいるところを見ると、どうやら夜らしい。
幻想的なその部屋は、まるでお話に出てくるお城の舞踏会のような場所だな、と直感的に思った。
「……来たぞ、父さん! 姿を見せろ」
ノゾムが叫ぶが、シン……と、返事はなかった。仕方なく前へ進み警戒を強める。
「わふん……」
「ふかふかね……」
絨毯は歩きづらいのか、シルバが不満そうな声を上げていた。周囲を見るが、階段もない。だが、神裂の姿も無かった。そこで、レイドさんが剣を振ってから叫んだ。
「神裂ぃ! 今更かくれんぼか? 出てこい、みんなの無念を晴らすためにな!」
そして、部屋の中央あたりへ辿り着いた時、ついに――
『……ようこそ、バベルの塔の最上階へ! そんなに俺に会いたかったのかあ? ぎゃはははは! さあ、ショータイムだ!』
パチン、と指を鳴らす音が聞こえ、次の瞬間、天井が開き、そこから玉座が降りてくる。
そこにはもちろん――
「神裂……!」
不敵な笑みを浮かべて座る、神裂が、居た!
――お父さんとお母さんは消えた。
お母さんは元々死んでいたし、お父さんもアンデッドだ。こういう時が来ることも頭ではわかっていたけど、ぽっかりと胸に穴が開いたような虚無感が去来する。
だけど――
「わんわん!」
「きゅきゅん!」
「きゅふん」
「がう!」
「ルーナ、落ち着いたか?」
私にはまだ、大事な人達が居る。ここでふさぎ込んでいる暇は無い。ひとしきり泣いた私は、顔を上げてレイドさんへ話す。
「……うん。ありがとうレイドさん。時間がないのに……」
「気にすることは無いさ。両親の最後、立ちあえて良かったな」
そう言って笑うレイドさんに、私は泣き笑いの顔で頷く。そう、どこか知らないところでいつの間にか消えてしまうより、死んだはずのお母さんと話すことができ、お父さんを看取ることができたのは、恐らく幸せなのだ。
涙を拭いて立ち上がると、それまで黙っていたアイリが私の元へ来て肩を支えてくれた。
「お疲れ様、ルーナ。というかそれしか言えなくてごめんね……」
「ありがとう、アイリ。そう言ってくれるだけでも嬉しいよ」
「……済まないな、父さんのせいで……」
ノゾムも申し訳なさそうに口を開くので、私は首を振って答える。
「いいわよ。あなた達だって今から育ての親と対峙するんだもの」
「僕達のことは気にしなくていいよ、ありがたいけどね。父さんは必ず後悔させて止める。それが子供として親にしてやれることだろう?」
好きだったであろうフレーレを殺されたユウリは銃の調子と、ナイフを確かめながら目の前を過ぎていく。続いて女神姉妹もそれについていきながら喋る。
『ルーナ、君には色々と借りを作ったからね。おかげで殆ど力を使わずにここまでこれた……ラストバトルは、ボク達に任せてくれていい。両親の魂もなるべくいい方向にしてあげるよ』
『ズィクタトリアを取り込んだ神裂がどれくらい力を使えるかわからないけど、妹ちゃんと一緒なら力負けはしないはずだしね。……さて、いよいよかしら?』
アルモニアさんが槍をトン、と地面に立てると、風景が歪みいつもの何もない空間へと変貌を遂げた。中央に一本柱があり、そこに扉がある。
「わん……!」
「がう」
シルバとレジナが近づいて鼻を鳴らすが、特に罠はないようで、尻尾を振って私達を呼ぶ。扉に近づくと、ノゾムがポツリと呟いた。
「……エレベーターか」
「えれべーたー?」
私が首を傾げて尋ねると、ユウリは扉の横にあるボタンを操作しながら答えてくれた。
「これは階段よりも速く上に行ける、僕達の世界にあった人を運ぶ箱さ。罠っぽいけど、これを使うしか方法は無さそうだし、行くしかないね」
「へえ……」
話を聞いてもピンとこないので、生返事をしていると『チン』という音と共に扉が開いた。確かに箱っぽいな、と思っていると、レイドさんが最初に乗り込む。
「大丈夫そうだな。さ、行こう」
全員が頷き、えれべーたーへ乗り込むと、扉は自動的に閉じ、直後に浮遊感を感じる。
「な、何かふわふわするわね……」
「きゅきゅーん」
抱っこをせがむシロップを抱き上げると、同じくせがんでいたラズベをアイリが抱っこする。扉が開けばいよいよ最後……フレーレ、みんな、もうすぐよ……!
◆ ◇ ◆
ルーナ達がエレベーターへ乗り込んだ後、フードを被った三人組がエレベーターの前で会話をしていた。
「……こいつを操作していたか?」
「そうですね。その上の矢印を押すのでしょう」
「相互行き来する乗り物、ってところかしら? ルーナ達が到着した後、箱が戻ってくる仕掛け?」
「恐らく。しかし、これではタイムラグができてしまいますな……」
「汚ねぇ野郎だから、追撃が無いようにそれを狙っているのかもしれねぇな。まあいい、ルーナが倒していればそれはそれだ。まだ生きていたらたたき斬る。それでいいだろ?」
「あなたはまだ若い。刺し違えようだなんて考えたらダメよ? 待っている人もいるんでしょう」
「……気にすんな、今更だ」
三人の人物は、そんな話をしながらエレベーターが戻ってくるのを待つのだった。
◆ ◇ ◆
――どれくらい経っただろうか? 狭い箱の中で動いているのかわからない不安の中で、みんな無言でその時を待っていた。
私はそういえばと、剣と鎧、そしてサークレットを触りぽつりと呟いた。
「……そういえば、リリーにバス、カームさんは返ってこなかったわね……」
<……うむ。わらわもここへ至るまでそれなりに時間がかかった。カームかリリーはそろそろ戻ってくる可能性は高いが、バステトは間に合わないかもしれんのう……>
『大丈夫。さっきも言ったけど、ボク達で何とかするよ。全力で行けばすぐさ』
<ぴー。大丈夫かしら……>
<まあ、主がそう言ってるなら信じるしかないだろう? こう、サッと呼び戻したりはできないのかい?>
アネモネさんがエクソリアさんに尋ねると、首を振って肩を竦める。
『ここじゃ無理だね。だから――』
ガクン……
「お……?」
エクソリアさんが話を続けようとしたところで、箱が一瞬揺れ、またも『チン』という音がして扉が開いた。ここじゃ無理、って言ってたような気がするけど、別の場所ならできるのだろうか?
問いただしてみたいと思ったけど、扉が開いた瞬間、その思考は中断させられた。
踏み入れた部屋はとても眩しく、広かった。赤い絨毯が敷き詰められ、天井には照明は見たこともない、貴族が好きそうな豪華なものだった。窓の外は暗く、月明かりが差し込んでいるところを見ると、どうやら夜らしい。
幻想的なその部屋は、まるでお話に出てくるお城の舞踏会のような場所だな、と直感的に思った。
「……来たぞ、父さん! 姿を見せろ」
ノゾムが叫ぶが、シン……と、返事はなかった。仕方なく前へ進み警戒を強める。
「わふん……」
「ふかふかね……」
絨毯は歩きづらいのか、シルバが不満そうな声を上げていた。周囲を見るが、階段もない。だが、神裂の姿も無かった。そこで、レイドさんが剣を振ってから叫んだ。
「神裂ぃ! 今更かくれんぼか? 出てこい、みんなの無念を晴らすためにな!」
そして、部屋の中央あたりへ辿り着いた時、ついに――
『……ようこそ、バベルの塔の最上階へ! そんなに俺に会いたかったのかあ? ぎゃはははは! さあ、ショータイムだ!』
パチン、と指を鳴らす音が聞こえ、次の瞬間、天井が開き、そこから玉座が降りてくる。
そこにはもちろん――
「神裂……!」
不敵な笑みを浮かべて座る、神裂が、居た!
0
お気に入りに追加
4,221
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!

はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。

異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。