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第三章
第83話 納得と理解
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「うお!? なんだありゃ……」
「でかい……巨人?」
「他にも人がいるぞ」
すり鉢状の鉱洞に到着したわけだが、あっという間にバレた。そりゃまあ俺の巨体じゃそうなるかと肩をすくめる。
そこで騎士の一人が下に降り、続いて男衆が降りていく。俺は崖に腰かけて動向を見守ることにした。
「よっこいせ。ここはみんなに任せるとしようかね」
<そうですね。戦闘以外では現地の方に任せた方がいいでしょう>
「任せとけ!」
「あたい達が話をつけてきますよ!」
「いや、お前達は別の国の人間だろ……」
意気揚々とギャレットさんとバスレーナが親指を立てて笑う。だが、この二人は隣国の人間なのだ。
<逞しいですよね>
「まあな。ここは戦争しているんだけど、わかってんのかってくらい普通にしてるよな」
特に王族と一緒なのでいつ巻き込まれてもおかしくないし、戦場になれば激化しやすい環境なのである。
音声を拾えるようにしてから聞いていると――
「エトワール王国の騎士様? どうなされたのです? ここへ来るとは聞いておりませんが……」
「火急の件だ。皆を集めてもらえるだろうか?」
「騎士様の依頼とあればできますが……おおーい! みんな、ちょっと集まってくれ!」
恰幅のいいタンクトップの男が大声を上げると、俺と騎士達、男衆を見比べていた鉱夫達が騎士の前に集まって来た。
「どうしたんですかい? 鉱石の納品は間違いなくやっていると思いますがね?」
「そういったことの話ではないのだ。もっと厄介な話でな――」
騎士がここまでの経緯を話し始めると、鉱夫達からどよめきが起こった。
中には冗談だろうという者も居たが一緒に居る男衆が攻撃された各町から逃げてきたことを告げると、その場に居た人間達は押し黙った。
……念のため、アウラ様のことは伏せている。
「……あそこの巨人は味方だということか」
「ですな。俺はギャレットで、こっちは娘のバスレーナ。ヘルブスト国の人間だが、巨人の整備のためここへ来ている。あれとは違う巨人を動かすために魔石が必要なのだ」
「ヘルブスト国も侵略が……?」
「いえ、あたい達は興味本位です!」
「「なんだよ!?」」
元気よく答えたバスレーナの言葉にガクッとなる鉱夫達。気持ちは分かる。だが、意図を汲んでくれた若者が苦笑しながら言う。
「戦争が始まっているのに敗走している騎士達についたのは凄いなあ。あの巨人はそれくらい信用できるってことか」
「そうですね。ゲイズタートルを倒すくらいはできるみたいですよ!」
「ほう……」
「あれを……!」
ガエイン爺さんと協力して倒したけどな。
それでもプラズマダガーを使えば倒せたとは思うけど。そう考えていると、タンクトップのおじさんが腕組みをして口を開く。
「ってことはこのまま鉱石を納品したらグライアードの連中に接収されちまうってことだな」
「そうなります。そこで大変申し訳ないのだが、巨人……魔兵機《ゾルダート》を修復するのにこちらへ回して欲しい」
「むう……」
騎士の説明に渋い顔になる一同。まあ、理由は分かる。納品するということは金が発生する。騎士達はその料金を払えないのが分かっているからだろう。
「そうなると我々の生活はどうなる? 金が無ければ生きていけんぞ」
「それは分かる。だが、グライアードの軍勢が来たらそうも言っていられない」
「金のことはその内なんとかするつもりだ。今はまず魔兵機《ゾルダート》の修理をし、グライアードの撃退できるようにしなければそれもままならない」
「それはそうだが……王都が落とされたのであれば、グライアードに従うしかない、ということも考えられるだろう」
「それは……」
おじさんがなかなか痛いところを突いてくる。負けた国という意味では王都を奪われているのでその通りだ。すると、ソウの町の人間が居借りながら言う。
「そんなことを言えるのはあいつらに攻撃をされていないからだ。他の町は防衛策をすると言っていたぞ」
「そりゃ、町長なんかに直接言えばそういうだろうぜ。騎士様に逆らうのは怖いからな?」
「彼等が居なければ我々は皆殺しだった……!」
「悪いことは言わない。グライアードに襲われても無抵抗を貫くのは止めた方がいい」
被害にあったソウとクライブの町の人間がなおも説得を試みるが、おじさん達は手を振って答えた。
「わかったわかった。こっちとしちゃ金が入れば十分だ。グライアードに売ったとしてもそれは生活の糧になる。一応、町に話はしておくよ」
「では魔石は……」
「金を持ってくるか、自分達で掘ってくれ。ここはエトワール王国の土地だ、それについて俺達が口を挟むことはできん」
暗に協力は出来ないと、そういう話らしい。
<こういうものでしょうか>
「人間はそういうところがあるな。この世界に限らず自分の目で見ないと信じられないって奴は一定数いるしな」
サクヤとそういう話をしていると、騎士が首を振って口を開く。明らかに落胆した様子だな。
「そうか……」
「ったく、頭が固い奴等だねえ。死んでからじゃ遅いんだぜ?」
「それはそうだが、白旗を上げりゃ連中も無茶はしねえだろ?」
「深夜に襲撃を仕掛けた相手がそれをするとは思えんがね?」
何故かヘッジが不機嫌そうな顔でそう口にしていた。その気迫に鉱夫達は一瞬たじろいだ。そこにギャレットさんとバスレーナが口を挟む。
「他国の俺の言葉を信じろってのは無理な話かもしれねえが、これは戦争だ。王都が取られているんだぞ? 国民なら騎士達に協力をすべきじゃあないのか?」
「戦うことは怖いですし、家族に危害が及ばないように降伏はわかりますけど、相手がそれを守ってくれるとは限らないんですけどねえ? すでにケースが出来ているわけですし」
「……ふん、言ってろ。仕事に戻るぞ!」
「い、いいのか? 先に町に報告したほうが……」
「後でいい。まずは仕事だ……!!」
タンクトップのおじさんは鼻を鳴らして指示を出すと賛同している人間と不安げな顔をしている人が持ち場へ戻っていった。
「参ったな」
「接収するか?」
「まずはアウラ様に報告だな。魔石は彼等の言う通り自分達で掘るしかない。リク殿!」
交渉は決裂となり、今後どうするかを話す中、騎士が俺の方に向いて声をかけてきた。
「おう」
「申し訳ありませんが、この辺りを掘ってもらえますか? 鉱石は今後も必要ですし」
「任せとけ! ただ、加工はできないぞ?」
「それは俺がなんとかするぜ。鍛冶師としてな」
とりあえず現状、鉱夫達の意見のみなので明日以降変わるかもしれないと様子見をすることに決めた。
王族が一緒だと差し出そうなんてことを言う奴が出てくるから伏せたのは正解か?
まあ、今後を考えると接収したほうがいい気はするが――
「でかい……巨人?」
「他にも人がいるぞ」
すり鉢状の鉱洞に到着したわけだが、あっという間にバレた。そりゃまあ俺の巨体じゃそうなるかと肩をすくめる。
そこで騎士の一人が下に降り、続いて男衆が降りていく。俺は崖に腰かけて動向を見守ることにした。
「よっこいせ。ここはみんなに任せるとしようかね」
<そうですね。戦闘以外では現地の方に任せた方がいいでしょう>
「任せとけ!」
「あたい達が話をつけてきますよ!」
「いや、お前達は別の国の人間だろ……」
意気揚々とギャレットさんとバスレーナが親指を立てて笑う。だが、この二人は隣国の人間なのだ。
<逞しいですよね>
「まあな。ここは戦争しているんだけど、わかってんのかってくらい普通にしてるよな」
特に王族と一緒なのでいつ巻き込まれてもおかしくないし、戦場になれば激化しやすい環境なのである。
音声を拾えるようにしてから聞いていると――
「エトワール王国の騎士様? どうなされたのです? ここへ来るとは聞いておりませんが……」
「火急の件だ。皆を集めてもらえるだろうか?」
「騎士様の依頼とあればできますが……おおーい! みんな、ちょっと集まってくれ!」
恰幅のいいタンクトップの男が大声を上げると、俺と騎士達、男衆を見比べていた鉱夫達が騎士の前に集まって来た。
「どうしたんですかい? 鉱石の納品は間違いなくやっていると思いますがね?」
「そういったことの話ではないのだ。もっと厄介な話でな――」
騎士がここまでの経緯を話し始めると、鉱夫達からどよめきが起こった。
中には冗談だろうという者も居たが一緒に居る男衆が攻撃された各町から逃げてきたことを告げると、その場に居た人間達は押し黙った。
……念のため、アウラ様のことは伏せている。
「……あそこの巨人は味方だということか」
「ですな。俺はギャレットで、こっちは娘のバスレーナ。ヘルブスト国の人間だが、巨人の整備のためここへ来ている。あれとは違う巨人を動かすために魔石が必要なのだ」
「ヘルブスト国も侵略が……?」
「いえ、あたい達は興味本位です!」
「「なんだよ!?」」
元気よく答えたバスレーナの言葉にガクッとなる鉱夫達。気持ちは分かる。だが、意図を汲んでくれた若者が苦笑しながら言う。
「戦争が始まっているのに敗走している騎士達についたのは凄いなあ。あの巨人はそれくらい信用できるってことか」
「そうですね。ゲイズタートルを倒すくらいはできるみたいですよ!」
「ほう……」
「あれを……!」
ガエイン爺さんと協力して倒したけどな。
それでもプラズマダガーを使えば倒せたとは思うけど。そう考えていると、タンクトップのおじさんが腕組みをして口を開く。
「ってことはこのまま鉱石を納品したらグライアードの連中に接収されちまうってことだな」
「そうなります。そこで大変申し訳ないのだが、巨人……魔兵機《ゾルダート》を修復するのにこちらへ回して欲しい」
「むう……」
騎士の説明に渋い顔になる一同。まあ、理由は分かる。納品するということは金が発生する。騎士達はその料金を払えないのが分かっているからだろう。
「そうなると我々の生活はどうなる? 金が無ければ生きていけんぞ」
「それは分かる。だが、グライアードの軍勢が来たらそうも言っていられない」
「金のことはその内なんとかするつもりだ。今はまず魔兵機《ゾルダート》の修理をし、グライアードの撃退できるようにしなければそれもままならない」
「それはそうだが……王都が落とされたのであれば、グライアードに従うしかない、ということも考えられるだろう」
「それは……」
おじさんがなかなか痛いところを突いてくる。負けた国という意味では王都を奪われているのでその通りだ。すると、ソウの町の人間が居借りながら言う。
「そんなことを言えるのはあいつらに攻撃をされていないからだ。他の町は防衛策をすると言っていたぞ」
「そりゃ、町長なんかに直接言えばそういうだろうぜ。騎士様に逆らうのは怖いからな?」
「彼等が居なければ我々は皆殺しだった……!」
「悪いことは言わない。グライアードに襲われても無抵抗を貫くのは止めた方がいい」
被害にあったソウとクライブの町の人間がなおも説得を試みるが、おじさん達は手を振って答えた。
「わかったわかった。こっちとしちゃ金が入れば十分だ。グライアードに売ったとしてもそれは生活の糧になる。一応、町に話はしておくよ」
「では魔石は……」
「金を持ってくるか、自分達で掘ってくれ。ここはエトワール王国の土地だ、それについて俺達が口を挟むことはできん」
暗に協力は出来ないと、そういう話らしい。
<こういうものでしょうか>
「人間はそういうところがあるな。この世界に限らず自分の目で見ないと信じられないって奴は一定数いるしな」
サクヤとそういう話をしていると、騎士が首を振って口を開く。明らかに落胆した様子だな。
「そうか……」
「ったく、頭が固い奴等だねえ。死んでからじゃ遅いんだぜ?」
「それはそうだが、白旗を上げりゃ連中も無茶はしねえだろ?」
「深夜に襲撃を仕掛けた相手がそれをするとは思えんがね?」
何故かヘッジが不機嫌そうな顔でそう口にしていた。その気迫に鉱夫達は一瞬たじろいだ。そこにギャレットさんとバスレーナが口を挟む。
「他国の俺の言葉を信じろってのは無理な話かもしれねえが、これは戦争だ。王都が取られているんだぞ? 国民なら騎士達に協力をすべきじゃあないのか?」
「戦うことは怖いですし、家族に危害が及ばないように降伏はわかりますけど、相手がそれを守ってくれるとは限らないんですけどねえ? すでにケースが出来ているわけですし」
「……ふん、言ってろ。仕事に戻るぞ!」
「い、いいのか? 先に町に報告したほうが……」
「後でいい。まずは仕事だ……!!」
タンクトップのおじさんは鼻を鳴らして指示を出すと賛同している人間と不安げな顔をしている人が持ち場へ戻っていった。
「参ったな」
「接収するか?」
「まずはアウラ様に報告だな。魔石は彼等の言う通り自分達で掘るしかない。リク殿!」
交渉は決裂となり、今後どうするかを話す中、騎士が俺の方に向いて声をかけてきた。
「おう」
「申し訳ありませんが、この辺りを掘ってもらえますか? 鉱石は今後も必要ですし」
「任せとけ! ただ、加工はできないぞ?」
「それは俺がなんとかするぜ。鍛冶師としてな」
とりあえず現状、鉱夫達の意見のみなので明日以降変わるかもしれないと様子見をすることに決めた。
王族が一緒だと差し出そうなんてことを言う奴が出てくるから伏せたのは正解か?
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