102 / 377
第五部:終わりの始まり
その124 過去
しおりを挟む「ようやく辿り着いたな……魔王、どんなヤツなんだか」
エクセレティコ国王に頼まれ、魔王退治に赴き、長い旅の果てにようやく辿り着いた勇者ディクライン(25)
最果てと呼ばれる北の台地。その一角にある湖の真ん中に浮かぶ島に魔王が住む城はあった。
「これでやっと私達の結婚に一歩近づきましたね!!」
「などと、意味不明なことを言っており……」
「うるさいですねカルエラート。自分に魅力が無いからって妨害ですかぁ?」
喧嘩するのはアイディール(17)にカルエラート(18)
「おい、もう城の近くなんだ、ぎゃあぎゃあ騒ぐな、アイディールにカルエラート」
ディクラインに言われて「う」と呻いたのは、ビショップのアイディールと重戦士のカルエラートだ。
そのいつもの光景にため息をつきながら、異国の戦士ニンジャのベルダーが首を振る。
「……まったく……ディクライン、さっさとどっちか選んでくれ。こいつらのじゃれ合いと見るのも飽きてきた」
「ほっほっほ。まあ良いではありませんか、行き遅れが怖いお年頃ですからね……」
「「枯れたおっさんに言われたくないわね!」」
二人が声をそろえてゲルスの両頬をぶん殴った。
「ほっほ……仲の良いことで……」
軽口を叩く魔賢者のゲルス。
この五人が魔王を倒すために集まった勇者のパーティだった。
旅に出たのは3ヶ月前。その間、魔物討伐や、仲間内での訓練で実力を上げており、恐らくこれなら倒せるであろうというところまで来ていた。
「やっぱり勇者の恩恵って凄いですね。私達の能力を殆ど使えるようになったんですよね?」
アイディールが前を歩くディクラインに質問をする。
「ああ、皆には感謝しているよ。おかげで攻撃・転移・回復・隠密とやりたい放題だ!」
「それを覗きに使う勇者はディクラインくらいなもんだけど……」
隣を歩くカルエラートが呆れながら呟いた。さらに言葉を続ける。
「でも前に、別の勇者が挑んだらしいじゃないか? そいつでは倒せなかったのか?」
「どうもダメだったらしい。俺より若いって話だけど、勇者だけ帰還して仲間は全滅。同情されたり石を投げられたり大変らしい」
レイドが失敗した事は公にはなっていなかったが、人の口に戸は立てられない。どこからか噂が広まり、知らない人が少ない程に広まっていた。
同情してくれる人が殆どだったが、心無い人たちによりレイドはこの頃から心を消耗していたのだった。
「ま、私達なら余裕ですよ! 見事倒して報奨金……うへへ……」
「……ビショップとは思えんな……」
苦笑しながら、歩を進め魔王城へ侵入するディクライン達。中は薄暗いが、キレイだなと一向は思っていた。
魔物も出現せず、部屋にも誰もいない……。
「……ほっほ、罠ですかねえ?」
「まあ、それでも行くしかないんだけどな」
ゲルスが慎重に一つずつ部屋の中を調べ、何も無い事を確認してから次へ行く。後ろから襲われる事だけは避けたい。これが最後の戦いなので確実に進む事にしたのだ。
そして最後に辿り着いたのは大きな扉。いわゆる謁見の間というやつである。
「開けるぞ」
盾役のカルエラートが剣と盾を構え、盾で押しながら重い扉を開く。
ギギギ……
重苦しい音を立てて両扉が完全に開くと、奥の玉座に頬杖をついて座る人物が見えた。
ゴクリ……
その迫力に誰かが喉を鳴らす。
前衛にディクラインととカルエラート、中衛にベルダー。そして後衛にアイディールといういつもの布陣だった。
「……お前が魔王か?」
ディクラインが声をかけると、玉座の人物がピクリと反応し返事をした。
「来たか……ようやく我が願いを叶える時が来たようだ……」
「願い?」
アイディールが何となく呟くと、魔王がそれに答えていた。
「そう、願いだ。我の意識がどれだけ持つかわからん、手短に行くぞ。まず、我はお前達と戦う意思は無い。どちらかといえば協力して欲しいのだ」
「……ほっほ、魔王が勇者に協力の申し出とは面白いですねぇ」
「黙れゲルス。こいつは敵だ、倒すしかない」
ベルダーがダガーを構えて油断しないよう魔王の動きを見ていた。
それでも魔王は話すのを止めない。
「我の名はヴァイゼ。魔王と呼ばれる存在だが、女神によってスケープゴートにされた男だ」
「どういうことだ……?」
---------------------------------------------------
別室に案内され、ディクライン達は困惑しながらも席へ着く勇者一向。
頭を抑えながらヴァイゼが語り始める。
そもそも魔王とは、女神アルモニアの作った勇者の恩恵に対抗するためにエクソリアが作った恩恵だという事。魔王は強者を前にすると理性を失い、相手を倒すまで戦い続けるバーサーカーになる。
そして、魔王を配置した理由はエクソリアが人間を滅ぼすための準備のため一時的に作った脅威だというのだ。5歳の時に授けてもらっている恩恵も、思考を重ねて人間を実験のようにしていると語るヴァイゼ。
さらに、100年ほど前に姉妹が対立して姉は力をバラバラにされて封印。何とか勝った妹も長い眠りに就いたと言葉を続けた。
「信じがたい話だ……どうやってそれを知ったんだ?」
「魔王の恩恵は5歳でもらうものではなくてな。巡り巡って誰かに受け継がれる……そういう類の『呪い』らしい。我も元はただの村人Aだったのだが、ある日突然頭の中に魔王や女神についての知識が流れ込んできたのだ」
「で、でも知られてはいけない知識まで……」
「人間を滅ぼす、といったあたりだな。原理は分からないが、エクソリアの考えていた事は全て把握できた。これをあえて教えて、絶望させるという目的もあったかもしれないな。人間を滅ぼすと聞いてどうする? 女神を倒すと考える人間が居るだろうか? 恐らくそこまで考えていたのだろう、自分に反旗を翻す者など居ないという事までな」
「……確かに一致団結したところで、女神に勝てるとは思えない」
カルエラートがボソッと呟き、それを見たヴァイゼが満足し頷く。
「そのとおりだ。このまま知らずにいつの間にか世界が終わってしまうのを待つばかり……しかし我はそれが許せない。故に我は女神を倒す事にしたのだ。それが協力して欲しい事だ」
「ほっほ、それはそれは……」
冷や汗をかきながら愛想笑いを浮かべるゲルス。ベルダーも目を見開いて驚いていた。
「勇者の力と魔王の力を合わせれば、とでも考えているのか?」
「それも一つあるが……先程も話したように、現在の女神達はまったく動けない。エクソリアとアルモニアを倒す手が無いか今のうちに探した。そして……」
懐から細長い水晶を取り出すヴァイゼ。
「キレイ……それはなんですか?」
アイディールが指差して聞き、それに回答があった。
「……これこそ、女神アルモニアの封印されている水晶だ。本来の人格、意識はこれに集約されている……らしい。力は皆無、エクソリアの記憶ではそうなっている」
「マジか」
ディクラインが顔を引きつらせて水晶をまじまじと見ていた。ゲルスの目が怪しく光り、ベルダーは興味無さげにしながらもチラチラと見ていた。
「ではそれを壊せばアルモニアは倒せる……?」
「いや、そう簡単ではなくてな。エクソリアがアルモニアを倒し、力を七つに分けて封印した。そしてアルモニアを完全に倒すには、完全に力を取り戻した状態でトドメをささなければ消滅しないらしい」
「面倒な……それを壊すとどうなるんだ?」
「人に憑依して隠れる。そうなると見つけ出すのは困難だ」
なるほど、とベルダーが納得し、ディクラインが顎に手を当てて考え始めた。
「俺達も黙って消されるのはちょっとな……質問があるけど聞いていいか?」
「構わんぞ」
「一つ、その水晶はどこで手に入れた?」
「エクソリアの部屋だ。この世界ではないどこかにあるのだが……行き方はもう分からん。ある時、空に歪がある事に気づいてな。空を飛べる我が近づいたところ、エクソリアが眠る部屋へと飛んだのだ。エクソリアは外部の干渉を拒む結界のようなものを張っていて残念ながら殺す事は出来なかった。だが、その時この水晶を発見し、持ち帰ったのだ」
「……」
ゲルスが口元を歪ませながらヴァイゼの話を黙って聞いていた。
続けて質問をするディクライン。
「二つ、さっき強者を前にすると狂うみたいな事を言っていたが、今はどうして正気でいられている? 俺達は強者ではないという事か?」
水晶を懐へしまいながら、目を伏せる。しばらく考えた後、言葉を発していた。
「……彼には悪い事をした。ここにお前達より先に勇者が来ていたことを知っているか?」
「……ああ。あんたに負けて帰ったヤツだな」
「うむ。パーティは四人。実力も申し分無かったが、理性の無い我は正直かなり強い。あっという間に勇者と賢者だけになった」
そして、賢者は勇者を逃がすため転移を使い、賢者自身は”デッドエンド”という魔力と引き換えに全能力をあげるスキルを使ったのだという。
「その時の彼女は強かった。我とほぼ互角、しかしあのスキルは5分しか持たなくてな……5分後、全魔力と体力を使い切った彼女が膝をついていた」
「……殺したのか?」
それには答えず話を続ける。
「その時不思議な事が起きた。我の理性が徐々に戻り始めたのだ。魔力を使い切った彼女は”強者”ではないと判断したらしい。そこで我は彼女を介抱し、先程お前達に話した事をそのまま告げた」
賢者である彼女は事の重要さを理解し、魔王に協力する事となった。
まずは自分を強者と認識しないよう、魔力制御を。次に、理性を失わないように制御するすべを考えた。
「おかげで我はお前たちとも話が出来たというわけだ」
「ほっほ、その子は今どこに?」
「今は……自らを封印して眠っている。魔力制御はかなり負担がかかるようでな、一応計画にめどができたから眠ったのだ。ああ、一緒に連れてきた仲間も何とか一命と取り留めてな、一緒に封印している。その内、兄が来るはずだからその時起こせと」
ゲルスは是非お話を聞きたいですねぇとぼやいていたが、魔王はそこに連れて行ってくれることは無かった。
そこに、寝ぼけ眼をした、白い髪をした女の子が入ってくる。
「おきゃくさんー?」
「あ、可愛い子ですねー! ……ま、まさか誘拐!?」
「そんな訳ないだろ? あんたの娘か? そういやただの村人だって言ってたな……」
「我の娘で間違いない。ただ、見ての通り髪が白いだろう? これは魔王になってから出来た子だから魔王の血を引いてしまったのだ……少し騒がしかったか……すまない。ほら、挨拶をするんだ」
「うん! 初めまして! 私、ルーナって言うの! この前7歳になったのよ! お兄ちゃんたち外から来たの? 私この城から出た事ないから羨ましいなー。私、外のお話を何かお話聞きたいなー?」
0
お気に入りに追加
4,221
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!

はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!

称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。