パーティを追い出されましたがむしろ好都合です!

八神 凪

文字の大きさ
上 下
151 / 377
第六部:救済か破滅か

その172 色欲

しおりを挟む

 「さっぱりしたな。風呂上りに酒が欲しい所だが、他人の家だから我慢だ……」

 <まあ戻ってからだね。オイラ酒には弱かったから、その気持ちは分からないけど。それにしてもホープさん、何の話があるんだろう?>

 「そろそろ出て行って欲しいとか?」

 <ソキウスの事は気に入ってそうだからそれは無いと思うけど……あ、もしかして置いて行けって話だったりして>
 風呂から出たディクラインと、ファウダーが廊下を歩きながらホープが何の話をするつもりなのかお互い話し合っていた。よもやマジックディビジョンを渡すためとは思わなかった。すると、同じく風呂上りのフォルサとチェーリカに出くわす。

 「おう、そっちも出たのか」

 「ええ。風邪を引くといけないしね。とりあえず、ホープさんの話を聞きましょうか」

 <ぴー。そろそろ屋敷も出なくちゃね。あまり長居しているのは申し訳ないし>

 「……ソキウスは、どうするですかね……」

 「うーん、まあその辺の話も出るだろ。チェーリカがどうしたいのかも含めてな」

 「……はいです」

 もしかしたらもしかする。つまり、ここに残ると言い出す可能性が高い。そうなるといよいよお別れになるということである。

 <まあまあ。マジックディビジョンもまだ手に入ってないしから時間はあるよ。チェーリカも早く謝った方がいいと思うけどね>

 キャァァァァァ!

 ファウダーがチェーリカの肩に乗ってアドバイスをしていると、どこからか悲鳴が上がった。

 <ぴ! 今、悲鳴が聞こえなかった?>

 「聞こえたわ、今のは二ーナの声……行くわよ」

 「賊の気配はしなかったけど、なんだろうな」

 <行けばわかるよ!>

 ドタドタと走るディクライン達。足音を聞きつけ、ホープやターク、タウィーザも廊下に出てきた。

 「い、今のはニーナの悲鳴でしたな? わ、私も行きますぞ!」

 「ニ、二ーナ! 今行くんだな!!」

 全員でニーナの部屋の前に到着し、フォルサがドアに耳を当てて中の様子を探る。中からはソキウスの呻き声が聞こえてきていた。

 「開けるわ」

 「頼む」

 フォルサが言う前にすでにディクラインは剣を構えて乗り込む態勢を取っていた。こくりとフォルサが頷き、転がるように体当たりで扉を開けた!

 「ソキウス、二ーナさん! 大丈夫、か……?」

 「ソ、ソキウス!?」

 「あ!? ディクラインの兄ちゃん! た、助けてくれ、急に二ーナが俺を……! くっ……凄い力だ……」

 部屋に入って見た光景、それは二ーナとソキウスがお互いの手を掴み、にらみ合っている状態だった。しかし、どちらかといえば二ーナが押しており、さらにその瞳には輝きが無かった。そこでフォルサが二ーナを引き剥がしにかかる。

 「ニーナ! どうしたの、落ち着きなさい?」

 <ソキウスはどうして服が破れているんだい?>

 「ぐぐ……二ーナが手に持っていた指輪が急に光りだしてさ、二ーナが悲鳴を上げた瞬間、人が変わった様に俺の服を脱がしに襲いかかってきたんだよ!」

 <うぐぐ……邪魔が入ったっぴょん! 大人しく襲われていれば良かったのに!>

 「フォ、フォルサ姉ちゃん、は、早く……!」

 さらに力を増したニーナが激昂した瞬間、うっすらと頭にウサギ耳のようなものが見え出した。それを見たジャンナがニーナに飛び掛る。

 <ぴー!? あなたニーナじゃないわね! 正体を見せなさい!>

 <くっ!? ジャ、ジャンナ! 何故こんな所に居るの!?>

 <あたしを知っている? ウサギ耳……あなた、まさか……>

 「は・な・れ・な・さ・い!!」

 ジャンナが正体に気づいた時、丁度フォルサが手を離させることに成功した。よほど強い力だったのか、二人が後方へ吹き飛ぶ。しかし、ニーナはフォルサを踏み台にしてくるりと空中で姿勢制御し、ベッドの上へ着地した。

 「ニーナ! ど、どうしたんだい!? な、何か嫌なことでもあった、のかい!」

 ホープが木箱を抱えたまま、一歩前に出て叫ぶと、ニーナ(?)はニヤリと笑って腰に手を当てる。

 <フフフ、ニーナは私が押さえ込ませてもらったぴょん>

 <その喋り方……>

 <ファウダーもいるぴょんね。知り合いが居ては仕方が無いぴょん……そう私は『色欲のリリー』! 久しぶりっぴょんね>

 ビシッと指を突きつけると、ニーナの背中から幽霊のように本体が出てくる。いち早く反応したのはディクラインだった。

 「で、でかい……! そして何て格好をしているんだ……!」

 ディクラインが食い入るようにリリーを見るのも無理は無い。ピンクの髪をしたくせっ毛はまだいい。だが、その胸は88はあろうかという大きさ、そして『バニーガール』と呼ばれる白い衣装に身を包んでいた。そして耳は自前……特定の男なら泣いて喜ぶであろうこと受けあいだ。

 「どうして人の姿をしているのかしらね? そもそもあなたは消滅したはずじゃないの? 後、アイディールに報告しておくわね」

 ディクラインが「う!?」と呻いたが、構わずリリーはフォルサの質問に答える。

 <……確かに、私は石を砕かれて愛の剣を奪われたぴょん……でもその後不思議な声が聞こえたぴょん>

 「? ……不思議な声?」

 チェーリカが独り言のように呟くと、リリーがチェーリカの方を向いてまたも叫びだした。

 <そんな事はどうでもいいっぴょん! この娘はそっちの男が好きだというのに、お前のおかげで身を引く事にしたっぴょん! でも諦める必要はない……既成事実を作ればいいだけだっぴょん……>

 「な!? そ、そんな事はさせないですよ!」

 「ソキウス! 逃げろ!」

 <大人しく見ているぴょん! 動くとニーナの命を止めるぴょんよ! ソキウスは逃がさない《パライズ・アイ》>

 ズバっと真空の刃が駆け出したディクラインの足元に炸裂し、踏みとどまる。ソキウスはリリーの目を見た瞬間、金縛りにあったように硬直する。

 「う、ああ……か、体がう、動かない!?」

 「こっちにも居るわよ」

 <甘いぴょん……素手で私を倒せるとでも……! いや、これは避けるぴょん!>

 フォルサが背後から聖魔光の拳でリリーを直接攻撃しようとするが、ウサギの持つ危機察知能力のせいか、間一髪回避し、フォルサの腕を掴んで投げ飛ばした。

 「おっと! 大丈夫か」

 「助かったわ。見た目はああだけど、結構強いわよ」

 フォルサが掴まれた腕を見せると、ちょうど指の形に赤く腫れあがっていたのだ。そして、リリー(ニーナ)がソキウスの服を脱がしはじめる。

 「ご、ごくり……なんだな……」

 <フフフ、逞しいっぴょん。これなら元気な子がきっと産まれるっぴょん……>

 「チッ! こいつ!」

 <動くなっぴょん>

 ディクラインが踏み込もうとするが、リリーがニーナの首を少し切り裂く。ツゥ、っと血が滴り落ちた。

 「ああ!? ニ、ニーナ!」

 「ニ、ニーナは病気なんだぞ……」

 <問題ないっぴょん。私が憑いている間は病気は進行しないから健康体と変わらないっぴょん、気にせず快楽に溺れるといいっぴょん……! 私も好きにしていいっぴょん、男なら大きいのは好きっぴょんよね?>

 リリーがぬるりとニーナの体から半分出てきてソキウスに絡むように抱きつく。このままではソキウスはやられてしまう……そう思ったディクラインが大声でソキウスに叫んだ。

 「ソキウス! こっちを見ろ!」

 ブワ!

 何とディクラインがこともあろうに、フォルサのローブを捲り上げて、パンツをソキウスに見せたのだ!
 
 「ぶっ!?」

 そしてソキウスは鼻血を出して倒れた。

 「あ!? お、おお……随分きわどいのを穿いている……ぐぼぉぉ!?」

 「いきなり何をするのかしら、この勇者様は。アイディールに報告、と……」

 聖魔光で殴られ、壁にめり込むディクライン。だが、すぐに復帰し言い訳を始める。

 「決して下心があってやったんじゃないんだ。ほら、行為をするなら興奮しないとだめだろ? フォルサはおばさんだから、萎えると思っ!?」

 再び吹っ飛ばされ今度は気を失ったディクライン。フォルサがとても冷たい目で一瞥した後、鼻血まみれのソキウスを見て呆然としているリリーへ向き直る。

 「よくもやってくれたわね? もう手加減はしないから覚悟しなさい」

 <じ、自業自得だっぴょん!? そこの男が悪いっぴょんね! し、しかし気絶されては事に及べないっぴょん……こうなったら、どこかで愛の巣を作ってそこで励むっぴょん!>

 リリーはニーナの体から抜け出し、ベッドの脇にあった窓を割って気絶したソキウスを抱え、ニーナを背負って飛び降りようとした。

 だが、その時!

 「ふ、二人を返すですよ! ジャンナさん! ファウダーさん、今です!」

 <任せろ! コールドブレスだ!>

 <しまったぴょん、腕が!?>

 <ぴー! その風船みたいな胸、気に入らないわね、覚悟!>

 コールドブレスで窓枠に手をかけた手が凍りつき、ジャンナがリリーの片目を潰す! たまらず、二人を取り落とすリリー。そして窓のそばでソキウスが倒れこんだ。

 <ぬん! まだだっぴょん!>

 バキン!

 <ぴー!?>

 凍りついた腕を強引に引き剥がしジャンナを叩き落すリリー、空いた手でゲイルスラッシュを放ち、ファウダーを壁に叩き付けた。しかし、その一瞬。二人に気を取られていたリリーがフォルサとチェーリカの接近を許していた!

 「何で生き返ったのか知りたかったけど、あなたを逃がすとマズイ気がするからここで終わらせてもらうわ」

 <私に憑かれて出産すると一度に10人は産まれるぴょん。あ、あなたに憑いてあげてもいいぴょんよ?>

 「交渉失敗よ」

 <ぴ、ぴょんんんん!?>

 額にあった宝石をフォルサが砕くと、断末魔の叫びを上げた。しかしその反動で、落ちかかっていたソキウスが窓から放り出された。

 「ソキウス!?」

 <チェーリカ!>

 ソキウスを介抱しようとしたチェーリカもそれに巻き込まれ、一緒に転落する。チェーリカはソキウスを包み込むように抱きしめ、ぎゅっと目を瞑った。

 「……いつも守ってくれてたから、今度はわたしが守るですよ……」

 頭から落ちたら死んじゃうかな? 生きていれば回復魔法で回復しよう、そんな事を考えながら、チェーリカは落下していった。

 <あ、愛だっぴょん……!>

 そしてリリーが最後に叫んだ時、不思議な事が起こった。
しおりを挟む
感想 1,620

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~

緋色優希
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。

間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。 間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。 多分不具合だとおもう。 召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。 そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます ◇ 四巻が販売されました! 今日から四巻の範囲がレンタルとなります 書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます 追加場面もあります よろしくお願いします! 一応191話で終わりとなります 最後まで見ていただきありがとうございました コミカライズもスタートしています 毎月最初の金曜日に更新です お楽しみください!

異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!

椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。 しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。 身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。 そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた

佐藤醤油
ファンタジー
 貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。  僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。  魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。  言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。  この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。  小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。 ------------------------------------------------------------------  お知らせ   「転生者はめぐりあう」 始めました。 ------------------------------------------------------------------ 注意  作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。  感想は受け付けていません。  誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~

しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」 病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?! 女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。 そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!? そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?! しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。 異世界転生の王道を行く最強無双劇!!! ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!! 小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!

辺境薬術師のポーションは至高 騎士団を追放されても、魔法薬がすべてを解決する

鶴井こう
ファンタジー
【書籍化しました】 余分にポーションを作らせ、横流しして金を稼いでいた王国騎士団第15番隊は、俺を追放した。 いきなり仕事を首にされ、隊を後にする俺。ひょんなことから、辺境伯の娘の怪我を助けたことから、辺境の村に招待されることに。 一方、モンスターたちのスタンピードを抑え込もうとしていた第15番隊。 しかしポーションの数が圧倒的に足りず、品質が低いポーションで回復もままならず、第15番隊の守備していた拠点から陥落し、王都は徐々にモンスターに侵略されていく。 俺はもふもふを拾ったり農地改革したり辺境の村でのんびりと過ごしていたが、徐々にその腕を買われて頼りにされることに。功績もステータスに表示されてしまい隠せないので、褒賞は甘んじて受けることにしようと思う。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。