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第六部:救済か破滅か
その176 疑問
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<魔王城:食堂>
ブラッディフローによる尊い犠牲者がすやすやと眠る中、晩御飯を食べながら初顔合わせの挨拶などをするみんな。
ママはベルダーがいない事に気づき、同行していたフレーレとセイラに聞こうとしたが、この通りなので仕方なくカイムさんへ状況を尋ねていた。
「へえ、あのベルダーに嫁さんねえ……」
「めでたい事だが、戦力が欠けたのはちょっと痛いな」
「すいません。しかし、私もニンジャの端くれ。お役に立って見せますよ!」
それを聞かせたい肝心のフレーレは幸せそうな顔でぐっすりである。うーん、私もこれくらい積極的に行くべきなのかしら?
そんな事を考えていると、レイドさんとお父さんが戻ってきた。
「あ、おかえりー。 ? どうしたの? 凄い泥だらけなんだけど……」
「なあに、ちょっと実戦の勘を取り戻すためにレイド君に手伝ってもらったんだ」
「は、はは……(魔王はやはり魔王だった……つ、強い……)」
「あ、そうなんだ! ごめんねレイドさん、ウチのお父さんが……」
「か、構わないさ。俺も修行になるしね」
疲れた顔で言うレイドさん。帰って来たばかりで修行かあ、すごいなあ。そうだ、レイドさんの肩こりを治してあげようっと!
「レイドさん! 鎧脱いで!」
「え?」
言われるがまま鎧を脱いでシャツ一枚になるレイドさん。イスに座らせて私が肩に手を乗せると、レイドさんが「ほぐしてくれるのかい?」と言う。
「肩こりがきっととれますよ!」
そしてブラッディフローであっさりと落ちるレイドさん。うーん、何でみんな眠っちゃうんだろ? そうこうしている内にでかい体が邪魔だと、カルエラートさんとお父さんが食堂の隅に移動させた。
「それにしてもルーナは魔王の技を変な使い方するねえ……」
「そう?」
「”ヴァッサーシュナイデン”の威力を少量にして風呂の水にしたり、さらにその水を”煉獄剣”でお湯に変えたり……」
パパが困った顔をして私の頭を撫でながらそんな事を言っていた。教えてもらった瞬間、生活に役に立つ! って嬉しかったんだけどね。
そうしていると今度はエクソリアさんが寝ぼけ眼で食堂へ入ってきた。
『さっきから悲鳴がすごいけどなんだい……? おや、アネモネとカームじゃないか』
<おお、主。……随分人間臭くなりましたね……>
カームさんがエクソリアの顔を見て呆れていると、アネモネさんが聞きたい事があるとエクソリアさんの肩へしゅるしゅると登っていく。
<主はそこに寝ているフレーレ達と戦った時、アタイに話しかけたりしてきたかい?>
『? いや、そんな事はしていないぞ。そもそもお前達とはかなり離れているから探知もできないし。何かあったのか?』
<眠っていたら変な声が聞こえてきてね……アタイ、体を操られたんだよ。そこに寝ている嬢ちゃん達と会った時もバステトもいたから戦う気は無かったんだけどねえ……>
首(?)を傾げるアネモネさんに、カームさんが同調する。
<ちなみに俺もだ。白い体が黒くなってな。意識はあるが、体は自分で動かせない、そんな感覚だった。主で無いならあれは一体なんだったんだろうな……>
<私はそんな事なかったけどにゃあ>
いつの間にか現われたバステトがテーブルの上にあるデザートのパンケーキをペロリと食べながら言う。
「お前は寝ていたからだろう?」
<それを襲ったカルエラートは鬼畜の所業だと思うにゃ>
「ぐぬぬ……」
<ぐぬう……>
すかさずバステトの首を締め上げたカルエラートさん。そしてその手を引っかくバステト。
「まあまあ……チェイシャの時は普通だったわよね?」
二人の話を聞いて、チェイシャとジャンナの時は特に問題なかったように思う。チェイシャはご飯を食べ、遊び疲れて眠ってしまった二匹をフレーレの脇に寝かせてから私の肩に飛び乗ってきた。尻尾が多いから重い!?
<そうじゃなあ。特に何も無かったぞ? 封印を守るべく然るべき対応をしただけじゃ。ジャンナも血を見て暴走したがあれも普通じゃ。しかもお主の中のアルモニアに倒されたし>
そうよね。あれから出てこないけど、アルモニアさんの一撃でジャンナの封印は解けちゃったわけだし……。
『ボクと姉さん以外で世界はおろか、守護獣に干渉できるヤツは居ないはずだけどね? この世界を創ったボク達だけだよ、しかも守護獣を作ったのはボクだから手を入れられるとは……痛っ……』
「どうしたの?」
『なんでもない。寝すぎたせいか頭痛がね。ちょっと調べてみる必要があるかな? フォルサが戻ってくるまで療養だ。こっちへおいで』
<分かった。ではアイディールにカルエラート、またな>
<カイム、二人が起きたら説明頼むよ>
エクソリアさんは晩ご飯に作ったサンドイッチをごっそり持っていき、二人を連れて食堂を出て行いった。何か分かるといいけど……。
「ま、それはいいとして私達も食べちゃいましょう。お風呂にゆっくり浸かりたいわ」
<賛成じゃ。ルーナ、尻尾を洗ってくれい!>
「そうね、私も特訓で疲れたし、久しぶりにママと入るのもいいかも」
すると、カルエラートさんが、私の肩を叩いてお願いをしてきた
「……私にも肩こりを治すアレ、頼めないか?」
「え? いいですけど……ってそうですね、その大きさは……」
「む、胸のことは言うんじゃない!? と、というかヴァイゼはいつの間に骨じゃなくなったんだ……」
あの胸の大きさではさぞ肩が凝るだろうと思っていたが、大きさについて触れられるのは恥ずかしいようである。フレーレの胸もまだ成長中だけどいつかああなるのだろうか?
程なくして晩御飯が終わり、私達はお風呂へと向かう。チェイシャの尻尾を洗っていると、レジナがやってきて自分も洗って欲しいと鼻を摺り寄せてきた。
「はいはい、シルバ達が居ないから今日は念入りに洗ってあげるわ」
「わおん♪」
のんびり湯に浸かっていたママが私の胸にある傷を見ながらボソリと呟いた。
「……さて、フォルサが戻ってきたら最後の戦いになるかもしれないわね。エクソリアも今はあんなのだけど、いつ裏切るか分からないし」
「そ、そうかな? 結構仲良くなったと思うけど……」
「気持ちは分かるが、元々世界を破壊しようとしていた者だからな。最悪は考えておいた方がいいさ」
<わらわも賛成じゃな。気まぐれで付き合ってくれておるが、アルモニアを倒した後、心変わりしてもおかしくはない。まあお主も魔王の力を得ておるし、総戦力でかかれば何とかなるとは思うがの>
確かに……でも、できればそんな事にならず、和解したいと私は思う。
レイドさん達が戻ってから一週間後、ついにパパとフォルサさん、チェーリカにソキウスが帰って来た。目的のものは手に入ったと、フォルサさんが大急ぎでエクソリアさんを呼びに駆け出していた。
ブラッディフローによる尊い犠牲者がすやすやと眠る中、晩御飯を食べながら初顔合わせの挨拶などをするみんな。
ママはベルダーがいない事に気づき、同行していたフレーレとセイラに聞こうとしたが、この通りなので仕方なくカイムさんへ状況を尋ねていた。
「へえ、あのベルダーに嫁さんねえ……」
「めでたい事だが、戦力が欠けたのはちょっと痛いな」
「すいません。しかし、私もニンジャの端くれ。お役に立って見せますよ!」
それを聞かせたい肝心のフレーレは幸せそうな顔でぐっすりである。うーん、私もこれくらい積極的に行くべきなのかしら?
そんな事を考えていると、レイドさんとお父さんが戻ってきた。
「あ、おかえりー。 ? どうしたの? 凄い泥だらけなんだけど……」
「なあに、ちょっと実戦の勘を取り戻すためにレイド君に手伝ってもらったんだ」
「は、はは……(魔王はやはり魔王だった……つ、強い……)」
「あ、そうなんだ! ごめんねレイドさん、ウチのお父さんが……」
「か、構わないさ。俺も修行になるしね」
疲れた顔で言うレイドさん。帰って来たばかりで修行かあ、すごいなあ。そうだ、レイドさんの肩こりを治してあげようっと!
「レイドさん! 鎧脱いで!」
「え?」
言われるがまま鎧を脱いでシャツ一枚になるレイドさん。イスに座らせて私が肩に手を乗せると、レイドさんが「ほぐしてくれるのかい?」と言う。
「肩こりがきっととれますよ!」
そしてブラッディフローであっさりと落ちるレイドさん。うーん、何でみんな眠っちゃうんだろ? そうこうしている内にでかい体が邪魔だと、カルエラートさんとお父さんが食堂の隅に移動させた。
「それにしてもルーナは魔王の技を変な使い方するねえ……」
「そう?」
「”ヴァッサーシュナイデン”の威力を少量にして風呂の水にしたり、さらにその水を”煉獄剣”でお湯に変えたり……」
パパが困った顔をして私の頭を撫でながらそんな事を言っていた。教えてもらった瞬間、生活に役に立つ! って嬉しかったんだけどね。
そうしていると今度はエクソリアさんが寝ぼけ眼で食堂へ入ってきた。
『さっきから悲鳴がすごいけどなんだい……? おや、アネモネとカームじゃないか』
<おお、主。……随分人間臭くなりましたね……>
カームさんがエクソリアの顔を見て呆れていると、アネモネさんが聞きたい事があるとエクソリアさんの肩へしゅるしゅると登っていく。
<主はそこに寝ているフレーレ達と戦った時、アタイに話しかけたりしてきたかい?>
『? いや、そんな事はしていないぞ。そもそもお前達とはかなり離れているから探知もできないし。何かあったのか?』
<眠っていたら変な声が聞こえてきてね……アタイ、体を操られたんだよ。そこに寝ている嬢ちゃん達と会った時もバステトもいたから戦う気は無かったんだけどねえ……>
首(?)を傾げるアネモネさんに、カームさんが同調する。
<ちなみに俺もだ。白い体が黒くなってな。意識はあるが、体は自分で動かせない、そんな感覚だった。主で無いならあれは一体なんだったんだろうな……>
<私はそんな事なかったけどにゃあ>
いつの間にか現われたバステトがテーブルの上にあるデザートのパンケーキをペロリと食べながら言う。
「お前は寝ていたからだろう?」
<それを襲ったカルエラートは鬼畜の所業だと思うにゃ>
「ぐぬぬ……」
<ぐぬう……>
すかさずバステトの首を締め上げたカルエラートさん。そしてその手を引っかくバステト。
「まあまあ……チェイシャの時は普通だったわよね?」
二人の話を聞いて、チェイシャとジャンナの時は特に問題なかったように思う。チェイシャはご飯を食べ、遊び疲れて眠ってしまった二匹をフレーレの脇に寝かせてから私の肩に飛び乗ってきた。尻尾が多いから重い!?
<そうじゃなあ。特に何も無かったぞ? 封印を守るべく然るべき対応をしただけじゃ。ジャンナも血を見て暴走したがあれも普通じゃ。しかもお主の中のアルモニアに倒されたし>
そうよね。あれから出てこないけど、アルモニアさんの一撃でジャンナの封印は解けちゃったわけだし……。
『ボクと姉さん以外で世界はおろか、守護獣に干渉できるヤツは居ないはずだけどね? この世界を創ったボク達だけだよ、しかも守護獣を作ったのはボクだから手を入れられるとは……痛っ……』
「どうしたの?」
『なんでもない。寝すぎたせいか頭痛がね。ちょっと調べてみる必要があるかな? フォルサが戻ってくるまで療養だ。こっちへおいで』
<分かった。ではアイディールにカルエラート、またな>
<カイム、二人が起きたら説明頼むよ>
エクソリアさんは晩ご飯に作ったサンドイッチをごっそり持っていき、二人を連れて食堂を出て行いった。何か分かるといいけど……。
「ま、それはいいとして私達も食べちゃいましょう。お風呂にゆっくり浸かりたいわ」
<賛成じゃ。ルーナ、尻尾を洗ってくれい!>
「そうね、私も特訓で疲れたし、久しぶりにママと入るのもいいかも」
すると、カルエラートさんが、私の肩を叩いてお願いをしてきた
「……私にも肩こりを治すアレ、頼めないか?」
「え? いいですけど……ってそうですね、その大きさは……」
「む、胸のことは言うんじゃない!? と、というかヴァイゼはいつの間に骨じゃなくなったんだ……」
あの胸の大きさではさぞ肩が凝るだろうと思っていたが、大きさについて触れられるのは恥ずかしいようである。フレーレの胸もまだ成長中だけどいつかああなるのだろうか?
程なくして晩御飯が終わり、私達はお風呂へと向かう。チェイシャの尻尾を洗っていると、レジナがやってきて自分も洗って欲しいと鼻を摺り寄せてきた。
「はいはい、シルバ達が居ないから今日は念入りに洗ってあげるわ」
「わおん♪」
のんびり湯に浸かっていたママが私の胸にある傷を見ながらボソリと呟いた。
「……さて、フォルサが戻ってきたら最後の戦いになるかもしれないわね。エクソリアも今はあんなのだけど、いつ裏切るか分からないし」
「そ、そうかな? 結構仲良くなったと思うけど……」
「気持ちは分かるが、元々世界を破壊しようとしていた者だからな。最悪は考えておいた方がいいさ」
<わらわも賛成じゃな。気まぐれで付き合ってくれておるが、アルモニアを倒した後、心変わりしてもおかしくはない。まあお主も魔王の力を得ておるし、総戦力でかかれば何とかなるとは思うがの>
確かに……でも、できればそんな事にならず、和解したいと私は思う。
レイドさん達が戻ってから一週間後、ついにパパとフォルサさん、チェーリカにソキウスが帰って来た。目的のものは手に入ったと、フォルサさんが大急ぎでエクソリアさんを呼びに駆け出していた。
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