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第四部:ルーナの秘密

登場人物 暗躍サイド【第三部時点】※警告この時点までのネタバレあり

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 エクソリア(??)

 ・ジョブ:女神の妹の方 世界の管理者 レベル データ不明

 ・得意武器:無し

 ・趣味:人間観察

 【能力】

 <トランジション>(空間転移) 人を魔物に変える事ができる 姿を消すことができる


 【概要】

 世界の女神アルモニアの妹。姉を封印した張本人だが、現在は力を失くしているらしく全盛期とは程遠い能力。
 それでも人間を魔物に変えたりするなど「普通の人間」では出来ないことを可能にしている。
 
 長時間の戦闘に耐えられず、強さとしては高レベルの冒険者より少し強い程度。油断して捕まってあんなことやこんなことをされる可能性も捨てきれないレベル。

 セミロングの青い髪と勝気な顔つきで、可愛いと美人の中間。胸はそこそこで、豊かな姉を悔しく思う。
 第一部のラストで姿を現し、女神の水晶が無い事に気付く。100年くらい眠っていた。

 現時点では姉封印を解かれたくないというだけで、目的は不明。世界が壊れるまで遊ぶという発言があるため、放置はできない人物の一人。勇者と魔王を争わせているのもこの女神の仕業のようだが……。

 姉をやっとの思いで封印したと、その36でベルダーへ話しているが、何故封印したのかまでは明らかにされていない。元勇者パーティ以外で、元勇者パーティの計画を知る現在ただ一人の人物。

 別世界の女神とは仲がいいが、最近音信不通で心配しているとか何とか。




 ベルダー(32)

 ・ジョブ:シーフ(アサッシン) レベル 107(フル装備時 180)

 ・得意武器:ダガー

 ・趣味:水泳(運動能力向上のため) ダンジョンめぐり

 【武器】
 
 クリムゾン・サクリファイス(神殺しの短剣)


 【概要】

 その31で初登場。
 元勇者パーティの一員で、エクソリアと戦闘を繰り広げた。
 アサッシンと言いかけてシーフと言いなおす、計画をエクソリアへ話すなど、若干迂闊な様子が伺える。 

 ルーナをじっと見たり、腕輪を強制的にはめるなど思慮深さに欠けるため、ルーナとフレーレからは「次に会ったらボコす」と思われている。

 面と向かっての戦闘力は並。あくまでもアサッシンなので奇襲や暗殺に長ける。シーフとしての能力も持ち合わせているので宝箱の開錠などもお手の物。"ニンジャ"と呼ばれる東方の暗殺者という噂があったり。

 女神の封印を解いて何かしら行う計画があるようで、そのために封印を解くことに躊躇いは無く人を利用することも辞さない。”廃城”で元勇者パーティと会する事があるようで、廃城は生活する場所となっている様子。
 料理は出来ない。



 ライノス(22)

 ・ジョブ:戦士 レベル62

 ・得意武器:剣

 ・趣味:鍛錬

 【装備】

 魔剣が追加

 【概要】

 ガンマの町のダンジョンでアイビスと共にファイヤーフライに殺されそうになっているところをルーナ達に助けられ、第二部でそのまま仮パーティ加入する。

 礼儀正しく、困っている人や虐げられている人を見るとつい口や手を出す性格で、一人なら逃げ出せたファイヤーフライの群れからアイビスを助けだすなど己を顧みない善行が出来る人物。

 その正体はビューリック国大臣の義理の息子で、ルーナを確保するために送り込まれた人。
 ルーナがどういった人物かは知らされていなかったので、とりあえずソロの女性冒険者に声をかけるという荒業を行いナンパ師に見られていた。

 その際、アイビスにも声をかけ、アイビスの性格が何となく心配になったので着いて行き、モスのパーティへと仮参加となっていたが、結果的にルーナを発見することができた。

 義父の大臣とは仲が良く、エレナという妹が居る。大臣は国王へ女神の力の危険性を説くが聞く耳を持たず。
 ライノスは国を抜けたいが、大臣の父と半ば人質になっている妹のため仕方なく従っている。

 魔剣を手にし、ルーナを再び追いかける。



 ゲルス(??)

 ・ジョブ:魔賢者(???) レベル (私をレベルなどとと言うもので括って欲しくありませんね)

 ・得意武器:全身(格闘全般)

 ・趣味:人体実験

 【魔法/特技】

 <リバースアビリティ> <ギフトスティール> <マジックアロー>
 
 <クリエイト>


 【概要】

 物語中の人物の中で最高悪。

 5歳のアントンを両親の前で堂々と誘拐し、勇者の恩恵を封じて経過を観察するという狂気じみた事を行っていたらしい。

 魔法にリバースアビリティをいう特技を付与し、色々と性質を反転させることができる。
 アントンやメルティの体を「回復魔法をかけると傷が広がる」といった状態にするなどの芸当を行った。

 女神の力を欲しているが「ルーナから女神の力を奪う」のではなく「ルーナごと女神の力を奪う」ことが目的のようである。
 
 エクセレティコ王国の国王を駒として持ち、アントンを使い捨てにしてアルファの町でルーナを攫おうとするも失敗し、次の手を考えている。
 ビューリック国が女神の力を知っているのもゲルスの仕業で、両国を使ってルーナを捕まえようとしている。
 
 自ら動かないのは、直接戦闘では補助魔法持ちのルーナパーティ(特にレイド)相手は厳しいと考え、できれば戦闘をしないで連れ去りたいと思っている。

 元勇者パーティと因縁があるらしく、ベルダーが探している。

 稀に興奮すると口調が変わる。二重人格と言う訳では無さそうだが……?

 クリエイトという「何か」を創造するチート的な恩恵を持ち、人体実験という遊びを度々行っている。

 クズ度はMAX。
 灰色の髪で、紫のローブを身に纏っていて、ローブの袖部分に何か仕込んでいる。見た目は「おじさん」だと言っていたが年齢は不明。

 




 アルモニア(??)

 ・ジョブ:女神の姉の方 世界の管理者

 ・得意武器:なし

 ・趣味:恩恵の開発 洗脳

 
 【概要】

 妹に封印された女神の姉。

 封印されるからには何かしたと思われるが、妹も世界が壊れるまで遊ぶと発言するくらいアレなので、どちらが正しいのか不明。「正義は立場によって変わる」を、身を持って体現している姉妹かもしれない。

 現時点で明かされている謎は無し。稀にルーナに声をかけるのはこの人のようだが、封印されているためたまに喋る程度。

 チェイシャ曰く人を「操り人形」にしてしまうような人格らしいので、女神とはいえ油断が出来ない。
 目的の為に手段を選ばないのか、それとも天然なのか? どっちの本性がいいですか?

 性格は穏やか。朱色のロングヘアーに豊かな胸が特徴。
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