148 / 377
第六部:救済か破滅か
その169 犠牲
しおりを挟む<ぴー。とまあそういう事があったのよ……>
「何がですか!? ジャンナさんは何を決意したんですか!? 〆ないでくださいよ!」
しみじみと目を閉じて、うんうんと頷くジャンナ。すでに一行は洞窟を出て帰路についていた。奥には魔物やお宝はあったが目当ての洞窟ではなかった。チェーリカは一番後ろでジャンナ・ファウダーの話を聞きながら歩いているところである。
<ぴー。まだ聞きたい? だいたい想像がつくと思うけど……>
<まあオイラ達が言いたいのは、思っている事は口にしないと伝わらないって事だけどね>
「……それは、何となく分かりましたですよ。で、でも、聞いてるとその姿になる前は人間だったんですよね? なんでそうなったのか気になるに決まってるですよ」
<ぴー。仕方ないわねぇ……>
<はは、ジャンナは怠惰だからね>
<はいはい、それでいいわよ。ぴー、それからわたしは……>
---------------------------------------------------
<ファウダー出発前夜:ジャンナの部屋>
「いよっこいしょぉ!!!」
真夜中、ジャンナがとてつもない大きさのリュックを背負い気合を入れた。部屋の明かりを消し、布団には服を詰めて寝ているかのように見せかけると、そっと屋敷を後にした。
「まだ、間に合うわよね……」
この町には宿は一軒しかないので、場所は把握している。重い荷物を背負ってひたすらに走り抜けた。やがて宿に到着すると、受付でファウダーの部屋を確認して部屋へを向かった。
コンコン……
「ふえ!? だ、誰? こんな時間に……」
「わたしよ、ジャンナ」
「ジャンナ!? 一体どうしたのさ。どうぞ」
「ありがと……久しぶりね」
「うん。元気だった?」
「全然! 外に出してもらえなくてさ。店にも行けないから最悪!」
相変わらずだなと苦笑しつつ、ここに来た目的を聞かねばと、ファウダーは口を開く。
「……それなんだけど、今度依頼で戦争に行くでしょ? そのことなんだけど……」
ファウダーは驚く、屋敷に居るはずのジャンナが何故それを知っているのか? だが、一連の流れを考えればおのずと答えは出てくる。
「……親父さん、かい?」
「知っていたの?」
「勘。でも、ここにジャンナが来た事で確信した、ってとこだね」
ぽりぽりと頬をかきながら笑うファウダーに、ジャンナが手を取って叫ぶ。
「何のんきに笑ってるのよ! 逃げるのよ、ここから! 別の国に行って暮らしましょう!」
すると首を振ってファウダーが言う。
「……オイラを戦争に行くように仕向けたとなると、オイラ達は見張られていると思う。国境を張られたら逃げ切れないよ」
「やってみなくちゃ分からないじゃない! あなたはいつもそう! 何でも受け入れるだけで怒りもしない! わたしがわがままを言っても困って笑うだけ! 戦争に行ったら帰ってこれないかもしれない。二度と会えないのかもしれないのよ?」
「ジャンナ……オイラは……」
「え?」
バタバタバタ!
ファウダーが何か呟やこうとしたとろで、複数の足跡が宿に侵入してくる音がした。そしてカギが壊され人がなだれ込んでくる。
「無事かジャンナ?」
「お、お父、さん? どうしてここが……」
「お前が逃げ出したら報告するように町のいたるところに情報源を敷いているのだ。宿屋の受付から報告があったので来た。それだけだ」
町を警護する警護団を連れて来たのはジャンナの父親だった。警護団はファウダーにジャンナを引き渡すように要求してくる。
「ファウダー、Aランク冒険者だったか? 誘拐未遂で拘束させてもらう。お嬢さんをこちらに渡せ」
「うーん、誘拐……そういう『筋書き』なんですかね? オイラは抵抗しませんよ、戦争にも行きますけど?」
「……そういう『筋書き』だ。お前は強い。戦争に行って生き残る可能性もあろう、ジャンナに希望を持たせるわけには、いかんのだ」
その言葉を聞いて大きく目を見開くジャンナ。父親がこれほどファウダーを拒絶し、自分を政略結婚の道具にしたがっていたとは、と。
「……そう、ですか」
「すまんな……もっと早く……領主との縁談がまとまる前にお前達が恋仲だとわかっていれば……」
「え?」
「ジャンナ!」
ジャンナが疑問を口にしようとした時、ファウダーがジャンナを突き飛ばす! 直後、ファウダーの体に複数の矢が突き刺さった!
「ぐ!?」
「いやあ! ファウダー!「来るな!」」
「!? わ、私は指示していないぞ!? だ、誰だ!?」
父親が狼狽して後ろを振り向くと、ゆらりと体を動かしながら領主が出てきた。横には領主付きの傭兵だろうか? 武装した人間が立っていた。
「いやあ、いい状況だね。誘拐犯を鎮圧なんて正義は我にありだよまったく! しかも戦争に向かわせるお金も省けた。僥倖だね」
「お、お前が……う、ごふ……」
「そう。ジャンナの未来の旦那ってやつさ。残念だったな、まあ逃げてもどこかで捕らえる自信はあったがね?」
領主はおおげさに手を広げ、笑いながら膝をつくファウダーに迫り顔に蹴りを見舞う。
「はっ! たかが冒険者が人の嫁に手を出さないで欲しいもんだ……こいつ!」
ドカ! ガコ!
「ぐ? がは……!?」
「もう止めてください! ファウダーが死んじゃう! 逃げた事は謝ります……早くファウダーに治療を!」
「ふざけるな! お前が早く決めればこんなことにはならなかったんだ! 不道徳な嫁にはこうだ!」
「あう!? くっ……!」
キレイなジャンナの顔を殴りつける領主。しかし、ジャンナは怒りで領主をにらみつけた。それが気に入らず、何度もジャンナを殴りつけた。それを父親が止める。
「お止めください!? ジャンナも死んでしまいます!」
「はあ……はあ……どいつもこいつも……! 連れて行け」
領主の言葉が部屋に響くが、あまりの惨状に警備の人間は困惑する。誘拐じゃなかったのか、とぼそぼそ言い合っている。
「早くし……がっ!?」
激昂した領主が警備に叫ぼうとしたところで頬が思い切り殴りつけられた。派手に転がる領主の前には口から血を流すファウダーが仁王立ちしていた。
「ファ……ウダー……?」
殴られて顔を腫らしたジャンナがうっすらと目を開けてファウダーを見ると今までに見たことが無いほどの怒りを顕にしていた。
「はあ……はあ……オイラが戦争に行こうが、死のうがそれはいい……だけど、ジャンナを殴ったことは許せない……まして結婚する相手なんだろうが!」
「ひ……」
ぐいっと領主の胸倉を掴み、何度も殴りつける。見る見るうちに腫れ、血を流す領主が死に物狂いで叫んだ。
「な、にゃにをしている!? こいつを止めろ! 殺しても構わん! ぐあ!?」
「し、しかし……」
雇われている私兵だが、状況を見る限り領主の自業自得だと感じていた。だが……
「た、助けなければ貴様等全員処刑してやるからな! あが!? た、頼む早く……」
「くっ……」
ドスッ……
「う……」
剣で左胸を刺され、ビチャビチャと血が零れ落ちる。領主を取り落としたファウダーはよろよろと尚も領主に襲い掛かる。
「ひぃ!? こ、殺せ! 早くこいつを殺……」
ゴトリ
目に見えぬ速さで腰の剣を抜き、ファウダーを指さしていた領主の左腕が床に落ちた。
「あ、ひゃ……? ああああああ」
「お、お前はジャンナを不幸にする……い、いっそここで殺して、やる……!」
「心臓を貫いたはずだぞ!? 不死身かこいつ!?」
恐れおののいた私兵がファウダーを止めるため全員でその体を貫き、太ももを刺して動きを止めさせた。
「ジャ、ンナ……ご、ごめん……」
「……」
殴られた衝撃で気絶したジャンナにその声は届かず、ファウダーは絶命。その後、誘拐犯としてファウダーは処分されたと発表されることになる。
領主は腕を斬られたまま接続する事が叶わず、片腕での生活を余儀なくされた。医師がいうには出血量を考えると生きていたのは不思議なくらいだったそうだ。
一部始終を見ていた当時の警備団の人間は別の町へ強制的に派遣され、当時の事を知るものはジャンナ親子に領主、そして私兵のみであった。
そしてジャンナは……
「……」
「……領主様の傷も癒えた。式の準備をしないとな。お前は母さんに似て美人だし、キレイだろうな。ははは!」
「……ごちそうさま……」
ジャンナはあの日以来殆ど喋る事が無くなった。父親は軽蔑すべき存在として、食事以外で顔を合わせることを拒否していた。何もしない怠惰な日々が続いていた。
「……」
どす黒く濁ったその目で、何を見据えているか。それは誰にも分からなかった。やがて結婚式の日となった。
「ふう……折角の結婚式だというのに雨か。いよいよお前も領主様の下に……」
父親がふっと寂しく笑うと、久しぶりにジャンナが口を開く。
「お父さんは、何故そこまでして領主とわたしを結婚させたかったの……?」
「……わ、私だってお前の幸せのために尽力したかった。領主様との縁談が決まった後、あの男とお前が恋仲だと知ったのだ。すでに断れる状況じゃなかった……そ、それにあの男と結婚しても冒険者など稼ぎが曖昧な人間だ。幸せにできると思えなかった……」
「……そう、結局お父さんはお金が欲しかったのね。お金があるから幸せとは限らない……そう言ったのはお父さん、それともお母さんだったかしら……?」
「……」
目を閉じて席を立つ父親
「少し外に出てくる。キレイだよジャンナ……」
バタン、と扉が閉じられ一人ジャンナは部屋に残る。持ってきた荷物の中にあった小箱を取り出すジャンナ。そして中から取り出したものは一振りのダガーと、指輪があった。
「もっと早くお互いの気持ちを伝えておけば、良かったのかしら……? ううん……今更ね。わたし達、どこで間違えたのかしら……死んだら、ファウダー。あなたに会えるかしらね? 今度会えたら、ごめんって言うね……」
---------------------------------------------------
しばらく外の空気を吸い、式場の様子を見ていた父親が領主と出会い、花嫁を一目見たいと言うのでジャンナの部屋へ戻ってくる。
「ん? カギがかかっている? ジャンナ! 開けてくれ、領主様がお会いに来られたぞ!」
「ふふん、照れておるのか? よい、カギを壊してから入ろうではないか」
「は、はあ……」
何を言い出すのかこの男は、と思いながら、ジャンナを預けて大丈夫だろうかと不安にかられる。そんな気持ちをよそに領主はカギをお付きの男に壊させる。
「はっはっは、ジャンナ、いよいよ、だ、な……」
「う、うわああああああああ!?」
「ジャ、ジャンナ……」
扉を開けて中に入ると、ウェディングドレスを纏ったジャンナがベッドに横たわっていた。ただし、胸にはダガーが刺さっており、心臓を起点として純白のドレスが真っ赤に染まっていた……。
その後領主はその光景をみて発狂し、領主を追われ、別の者が領主となった。ジャンナの父親は沈んだ気持ちを持ったままその人生を終える事になる。だが、没年付近は商売の精彩を欠き、ギリギリの生活をしていたようだった。
そのまま跡継ぎも居らず、家はそのまま没落したのだった。
0
お気に入りに追加
4,221
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!

はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。

異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。