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第六部:救済か破滅か
その172 色欲
しおりを挟む「さっぱりしたな。風呂上りに酒が欲しい所だが、他人の家だから我慢だ……」
<まあ戻ってからだね。オイラ酒には弱かったから、その気持ちは分からないけど。それにしてもホープさん、何の話があるんだろう?>
「そろそろ出て行って欲しいとか?」
<ソキウスの事は気に入ってそうだからそれは無いと思うけど……あ、もしかして置いて行けって話だったりして>
風呂から出たディクラインと、ファウダーが廊下を歩きながらホープが何の話をするつもりなのかお互い話し合っていた。よもやマジックディビジョンを渡すためとは思わなかった。すると、同じく風呂上りのフォルサとチェーリカに出くわす。
「おう、そっちも出たのか」
「ええ。風邪を引くといけないしね。とりあえず、ホープさんの話を聞きましょうか」
<ぴー。そろそろ屋敷も出なくちゃね。あまり長居しているのは申し訳ないし>
「……ソキウスは、どうするですかね……」
「うーん、まあその辺の話も出るだろ。チェーリカがどうしたいのかも含めてな」
「……はいです」
もしかしたらもしかする。つまり、ここに残ると言い出す可能性が高い。そうなるといよいよお別れになるということである。
<まあまあ。マジックディビジョンもまだ手に入ってないしから時間はあるよ。チェーリカも早く謝った方がいいと思うけどね>
キャァァァァァ!
ファウダーがチェーリカの肩に乗ってアドバイスをしていると、どこからか悲鳴が上がった。
<ぴ! 今、悲鳴が聞こえなかった?>
「聞こえたわ、今のは二ーナの声……行くわよ」
「賊の気配はしなかったけど、なんだろうな」
<行けばわかるよ!>
ドタドタと走るディクライン達。足音を聞きつけ、ホープやターク、タウィーザも廊下に出てきた。
「い、今のはニーナの悲鳴でしたな? わ、私も行きますぞ!」
「ニ、二ーナ! 今行くんだな!!」
全員でニーナの部屋の前に到着し、フォルサがドアに耳を当てて中の様子を探る。中からはソキウスの呻き声が聞こえてきていた。
「開けるわ」
「頼む」
フォルサが言う前にすでにディクラインは剣を構えて乗り込む態勢を取っていた。こくりとフォルサが頷き、転がるように体当たりで扉を開けた!
「ソキウス、二ーナさん! 大丈夫、か……?」
「ソ、ソキウス!?」
「あ!? ディクラインの兄ちゃん! た、助けてくれ、急に二ーナが俺を……! くっ……凄い力だ……」
部屋に入って見た光景、それは二ーナとソキウスがお互いの手を掴み、にらみ合っている状態だった。しかし、どちらかといえば二ーナが押しており、さらにその瞳には輝きが無かった。そこでフォルサが二ーナを引き剥がしにかかる。
「ニーナ! どうしたの、落ち着きなさい?」
<ソキウスはどうして服が破れているんだい?>
「ぐぐ……二ーナが手に持っていた指輪が急に光りだしてさ、二ーナが悲鳴を上げた瞬間、人が変わった様に俺の服を脱がしに襲いかかってきたんだよ!」
<うぐぐ……邪魔が入ったっぴょん! 大人しく襲われていれば良かったのに!>
「フォ、フォルサ姉ちゃん、は、早く……!」
さらに力を増したニーナが激昂した瞬間、うっすらと頭にウサギ耳のようなものが見え出した。それを見たジャンナがニーナに飛び掛る。
<ぴー!? あなたニーナじゃないわね! 正体を見せなさい!>
<くっ!? ジャ、ジャンナ! 何故こんな所に居るの!?>
<あたしを知っている? ウサギ耳……あなた、まさか……>
「は・な・れ・な・さ・い!!」
ジャンナが正体に気づいた時、丁度フォルサが手を離させることに成功した。よほど強い力だったのか、二人が後方へ吹き飛ぶ。しかし、ニーナはフォルサを踏み台にしてくるりと空中で姿勢制御し、ベッドの上へ着地した。
「ニーナ! ど、どうしたんだい!? な、何か嫌なことでもあった、のかい!」
ホープが木箱を抱えたまま、一歩前に出て叫ぶと、ニーナ(?)はニヤリと笑って腰に手を当てる。
<フフフ、ニーナは私が押さえ込ませてもらったぴょん>
<その喋り方……>
<ファウダーもいるぴょんね。知り合いが居ては仕方が無いぴょん……そう私は『色欲のリリー』! 久しぶりっぴょんね>
ビシッと指を突きつけると、ニーナの背中から幽霊のように本体が出てくる。いち早く反応したのはディクラインだった。
「で、でかい……! そして何て格好をしているんだ……!」
ディクラインが食い入るようにリリーを見るのも無理は無い。ピンクの髪をしたくせっ毛はまだいい。だが、その胸は88はあろうかという大きさ、そして『バニーガール』と呼ばれる白い衣装に身を包んでいた。そして耳は自前……特定の男なら泣いて喜ぶであろうこと受けあいだ。
「どうして人の姿をしているのかしらね? そもそもあなたは消滅したはずじゃないの? 後、アイディールに報告しておくわね」
ディクラインが「う!?」と呻いたが、構わずリリーはフォルサの質問に答える。
<……確かに、私は石を砕かれて愛の剣を奪われたぴょん……でもその後不思議な声が聞こえたぴょん>
「? ……不思議な声?」
チェーリカが独り言のように呟くと、リリーがチェーリカの方を向いてまたも叫びだした。
<そんな事はどうでもいいっぴょん! この娘はそっちの男が好きだというのに、お前のおかげで身を引く事にしたっぴょん! でも諦める必要はない……既成事実を作ればいいだけだっぴょん……>
「な!? そ、そんな事はさせないですよ!」
「ソキウス! 逃げろ!」
<大人しく見ているぴょん! 動くとニーナの命を止めるぴょんよ! ソキウスは逃がさない《パライズ・アイ》>
ズバっと真空の刃が駆け出したディクラインの足元に炸裂し、踏みとどまる。ソキウスはリリーの目を見た瞬間、金縛りにあったように硬直する。
「う、ああ……か、体がう、動かない!?」
「こっちにも居るわよ」
<甘いぴょん……素手で私を倒せるとでも……! いや、これは避けるぴょん!>
フォルサが背後から聖魔光の拳でリリーを直接攻撃しようとするが、ウサギの持つ危機察知能力のせいか、間一髪回避し、フォルサの腕を掴んで投げ飛ばした。
「おっと! 大丈夫か」
「助かったわ。見た目はああだけど、結構強いわよ」
フォルサが掴まれた腕を見せると、ちょうど指の形に赤く腫れあがっていたのだ。そして、リリー(ニーナ)がソキウスの服を脱がしはじめる。
「ご、ごくり……なんだな……」
<フフフ、逞しいっぴょん。これなら元気な子がきっと産まれるっぴょん……>
「チッ! こいつ!」
<動くなっぴょん>
ディクラインが踏み込もうとするが、リリーがニーナの首を少し切り裂く。ツゥ、っと血が滴り落ちた。
「ああ!? ニ、ニーナ!」
「ニ、ニーナは病気なんだぞ……」
<問題ないっぴょん。私が憑いている間は病気は進行しないから健康体と変わらないっぴょん、気にせず快楽に溺れるといいっぴょん……! 私も好きにしていいっぴょん、男なら大きいのは好きっぴょんよね?>
リリーがぬるりとニーナの体から半分出てきてソキウスに絡むように抱きつく。このままではソキウスはやられてしまう……そう思ったディクラインが大声でソキウスに叫んだ。
「ソキウス! こっちを見ろ!」
ブワ!
何とディクラインがこともあろうに、フォルサのローブを捲り上げて、パンツをソキウスに見せたのだ!
「ぶっ!?」
そしてソキウスは鼻血を出して倒れた。
「あ!? お、おお……随分きわどいのを穿いている……ぐぼぉぉ!?」
「いきなり何をするのかしら、この勇者様は。アイディールに報告、と……」
聖魔光で殴られ、壁にめり込むディクライン。だが、すぐに復帰し言い訳を始める。
「決して下心があってやったんじゃないんだ。ほら、行為をするなら興奮しないとだめだろ? フォルサはおばさんだから、萎えると思っ!?」
再び吹っ飛ばされ今度は気を失ったディクライン。フォルサがとても冷たい目で一瞥した後、鼻血まみれのソキウスを見て呆然としているリリーへ向き直る。
「よくもやってくれたわね? もう手加減はしないから覚悟しなさい」
<じ、自業自得だっぴょん!? そこの男が悪いっぴょんね! し、しかし気絶されては事に及べないっぴょん……こうなったら、どこかで愛の巣を作ってそこで励むっぴょん!>
リリーはニーナの体から抜け出し、ベッドの脇にあった窓を割って気絶したソキウスを抱え、ニーナを背負って飛び降りようとした。
だが、その時!
「ふ、二人を返すですよ! ジャンナさん! ファウダーさん、今です!」
<任せろ! コールドブレスだ!>
<しまったぴょん、腕が!?>
<ぴー! その風船みたいな胸、気に入らないわね、覚悟!>
コールドブレスで窓枠に手をかけた手が凍りつき、ジャンナがリリーの片目を潰す! たまらず、二人を取り落とすリリー。そして窓のそばでソキウスが倒れこんだ。
<ぬん! まだだっぴょん!>
バキン!
<ぴー!?>
凍りついた腕を強引に引き剥がしジャンナを叩き落すリリー、空いた手でゲイルスラッシュを放ち、ファウダーを壁に叩き付けた。しかし、その一瞬。二人に気を取られていたリリーがフォルサとチェーリカの接近を許していた!
「何で生き返ったのか知りたかったけど、あなたを逃がすとマズイ気がするからここで終わらせてもらうわ」
<私に憑かれて出産すると一度に10人は産まれるぴょん。あ、あなたに憑いてあげてもいいぴょんよ?>
「交渉失敗よ」
<ぴ、ぴょんんんん!?>
額にあった宝石をフォルサが砕くと、断末魔の叫びを上げた。しかしその反動で、落ちかかっていたソキウスが窓から放り出された。
「ソキウス!?」
<チェーリカ!>
ソキウスを介抱しようとしたチェーリカもそれに巻き込まれ、一緒に転落する。チェーリカはソキウスを包み込むように抱きしめ、ぎゅっと目を瞑った。
「……いつも守ってくれてたから、今度はわたしが守るですよ……」
頭から落ちたら死んじゃうかな? 生きていれば回復魔法で回復しよう、そんな事を考えながら、チェーリカは落下していった。
<あ、愛だっぴょん……!>
そしてリリーが最後に叫んだ時、不思議な事が起こった。
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