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第三章
第109話 挑発
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リク達が拠点に報告しているころ、北の町に向かった騎士であるサラバス、ギャグレイ、オニール達は足止めをくらっていた。
「王都が落ちたとは……」
「あんた達が不甲斐ないからこうなったんだろ!」
「我々も戦った。しかし昨日も言ったが魔兵機《ゾルダート》という鉄の巨人を相手に生身では簡単に倒せるものではない」
「それが信じられないと言っているんだ」
ほぼ一日、集会場での話し合いは平行線で、グライアードの軍勢が攻めて来たことを信じない者が多かった。
町を防衛するためにも協力が必要だと騎士は口にするが鉱石をタダで接収しようとしているなどと疑惑を持たれている。
「むしろどうしてそこまで頑なに――」
「ま、こういうことさ。エトワールの騎士達」
「……!? 貴様等は!」
「まさかこの町は……」
そこへ集会場の入り口からグライアードの騎士が入って来た。集まっている町の人達は気まずい顔で騎士達から視線を逸らす。
そう、この町は三人が駆けつけるより前、すでに占拠されていたのだ。
フリンク盗賊団がグライアードに情報を回したのは拠点を出発するかなり前のことで、エトワール王国の人間が来るのを待ち構えるための罠を張っていた。
「不甲斐ないってのはその通りだよな。国王や王妃を置いて逃げたのだから」
「……奇襲をかけて喜んでいる連中の言うことか」
「貴様……!」
冷や汗をかきながらもグライアードの騎士を蔑む発言をするエトワール王国の騎士。激高した男は剣を抜いて襲い掛かって来た。
「……!」
「抵抗したら町の人間は皆殺しだぞ……!」
「ぐっ……!?」
剣を抜こうとしたがそう言われて手を止めた。そこへ凶刃がエトワール王国の騎士に振り下ろされる。
装備していたヘルムに一撃を受けると、エトワールの騎士は卒倒した。
「オニール……! くそ、なんで俺達のことが……」
「情報提供者が居てな? なにかの冗談だと思ったが、接収後によもやエトワール王国の騎士が尋ねてくるとはな」
「僕達を黙って招き入れたのはお前達の指示か」
「も、申し訳ございません……人質を取られていて、こうするしか……」
ニタリと笑いながら剣をふらつかせるグライアードの騎士を睨みつける。
そこへ恐縮した町の人間が謝罪を口にする。
「僕達をどうするつもりだ?」
「もちろん、王女の居場所を吐いてもらう。手足の一本は覚悟してもらわねばならんがな。なに、お前達三人の命で町の人間が助かるんだ、安いもんだろ」
「くっ……」
「連れていけ」
サラバス達は武器を奪われ、装備を外された三人が集会場から連れ出されていく。町の人間が悲壮な顔をしている中で、フリンク盗賊団の三人が隊長と共にその様子を伺っていた。
「あの三人はどうするんですか?」
「無論、王女が吐くまで拷問だ。腕の一本失くせば言う気にもなるだろう」
「ひ、酷いなあ……そこまでしなくても……」
「アホかお前。こっちは戦争をやっているんだ、できるだけ反乱の芽は潰さにゃならん。王女が手に入れば俺はさらに昇進が見込めるしな」
くっくと笑いながら隊長は指を鳴らし、傍にいた騎士に合図を送る。すると騎士は盗賊団の足元に札束を投げ捨てた。
「……これは」
「うおお……すげえ大金……!?」
「情報量だ。まさか本当だとは思わなかったが、約束を反故にしてはグライアードの名折れ。遠慮なく受け取ってくれ」
「フッ、ちょっと礼儀がなっていないのではありませんか?」
ニヤニヤとしている騎士達に髪をかき上げながらラークがそう言うと、隊長が肩を竦めて口を開く。
「ふん、貴様等のようなコソ泥にはお似合いだ。こうやって話してやっているだけでもありがたいと思うのだな? 俺は今、気分がいい。気が変わらん内にとっとと消えた方がいいぞ」
「なんだとぅ……!」
「よしなビルゴ。ありがたくいただいておくわ」
「姐さん……」
ベリエがさっと札束を拾いあげて踵を返す。ビルゴとラークも後をついてきた。
少し歩いたところで子供に石を投げられた。
「お前達がオレ達を売ったんだな……! その金は町のみんなのものなのに……!」
「え?」
「手伝いをしてもらったこいつのまで奪いやがって……」
困惑するベリエ達に、男の子は泣きべそをかきそうな小さい女の子を指して叫んでいた。
「……なるほどねえ。でもねガキんちょ、世の中はこんなことばかりさ。理不尽に身を焼かれるなんてのはいつも弱いヤツさね」
「……」
「あんたらが弱かった。あのエトワール王国の騎士も弱くて運がなかった、それだけさ」
「うるさい! くそ! どっか行っちまえ!」
「あっちいけ!」
「おっと」
子供達がベリエ達に向かって石を投げつけはじめ、収拾がつかなくなる。
さっさと退散を決めるかと足を速めていると、子供たちをグライアードの騎士達が 囲んだ。
「やめるんだガキども。さあ、こっちへ来い」
「触んな!」
「いて!? クソガキが!」
「ぎゃっ!?」
ベリエ達は振り返らずに歩いていく。サラバス達を捕らえたためか、あちこちにグライアードの騎士が姿を見かける。
特に話しかけることもなく通り過ぎようとした。
「町の人間は女子供以外は殺すんだろ? 労働力はどうするんだって話だ。あそこは鉱山だろ?」
「俺達がやるのかねえ? いや、グライアードから連れてくるんじゃないか?」
「だといいが。争わずに町を明け渡せば無事になると思ってんのが滑稽だな」
「いいんだよ。父親や旦那の首が並べば抵抗する気も起こすまい。それがフレッサー将軍の狙いらしい」
「あ、姐さん……」
「うるさいね。あたしらが生き残るためだよ」
「そうですね。大丈夫、私とビルゴはお頭についていきますから――」
そして三人はそんな話を耳にするのだった。
「王都が落ちたとは……」
「あんた達が不甲斐ないからこうなったんだろ!」
「我々も戦った。しかし昨日も言ったが魔兵機《ゾルダート》という鉄の巨人を相手に生身では簡単に倒せるものではない」
「それが信じられないと言っているんだ」
ほぼ一日、集会場での話し合いは平行線で、グライアードの軍勢が攻めて来たことを信じない者が多かった。
町を防衛するためにも協力が必要だと騎士は口にするが鉱石をタダで接収しようとしているなどと疑惑を持たれている。
「むしろどうしてそこまで頑なに――」
「ま、こういうことさ。エトワールの騎士達」
「……!? 貴様等は!」
「まさかこの町は……」
そこへ集会場の入り口からグライアードの騎士が入って来た。集まっている町の人達は気まずい顔で騎士達から視線を逸らす。
そう、この町は三人が駆けつけるより前、すでに占拠されていたのだ。
フリンク盗賊団がグライアードに情報を回したのは拠点を出発するかなり前のことで、エトワール王国の人間が来るのを待ち構えるための罠を張っていた。
「不甲斐ないってのはその通りだよな。国王や王妃を置いて逃げたのだから」
「……奇襲をかけて喜んでいる連中の言うことか」
「貴様……!」
冷や汗をかきながらもグライアードの騎士を蔑む発言をするエトワール王国の騎士。激高した男は剣を抜いて襲い掛かって来た。
「……!」
「抵抗したら町の人間は皆殺しだぞ……!」
「ぐっ……!?」
剣を抜こうとしたがそう言われて手を止めた。そこへ凶刃がエトワール王国の騎士に振り下ろされる。
装備していたヘルムに一撃を受けると、エトワールの騎士は卒倒した。
「オニール……! くそ、なんで俺達のことが……」
「情報提供者が居てな? なにかの冗談だと思ったが、接収後によもやエトワール王国の騎士が尋ねてくるとはな」
「僕達を黙って招き入れたのはお前達の指示か」
「も、申し訳ございません……人質を取られていて、こうするしか……」
ニタリと笑いながら剣をふらつかせるグライアードの騎士を睨みつける。
そこへ恐縮した町の人間が謝罪を口にする。
「僕達をどうするつもりだ?」
「もちろん、王女の居場所を吐いてもらう。手足の一本は覚悟してもらわねばならんがな。なに、お前達三人の命で町の人間が助かるんだ、安いもんだろ」
「くっ……」
「連れていけ」
サラバス達は武器を奪われ、装備を外された三人が集会場から連れ出されていく。町の人間が悲壮な顔をしている中で、フリンク盗賊団の三人が隊長と共にその様子を伺っていた。
「あの三人はどうするんですか?」
「無論、王女が吐くまで拷問だ。腕の一本失くせば言う気にもなるだろう」
「ひ、酷いなあ……そこまでしなくても……」
「アホかお前。こっちは戦争をやっているんだ、できるだけ反乱の芽は潰さにゃならん。王女が手に入れば俺はさらに昇進が見込めるしな」
くっくと笑いながら隊長は指を鳴らし、傍にいた騎士に合図を送る。すると騎士は盗賊団の足元に札束を投げ捨てた。
「……これは」
「うおお……すげえ大金……!?」
「情報量だ。まさか本当だとは思わなかったが、約束を反故にしてはグライアードの名折れ。遠慮なく受け取ってくれ」
「フッ、ちょっと礼儀がなっていないのではありませんか?」
ニヤニヤとしている騎士達に髪をかき上げながらラークがそう言うと、隊長が肩を竦めて口を開く。
「ふん、貴様等のようなコソ泥にはお似合いだ。こうやって話してやっているだけでもありがたいと思うのだな? 俺は今、気分がいい。気が変わらん内にとっとと消えた方がいいぞ」
「なんだとぅ……!」
「よしなビルゴ。ありがたくいただいておくわ」
「姐さん……」
ベリエがさっと札束を拾いあげて踵を返す。ビルゴとラークも後をついてきた。
少し歩いたところで子供に石を投げられた。
「お前達がオレ達を売ったんだな……! その金は町のみんなのものなのに……!」
「え?」
「手伝いをしてもらったこいつのまで奪いやがって……」
困惑するベリエ達に、男の子は泣きべそをかきそうな小さい女の子を指して叫んでいた。
「……なるほどねえ。でもねガキんちょ、世の中はこんなことばかりさ。理不尽に身を焼かれるなんてのはいつも弱いヤツさね」
「……」
「あんたらが弱かった。あのエトワール王国の騎士も弱くて運がなかった、それだけさ」
「うるさい! くそ! どっか行っちまえ!」
「あっちいけ!」
「おっと」
子供達がベリエ達に向かって石を投げつけはじめ、収拾がつかなくなる。
さっさと退散を決めるかと足を速めていると、子供たちをグライアードの騎士達が 囲んだ。
「やめるんだガキども。さあ、こっちへ来い」
「触んな!」
「いて!? クソガキが!」
「ぎゃっ!?」
ベリエ達は振り返らずに歩いていく。サラバス達を捕らえたためか、あちこちにグライアードの騎士が姿を見かける。
特に話しかけることもなく通り過ぎようとした。
「町の人間は女子供以外は殺すんだろ? 労働力はどうするんだって話だ。あそこは鉱山だろ?」
「俺達がやるのかねえ? いや、グライアードから連れてくるんじゃないか?」
「だといいが。争わずに町を明け渡せば無事になると思ってんのが滑稽だな」
「いいんだよ。父親や旦那の首が並べば抵抗する気も起こすまい。それがフレッサー将軍の狙いらしい」
「あ、姐さん……」
「うるさいね。あたしらが生き残るためだよ」
「そうですね。大丈夫、私とビルゴはお頭についていきますから――」
そして三人はそんな話を耳にするのだった。
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