パーティを追い出されましたがむしろ好都合です!

八神 凪

文字の大きさ
上 下
164 / 377
最終部:タワー・オブ・バベル

その185 変貌

しおりを挟む
 

 エクソリアさんの(勝手に作った)実験室に招かれ、私達は水槽に浸かった守護獣達を前に集まっていた。この時点でもフォルサさんはまだ目を覚ましておらず、フレーレはここに来なかった。

 『とりあえず調整は終わったよ。神裂の魔物に対抗しうるだけの力を分け与えたから、このまま戦っても力負けはしないと思うよ。それじゃ目覚めさせるよ、カチッと……』

 「きゃあ!?」

 バリバリバリ! と、雷がそれぞれの水槽を光らせる。

 <に”ゃぁぁぁぁ!?>

 <何ごとじゃぁぁぁ!?>

 <し、痺れ……!?>

 <……>

 中に居たチェイシャ達が一斉に目を覚ますが、どうやら雷が強すぎるらしく全員が感電していた。エクソリアさんが再びボタンを押すと、みんながプカリと浮いていた。

 『……間違えたかな? ま、まあ大丈夫だろう!』

 私達が訝しげな目を向けていると、そそくさとしながら水槽からチェイシャ達を出す。ぺちぺちと叩いたり、レジナ達が舐めていたりしているとようやく目を覚ました。

 「良かった、息を吹き返したわ!」

 <……ふう……シャールが手を振っているのが見えたわい……>

 <アルモニア様を復活させるのに死に掛けて、また死に掛けるとか勘弁して欲しいにゃ……何がどう変わったにゃ?>

 『それを今から説明するよ、とりあえず一旦庭へ行こうか』



 ---------------------------------------------------


 <ぴー……何で庭に魔物が?>

 <すごいねこれは、魔物が争ってないよ>

 「さっき話した神裂の魔物が外をうろついているから

 <ま、あいつらも危機を悟っているのかもしれんな。さて、そろそろ説明をお願いできるか?>

 『カームは真面目だねぇ。はいはい、端的に言って君たちを改造しなおした。ただ、ボクも天界に居るわけでもないし、完全に力が戻っているわけでもない。なのでそれ相応の分だけだね』

 <それは大丈夫なのかい? アタイ達も戦えないと意味は無いと思うけど>

 『それは見てから判断してくれ』

 <わ、これは……!?>

 エクソリアさんがパチンと指を鳴らすと、チェイシャ達の姿が大きくなっていった!?

 <おおおお!?>

 『どうだい、最初の頃より小さいけど戦うには十分だろう? そして弱点だった宝石は全て体内へ変えた。簡単にやられることはないよ』

 「わぉーん♪」「きゅんきゅん!」「きゃん!」

 シルバ、シロップ、子狼が多くなったチェイシャの尻尾へ突っ込んだ。あれだけ大きければ触り心地もいいと思う。後で触ろう……。

 <なるほど、これは悪くないにゃ! 体が軽いにゃー♪>

 <ぴ。血は蘇生効果が無いみたいね。だからみんな……死んじゃだめよ……?>

 <うん、これなら力負けはしないかな? ちょっとあそこに居る熊と戦ってくるよー>

 体の感触を確かめている守護獣達、そんな中、一際大きいファウダーがぐっと屈むと次の瞬間デッドリーベアを吹き飛ばしていた!


 「え……!? ファ、ファウダー!?」

 「ほう、いいではないか。俺も混ぜろ」

  するとカームさんも気をよくしたのか、突っ込んでいき、暴れ始めた。

 「行くなら外の魔物を相手にしなさい!」

 ママに怒鳴られ、しぶしぶ塀を乗り越えて戦いに行ってしまった二人。吹き飛ばされたデッドリーベアがポカンとしていたが、ドタドタと後を追って外に出て行った。


 <アタイもまあまあだろ?>

 <白さでは負けませんぴょん!?>

 アネモネさんは完全な白い大蛇で、リリーはウサギ……いや、ちょっと大きいけど……あれは餌にしか……。

 <これなら本領発揮できるにゃ>

 「バステトは二足歩行するのね? なんだろう、獣人って感じがするわね。最近出てきたトカゲ男みたいな」

 <一緒にして欲しくないにゃ!?>

 とからかってはいるが、何となく美人に見えなくも無い。そしてレイピアのような剣を腰に下げている。そういえば唯一人型をしているわねー。

 和気藹々としていると、パパがエクソリアさんに近づいて質問をしていた。なんだか少し疲れているような気がする。

 「ま、まあよく分かったよ。で、戦えるんだな?」

 『ああ、期待してくれていい。ボクも女神だ、魔物を作るのは神裂だけの芸じゃない……それに一応、七人には保険もかけてある。良いか悪いかは……ともかくこれで準備は整った。すぐにでも出発しよう』

 「フォルサさんが全然目を覚まさないですけど……もう三ヶ月……そろそろ行動をしないとですね」

 三ヶ月レベリングをしたのもあるけど、フォルサさんが目を覚ますのを待っているという理由もあった。だけど、結局一度も目を覚ます事はなく、フレーレが毎日看病をしていたのだ。

 『死んではいないんだけどね。私が言うのもなんだけど、引き剥がすのに相当負荷がかかったみたいね』

 「あの人、知識と実力はかなりあるからできれば一緒に行きたかったわね」

 鍛えたら恐らく神裂との戦いはもっと楽になるとママが言う。女神様達を除けばほぼパパより強いかもしれない、と。

 「それじゃ、出発は明日の早朝。各自、装備と道具、食料の確認は怠るなよ。馬車は幌つき二台を借りたから、雨風もしのげるし荷物も乗る」

 <馬を使うか? わらわ達が引いてもかまわんが>

 「馬を使う。お前達は体力を温存しておいてくれ、それと小さい姿なら馬車の負担も減るしな」

 <分かった。見張りは任せておくのじゃ!>

 「わん!」「きゅきゅん♪」「きゃうんー!」

 
 予定が決まり、夕食もそこそこに私達は部屋で準備を進めた。夕食を豪華にしようという案もあったんだけど、「最後みたいで嫌じゃない? 帰ってからご馳走の方がいいわよ」とママに言われたので、普通のビーフシチューを作った。

 で、準備中なんだけど、私の装備は女神のアイテムで決定。剣も盾もあるし、何より強い。隻眼ベアーガントレットはそのままだけど、胸当ては鎧を失くしたカルエラートさんに譲った。胸が窮屈だ、と言っていたのを私は忘れない。

 「レジナ達、こっちへおいで」

 「わう」

 私は狼達を呼んで、首にもう一度スカーフをつける。色もそのままだけど、今度は魔法布で作っているため破れにくいし、少し防御を高める効果が付与されているみたい。

 蒼希のおみやげでフレーレが買ってきてくれたのを、みんなにつけてあげると、嬉しそうに鳴き、私の身体に擦り寄ってきた。

 「きゅふん!」

 すると、野良狼が自分もと鼻を鳴らす。

 「あなたの色は無いわね……うーん、余ってるしシルバと一緒でいい?」

 「きゅふぅん♪」

 いいらしい。というか、シルバと仲がいいから男の子かと思ったら女の子だったのよね。ちょうどシルバとシロップの中間の大きさなのだ。

 「あんた達も頑張ってたし、今度は置き去りにはしない。その代わり、生きて帰るわよ?」


 「わぉぉぉぉん!」

 「わぉ~ん!」 「きゅきゅ~ん!」「きゅふふ~ん!」

 決意に呼応するように狼達が遠吠えをする。やがて落ち着いたレジナ達は私と一緒にベッドへと潜り込んだ。

 「尻尾……ふさふさになってる……」

 「わう!」

 レジナの尻尾を枕にして私は眠りについた。あ、名前……決めてなかった……。





 ---------------------------------------------------

 


 翌朝、ガチャガチャと魔法カバンや装備を鳴らしながら朝食を食べていると、フレーレが慌てて駆け込んできた。

 「フォルサさんが目を覚ましました!」

 

 私達が部屋へ行くと、フォルサさんが上半身を起こして待っていた。全員揃ったところで口を開いた。


 「……話はフレーレから聞いたわ。一難さってまた一難とはこのことね」

 『面目ないわね、ズィクタトリアに操られていたと思ったら神裂とかいうのに取って代わられるなんて女神失格だわ』

 「それで、今日発つのね?」

 「はい。フォルサさんはここに残ってください。外の魔物は一人では手に負えないくらい強いです。そしてすでに三ヶ月経っていますから、フォルサさんが強くなるのを待っている余裕は……ありません」

 私がそう告げると、フォルサさんは笑って私とフレーレにいう。

 「そうね……どちらにせよ私はもう長くないわ」

 「そんな……!? フォルサさん!」

 フレーレがフォルサさんを抱きしめると、話しを続ける。

 「自分の身体の事は自分がよく分かっているわ。力を使いすぎたのね……回復魔法もダメ、恐らく寺院での蘇生もできないでしょうね。歳もとってるし……」

 何とも答えにくい話しをするのは私達を安心させるためなのか判断がつかない……そうしているとフォルサさんが咳き込み、血を吐いた。

 「ふう……もうダメみたい……フレーレ、みんな。短い間だったけど、楽しかったわ……あの親友を亡くして以来、久しぶりの充実感……フレーレをよろしく頼むわ……」

 「いやですよ! もっと色々教えてください! ねえ!」

 フォルサさんは首を振ってフレーレの髪を撫でながら微笑んだ。

 「キレイな髪……母親そっくりね……」

 「え? それって……」

 フレーレが顔をあげると、フォルサさんが苦しみ出した。

 「うう……げほ……み、みんな……し、死なないようにね……神裂を倒せるのを祈ってい、る、わ……」

 ガクリとなってフォルサさんは動かなくなった。脈を取ったフレーレが泣きながら首を振って本当に死んでしまったと告げる。

 「……殺しても死なない人だと思ったけどな……」

 「ルーナを助けてくれて、ありがとう……帰ったらきちんと埋葬するから」

 パパとママが遺体を前に呟いた。

 埋葬しようとしたが、帰ってから報告したいとフレーレが言うので、セイラやチェーリカを寝かせていたあのベッドへ遺体を移し、保管した。これなら腐敗する事はないとお父さんが言う。

 「これでいい。では行こう」

 そして私達は魔王城を後にする。アルモニアさんはこういうときに何も出来ないと悔しがっていた。女神といえど万能ではないらしく、魂を扱う女神は、現地人の蘇生はできないらしい。

 やがて馬車が走り出し、小さくなる魔王城。目指すはバベルの塔、世界の中心。

 神裂、あんたは私達が倒す!










 ---------------------------------------------------







 <魔王城・地下>



 「……」

 ルーナ達が魔王城を離れて半日。

 パチっと、寝かされていたフォルサの眼が開く。


 「どっこいしょっと……死んだフリも楽じゃないわねえ。脈を止めるのにレジナ達のボールを挟んでおいたけどうまくいったわ。フレーレだからってのもあるかもしれないけど」

 独り言を言いながらベッドから降り、着替えて外へと向かうフォルサ。目指すは……城の外の魔物。



 「神裂が何も企まないとも思えないし、正攻法だけで勝てるとも思えない。こっそり後をつける人は必要よね」


 グルルルル……


 「一人で勝てない、か。面白いわね、ちょっと本気で遊ばせてもらおうかしら?」

 大型の猿のような魔物を前にして、フォルサはそんなことを呟き、その手にはいつの間にか、真っ黒の水晶がついたロッドが握られていた。
しおりを挟む
感想 1,620

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~

緋色優希
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。

間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。 間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。 多分不具合だとおもう。 召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。 そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます ◇ 四巻が販売されました! 今日から四巻の範囲がレンタルとなります 書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます 追加場面もあります よろしくお願いします! 一応191話で終わりとなります 最後まで見ていただきありがとうございました コミカライズもスタートしています 毎月最初の金曜日に更新です お楽しみください!

異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!

椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。 しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。 身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。 そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた

佐藤醤油
ファンタジー
 貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。  僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。  魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。  言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。  この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。  小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。 ------------------------------------------------------------------  お知らせ   「転生者はめぐりあう」 始めました。 ------------------------------------------------------------------ 注意  作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。  感想は受け付けていません。  誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~

しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」 病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?! 女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。 そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!? そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?! しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。 異世界転生の王道を行く最強無双劇!!! ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!! 小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!

【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】  最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。  戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。  目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。  ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!  彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!! ※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。